センシンロボティクスがドームと協業、スポーツ分野でもドローン活用

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DaaS型ドローンソリューションによる業務の完全自動化を目指すセンシンロボティクスは5月27日、アンダーアーマーの正式日本ライセンシーなどを手がけるドームとの協業を発表。スポーツ分野におけるドローン活用および新たなビジネスモデルの創出を目指すという。

センシンロボティクスがドームと協業、スポーツ分野でもドローン活用

センシンロボティクスがドームと協業を発表

DaaS(※)型ドローンソリューションによる業務の完全自動化を目指すセンシンロボティクスは、スポーツプロダクト(アンダーアーマー)やスポーツサプリメント(DNS)などの事業を展開するドームと、スポーツ分野のドローン活用に関する協業に合意したと発表した。

※DaaS:ダース・Drone as a Serviceの略

設備点検ほか、さまざまな領域を手がけるセンシンロボティクスが持つドローンソリューションと、ドームが持つアスリートサポートに関する知見を相互利用することで、スポーツ分野における新たなビジネスモデルの創出を目指す。

まず第一弾として、いわきスポーツクラブが運営するサッカーチーム「いわきFC」(東北社会人サッカーリーグ1部所属)において、ドローン技術を活用したサッカーのフォーメーション戦術の分析を行う。

ドローンを使えば、試合や練習風景を上空から撮影できる。フィールド全体を俯瞰して見渡すことで、ボールの動きや選手間の距離、状況別ポジショニングやゴールシーンの振り返り確認も可能になる。従来は得られなかった各種データをドローンで取得し、より高度な戦術構築や技術指導の質の向上を図るという。

従来の視点(プレスリリースより引用

実験時撮影、ドローンによる上空からの俯瞰(プレスリリースより引用)

ちなみに、安全面への配慮から、実際のオペレーション時にはフィールドの斜め上から撮影し、飛行を行う指定エリアに人が立ち入ることがないよう対応を徹底するという。

今後の展開は

センシンロボティクスはこれまで、設備点検、災害対応、警備監視の3つの事業領域において、多数の導入実績を持つ。ドローンコミュニケーションサービス「SENSYN DC」を活用したドローン撮影映像のリアルタイム共有や、「SENSYN FLIGHT CORE」による撮影データの管理、また顧客の業務にあわせた機体選定や保守サポートまで、その対応領域は幅広い。

スポーツ分野においても戦術面の強化などは、リアルタイム映像共有やデータ管理との親和性が高い。将来的には、撮影した映像をデータベース化し、より高度な戦略や映像共有をしながらの戦略策定などにも対応する予定だ。チーム強化を目的とした活用のほかにも、ドローンで撮影した映像を配信し、スポーツファンへの新たな視聴体験の提供についても取り組むという。他のスポーツへの転用にも期待が高まる。