ソフトバンクから楽天モバイルへMNP乗り換えをしようと思っても、どこから始めたら良いのかわからない方も多いでしょう。またMNP乗り換える前の注意点やメリット・デメリットも気になると思います。
ソフトバンクに契約中で楽天モバイルにMNPを利用して乗り換える手続きは、実はとても簡単です。
こちらの記事ではソフトバンクから楽天モバイルへMNP乗り換えを行う手順、ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えを行う際の注意点やメリット・デメリットについて徹底解説します。
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- ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える10個のメリット
- スマートフォンの月額料金・費用が安くなる
- 楽天回線エリア内では無制限にデータを使用できる
- テザリングが無料で使用できる
- Rakuten Linkアプリの利用で国内通話かけ放題
- さまざまな支払い方法(デビットカードも使える)
- 料金がワンプランだからわかりやすい【Rakuten UN-LIMIT VI】
- スマートフォンによってはSIMカードを入れ替えるだけで簡単に使える
- セット購入できる端末の種類が豊富
- 楽天市場で使える楽天ポイントが貯まる
- ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える4つのデメリット
- 楽天回線エリア外の可能性がある
- iPhoneだとAPN設定が必要となる
- Rakuten Linkアプリを使用しないと通話料が高い
- ソフトバンクに解約料金を払う必要がある
- メリット・デメリットからみるソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えがおすすめの人
- 毎月多くのデータを使用している人
- 月々のスマートフォン料金を安く抑えたい人
- 楽天回線エリア内に生活圏がある人
- 楽天市場や楽天ポイントをよく利用する人
- ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える際の注意点
- ソフトバンクで使用している端末代金をすべて支払ったか確認する
- 使っているスマートフォンにSIMロックがかかっているか確認する
- 楽天回線エリアを事前に確認する
- 使用しているスマートフォンが楽天モバイルで動作確認済みかの確認をする
- ソフトバンクから楽天モバイルへのMNP乗り換え手順
- MNP乗り換えとは?
- 1:ソフトバンクへMNPの申請・申し込み(MNP予約番号の取得)
- 2:ウェブサイトまたは楽天モバイルショップ(店頭)にて楽天モバイルと契約
- 3:楽天モバイルでMNP手続きを行う
- まとめ
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える10個のメリット
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるメリットは次のとおりです。
- スマートフォンの月額料金・費用が安くなる
- 楽天回線エリア内では無制限にデータを使用できる
- テザリングが無料で使用できる
- Rakuten Linkアプリの利用で国内通話かけ放題
- さまざまな支払い方法
- 料金がワンプランだからわかりやすい【Rakuten UN-LIMIT VI】
- スマートフォンによってはSIMカードを入れ替えるだけで簡単に使える
- セット購入できる端末の種類が豊富
- 楽天市場で使える楽天ポイントが貯まる
一つずつ項目を解説します。
スマートフォンの月額料金・費用が安くなる
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるメリットのひとつが「スマートフォンの月額料金・費用が安くなる点」です。ソフトバンクと楽天モバイルを料金プランの観点から比較し、次のとおり表にしてまとめました。
サービス/ブランド名 | ソフトバンク | 楽天モバイル |
---|---|---|
料金プラン | ■ギガを気にせず使えるプラン 「メリハリ無制限」:4,928円(税込) ■ギガをあまり使わないプラン 「ギガ使った分だけミニフィットプラン+(1GBまで)」:2,178円(税込) 「ギガ使った分だけミニフィットプラン+(2GBまで)」:3,278円(税込) 「ギガ使った分だけミニフィットプラン+(3GBまで)」:4,378円(税込) 「スマホデビュープラン(3GBまで)」:990円(税込) |
