マックが「パーソナライゼーション」のイスラエル企業を買収、そのワケは?

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マクドナルドが、イスラエルのDynamic Yield(ダイナミック・イールド)を買収すると発表した。ダイナミック・イールドは、個々のユーザーにあわせた顧客体験を提供するパーソナライゼーション事業を展開する企業で、世界300ブランドにサービスを提供しているという。
マックが「パーソナライゼーション」のイスラエル企業を買収、そのワケは?

McDonald’s Corporation (MCD、以下マクドナルド) は現地時間3月25日、AIを搭載したパーソナライゼーションプラットフォームを提供するイスラエルのDynamic Yield(以下ダイナミック・イールド)を買収することに合意したと発表した。

ダイナミック・イールドは、ユーザー一人ひとりに最適な体験をもたらす「パーソナライゼーション」の領域を主軸に事業を展開しており、小売、ゲーム、金融、旅行、メディアなど、世界300ブランドにサービスを提供。クランチベースによると、同社はこれまで累計8330万ドルを調達している。

今回、マクドナルドがダイナミック・イールドを買収した理由は、ドライブスルーのメニュー表示を強化するためだ。たとえば、時間、天気、店舗の混雑具合、またメニューのトレンドなどに応じて、ディスプレイに表示するメニューを変更し、個々の顧客に最適な体験を提供。あるいは、顧客のオーダーにあわせた追加メニューをすすめる。

マクドナルドによると、すでに2018年に米国の複数店舗で実験を行ったという。2019年は米国の他店舗へ本格的な導入を進め、随時、世界へ拡大していく計画だ。将来的には、この仕組みをセルフサービスの販売店やモバイルアプリなど、他サービスへ導入することも検討しているとのこと。