リクルートエージェントの評判はひどい?特徴・メリットと注意点を紹介

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記事の情報は2022-06-10時点のものです。

リクルートエージェントは非公開求人が20万件を超える豊富な求人数が特徴です。キャリアアドバイザーが面談を通じて求職者の希望やスキルに応じた求人を紹介、提出書類の添削や面接対策、入社日の調整などサポートします。本記事ではリクルートエージェントの評判や注意点などを紹介します。
リクルートエージェントの評判はひどい?特徴・メリットと注意点を紹介

転職エージェントは、「転職希望者」と「採用を考えている会社」の間で、マッチングを支援するサービスです。

その中で、2019年度の転職支援実績1位※を誇るのが「リクルートエージェント」です。充実した求人数を持ち、転職希望者の要望に合う転職をサポートしています。

この記事では、リクルートエージェントを利用するメリットや注意点、登録方法など基本的な情報だけでなく、利用前に知っておきたいQ&Aを紹介します。

リクルートエージェントのよい評判とメリット

リクルートエージェントのメリット・特徴をピックアップしました。

メリット1:求人数・非公開求人数が多い

リクルートエージェントは、求人数や非公開求人数が多いです。

非公開求人とは、企業サイトや情報誌には掲載されていない求人情報のことです。

リクルートエージェントには2022年1月6日時点で20万件※1を超える非公開求人があります。

公開求人数と合わせると、35万件※1を超えるほどの豊富な求人数から選べます。

※1 参考:リクルートエージェント 求人検索 求人検索結果 2022年1月6日参照

メリット2:幅広い業界・職種・地域に対応している

リクルートエージェントは、取り扱っている業界・職種が豊富です。

取り扱っている業界

  • IT・通信業界
  • Web・インターネット業界
  • 機械・電機業界
  • 化学・素材業界
  • 商社
  • 物流・運輸業界
  • 小売り・卸売り・サービス業界
  • 旅行・エンタメ業界
  • マスコミ・広告業界
  • 人材業界
  • コンサルティング業界
  • 金融・保険業界
  • 不動産・建築業界
  • 医療・医薬業界
  • インフラ・官公庁・その他

取り扱っている職種

  • 営業・販売
  • 経営・企画マーケティング
  • 事務系(経理・総務・人事)
  • IT・エンジニア
  • 電気・機械 科学エンジニア
  • 医療・医薬品 化粧品
  • コンサルタント
  • 建築・土木技術
  • その他

また、次の専門領域に特化した転職支援ページもあり、専門的な業界・職種の転職も可能です。

  • MR・メディカル専門職
  • IT・Webエンジニア
  • 管理職・ハイクラス
  • 第二新卒
  • 外資系・グローバル
  • Uターン、Iターン

さらに、対応地域も幅広く、日本全国の求人情報をチェックできます。

メリット3:独自のサービスが利用できる

リクルートエージェントには、多くの独自サービスがあります。

サービス内容
企業スカウト・企業スカウトメールサービスあり
・キャリアシートを閲覧し求職者にメールを送る
職務経歴書エディター・職務経歴書を簡単に作成できるツール
・ガイドに沿って入力するのみ
企業研究レポート
「AGENT Report」
・リクルートエージェントによる
独自の企業情報分析
面接力向上セミナーの開催・面接官の立場のシミュレーション体験
・面接の基礎的な対策が学べる
「Personal Desktop」
(パーソナルデスクトップ)
・各利用者専用の転職活動サポートページ
・厳選した求人情報チェック
・キャリアドバイザーへの応募手続き依頼
・職務経歴書作成