■Rakuten UN-LIMIT Ⅵ 「データ利用量1GBまで」:無料(0円) 「データ利用量3GBまで」:1,078円(税込) 「データ利用量20GBまで」:2,178円(税込) 「データ利用量無制限」:3,278円(税込) |
※2021年9月時点の情報です。
上記の表を見てわかるとおりソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えることで、スマートフォンの月額料金・費用が安くなります。ソフトバンクと楽天モバイルの同じデータ利用量で一番安いプランを比較すると、ソフトバンクは「スマホデビュープラン(3GBまで)」が990円(税込)で、楽天モバイルは「データ利用量3GBまで」:1,078円(税込)です。
しかしソフトバンクは990円(税込)なのは加入翌月から1年(12か月間)のみで、14か月目からは2,178円(税込)となります。そのため長期期間の利用を目的としているなら、楽天モバイルの方がコストパフォーマンスが良いといえます。
またソフトバンクと楽天モバイルのデータ無制限の料金プランから比較してみても、ソフトバンクは「メリハリ無制限」が4,928円(税込)で楽天モバイルは「データ利用量無制限」が3,278円(税込)となります。
楽天モバイルの方が1,500円以上も、お得であることがわかります。そのためソフトバンクと楽天モバイルでは、料金プランの観点から楽天モバイルの方がお得といえます。
楽天回線エリア内では無制限にデータを使用できる
楽天モバイルに乗り換えることで楽天回線エリア内では無制限にデータを使用できます。ソフトバンクの料金プランでは「メリハリ無制限」、楽天モバイルの料金プランでは「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」がデータを無制限に使用できます。
しかし楽天モバイルの場合は、条件があります。それは楽天基地局に接続している状態でないと適用されない点です。楽天回線のエリア外になると、楽天モバイルのデータ利用量は毎月5GBまで使えて超過後は最大1Mbpsの使い放題となります。
そのため通信速度の制御に、注意が必要になります。楽天モバイルの料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」では、データの利用量によって料金体系が変化していく特徴があります。
- データ利用量が1GBまでならば無料(0円)
- データ利用量が3GBまでならば1,078円(税込)
- データ利用量が20GBまでならば2,178円(税込)
そしてデータ利用量が20GBを超過すると3,278円(税込)となります。データ利用量が20GB以上の場合はいくら使っても3,278円(税込)以上の値上がりにはなりません。例えデータを50GBでも100GBでも利用したとしても、3,278円(税込)のまま無制限に使いたい放題となります。
テザリングが無料で使用できる
楽天モバイルに乗り換えることでテザリングを無料で使用ができます。テザリングとは、スマートフォンのオプションサービスのひとつです。スマートフォンのデータ通信を利用して、PC(パソコン)、タブレット端末、ゲーム機器でインターネットに接続する方法です。楽天モバイルのテザリングオプションは、申し込み不要で無料(0円)で利用できます。
テザリングオプションの種類は次のとおりです。
- Wi-Fiテザリング:Wi-Fi接続によるインターネット利用
- USBテザリング:USBケーブル接続によるインターネット利用
- Bluetooth®テザリング:Bluetooth®接続によるインターネット利用
また楽天回線エリアであれば、WiMAXよりも便利で安いルーターとして活用できます。楽天モバイルでは2020年4月8日から先着申し込み300万名対象で、スマートフォンの料金プランが最初の1年間は無料となるキャンペーンがありました。
キャンペーン中に契約すれば、最初の1年間は無制限モバイルルーターとして利用できました。しかし2021年3月9日に300万回線を突破したことにより、対象者の1年間無料キャンペーンは終了しました。
また楽天モバイルでは、最大25,000円相当のポイント還元を実施しています。
ポイント還元の対象者は次のとおりです。
- 対象のAndroidとセットで契約
- 他社からMNPによる乗り換え(回線のみでもOK)で契約
- 新規お申し込みで契約
最大25,000円相当のポイント還元を受けれる対象のAndroidは次のとおりです。
- AQUOS sense4 lite
- OPPO A73
- Rakuten BIG
- OPPO Reno3 A
- AQUOS R5G
- Galaxy S10
以上のことから端末製品価格からポイント還元分を差し引いた差額分だけ、安い料金プランでテザリング機能を活用できます。
Rakuten Linkアプリの利用で国内通話かけ放題
