UQモバイルでタブレットを利用する方法・手順を解説!おすすめのプランや注意点も詳しく紹介します!

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記事の情報は2022-01-20時点のものです。

高速かつ安定した通信品質、料金の安さなどで大人気のUQモバイル。そんなUQモバイルのSIMを、スマホだけでなくタブレットでも利用したいと考えている人は多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、UQモバイルでタブレットを利用する方法や、UQモバイルで使えるおすすめのタブレットを紹介します。
UQモバイルでタブレットを利用する方法・手順を解説!おすすめのプランや注意点も詳しく紹介します!

高速かつ安定した通信品質や料金の安さなどで大人気のUQモバイル。そんなUQモバイルのSIMを、スマートフォンだけでなくタブレットでも利用したいと考えている人は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、UQモバイルでタブレットを利用する方法や、UQモバイルで使えるおすすめのタブレットを紹介します。

各種料金プランやメリット・デメリットについても詳しく解説するので、UQモバイルのSIMの利用を検討している人はぜひ参考にしてください。

UQモバイルで動作確認が取れているタブレット機種一覧

最初に、UQモバイルで動作確認が取れているタブレット機種を紹介します。

UQモバイルで使用できるおすすめのタブレット3選

UQモバイルで使用できるおすすめのタブレットは、次の3機種です。

  • ASUS ZenPad 3 8.0
  • MediaPad T2 8 Pro
  • LG G pad 8.0 L Edition

ASUS ZenPad 3 8.0

ASUS ZenPad 3 8.0は、7.9インチのコンパクトなタブレットです。持ち運びに最適なサイズ感で、片手でも持ちやすい取り回しの良さが魅力といえます。

ただコンパクトなだけでなく、スペック面もかなり追求されているのがこのタブレットの魅力です。まず、圧倒的にディスプレイが綺麗な点が挙げられます。

解像度2048×1536と、Androidタブレットのなかでも最高レベルの画質を誇り、さらに高画質化の独自機能も備わっているためかなり目に優しいディスプレイです。

また、16:9や16:10の縦長画面が主流のなか、こちらのタブレットは縦横比が4:3です。動画やWebページによっては4:3の方が視認性が良い場合も多くあるため、嬉しいポイントです。

その他、デュアルフロントスピーカーや大容量のバッテリーなど、機能面でもこだわりを持ったタブレットです。

MediaPad T2 8 Pro

MediaPad T2 8 Proは、8インチのコンパクトなタブレットです。メモリはRAM2GB、ROM16GBと、先ほど紹介したZenPad 3 8.0と比べると少々控えめですが、ライトな使い方には最適のタブレットといえます。

サイズは、ZenPad 3 8.0とほぼ同じですが、ZenPad 3 8.0よりも横のベゼルが細いぶん、画面の視認性が優れています。

また、ファーウェイ独自の画像最適化技術である「ClariVu」により、さらに鮮やかな発色が可能です。

その他、Eye Careモードによるブルーライトカット機能やSun Viewモードによる明るさ自動調節など、目に優しい機能が搭載されているのも嬉しいポイントといえます。

LG G pad 8.0 L Edition

LG G pad 8.0 L Editionは、上記2機種と同様に8インチのコンパクトなタブレットです。薄くて持ち運びやすいサイズ感のため、外出先での使用に適しています。

ROM8GB、RAM1GBとかなり軽めのスペックのため、重いゲームにはあまり適していませんが、動画視聴程度なら問題なく使用できるでしょう。

発色に優れたIPSディスプレイのため、目に優しいだけでなく、非常に豊かな色彩で画面を楽しめます。手軽に美麗な画像を楽しみたいなら最適のタブレットです。

タブレットはSIMフリーとWi-Fiモデル

タブレットで格安SIMを使う際にまず着目したいのが、タブレットがSIMフリーモデルかWi-Fiモデルかどうかです。

SIMフリーモデルは、契約回線のSIMカードを挿入すれば場所を選ばずインターネットに接続できます。ただし、回線業者の利用料金が毎月発生するのがデメリットです。

一方、Wi-FiモデルはWi-Fi環境さえ整っていれば月々の利用料金なしで使えるのがメリットとなります。

ただしWi-Fiがない場所ではインターネットに接続できないため、基本的に自宅での使用がメインの人や、モバイルWi-Fiを持っている人向けです。Wi-Fi環境のない人は利用場所が限られるのが大きなデメリットといえます。