面接力向上セミナーは、現在オンラインでも開催されています。参加費用は無料です。

面接に臨む際のスタンス・考え方、面接成功のコツを教えてもらえ、セミナーの最後にはセルフリハーサルもあります。

オンライン開催でもチャットで随時質問が可能なので、気になる点についてぜひ質問しましょう。

このように、リクルートエージェントには求職者にとって嬉しい多くのサービスを用意しています。

メリット4:キャリアアドバイザーによるサポートが手厚い

リクルートエージェントでは、キャリアアドバイザーが転職サポートを行います。

各業界に精通したアドバイザーによる求人紹介が受けられるのはもちろん、提出書類の添削、面接対策、独自に分析された業界や職場情報の提供があります。

また、内定後も年収交渉、入社日の調整などをサポートします。

退職に伴う手続き、引き継ぎなどについてのサポートが受けられるので、キャリアアドバイザーを上手に活用しましょう。

メリット5:アプリが非常に便利

リクルートエージェントは専用のアプリを提供しています。

アプリでは、求人検索・書類作成・応募・添削サービスなどの機能の利用が可能です。

通勤中や休憩中に手軽に利用できるので、効率的に転職活動が進められます。

リクルートエージェントを利用する際の注意点

リクルートエージェントを利用する際には、事前に知っておくべき注意点があります。こちらも2つ紹介します。

こちらもそれぞれ説明していきます。

注意点1、キャリアアドバイザーの質に差があることも

リクルートエージェントのキャリアアドバイザーには、残念ながら担当者ごとにサービスに差があることもあります。

返事を送ってくれない、電話に出ない、返事を急かされるなど、対応に不満をもつ方もいるようです。

ただし、これはリクルートエージェントに限ったことではなく、他の転職エージェントでも起こりえます。

担当のキャリアアドバイザーと合わない場合は、担当者の変更を申し出ましょう。

注意点2、サポート提供期間がある

リクルートエージェントは、サポート提供期間が3か月と決まっています。

3か月が経過したらサポートの提供期間が終了となり、サービスが利用できません。

ただし、書類や面接など選考途中の場合は延長できるケースもあり、再び登録することでサポートを受けることも可能です。

期間終了後すぐに再登録してしまうと、求人情報は変わらないためすぐに転職先が見つかる可能性は低いです。

再登録する場合はある程度時間が経過してからにするとよいでしょう。

リクルートエージェント登録から面接・内定までの流れ

リクルートエージェントの登録から内定までには、6つのステップがあります。

では、それぞれのステップについて詳しく見ていきます。

STEP1:サービスへの申し込み

まずは、こちらのボタンから公式サイトへアクセスし、申し込みフォームからサービスを申し込みます。

申し込みフォームに入力する内容は、次のとおりです。

  • 転職希望時期
  • 希望勤務地
  • 現在の職種
  • 現在の年収
  • メールアドレス

申し込みの際、スカウトサービスの登録が選択できます。

スカウトサービスを利用したい場合は、ぜひ登録しておきましょう。

STEP2:利用開始の連絡

申し込みから1週間程度で、利用開始の連絡がきます。この際に、サービス内容や面談日程について調整します。

STEP3:キャリアアドバイザーとの面談

キャリアアドバイザーとの面談は対面または電話で行います。

面談では、キャリアアドバイザーが求職者の強み・弱みを客観的に整理する「キャリアの棚卸」を行い、求人の紹介やキャリアプランの提案を行います。

また、希望の転職時期から逆算して応募、内定、退職まで転職活動の進め方を決定します。

STEP4:求人紹介・書類添削

あなたの転職の方針が明確になれば、求人が紹介されます。

リクルートエージェントでは職務経歴書の書き方や面接対策のサポートも受けられます。

STEP5:応募・書類選考・面接対策

希望企業が決まれば、次は応募をしましょう。

面接日程の調整、応募した企業の進捗管理、意思確認は転職稼働の専用ページで行います。

STEP6:内定・退職交渉・入社

内定が決まれば、入社日の調整や年収・待遇の交渉をキャリアアドバイザーにお願いできます。

また、退職に伴う手続きについてもサポートしてもらえるので安心です。

リクルートエージェント利用者のよくある質問

リクルートエージェントの特徴やメリット・注意点について紹介してきました。

ここからはリクルートエージェントに対するよくある質問を厳選して紹介します。

登録するのに厳しい審査はあるの?

リクルートエージェントの登録は誰でも行えます。

場合によっては、紹介できる求人がないといった理由で面談・相談サービスを受けられない場合もあります。

リクルートエージェントの利用料金は?

リクルートエージェントは、利用者が支払う相談料・サービス料は一切ありません。

リクルートエージェントは転職が決まった際に、採用する企業側から成功報酬を受け取っています。

そのため、リクルートエージェントの登録利用者が金銭を支払う必要はないのです。

リクルートエージェントに登録したら転職しなければいけない?

リクルートエージェントは登録・相談だけでもできます。登録したからといって必ず転職しなければいけないことはありません。

面談を行った結果、現状での転職は勧めない、とのアドバイスをされるケースもあります。

平日は仕事が忙しく面談できない、あるいは面談したくない場合は?