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるメリットのひとつが「Rakuten Linkアプリの利用で国内通話かけ放題な点」です。ソフトバンクと楽天モバイルを通話料金の観点から比較し、次のとおり表にしてまとめました。
サービス/ブランド名 | ソフトバンク | 楽天モバイル |
---|---|---|
通話料金 | 「メリハリ無制限」:22円(税込)/30秒 「ギガ使った分だけミニフィットプラン+:22円(税込)/30秒 「スマホデビュープラン(国内電話5分以内0円)」:22円(税込)/30秒 |
「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ(Rakuten Link利用時)」:無料(0円) 「スーパーホーダイ(楽天でんわ10分かけ放題利用時)」:無料(0円) 「組み合わせプラン(楽天でんわ10分かけ放題利用時)」:無料(0円) 「コミコミプラン(楽天でんわ5分かけ放題利用時)」:無料(0円) |
※2021年9月時点の情報です。
上記の表を見てわかるとおり、ソフトバンクと楽天モバイルでは通話料金に差があります。ソフトバンクではどの契約プランでも、22円(税込)/30秒の通話料金が掛かります。
一方で楽天モバイルの契約プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」では、楽天モバイル専用コミュニケーションアプリ「Rakuten Link」を利用できます。楽天モバイル専用コミュニケーションアプリ「Rakuten Link」は、時間制限なくかつ無料で国内通話ができるサービス機能です。
また契約プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」以外に、音声通話オプションサービス「楽天でんわ」で通話料金が無料となります。ただし「楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイル」は月額935円(税込)、「楽天でんわ5分かけ放題 by 楽天モバイル」は月額935円(税込)が掛かります。
さまざまな支払い方法(デビットカードも使える)
楽天モバイルでは、支払い方法にデビットカードを含むさまざまな支払い方法が可能です。フトバンクと楽天モバイルを支払い方法の観点から比較し、次のとおり表にしてまとめました。
サービス/ブランド名 | ソフトバンク | 楽天モバイル |
---|---|---|
支払い方法(決済方法) | クレジットカード決済、口座振替 | クレジットカード決済、デビットカード決済、口座振替、楽天ポイント |
※2021年9月時点の情報です。
上記の表を見てわかるとおり、ソフトバンクと楽天モバイルでは支払い方法に違いがあります。
ソフトバンクではクレジットカードと口座振替の2種類ですが、楽天モバイルでは2種類に加えデビットカードや楽天ポイントでの支払いも行えます。
支払い方法が幅広いためクレジットカードを持っていない方でも契約できます。特に楽天ポイントは楽天グループのサービスを利用することで貯まるため、楽天ポイントだけで料金の支払いが可能になります。
料金がワンプランだからわかりやすい【Rakuten UN-LIMIT VI】
楽天モバイルは、料金がワンプランのためわかりやすいです。ソフトバンクと楽天モバイルでは料金プランが前述のとおり、種類に違いがあります。
ソフトバンクの料金プランは全部で3種類です。
- メリハリ無制限
- ミニフィットプラン
- スマホデビュープラン
一方で楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMT V」の1種類のみです。データ利用量によって段階的に料金が変動するシステムで、1GBまでであれば無料(0円)で利用できます。
最高でも20GB以上から無制限の3,278円(税込)の月額料金で一定となります。そのため料金プランの内訳がわかりやすく、難しく考える必要がありません。
スマートフォンによってはSIMカードを入れ替えるだけで簡単に使える
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるメリットのひとつが「一部のスマートフォンはSIMカードを入れ替えるだけで使える点」です。楽天モバイルに契約後、SIMカードを入れ替え初期設定を行うことで使用できます。
ただし「Rakuten UN-LIMIT VI」において、iPhoneの場合はXR以降の機種のみと使用できる制限があります。
「Rakuten UN-LIMIT VI」において使用できないiPhoneの機種は次のとおりです。
- iPhone6/iPhone6 Plus/iPhone6s/iPhone6s Plus
- iPhoneSE
- iPhone7/iPhone7 Plus
