【新卒×ベンチャーのリアル】ベンチャー入社を後悔しているか?ー決めるのは「120%やりきった時の自分」|藤田航平(後編)#Ownership #新卒

スマートキャンプ新卒一期生(2019年卒4月入社)となる藤田への新卒ベンチャー就職インタビューの後編です。ベンチャーへの入社を決めたポイントやメリット・デメリットなどについて藤田の考えを聞きました。
【新卒×ベンチャーのリアル】ベンチャー入社を後悔しているか?ー決めるのは「120%やりきった時の自分」|藤田航平(後編)#Ownership #新卒

こんにちは!スマートキャンプ広報インターンの関です。

ベンチャー就職のリアルをお届けしたく、先日内定者の藤田にインタビューをした記事を公開しました。後編では藤田の考えるベンチャー就職のメリット・デメリット、就活生へのアドバイスをお届けします!

【新卒×ベンチャーのリアル】就職浪人、インドで坊主、フィリピンで新規事業…。挑戦の中から見つけた「やりたいこと」|藤田航平(前編) #Mission | .▲.tent
スマートキャンプ新卒一期生(2019年卒4月入社)となる藤田に就職活動やベンチャーのリアルについてインタビューをし...

長期インターンを通じて感じる、ベンチャーのリアル

ベンチャーは自分からチャンスを掴みにいかないと成長できない場所

ー藤田さんにとって、ベンチャーってどんなところですか?

藤田:「仕事」と「人」についてお話します。まず「仕事」についてお話すると、ベンチャーはまさに「自分からチャンスを掴みにいかないと成長できない場所」だと思います。

ベンチャー企業はフェーズにもよりますが、多くは教育体制が整っていないため1から10まで丁寧に教えてくれるわけじゃない。だから自分で業務をキャッチアップしていかないといけないし、新しいことをしたいなら自分からチャンスを掴みにいかないといけない。受け身でいたら何の成長も無い、そういう意味では厳しい世界だと思います。

ドラクエに例えるなら、スライムしかいないエリアでコツコツと経験値を貯めていくのではなく、いきなりスライムからドラゴンまで生息しているエリアにぶち込まれる。そこでスライムを倒すも、ドラゴンに挑むもその人の自由だが、どのモンスターを倒すかによって得られる経験値も、成長率も異なる。それがベンチャー、特にスタートアップかなと思います。

ベンチャーだから成長できるわけではない

ー他にはどうでしょうか?

藤田:「ベンチャー行けば成長できる」みたいな言説も良く聞きますが、別に「ベンチャーだから」成長できるわけじゃないと思います。年次に関係なく自分次第で成長機会を得ることができて、その機会によって成長できる。その環境がベンチャー企業にあるってだけだと思います。

なので、自らチャンスを掴みに行く主体性が必要だし、そのチャンスをモノにするだけの地頭の良さとか、実行力、やりきり力、周りを巻き込む力が必要です。だから「ベンチャーに行けば成長できる」というよりも「どこの会社でも成長できる人が、ベンチャーでも成長する」だと僕は思っています。

ただ、やはり自分次第では身の丈以上の経験もさせてもらえるのがベンチャーなので、前のめりな方にはとてもオススメな環境です。

自分の人生に対するリーダーシップがある人が多い

ー「人」の点ではどうでしょうか?

藤田:人については「仕事を楽しんでる人が多い」「めちゃくちゃ優秀な人がいる」とかいろいろあるのですが、共通して感じるのは「自分の人生に対するリーダーシップがある人が多い」ということですね。

何かのハンドルを握ることのできる力こそがまさにリーダーシップだと思うのですが、ベンチャーで働いている人って、世間の価値観は関係なく自分の価値基準で行動できる人間、つまり自分の人生のハンドルを自分で握ってる人が多いなと思います。「周りがこうするから自分もこうしよう」っていう、周りに流された意思決定をする人はすごく少ないと思います。

そもそも世の中的に「行けるなら絶対大手行った方がいいよ」って言う人がたくさんいる中で、わざわざベンチャー行くくらいなのだから、そういう人が多くなるんだと思います。

ベンチャーを選んだ4つのポイント「実力主義」「スピード」「共感」「志向性」

ー藤田さんはなぜベンチャーを選んだのでしょうか?