平日に面談の時間が取れない方は、土日や夜間などの時間で面談が可能です。

また、面談をしなくても、登録するだけで求人情報の検索・閲覧、応募ができます。

面談を必要としない場合は、面談予定担当者に伝えましょう。

面接対策ではどのようなことをするの?

面接対策として面接力向上セミナーを行っています。

また、キャリアアドバイザーによる面接テクニックもアドバイスも受けられます。

キャリアアドバイザーの担当変更はできる?

キャリアアドバイザーが合わないと思った場合、担当の変更希望を問い合わせ窓口に伝えましょう。

連絡の際には、変更希望理由を述べなければいけません。

また、業界や職種によってはキャリアアドバイザーを変更できない場合があります。

企業スカウトはある?

リクルートエージェントには、匿名キャリアシートを公開して企業からスカウトを受けられる、リクルートエージェントスカウトサービスがあります。

スカウトから応募することで、書類通過の可能性が通常より3倍アップします。

リクルートエージェントの退会方法は?

リクルートエージェントの退会は、専用のメールフォームから行います。

退会に必要な情報は、次の3点です。

  • 氏名
  • メールアドレス
  • 生年月日

リクルートエージェントの会社概要

カウンセリング会場(拠点一覧)東京本社、西東京支社、宇都宮支社、さいたま支社
千葉支社、横浜支社、京都支社、大阪支社、神戸支社
名古屋支社、静岡支社、北海道支社、東北支社
中四国支社岡山オフィス、中四国支社広島オフィス
福岡支社
求人数公開求人:約150,000件※1
非公開求人:約230,000※1
利用料無料
運営会社株式会社リクルート
電話対応時間東京本社:10:00~18:00(土日・祝日除く)
スカウト機能あり
スカウトメールサービス利用可能

※1 参考:リクルートエージェント 求人検索 求人検索結果 2022年1月6日参照

リクルートエージェントとリクナビNEXTの違いは?

リクルートが運用しているサイトに、リクナビNEXTがあります。

リクルートエージェントは「転職エージェント」で、リクナビNEXTは「転職サイト」です。

転職エージェントとは企業と求職者の間に立ち、転職活動をサポートする。求人情報の提供や応募所留意の添削・面接のアドバイスに加え、転職に必要な手続きの代行も行う
転職サイトとは企業からの求人情報をサイト上に公開している。求人先の選定・応募・書類作成などすべて自身で行う

つまり、リクルートエージェントはキャリアアドバイザーと求人先選びから面接対策、内定後のフォローまで行います。

一方、リクナビNEXTは基本的に自身で情報を探し、応募している転職活動を行うことになるのです。

転職エージェントと転職サイト、どちらを使うかについては、それぞれの特性からあなたに合った方を選択することが望ましいと言えます。

初めて転職する方、転職について相談しながら進めたい方は、リクルートエージェントを活用するとよいでしょう。

転職エージェントは複数登録するのがおすすめ

リクルートエージェントは豊富な求人数が魅力ですが、必ずしも希望に沿う求人があるとは限りません。

転職エージェントを複数登録することによって、より希望にマッチする企業を探せる可能性がアップします。

実際に、転職希望者の多くが複数の転職エージェントに登録しています。

総合転職向け転職エージェントをいくつか見てみましょう。

転職エージェント特徴
doda(デューダ)・業界最大級の求人数
・専任のキャリアアドバイザー
・企業1社ごとに1人の採用プロジェクト担当
マイナビエージェント・業界ごとに専任のキャリアアドバイザー
・応募先の人事担当者とやり取りするアドバイザー在籍
type転職エージェント・31万人以上の転職支援実績
・一都三県の転職支援に強い
パソナキャリア・46万人分の転職ノウハウ
・マンツーマンによる書類添削

また、総合転職向けの他にも多くの転職サイト・エージェントがあります。こちらのランキング記事も、ぜひ参考にしてください。

リクルートエージェントは相談しながら効率よく転職したい人におすすめ

リクルートエージェントでは、キャリアプランアドバイザーによる一貫サポートが受けられます。

経験や希望をもとに、志向に適した求人を紹介してもらえます。

また、転職エージェントが面接日程や入社日の調整を代行してくれるため、効率よく転職活動を行えます。

リクルートエージェントにまずは登録し、豊富な求人情報をチェックしてみましょう。