- iPhone8/iPhone8 Plus
- iPhoneX
そのためお手持ちのスマートフォンが、iPhoneの場合は注意する必要があります。
セット購入できる端末の種類が豊富
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるメリットのひとつが「セット購入できる端末の種類が豊富な点」です。楽天モバイルではセット購入できる端末の種類は次のとおりです。
- Rakuten Hand
- Rakuten Mini
- Rakuten BIG
- OPPO A73
- OPPO Reno3 A
- OPPO A5 2020
- OPPO Reno A 128GB
- HUAWEI nova 5T
- AQUOS sense3 lite
- AQUOS sense3 plus
- AQUOS R5G
- AQUOS sense4 lite
- AQUOS sense4 plus
- arrows RX
- Galaxy Note10+
- Galaxy A7
- Galaxy S10
- Xperia Ace
以上が楽天モバイルでセット購入できる端末の種類です。2021年9月時点でおよそ18種類であります。
中でも次は楽天オリジナルブランドです。
- Rakuten Hand
- Rakuten Mini
- Rakuten BIG
楽天市場で使える楽天ポイントが貯まる
楽天モバイルに乗り換えることで、楽天市場で使える楽天ポイントが貯まります。楽天モバイルは、楽天グループを親会社に持つ楽天モバイル株式会社が運営しています。そのため楽天グループ内のサービスのため、楽天モバイルを使用することで楽天ポイントが貯まります。
楽天モバイルで110円(税込)の支払いに応じて、楽天ポイントが1ポイント貯まるシステムとなります。また楽天モバイル契約者が楽天市場での買い物をすると、「SPU」が適用されます。SPUは、商品購入分のポイントの+1倍が付与されるシステムです。
また楽天モバイルの契約を含め楽天経済圏に参加すれば、最大で15.5倍まで倍率があがりお得です。楽天市場を含めたオンラインネットショッピングをよく利用する方やポイントを貯めてお得に利用したい方は、楽天モバイルの契約がおすすめです。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える4つのデメリット
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるデメリットは次のとおりです。
- 楽天回線エリア外の可能性がある
- iPhoneだとAPN設定が必要となる
- Rakuten Linkアプリを使用しないと通話料が高い
- ソフトバンクに解約料金を払う必要がある
一つずつ項目を解説します。
楽天回線エリア外の可能性がある
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるデメリットのひとつが「楽天回線エリアに該当しない可能性がある点」です。ソフトバンクと楽天モバイルを楽天回線の対応エリアの観点から比較し、次のとおり表にしてまとめました。
サービス/ブランド名 | ソフトバンク | 楽天モバイル |
---|---|---|
対応エリア | 全国各地47都道府県 | 43都道府県(山梨県・長野県・和歌山県・島根県以外) |
※2021年9月時点の情報です。
上記の表を見てわかるとおり、ソフトバンクと楽天モバイルでは楽天回線対応エリアで違いがあります。ソフトバンクの通信サービスエリアは、全国各地47都道府県に対応していますが、楽天モバイルの通信サービスエリアは、山梨県、長野県、和歌山県、島根県以外の43都道府県に対応しています。
楽天モバイルの通信サービスエリアは、公式サイト「通信・エリア」 から確認できます。
iPhoneだとAPN設定が必要となる
楽天モバイルに乗り換える場合、iPhoneのみAPN設定が必要となります。楽天モバイルでは、Apple製品のiPhone端末は動作保証の対象外です。そのためiPhone端末において、APN設定が必要になります。
APN設定はAccessPointNameの略で、どのAPN(携帯電話会社)からインターネットに接続するのかを設定します。大手キャリア(NTTドコモ・au・ソフトバンク)では、購入時点でAPN設定が行われています。しかし楽天モバイルのiPhone端末においては、このAPN設定が必要になるため注意が必要です。
Rakuten Linkアプリを使用しないと通話料が高い
楽天モバイルは、「Rakuten Linkアプリ」を使用しない場合通話料が高くなります。楽天モバイルのオプションサービスにアプリ「Rakuten Link」があります。「Rakuten Link」アプリは、楽天モバイル専用の無料通話・無料メッセージが行えるサービスです。
