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【新卒×ベンチャーのリアル】大手にしか興味の無かったとある早大生が、ベンチャー企業への入社を決めた話 #新卒 #ベンチャー

※この記事は2019年01月09日に公開されたものをnoteに再掲しています。

こんにちは!スマートキャンプ広報インターンです。

新卒でスマートキャンプに入社を決めている方々に話を聞く企画「新卒×ベンチャーのリアル」

「新卒でベンチャーに入社する人ってどういう人?」「大手にしなかった理由は?」という疑問を就活生目線で聞いていきます。

大手志向だった岡本は、なぜベンチャーに就職を決めたのでしょうか?「大手を見ているけど、ベンチャーもちょっと気になる...」という学生さん、必見です。

岡本 健(早稲田大学法学部卒)
2019年卒新卒入社。2017年の4月よりスマートキャンプで長期インターンを開始。Media DIv.での記事のライターインターンを経て、新規事業の立ち上げや短期インターンシップ(サマーキャンプ)の企画責任者などを担当。就活では大手総合商社への入社を考えるも「自らの目標」を基に企業を選び、スマートキャンプへの入社を決める。

 大手企業しか興味の無かった就活前

ーー岡本さんの就活について聞かせてください

就活を始める前は大企業にしか興味がなかったです(笑)スマートキャンプで長期インターンを始めたのは大学3年生の4月だったのですが、インターンを始めたキッカケも「就活で有利に働きそう」というもの。不純というか、短絡的だったと思います。

ーーどうして当時は大企業に行きたいと思っていたのですか?

一言で言えば「優秀な方が多いと思っていた」からです。僕が早稲田大学に入ったのも「優秀な方が多い」と考えていたからで、今でも間違っていないと思っています。ただ、今思えば大学受験と就活を同じように捉えることがナンセンスだったのかなと。

ーー具体的にどういうことでしょうか?

大きく分けて2つあります。

まず1つ目は、「ベンチャーにも優秀な方は多い」ということ。

社員の方々の思考力や知識量はあまり変わらないですし、スマートキャンプにいるからこそ身に着く能力もあるかと。特に「組織全体を俯瞰する視点」「ビジネスを創り出すような発想力」の2つは関して、大手の人は持っていなかったように感じました。

ーー2つ目はどうでしょう?

有名な組織に行く必要性が比較的低い」ということですね。

大学受験においては、とにかく上を目指すという考えが重要です。一般的な総合大学であれば、どこに行っても勉強内容は変わらないし、優秀な方は上位校であればあるほど多い。有名な大学であればあるほど、人生の選択肢も増えるのが日本の大学だと感じています。

ただ、就活は違います。「自分が何を得たいのか」「何をしたいのか」というのが最重要です。一般的な評価や周りの価値観より、自身の目標を優先したほうがいいと気がつけたことが大きかったですね。

 ベンチャー企業に肌で触れることで、リアルを知れた

ーー考えが変わったキッカケは何ですか?

まずは峰島さん(弊社CFO)の存在です。インターンの面接が峰島さんで「何なんだ、この人」<と思いました(笑)僕は当時20歳で、あんなに頭が良い人に会ったことがなかったので度肝を抜かれたのを覚えています。

その後も古橋さん(弊社CEO)や阿部さん(弊社COO)ともお話しする機会があって「年は7、8歳しか変わらないのに、この人たちバケモンかよ」と思ってました。

ー インターン先としてスマートキャンプを選んだのはそこが大きかったですか?

そうですね。「自分が目標とする人がいる」というのは1つ大事なことだと思いますが、「近い距離で働けるか」というのもまた重要だと思っています。

そういう意味では「目標とすべき社会人がいて、そのうえで巻き込んでプロジェクトを進められる」というのは非常に有難かったです。

ーーなるほど。大手思考から考えが変わったキッカケは他にありますか?

就活ですね。みんなが知っているような企業ばっかり受けていたのですが、正直落胆した部分が大きかったです。いろんな業界のいろんな年次の方とお会いしましたが、「この人スゴい」と思う人があまりいなくて(笑)就活を通じて、逆に志望度が低下していくのを感じていました。

 入社の決め手は「命を賭けられるかどうか」

ーー新卒でベンチャーに入るという決断に、躊躇しませんでしたか?

当然ありました。周りには「大企業しか行かない」と明言してましたし、両親からの反対もありました。BtoB事業がメインということもあって、他の学生に話しても伝わりづらいですし。

ーーそれでも入社を決めたのはなぜですか?

カッコよく言うと、「命を賭けても良い」と思ったからです。
「命を賭ける」と言うと大袈裟に聞こえますが、僕は人生目標の1つとして「27歳までに経営者になる」というものがあります。目標を達成するために、「スマートキャンプで時間を使う価値がある」=「命を賭ける価値がある」と感じて、入社を決めました。

ー 大企業で何年かキャリアを積んでから転職する、という方法もあると思いますが?

それも良いと思います。結局「どこに向かいたいか」がすべてなので。ただ僕は20代のうちに成し遂げたいことがあるので、とにかく時間を大切にしたい。「経営目線」を早いうちから持つため、僕にとっての最善の選択肢はスマートキャンプに入ることでした。

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 「大企業だから」「ベンチャーだから」は関係ない

ーー岡本さんにとってベンチャーとは何ですか?

そもそも僕の考えとして、「ベンチャー」「大企業」と2つに分けるのは難しいのかな、と。

もちろん中小企業基本法の決まりはあるものの、「ベンチャーだから成長が早い」とか「大企業だから福利厚生が良い」とかそんなもの単なる傾向であって、すべて「会社による」と思います(笑)

ーーでは岡本さんにとってスマートキャンプとは何ですか?

「自分の居場所」ですかね。周りは優秀な方ばかりで、経営陣とも普通に話したり、飲みに行ったりできる。まだインターン生なのにサマーインターンの企画を任せてもらえるなど、僕からしたら最高の環境です(笑)

▶岡本が企画したサマーインターンのレポートはこちら

自分のやりたいことがあるか、それがすべて

ーーどんな方がスマートキャンプに向いていると思いますか?

自らの目標がある人これは絶対です。それがない人、もしくは目標を仕事においていない人は、大企業に行ったほうが良いです。

自分のやりたいことがある、そしてそれがスマートキャンプで達成できる、もしくはこの環境が達成の一助になると確信している人には最高の会社だと思います。

ーーちなみに岡本さんはどうして経営者になりたいのですか?

純粋に「面白そうだから」というのもあります(笑)でも当然それだけじゃなくて、人生の最終的な目標を達成するためには経営者となって成功することが必要だと思っているからです。

目的と手段、という分け方になりますが、経営者として成功するのは1つの手段だと思っています。長くなるので、最終的な目標については機会があればお話します(笑)

 1つの企業を深く知ることが就活の成功につながる

ーー就職活動中の学生に伝えたいことはありますか?

できるのであれば、長期インターンはやった方が良いです。企業を選ぶ際に必要な「判断軸」は膨大なデータを集めて分析するか、1つの会社をかなり高いレベルで知るか、の2つでしか得られない。

時間的な制約を考えると、現実的なのは1つの会社をよく知ること。1つの会社をよく知れば、どの企業でも「その企業より良いか、悪いか」で基本的な判断ができるようになります。どんな会社でも良いので、1つの企業をよく知ることが大事です。

ーー他にはありますか?

日本に生きている限り、どんな道に進んだとしてもまず死ぬことはないと思います(笑)あとは自分自身の選択の問題かと。20年先の未来を考えたうえで各々の目指す道を探してほしいです。

ー先を見通すことが大切なのですね!ありがとうございました。

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