UQモバイルのSIMを利用するのであれば、当然SIMフリーのタブレットが必要です。UQモバイルのSIMを使いたいのにWi-Fiモデルのタブレットを買うことがないように先ほど紹介した一覧で確実にチェックしておきましょう。

UQモバイルのタブレット(SIMフリー)を利用するための料金プラン

次に、タブレットでUQモバイルのSIMを利用するための料金プランを解説します。

UQモバイルの料金プランは他社と比べて非常にシンプルで3種類しかないため、格安SIM初心者でも安心して契約できるのが魅力です。一つずつチェックしてみましょう。

ちなみに、UQモバイルのSIMの料金プランには、いわゆる「2年縛り」のような契約期間がありません。いつ解約しても、解約金が発生しないのが非常に嬉しいポイントです。

くりこしプランS

まずは、もっとも料金が安いくりこしプランSについて解説します。くりこしプランSは、毎月のデータ容量が3GBまで使えて、月額料金が1,628円と非常にリーズナブルなプランです。

項目 内容
月額料金(税込) 1,628円〜
データ容量 3GB(キャンペーン利用で+2GBが12か月間無料)
最低契約期間 なし
速度制限時の最大通信速度 最大300kbps

※料金は2022年1月時点のものです。

データ容量が少ないとはいえ、月額1,628円でスマートフォンが使えるのは非常に魅力的です。動画や音楽、SNSなどを頻繁に利用しない人に最適のプランといえます。

また、基本的にはデータ容量3GBの料金プランではありますが、「増量オプションⅡ」をつけるとさらに2GB利用できるようになります。

こちらは12か月間無料のキャンペーンであり、実質1年間は料金は最大5GB利用できます。

他社の料金プランと比較しても非常にお得なため、もう少し多めにデータ通信を利用したい人は検討してみてはいかがでしょうか。

ただし、データ容量を超過すると通信制限がかかり、最大300Kbpsまで通信速度が落ちてしまうため注意が必要です。

くりこしプランM

次に、くりこしプランMについて解説します。くりこしプランMは、毎月のデータ容量が15GB使えて、月額料金が2,728円の料金プランです。

項目 内容
月額料金(税込) 2,728円
データ容量 15GB(キャンペーン利用で+5GBが12か月間無料)
最低契約期間 なし
速度制限時の最大通信速度 1Mbps

データ容量3GBのくりこしプランSにプラス1,100円すれば、毎月15GBも利用できると考えると、コスパ的にはくりこしプランMもかなりお得なプランといえます。

しかも、こちらも「増量オプションⅡ」のキャンペーンを適用でき、キャンペーンを利用すれば12か月間は料金そのままで最大20GBまでデータ通信が可能です。

さらに、くりこしプランSと違い、速度制限時の最大通信速度が1Mbpsです。1Mbpsは、速度制限時であっても軽いWebサイトならそれほど待たずに読み込みが可能な速度です。

動画も高画質の動画でない限り、多少の遅さは感じますが、まったく読み込みができない速度ではありません。

よってくりこしプランSでは物足りない、かといってそれほどヘビーには利用しない、コスパ重視の人にもっともおすすめなプランといえます。

くりこしプランL

最後に、くりこしプランLについて解説します。3つのプランのなかではもっとも料金が高いですが、毎月利用できるデータ容量は25GBと大容量なプランです。

項目 内容
月額料金(税込) 3,828円
データ容量 25GB(キャンペーン利用で+5GBが12か月間無料)
最低契約期間 なし
速度制限時の最大通信速度 1Mbps