通話・メッセージのほか写真や動画のファイルを送受信できるほか、グループチャットで最大100名まで利用可能です。もし「Rakuten Link」アプリを使用せず通常通話だと、通話料金22円(税込)/30秒が発生します。
「1分換算44円(税込)」「10分換算440円(税込)」なので、如何に通話料金が高いかわかると思います。
そのため「Rakuten Link」アプリを使用しての通話をおすすめします。また「Rakuten Link」アプリには注意点があり、それは折り返し時の通話です。もし相手が楽天モバイルでない場合、着信履歴から折り返すと通常の通話になります。そのためどんな相手でも折り返すときには、「Rakuten Link」アプリを起動する癖を付けることをおすすします。
ソフトバンクに解約料金を払う必要がある
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるときには、ソフトバンクに解約料金を払う必要があります。ソフトバンクでは解約する際に、契約解除料を支払う場合がありますが、契約内容・料金プランによって、契約解除料の発生有無と金額が異なります。
契約プラン | 契約期間 | 解約金(契約解除料) |
---|---|---|
基本プラン | 2年契約なし | 不要 |
通話基本プラン・スマ放題/スマ放題ライト | 2年契約 | 1〜23か月目:10,450円(税込)、24〜26か月目:不要、27か月目以降:10,450円(税込) |
2年契約(フリープラン) | 1〜23か月目:10,450円(税込)、24か月目以降:不要 | |
2年契約なし | 1か月目:10,450円(税込)、2か月目:7,975円(税込)、3か月目:5,500円(税込)、4か月目以降:不要 | |
ホワイトプラン | 2年契約あり | 1〜23か月目:10,450円(税込)、24〜26か月目:不要、27か月目以降:10,450円(税込) |
標準プラン | 2年契約なし | 1か月目:10,450円(税込)、2か月目:7,975円(税込)、3か月目:5,500円(税込)、4か月目以降:不要 |
データバリューパック | データバリューパック用2年割引 | 1か月目 ~ 24か月目:11,000円(税込)、25か月目 ~ 26か月目:不要、27か月目以降:11,000円(税込) |
データバリューパック用年間割引 | 1か月目 ~ 12か月目:4,400円(税込)、13か月目:不要、14か月目以降:4,400円(税込) | |
フォトビジョン | フォトビジョンバリュープラン | 1か月目 ~ 23か月目:10,267円(税込)、24か月目以降:不要 |
スマート一括 | 2年契約 | 1か月目 ~ 3か月目に解約:26,950円(税込)、4か月目 ~ 23か月目に解約:10,450円(税込)、25か月目 ~ 26か月目に解約:不要、27か月目以降に解約:10,450円(税込) |
※2021年9月時点の情報です
上記の表を見てわかるとおり、ソフトバンクの契約内容・料金プランによって、契約解除料の発生有無と金額が異なります。また契約解除料だけでなく、端末代金の残りを支払っていない場合は継続で支払う必要がある点も注意しなければいけません。
メリット・デメリットからみるソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えがおすすめの人
メリット・デメリットからみるソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えがおすすめの人は次のとおりです。
- 毎月多くのデータを使用している人
- 月々のスマートフォン料金を安く抑えたい人
- 楽天回線エリア内に生活圏がある人
- 楽天市場や楽天ポイントをよく利用する人
一つずつ項目を解説します。
毎月多くのデータを使用している人
毎月多くのデータを利用している方は、ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えがおすすめです。
前述のとおりソフトバンクの契約プラン「メリハリ無制限」と楽天モバイルの契約プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」では、およそ1,500円(税込)以上の差があります。そのため同じデータ利用量無制限なら、月額料金が安い楽天モバイルの方がおすすめです。
月々のスマートフォン料金を安く抑えたい人
月々のスマートフォン料金を安く抑えたい方は、ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えがおすすめです。ソフトバンクの契約プランは「メリハリ無制限」「ミニフィットプラン+」「スマホデビュープラン」の3種類あります。一方で楽天モバイルは「Rakuten UN-LIMIT VI」の1種類です。
