ミスチル効果?音楽ストリーミング再生数1.5倍に - じわりユーザー層拡大

GfKジャパンは2月、各サービスでの再生実績に基づいて、2018年の音楽ストリーミング配信市場の動向をまとめた。再生回数は前年比+51%で急増しており、Mr.Childrenら著名アーティストの楽曲の配信解禁が影響しているという。また回数上位楽曲では邦楽が目立ち、構成比で洋楽を大きく上回った。

ミスチル効果?音楽ストリーミング再生数1.5倍に - じわりユーザー層拡大

GfKジャパンは2月22日、主要音楽ストリーミング配信サイトの再生実績をもとにまとめた、2018年の音楽ストリーミング配信の市場動向を発表した。

2015年頃にサブスクリプション型サービスが登場して以降、各音楽制作会社の市場参入に伴う配信楽曲の増加とともにユーザーへの普及が進み、音楽ストリーミング配信市場は年々拡大傾向にあるという。

Mr.Children効果で盛り上がる?

まず再生回数は、前年比51%と急伸した。背景には、ユーザー層の拡大に加え、Mr.Children、椎名林檎、松任谷由実らの楽曲配信が解禁され、楽曲数が増加したことが考えられるという。また一週間の再生回数が200万回を超える大ヒット楽曲も登場した。

出典:プレスリリース

アジア楽曲170%増、K-POPがけん引

邦楽、洋楽、アジアの分類別にシェアを見ると、邦楽60%、洋楽28%、アジア12%と、多くを邦楽が占めた。

またすべての分類が昨年度の再生回数を超えており、それぞれ邦楽+54%、洋楽+14%、アジア+170%だった。アジア楽曲の増加にはK-POP人気が影響を与えているという。

出典:プレスリリース

DA PUMP、あいみょんなどTOP10に

2018年の年間再生回数ランキング上位10タイトルには、2017年に引き続きEd Sheeran(エド・シーラン)の「Shape of You」が入った。ほか、DA PUMP、あいみょん、ONE OK ROCK、TWICEなど2018年の活躍が目覚ましかったアーティストもラインクイン。

分類別に見ると、邦楽が8曲、洋楽とアジアが各1曲だった。前年度の洋楽7曲、邦楽3曲という構成から大きな変化が見られ、同社は「邦楽やアジア分類の楽曲をストリーミング配信で聞くユーザーが増加したことがうかがえる結果となった」と述べている。

※集計対象サービス:Amazon Music Unlimited(2017年11月8日サービス開始以降)、Apple Music、AWA、dミュージック、Google Play Music、KKBOX、LINE MUSIC、Rakuten Music、レコチョク