こちらは、くりこしプランMにプラス1,100円の料金設定です。それでも3,828円は、業界内でも圧倒的に安い部類に入ります。特に、3大キャリアと比較すると明らかに格安です。

こちらも「増量オプションⅡ」が適用でき、キャンペーンを適用した場合12か月間は料金そのままで最大30GBもデータ通信が可能になります。

また、くりこしプランMと同様に速度制限時の最大通信速度が1Mbpsであり、速度制限時でも最低限のネット閲覧や軽い動画使用が可能です。格安で、かつ動画も音楽もヘビーに利用したい人に最適なプランといえます。

UQモバイルのポケットWi-Fi「WiMAX」と契約しよう!

ここまでUQモバイルのSIMを使用できるタブレットや、UQモバイルの料金プランについて解説してきました。現在持っているタブレットがWi-Fiモデルの人もいるかと思います。

もしくは、これからポケットWi-Fiを契約しようか検討している人、タブレットをWi-Fiで運用したい人もいることでしょう。

格安SIMを契約するのではなく、UQモバイルのポケットWi-Fi「WiMAX」を契約するのがおすすめです。

WiMAXとは?

WiMAXとは、3GやLTEと同様の無線通信技術規格の一種です。このWiMAXを利用したポケットWi-Fiが、UQモバイルが提供する「UQ WiMAX」になります。

厳密にいえばWiMAXには固定回線のWiMAXとモバイル回線の「モバイルWiMAX」がありますが、おそらくほとんどの人がUQ WiMAXのポケットWi-Fiを思い浮かべるでしょう。

また、UQ WiMAXではWiMAXサービスは2021年11月現在サービスは提供されておらず、現在提供されているのは「WiMAX 2+」です。

WiMAXの最大のポイントは、キャリアの通信回線と違い、データ通信容量が無制限で利用できることです。ただし、3日間で10GB以上利用すると速度制限がかかる条件付きになります。

とはいえ、3日で10GBは、相当ヘビーに利用しない限りおそらく多くの人が超えることはない容量です。よって、ポケットWi-Fiを契約するなら断然UQモバイルのWiMAXがおすすめといえます。

もちろん、ポケットWi-Fiのため固定回線のように開通工事は一切必要ありません。その他、低速モードと高速モードを利用状況に応じて切り替えられたり、複数台の端末を同時接続できたりと、かなり使い勝手が良いのが魅力です。

UQWiMAXの月額料金

では、UQ WiMAXの月額料金について見ていきましょう。UQ WiMAXの料金プランは以下の2つです。

<ギガ放題>

項目 内容
月額料金(税込) 4,268円
データ容量(WiMAX 2+) 上限なし(3日間で10GB以上使用で速度制限あり)
データ容量(LTE) 7GB
最低契約期間 2年
速度制限時の最大通信速度 1Mbps

※料金は2022年1月時点のものです。

<ギガ放題プラス>

項目 内容
月額料金(税込) 4,818円
データ容量:スタンダードモード(WiMAX 2+と同等のエリア) 上限なし(3日間で10GB以上使用で速度制限あり)
データ容量:プラスエリアモード(auサービスと同等のエリア) 15GB
最低契約期間 2年
速度制限時の最大通信速度 1Mbps

※料金は2022年1月時点のものです。

ギガ放題とギガ放題プラスの主な違いは、最新の通信回線である5Gに対応しているかどうかです。

ギガ放題は5Gに対応していないため、下り速度が最大で440Mbpsとなりますが、5G対応のギガ放題プラスは下りが最大2.7Gbpsとなっており、対応エリア内であれば高速通信が可能となります。

また、それぞれ有料オプションを追加することで、ギガ放題は7GB、ギガ放題プラスは15GBまでau回線での通信も可能です。

一方で、5G回線自体はまだまだエリア拡大の余地がある回線です。対応エリアは東京都心の限られた場所に集中しているため、自身の活動エリアに応じてプランを検討する必要があります。