ソフトバンクの契約プランと楽天モバイルの契約プランを比較すると、どの契約プランも楽天モバイルの契約プランの方が安く抑えられます。そのため月々のスマートフォン料金を安く抑えたい方は、月額料金が安い楽天モバイルの方がお得といえます。
楽天回線エリア内に生活圏がある人
楽天回線エリア内に生活圏がある方にとっては、楽天モバイルがおすすめです。楽天モバイルは楽天回線エリア内に生活圏があれば、データ利用量が無制限となります。
逆に楽天回線のエリア外の場合は、楽天モバイルのデータ利用量は毎月5GBまで使えて超過後は最大1Mbpsの使い放題となります。そのため楽天回線エリア内に生活圏がある方は、楽天モバイルの方がおすすめといえます。またデータ利用量だけでなく、楽天ポイントやキャンペーンといったさまざまなサービスでお得といえます。
楽天市場や楽天ポイントをよく利用する人
楽天市場や楽天ポイントをよく利用する方は、ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えがおすすめです。
楽天グループにはオンラインネットショッピングの楽天市場をはじめ、楽天カード、楽天銀行、楽天証券、楽天ひかり、楽天でんき、楽天ガス、楽天生命などさまざまなサービスが展開しています。
楽天モバイルも楽天グループのサービスのひとつに含まれます。これらの楽天グループのサービスを生活圏の中に取り入れ、楽天経済圏に生活基盤を身を置くことで楽天ポイントやキャンペーンをお得に活用ができます。
特に楽天ポイントは、楽天経済圏の活用で年間およそ6~10万近く貯めれます。貯めた楽天ポイントをさまざまなシーンで利用し、家計の負担を減らせます。加えて楽天ポイントを資産運用に回すことで、将来的に大きな安心を得られます。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える際の注意点
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える際の注意点は次のとおりです。
- ソフトバンクで使用している端末代金をすべて支払ったか確認
- 使っているスマートフォンにSIMロックがかかっているか確認
- 楽天回線エリアを事前に確認
- 使用しているスマートフォンが楽天モバイルで動作確認済みかの確認を
一つずつ項目を解説します。
ソフトバンクで使用している端末代金をすべて支払ったか確認する
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える際の注意点に、端末代金の残高を気にする必要があります。端末代金をスマートフォンの月々の使用料金と合算している場合は、端末代金の残りの支払いを終えていない可能性があります。
そういった場合はソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換え以降も、継続してソフトバンクの端末代金を支払うことになります。
使っているスマートフォンにSIMロックがかかっているか確認する
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える場合は、現在使用中のスマートフォンにSIMロックがかかっているか確認する必要があります。乗り換え後に楽天モバイルで引き続き使いたい場合は、SIMロックの解除を行います。
ソフトバンクでSIMロック解除手続きを行う方法
ソフトバンクでSIMロック解除手続きを行う方法は次のとおりです。
1 My SoftBankへログイン
2 SIMロック解除をする携帯電話機の製造番号(IMEI番号)を入力し「次へ」を選択
3 「解除手続きする」を選択
4 解除コードを控えSIMロック解除完了
以上でソフトバンクのSIMロック解除手続き方法は完了です。
楽天回線エリアを事前に確認する
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える前に、楽天回線エリアを確認する必要があります。楽天回線エリア内であれば、データ利用量は無制限となります。
一方で楽天回線のエリア外になると、楽天モバイルのデータ利用量は毎月5GBまで使えて超過後は最大1Mbpsの使い放題となります。楽天回線エリアの確認方法は、とても簡単で公式サイト「通信・エリア」から行えます。
使用しているスマートフォンが楽天モバイルで動作確認済みかの確認をする
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える前に、使用中のスマートフォンが楽天モバイルで動作確認済みか確認する必要があります。もし動作確認済みでないスマートフォンを使用している場合は、端末を買い替える必要があります。