藤田:僕がベンチャーを選んだ理由は4つあります。

1つ目は「実力主義」。日本の企業だと、どれだけ成果を出してもある程度の年次以上じゃないと出世もしないし給料にも反映されない年功序列の会社が多いと思います。お金や肩書きのための働いているわけじゃないとしても、やる気がそがれてしまうだろうな、と思いました。

2つ目は「”やりたいこと”に携われるまでのスピード」。フィリピンでの経験を通じて、将来自分は「事業立ち上げ」という手法でやりたいことを実現したいと思いました。事業作りに携わるうえで必要な力はたくさんあると思うのですが、一番必要なのは「まずやってみること」だと思ってます。だから、事業作りに最速で携われそうなところがいいなと思いました。そうなると年次や業務が細分化されすぎている大手だと難しいですよね。

3つ目は「Mission共感」。一言で言うと、会社のVision・Missionが自分の「やりたいこと」と合致しているか、です。

会社のミッションは抽象的で、あらゆる解釈をすることができますが、その中で自分なりの解釈ができる会社がいいと思いました。僕は「テクノロジーで社会の非効率を無くす」というスマートキャンプのミッションが「仕事を楽しめる人を増やす」という僕のやりたいことのアプローチ手段の1つとして成り立つと考えました。

結局、会社もその人のキャリアの延長線上にあると思っていて、その人の人生の目的を達成するための手段でしかないと思ってます。だから、その自分のやりたいこととその会社のVision・Missionとの合致がない会社に入るのは違うんじゃないかと僕は思いました。

これだとスマートキャンプに入社をした理由みたいですが(笑)ベンチャーという視点でもっというと、大手だと規模が大きすぎてその会社のVision・Missionに向かっている感覚を持てないだろうなって思ったことがポイントです。

4つ目は「人の志向性」です。僕は自分自身が仕事に熱中したいと思っている人間なので、そういう人達と働きたいなって思っていました。

その上で、就活1年目の時に出会った日系大手の人はやりがい重視というよりも福利厚生とか安定を魅力にその会社を選んでいるなと感じることが多くて。もちろん人にもよると思うのですが、とある会社の社員に入社して良かったことを聞いた時に「やりがいはないよ。強いていうなら福利厚生がいいところかな。」と返ってきて衝撃を受けました。

その人が何を求めるか次第だと思うので年収や福利厚生に惹かれてはいるのもいいんじゃないかと思います。ただ僕は安定よりも、仕事に情熱を注げる人生にしたいし、そういう人達と一緒に働きたいな、と思っていました。

ースマートキャンプの話も出ましたが、他には入社を決めた理由はありますか?

藤田:Vision・Missionへの共感以外だと、代表が「死ぬまでに1000個事業作りたい」と言っていることもありました。新規事業に積極的で、今後自分が携わることのできるチャンスがありそうだなと感じました。

ベンチャーで働く上で求められる力とは「勝手に上手いことやってくれる」こと

ー今までのインターン経験を通じて、実際にベンチャーで働くうえでどんなことが求められていると感じますか?

藤田:「自走力」ですかね。自走力とは「その組織において求められるレベルのパフォーマンスを能動的に発揮する力」だと考えています。「自走力」というのはどこの企業でも当然求められてはいると思うのですが、ベンチャー企業では誰もに高い自走力が求められていると思います。

やはり「こういう風に動くことが正解です」と誰かが1から10まで分かりやすく丁寧に教えてくれるわけではない場合が多いから。スマートキャンプの人は頼ればたくさん教えてくれるし面倒見の良い方はたくさんいますが、大手のような教育体制があるわけではないし、他の多くのベンチャーでは放置されても勝手にキャッチアップして勝手に成果出してくれるような人が求められてるんじゃないでしょうか。

だから、求められるパフォーマンスを発揮するために必要なことはなんでもやるというマインドセットが必要だと思います。そもそも求められているものを察知する力とか、それを実際に実現するためにどうしたらいいか考える地頭の良さとか、実際にそれを実現するために自ら考えて行動しPDCAを回す力とか、その設定した目標に対する強いコミットメントなどが必要だと思います。求められているパフォーマンスを発揮するために最適な手段を柔軟に選択する力…とか。一言で言ってしまえば「勝手に上手いことやってくれる人」なんじゃないですかね(笑)

ーなるほど(笑)では、ベンチャーに向いている人・向いていない人はどうですか?