さらに、ギガ放題プラスは従来のギガ放題よりも料金が550円高いことも若干のデメリットです。

ただしギガ放題プラスは2年間550円の割引が付くため、実質2年間は従来のギガ放題と同じ料金で利用できます。

より多くのデータ容量を使いたい人や、自身の活動エリアが5Gに対応している人は、新しく出たギガ放題プラスのほうがお得に利用できるでしょう。

UQモバイルでタブレットを利用する方法・手順

次に、UQモバイルでタブレットを利用する方法・手順について解説します。

1:動作確認済みのタブレット端末を用意する

まずは、動作確認済みのタブレット端末を用意しましょう。動作確認済みとは、UQモバイルが公式で動作確認を行うタブレット端末のことです。

UQモバイルで動作確認を行っていない端末の場合、使用は完全に自己責任になるため注意しましょう。不安な場合は契約を申し込む前に動作確認済み端末の一覧でチェックしておくのがおすすめです。

また、タブレットを持っていない人は、UQモバイルを契約する前にタブレットを購入する必要があります。

格安SIM業者のなかにはタブレットとSIMをセット販売しているところもありますが、UQモバイルはタブレットの販売を行っていません。

タブレットを購入してUQモバイルを利用したい場合は、動作確認済み端末をチェックのうえ、タブレットを購入しましょう。

2:UQモバイルにて申し込みを行う

動作確認済みのタブレット端末が用意できたら、さっそくUQモバイルにて申し込みましょう。申し込みは、店頭・オンラインで可能です。まずは店頭での申し込みについて解説します。

UQモバイルの店舗は、「UQスポット」もしくはUQモバイルを取り扱っているショップや家電量販店になります。

UQスポットとは、UQモバイルの専任スタッフが対応してくれる専門ショップです。こちらでは新規契約のほか、機種変更やMNPも対応可能です。

ただし、店舗数はそれほど多くなく、特に地方では一部市町村に店舗がない可能性があるため注意しましょう。

UQスポットで申し込む場合、まずはスタッフに料金プランの相談、各種プランを検討のうえ申し込み手続きを行えます。本人確認書類や、MNPの場合は予約番号が必要になるため事前に用意しておきましょう。

また、携帯ショップや家電量販店でも同様に申し込みが可能です。ただしUQスポットのように修理対応やプラン変更ができないため注意しましょう。

一方で店舗数は全国各地に多数あるため、アクセスしやすいのがメリットです。

次に、オンラインでの申し込みについて解説します。UQモバイルの契約は、オンラインからの申し込みがもっとも手軽です。店舗と違い24時間いつでも申し込みの手続きができますし、在庫切れや待ち時間のリスクもありません。

また、オンラインでもチャットサポートによりスタッフのサポートを受けながら申し込みができるため、一人で申し込むのが不安でも安心です。

オンラインで申し込む場合も、店舗と同様に本人確認書類やMNP予約番号が必要です。申し込み前に用意しておきましょう。

オンライン唯一のデメリットといえば、申し込みからSIMカードが届くまで2、3日ほどかかる点です。

一方でそれ以外に特にデメリットはないため、今すぐ契約したい人でない限りオンラインで申し込むのが無難といえます。

3:SIMカードを挿入する

格安SIMの契約が完了し、手元にSIMカードが届いたら、端末にSIMカードを挿入しましょう。SIMカードが入っているトレイはたいていの場合SIMピンやクリップの先などで押し込めば簡単に引き出せます。

また、SIMカードは非常に小さなチップのため、取り替える際に紛失しないよう注意しましょう。SIMカードを挿入したら、データ移行の作業を行えば端末を利用できるようになります。

SIMカードの挿入は、次の手順で行いましょう。

1 最初に電源を必ずオフ
2 UQモバイルの台紙からSIMカードをはずす
3 同梱のSIMカードピンを挿入し、端末からトレイを引き出す
4 トレイの形状に合わせてSIMカードをセット
5 本体にトレイを挿入
6 電源をオン