動作確認済みの確認方法は、とても簡単で公式サイト「楽天モバイルでお持ちのスマホが使えるか調べてみよう」から行えます。
ソフトバンクから楽天モバイルへのMNP乗り換え手順
ソフトバンクから楽天モバイルへのMNP乗り換え手順は次のとおりです。
1 MNP乗り換えとは?
2 ソフトバンクへMNPの申請・申し込み
3 ウェブサイトまたは楽天モバイルショップにて楽天モバイルと契約
4 楽天モバイルでMNP手続きを行う
一つずつ項目を解説します。
MNP乗り換えとは?
MNPとはMobile Number Portabilityの略で、携帯電話番号ポータビリティのことを指します。つまり電話番号をそのまま転入先のスマートフォンで利用できます。
1:ソフトバンクへMNPの申請・申し込み(MNP予約番号の取得)
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるため、まずは転出元のソフトバンクへMNPの申請・申し込みを行います。
MNPの申請・申し込みをすることで、MNP予約番号の取得を行えます。MNPの申請・申し込み方法は次のとおりです。
- 「携帯電話番号ポータビリティお問い合わせ窓口」に電話で問い合わせ
- 最寄りのソフトバンクショップに行く
- ソフトバンク公式サイトのマイページ「My SoftBank」から手続きを行う
2:ウェブサイトまたは楽天モバイルショップ(店頭)にて楽天モバイルと契約
ソフトバンクでMNP予約番号の取得ができたら、次は楽天モバイルの契約を行います。楽天モバイルの契約には次のとおりです。
- 回線のみを契約する
- 回線と端末の購入をセットで契約する
契約の際にはMNP予約番号のほか、本人確認書類、支払い方法、登録用メールアドレスの用意をしましょう。また契約に合わせてオプションサービスの選択も行えます。オプションサービスには種類は次のとおりです。
- 保証に関するサービス
- セキュリティに関するサービス
- サポートに関するサービス
- データ通信に関するサービス
- 通話・SMSに関するサービス
- 海外に関するサービス
- 下取りに関するサービス
ご自身のスマートフォンの利用の仕方に合わせて、オプションサービスを選択することをおすすめします。
3:楽天モバイルでMNP手続きを行う
楽天モバイルの契約が完了したら、次はMNPの手続きを行います。楽天モバイルのMNP開通手続きは次のとおりです。
1 楽天モバイルのマイページ「my 楽天モバイル」にログイン
2 「my 楽天モバイル」画面内から「お申し込み履歴」を選択
3 該当する申し込み番号を選択
4 「MNP転入する」ボタンを選択
以上で楽天モバイルのMNP手続きは完了です。楽天モバイルの開通手続きが完了すると、自動的にソフトバンクの契約は解除されます。
まとめ
こちらの記事ではソフトバンクから楽天モバイルへMNP乗り換えを行う手順、ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えを行う際の注意点やメリット・デメリットについて徹底解説いたしました。
ソフトバンクから楽天モバイルへMNP乗り換えを行う手順が、実は簡単であることがおわかりいただけたと思います。
また乗り換えを行う際の注意点やメリット・デメリットについても、理解していただけたことでしょう。ぜひこの機会にソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換え、上手く活用していきましょう。