藤田:能力面でいえば先ほどお話した「自走力」のある人は向いていると思います。マインド面だと「早くからいろいろチャレンジしたい人」とか「年功序列が耐えられない人」も向いてると思います。

キャリアの面でお話しすると「様々な情報を収集し精査したうえで、最後は自分の価値観を元に意思決定できる人」ですかね。逆に向いていない人は「自分の人生の価値観を明確にできていない人」だと思います。

一般的にベンチャーは別に肩書きがあるわけでも高年収であるわけでも教育体制が整ってるわけでもないです。そんな会社に飛び込むのなら「自分はベンチャーに行くべきで、ベンチャーの中でもこの会社に行くべきだ」と強い確信を持つことができる人じゃないと厳しいと思います。

そして周りに流されない強い覚悟を生むには、その人自身の価値観を明確にする必要があります。だから、価値観を明確にした上で、その価値観に従うとベンチャーがあってると思った…だからベンチャーに行きたいです、って人が向いてると思います。

ーベンチャーの中でも、スマートキャンプに求められていると感じることは?

藤田:スマートキャンプではSOCSという行動指針があります。Smart Thinking、Ownership、Collaboration、Speedという社員が体現すべきvaluesの頭文字をとったものです。これは結局「自走力」にまとめられてしまう気もするのですが、中でも特にCollaborationが求められていると感じますね。

スマートキャンプのセールスでは、営業マンがリード獲得から商談化、受注、既存フォローまで全て担う従来の営業手法と異なり、マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスといったチームに分業されています。だからこそ、何かの施策を打つときには他チームとの連携が必要です。

そうした時に、一番大事なのは周りとCollaborationできるかどうかですね。基本的にビジネスは一人で完結することはないと思うのですが、チーム制のスマキャンではよりCollaborationの重要性を感じます。

ベンチャーに入社を決めて後悔はないか?現在仮説検証中

ーベンチャーに入社を決めて、正直後悔してる…ということはありますか?

藤田:後悔していないです。ある程度思っていた通りの環境だなと感じています。

そもそもキャリアとは、仮説検証を積み重ねて最適化していくものだと思っています。僕が「やりたいこと」の仮説検証をこの1年で行ってきたのと同じように、どんな会社が自分に合っているかも仮説検証だと思っています。

自分はこういうことがやりたくて、こういう環境が合ってるんじゃないか、と判断してその会社を選んだとしてもそれはまだ仮説でしかありません。実際に経験することで検証して初めてその会社が合ってるかどうかが分かります。検証するためには、そこで120%やりきらないといけない。

別の言葉で言うならば、選んだ道が正解だったかどうか振り返ることができるのは「選んだ道を正解にする努力を120%した人だけ」だと思うんです。

まだ僕は内定者で、当たり前ですがまだ大学に時間を割かねばなりません。そのため120%でやり切れてるとは到底思えないんですね(笑)だからまだまだ「この会社で良かったんだろうか?」と振り返るフェーズではないと思っています。今はスマートキャンプで120%やりきらないといけない時です。

就活生へのアドバイスー企業選びの3つの要素

就活は「自己認知」と「企業理解」のマッチング

ー就活生に向けて、企業選びのコツを教えてください

藤田:就活は一言でいってしまえば「自己認知」と「企業理解」の世界だと思います。自分を良く知って、働く上で最適な企業の要素を考える。その要素を持った企業を受ける。そのために企業を良く知る、という流れです。

その上でより重要なのは「自己認知」だと思います。自分がどんなことがしたくて、どんな環境を求めているのか、それが明確でない限りどれだけ企業理解しようと意思決定することはできません。逆に深い自己認知ができていれば、自ずと行くべき会社は見えてきます。それだけ自己認知は重要です。

そして就活における「自己認知」とは「What」「How」「Where」を考えることだと僕は考えています。

 「What」=「やりたいこと」を考えてみる

ー「What」とは何でしょうか?

