ドローン関連スタートアップ支援「Drone Fund」が52億円調達、KDDIら大手25社が参加

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Drone Fund 2号が25社から52億円の資金調達を発表した。ドローンやエアモビリティ関連のスタートアップに特化したファンドで、1号ファンドは総額16億円を調達し22社に投資している。
ドローン関連スタートアップ支援「Drone Fund」が52億円調達、KDDIら大手25社が参加

ドローン関連のスタートアップに特化した投資ファンド「千葉道場ドローン部2号投資事業有限責任組合(通称:Drone Fund 2号)」が5月7日、52億円の資金調達を発表した。大手を含む企業25社、個人投資家13名が参画する。

Drone Fund 2号は2018年8月に設立された。先行する1号ファンドは2018年1月、総額約16億円を調達し22社に投資している。このうちの一つ、自律制御システム研究所(ACSL)は、ドローン銘柄で世界初の東証マザーズ上場(2018年12月)を果たした。

2号ファンドでは、農業やインフラ点検、物流といったドローン関連の産業分野、「エアモビリティ社会の実現」というテーマも加え、「空飛ぶクルマ」の研究開発や海外投資に力を入れるとしている。

これを支援すべく、KDDIら大手を含む25社が新たに参画する。すでに新規で7社に投資を実行しており、1号ファンドを加えると投資先企業数は29社にのぼる。

Dorone Fundへの出資企業および2号ファンドの新規投資先は次のとおり。

新規参画:小橋工業、みずほ銀行、大和証券グループ、マブチモーター創業家一家、KDDI、西部ガス、GMOインターネット、オリックス、日本郵政キャピタル、電通、セガサミーホールディングス、東京電力ベンチャーズ、ゼンリン、エン・ジャパン、エイベックス、松竹、KSK Angel Fund


1号ファンドから継続:Mistletoe Venture Partners、オークファン、DGインキュベーション、日本アジアグループ、キャナルベンチャーズ、FFGベンチャービジネスパートナーズ、リバネス


新規投資先:ナイルワークス、DroneDeploy(米国)、Griff Aviation(ノルウェー)、Aerodyne Group(マレーシア)、SkyDrive、メトロウェザー、テトラ・アビエーション

2号ファンドからの新規出資企業一覧(出典:プレスリリース)

2号ファンドの投資先一覧(出典:プレスリリース)

資金調達の発表にあたり、Drone Fund創業者の千葉氏は次のようにコメントしている。

設立時から現在に至るまで、ドローンの市場環境はめまぐるしく変化をしています。法整備をはじめとして、農業や物流、インフラ点検などさまざまな分野で実証実験も多く実施され、今後はドローンを活用したビジネスへ展開するフェーズとなりつつあります。Drone Fundでは、有望なドローン企業への積極的な投資を行い、ドローン企業と投資家である大手企業のハブとなることでドローンビジネスの発展を促進していきたいと考えております。(出典:プレスリリース)

同ファンドは今後も、ドローン関連の産業分野、エアモビリティ、また海外投資を主軸に投資していくとのこと。