SIMカードを挿入する際は、必ず電源をオフにしてから作業をしましょう。

電源をオンにしたままSIMカードの抜き差しを行うと、データの破損や故障につながる可能性があります。大事なデータを守るためにも必ず電源はオフにしてから作業してください。

4:APN設定を行う

最後に、「APN設定」を行えば格安SIMの回線で端末をネットに接続できるようになります。

APN設定とは、端末をアクセスポイントとしてネットに接続するために必要な設定です。格安SIMを挿入しただけではネットに接続できないため、必ずこの作業を行いましょう。

作業自体は非常に簡単で、各端末の設定画面から「APN構成プロファイル」をダウンロードし、端末にインストールするだけです。構成プロファイルは各MVNOの公式ホームページでダウンロードできます。

APN設定は機種によって設定方法が異なりますが、おおまかな手順は次のとおりです。

  • ネットワーク設定
  • アクセスポイントを選択
  • APN構成プロファイルをダウンロード
  • 端末にプロファイルをインストール

APN設定が完了です。APN設定が終われば、UQモバイルのSIMでタブレットを使用できるようになります。

UQモバイルでタブレットを使用するメリット

次に、UQモバイルでタブレットを使用するメリットについて解説します。UQモバイルでタブレットを使用するメリットは次の4点です。

  • 月々の料金が大手キャリアに比べて圧倒的に安い
  • 通信品質が安定
  • テザリング機能が無料
  • 最低利用期間がない

月々の料金が大手キャリアに比べて圧倒的に安い

UQモバイルでタブレットを使用する最大のメリットは、月々の料金が大手キャリアに比べて圧倒的に安いことです。

先ほど解説したとおり、UQモバイルの料金プランは3種類から選べ、最安で1,628円と非常にリーズナブルな料金設定です。

また、もっともデータ容量が多いプランでも月額3,828円と、大手キャリアに比べると圧倒的に安いです。

同じ大容量の料金プランで比較した場合、大手キャリアは平均してさらに3〜4,000円多く費用がかかるでしょう。

近年では大手キャリアも格安の料金プランを打ち出してきていますが、オプション料金を踏まえるとやはりこちらのほうが格安です。

よって、毎月のタブレット利用料金を少しでも抑えたいのであれば、UQモバイルが最適といえます。

通信品質が安定

次に挙げられるメリットとしては、通信品質が安定していることがいえます。

なぜなら、UQモバイルは大手キャリアであるauのサブブランドだからです。格安SIMの各業者は、大手キャリアから回線を借りる形でサービスを提供していますが、どれも通信規模が同じなわけではありません。

業者によっては、一部地域によって回線が不安定になるといった通信規模に優劣があるのが実態です。一方でauのサブブランドであるUQモバイルは、当然ながらauの通信回線を優先的に借りられるため、通信品質が安定しています。

大手キャリアよりも料金が圧倒的に安く、なおかつ大手キャリアと遜色ない通信品質で利用できるため、かなりお得なのです。

テザリング機能が無料

テザリング機能が無料で使えるのも、UQモバイルのメリットです。

業者やキャリアによっては、テザリング機能が有料オプション扱いとなる場合があります。

タブレットにテザリング機能があれば、出先でパソコンを利用したいときなどに非常に便利なため、無料でテザリング機能が使えるのはかなり嬉しいポイントではないでしょうか。

テザリングといえばスマートフォンで行うイメージが強い人も多いと思いますが、タブレットでテザリングができるのは想像以上に便利です。

たとえば、スマートフォンのデータ容量を使い切って通信制限にかかってしまった場合でも、タブレットでテザリングができればタブレットで代用できます。

さらにいえば、先ほど紹介したWiMAXであれば、タブレットのテザリングもデータ無制限で利用できてしまいます3日間で10GBといった制限はありますが、スマートフォンが対応できないときのサブ機としてなら十分役割を果たせるのではないでしょうか。

