謎肉=近未来ハイブリッドミートとは | 正体は〇〇だった!?

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日清食品によって生み出されインターネット上で話題となった「謎肉」こと「近未来ハイブリッドミート」について、その正体やこれまで話題になった経緯について紹介します。気になっていた人はぜひチェックしてみてください。
謎肉=近未来ハイブリッドミートとは | 正体は〇〇だった!?

日清食品といえば、日本人ならばだれもが知っているインスタントラーメンを中心とした食品加工会社です。同社はこれまでさまざまなカップラーメンを生み出しながら、面白い企画を行ってきたのは多くの国民がご存じでしょう。

特に今年インターネットを中心に大きな話題を集めたのが「近未来ハイブリットミート」と呼ばれる「謎の肉」についてです。

今回は、この近未来ハイブリットミートが注目されるに至った背景と、その気になる「中身」について紹介します。

近未来ハイブリッドミートとは

近未来ハイブリッドミートとは、日清食品の主力商品であるカップヌードルの具材として入っているサイコロ状の肉のことであり、これまで「ダイスミンチ」という名称が使われていました。

しかしインターネット上では、2005年頃からこのダイスミンチを「謎の肉」「謎肉」と呼ぶ風潮が出始め、いつの間にかネットスラングとして定着してしまっていました。

加工された何らかの肉であることはわかるものの、その食感などが他の加工肉とは一線を画していたため「正体はわからないが、とりあえず美味しい肉らしきもの」ということで「謎肉」と呼ばれてきたわけです。

ダイスミンチの正体は

インターネットユーザーの間では何年にもわたって謎とされていたダイスミンチですが、その正体は「大豆由来の原料に鶏肉あるいは豚肉などの肉と野菜を混ぜ合わせたミンチ」であることを日清側が明らかにしています。

これは日清がカップヌードル発売46周年に合わせて特設サイト内で明らかにしたもので、それまで謎とされていたダイスミンチの中身が明らかにされたことによって、案の定、ネット上で大きな話題となりました。

ただし、日清はたんにこの謎肉の正体を明かすのではなく、昨年から謎肉にまつわるインターネット上の風潮を逆手にとった斬新なキャンペーンを行っていました。

日清食品が「謎肉」で悪ノリ?

それが昨年(2016年)に開催された「謎肉際」という「謎肉を謎にしたままの状態で大増量してしまう」という企画です。

これもカップヌードル発売45周年を記念するという名目でリリースされたもので、話題の「謎肉」が通常の10倍も入っている特別なカップヌードルが発売されたのです。一見、日清の「悪ノリ」にも思われるこの企画ですが、この特製カップヌードルはあまりの売れ行きに一時販売休止になるほどの人気となりました。

日清食品が謎肉の正体を明かす!?

そして今年(2017年)、満を持してこの「謎肉の正体がついに明かされる」というコンセプトでキャンペーンを実施し大成功を収めたわけです。日ごろインターネットをチェックしている人ならば知っている人もいるでしょう。

「名探偵コナン」とのコラボ

特に話題となったのは、人気漫画「名探偵コナン」とコラボレーションしたことです。「名探偵コナン 犯人の犯沢さん〜謎肉の正体〜」というWeb漫画を公開し、そのなかで謎肉の正体が「肉と大豆」であることをあっさりと明かしてしまったのです。

名探偵コナンにおける「犯人」といえば、全身黒ずくめのシルエットで表現されることが有名ですが、このWeb漫画における犯人こと「犯沢さん」が、自らの謎めいた存在のために日清の謎肉を愛する主人公としてその正体に迫っていくという面白いストーリーになっています。

近未来のハイブリッドミート

このWeb漫画のなかで、日清はこの謎肉のコンセプトとして「来る世界の食料危機に対応した近未来のハイブリッドミート」という面白い表現をしています。動物性由来の材料(大豆や野菜)と植物性由来の材料(肉)のハイブリットだからというのが理由です。

現在の謎肉は2種類

現在、このハイブリットミートが使用されているカップヌードルは2種類あり、豚肉ベースのものと鶏肉ベースのもので、それぞれ色が違います。ちなみに後者は鶏肉で色が白いことから「白い謎肉」と呼ばれていたりします。

帰ってきた謎肉祭りW

そして今回もカップヌードル46周年を記念してこの謎肉が10倍入った特製のカップヌードルが「帰ってきた謎肉祭W」と題して発売されます。昨年の「ペッパーしょうゆ」のボリューム感を保ったまま、豚肉ベースの「謎肉」と鶏肉ベースの「白い謎肉」が同時に楽しめるということで、今回も人気を博しているようです。

近未来ハイブリッドミートに関するTwitterの声

インターネット上で話題となってきた「近未来ハイブリッドミート」ですが、Twitter上の反応はどうでしょうか。

ほとんど日清側の「ネタ」ともいえるコンセプトに「近未来という意味がわからない」という声もあるようですが、一方で「本当に近未来っぽい感じがする」とか「本当に食糧危機を救うかもしれない」といった意見もあり、おおむね肯定的に受け止められているようです。

日清側としても「計画どおり」といったところでしょうか。もしかすると、来年も同じようなキャンペーンが開催されるかもしれません。

なぜ46周年で…

日清の斬新な企画で話題となっている「近未来ハイブリットミート」について、注目の理由やキャンペーンの詳細について紹介してきました。

一連の「謎肉」キャンペーンは、インターネット上での風潮を逆手にとった戦略だったわけですが、現在の状況をみる限り大成功といえそうです。今年は46周年だそうですから、もしかすると来年47周年を記念して新企画が練られている可能性もゼロではないでしょう。

そのうち本来の名称が「ダイスミンチ」であることを、カップヌードル愛好家ですら忘れてしまう日が来るかもしれませんね。