いざというときのためにも、テザリングが無料で使えるUQモバイルがおすすめです。

最低利用期間がない

UQモバイルには最低利用期間がないというメリットもあります。

いわゆる「2年縛り」や「4年縛り」によって、新しいタブレットが発売されても好きなタイミングで買い換えできなかった経験のある人は多いのではないでしょうか。

上記のように契約期間が決まっていると、期間内に解約した場合高額の解約金が発生してしまいます。キャリアによっては1万円を超える解約金が発生するため、けっして安い出費ではないです。

UQモバイルは、このような契約期間がないため、いつでも好きなタイミングで解約できます。仮にUQモバイルから他社に乗り換えたい場合でも、解約金は発生しません。

月々の料金が安いうえに、最低利用期間もないため、かなり気軽にお得に利用できるのがUQモバイルの特徴といえます。

UQモバイルでタブレットを使用するデメリット・注意点

最後に、UQモバイルでタブレットを使用するデメリットや注意点について解説したいと思います。UQモバイルでタブレットを使用するデメリット・注意点は次の6点です。

  • SIMロック解除手続きを行う必要のある端末がある
  • オンラインショップでの契約はMNP乗り換え以外はクレジットカード払いのみ対応
  • UQモバイルでiPadを利用する際は自己責任
  • SIMカードのサイズがタブレット端末により異なる
  • 3日間で6GB以上使用すると速度制限がかかる
  • タブレットで音声通話不可

SIMロック解除手続きを行う必要のある端末がある

1つ目のデメリットは、SIMロック解除手続きを行う必要のある端末があることです。

2021年10月より、総務省のガイドラインが変更され、キャリアがSIMロックをかけることが原則禁止されました。これにより、2021年10月以降に発売されたスマートフォンやタブレットは基本的にSIMロック解除が不要です。

これにより、以前より格安SIMへの乗り換えが容易になりました。しかし、2021年10月以前に購入したタブレットは対象外のため、SIMロックがかかっている端末はこれまでどおりSIMロック解除が必要です。

SIMロック解除の手続き自体はそれほど面倒な作業ではありませんが、それでも気軽に乗り換えができないのはデメリットといえます。

SIMロックを解除してUQモバイルでタブレットを使用したい場合は、現在契約している通信キャリアのホームページやマイページでSIMロック解除手続きを進めましょう。

MNP乗り換え以外はクレジットカード払いのみ対応

2つ目のデメリットは、オンラインショップまたは電話窓口で契約する場合、MNP乗り換え意外はクレジットカード払いにしか対応していないことです。

UQモバイルは、オンラインショップから契約できるのも魅力の一つですが、支払い方法がクレジットカード払いに限られます。

オンラインショップから契約する場合、MNP乗り換え以外は口座振替や自動振り込みなどの支払い方法は選択できない点に注意しましょう。

MNP乗り換え以外の契約とは、たとえば新しく電話番号を発行する新規契約や、データSIMの契約です。つまり、タブレットでUQモバイルをオンラインショップから契約するのであれば、クレジットカードが必須となります。

もし契約手続き中に口座振替や自動振り込みを選択した場合、申し込みが自動でキャンセルになるため注意が必要です。

UQモバイルでiPadを利用する際は自己責任

3つ目のデメリットは、UQモバイルでiPadを利用する際は自己責任になることです。

UQモバイルの動作確認済み端末一覧にiPadが記載されていないため、万が一UQモバイルのSIMが原因でiPadが故障しても保証はありません。

iPadはタブレットのなかでも圧倒的なシェアを誇る端末で、実際のところiPadでも問題なくUQモバイルのSIMを利用している人は多数いるようです。そのため、動作自体は問題ないと思われます。

しかし、動作確認済み端末に公式で掲載されていない以上、iPadを利用していてトラブルが発生しても自己責任となります。

これは、iPad以外のタブレットも同様です。先ほどおすすめのタブレットを3種類紹介しました。そちらも参考に、UQモバイルの動作確認済み端末一覧をチェックをおすすめします。

ちなみに、iPadをはじめタブレットにはSIMフリー端末(セルラーモデル)とWi-Fi端末の2種類が存在する場合があります。

Wi-Fi端末の場合はSIMカードの挿入自体ができないため、UQモバイルのSIMを契約してもタブレットでは使用できません。

そのため、自身が持っているタブレットがSIMフリー端末なのかWi-Fi端末なのか、契約を申し込む前に必ず確認しておきましょう。

SIMカードのサイズがタブレット端末により異なる

意外に知らない人も多いかと思いますが、実はSIMカードにはサイズがあります。

サイズは「マルチSIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類となっており、それぞれ対応しているサイズのSIMカードトレイのみ挿入できるようになっています。

タブレットによっては、UQモバイルの提供するSIMカードのサイズが合わず、使用できない可能性があるため注意しましょう。

先ほど述べたとおり、SIMカードの対応状況を確認するためにも、動作確認済み端末の一覧は要チェックです。UQモバイルでタブレットの使用を検討している人は必ず確認しておきましょう。

3日間で6GB以上使用すると速度制限がかかってしまう

UQモバイルのSIMは3種類の料金プランがあり、それぞれ毎月利用できるデータ容量については先ほど紹介したとおりです。

しかし、それとは別に、どの料金プランにも共通してある制限があります。それが、3日間で6GB以上使用すると速度制限がかかることです。

これは3日間の合計データ通信量が6GBを超えると一時的に速度制限がかかり、契約しているデータ容量を使い切っていないとしても、3日間で6GB以上使うと速度制限がかかってしまいます。

もし制限にかかった場合、基本的には1日ほどで解除されるようです。ただし公式には明確に解除までの日数は明かされていません。

このような制限がある理由は、ネットワークの混雑を避けるためです。通信回線は、多くの人が大量にデータ通信を行うと、ネットワークが不安定になり通信品質が落ちてしまいます。それを避けるために、このような制限を儲けているのです。

大容量の料金プランであっても、使いすぎると制限がかかる点には注意が必要です。

タブレットで音声通話は行えない

UQモバイルのSIMは音声通話に対応していますが、タブレットの多くは音声通話に対応していない点に注意が必要です。

タブレットはそもそも音声通話機能自体が最初から搭載されていないモデルが多いため、たとえUQモバイルの音声通話対応SIMを契約したとしても、音声通話ができないことに注意しましょう。

また、タブレット側に音声通話機能が搭載されていても、SIMカードのサイズによって一部機能が制限される場合もあります。

近年ではLINEといったデータ通信を利用して通話も可能なため、元々電話番号での電話をしない人なら問題ないでしょう。

しかし、タブレットの場合は音声通話意外にも一部機能が制限される場合があります。自身が持っているタブレットがUQモバイルに対応しているかどうか、またどんな機能に対応しているかどうか、契約を申し込む前に必ず確認しましょう。

まとめ

タブレットでUQモバイルのSIMを利用する方法や、おすすめのタブレット、おすすめのプランについて解説してきました。

UQモバイルは、本記事で紹介したとおり圧倒的に安く、なおかつ安定した通信品質で利用できるのが非常に魅力的です。格安SIMのなかでもかなりの人気があり、選ばれる理由がおわかりいただけたかと思います。

また、大手キャリアのように契約年数の縛りがないこともメリットです。仮に他社のSIMに乗り換えたくなった場合、いつでも好きなタイミングで、解約金なしで解約できるのは非常に気軽といえます。

タブレットでは音声通話といった一部機能が制限される場合がありますが、安くて高速通信に対応したUQモバイルならタブレットでも十分強みを活かせます。本記事で紹介したタブレットもぜひ参考にしていただき、公式ホームページで動作確認済みの端末を確認してみましょう。

<参考サイト>
UQ mobile 公式ホームページ