藤田:これは自分の「やりたいこと(What)」です。抽象的でも具体的でもいい。僕の例でいうと「人の思うような生き方を実現したい」というのが抽象的な「やりたいこと」であり、「仕事を楽しめる人を増やしたい」がより具体化された「やりたいこと」です。

「やりたいこと」を考えろと言われると「家でずっとゲームしていたい」とか「たくさん旅行に行きたい」と考える人もいると思いますが、ここでの「やりたいこと」というのは「自分が社会にどんな価値を提供したいか」で考えてみるといいと思います。

「やりたいこと」にはいろんな種類があると思うのですが、就活で求められるのは「ビジネス」における「やりたいこと」です。

例えば「色んな国を旅したい」という「やりたいこと」を持っている人は「旅」という領域で他人を喜ばせるための価値提供をしたい!と思えるならば、それはビジネスにおける「やりたいこと」になるかもしれません。例えば旅行系のメディアで情報発信とかそういう手法があると思います。

社会に対する価値提供によって誰かを喜ばせて、その対価としてお金をもらうのがビジネスの基本構造だと思います。会社が成り立っているのも、社会に価値を提供しているからです。その会社の価値提供の仕方と、自分のしたい価値提供の仕方が合致した時に、その会社に受け入れられるのだと思います。

「What」を実現する手段「How」「Where」を考える

ー「How」と「Where」はいかがでしょうか?

藤田:「やりたいこと」が決まると、それを実現する「手段」を考えます。その「手段」というのはまさに会社の事なのですが、それを分解すると「How」と「Where」に分けることができます。

「How」は「Whatをどんな方法で実現したいのか」です。ここは、その会社のビジネスモデルだったり、自分が就きたい職種だったり、いろいろあるかと思います。

僕の場合、「仕事を楽しめる人を増やす」という「やりたいこと」を「事業作り」で実現したいと考えているため、「事業を作る」が「How」にあたります。

「Where」は「Whatを実現する上でどんな環境が適しているのか」です。組織風土や従業員規模、会社のフェーズなどです。

僕の場合、事業作りになるべく早く携われる会社が良いと考えていたので「実力主義」と「新規事業に積極的であるフェーズにいる会社」という2つの要素がWhereにあたります。

大事なことはゴールからの逆算

ー3つの要素を考えるうえでのポイントはありますか?

藤田:大事なのは、まず「やりたいこと」から逆算して考えることです。「やりたいこと」を実現する手段は複数あり、様々な会社でそれを実現する事ができます。

例えば「やりたいこと」が実現できそうな会社A・B・Cがあった時に、この会社ではAができる、この会社ならBができる…といった流れで選ぶと自分でも整理しやすいし上段から下りてくる志望動機はとても説得力がある。そうでないと、A・B・C社ごとに志望動機を考えなきゃいけなくてめちゃくちゃ大変だし、中々説得力のある志望動機を語りづらい。

それと、僕の体験談なのですが昔とある会社の就活エージェントの方に「”やりたいこと”はみんな無いから、”得意なこと”を見つけた方がいい」と言われたことがあります。でも、そもそも「得意なこと」もキャリアの仮説検証を経て見つけることだから、得意なこともそんな簡単に見つかるわけでもないと思うんです。

さらに「得意なこと」は「やりたいこと(What)」を実現するHowでしかないと思います。だとすると、目的も手段もどっちも最適化できてた方が絶対人生楽しいだろうと僕は考えています。

ーどうやって「What」「How」「Where」を見つければいいのでしょうか?

藤田:繰り返しになっちゃいますが「What」「How」「Where」のそれぞれに必ず原体験があるはずです。それを、自己分析で見つけ出し、仮説検証を通じて確かなものにしていくのがいいんじゃないかと思います。

原体験って別に大きなことやドラマチックなものである必要はありません。僕の「What」の原体験も、ただ中学から大学5年で家を出るまでの8年間、家にいるのがすごく苦痛で不幸を感じ続けていた。それだけの話です。

でも、その期間があったからこそ「自分はどうしたら幸せになれるんだろう?」と考え続けることができたし、「思うように生きられていない人」を助けてあげたい、と思うようになって、結果「仕事を楽しめる人を増やしたい」と思えるようになりました。だから「家族仲が悪く、家にいるのが苦痛で仕方がなかった」くらいの原体験でもその人の「やりたいこと」の動機付けには十分だと思います。

ーたくさんありがとうございます!最後に就活生にアドバイスをお願いします。

藤田:多くの就活生にとって、「やりたいこと(What)」を見つけるのが難関なのではないかと思います。でも「やりたいことがない」のはみんな同じです。

日本人は大学3年で就活を迎えるまで「自分の人生で何を成し遂げたいか」なんて考える機会がありませんよね。「とりあえず大学にいく」のが当たり前で、そこから先どこに進むのかは考えていない、みたいな。そういう人にとって、突然将来何したいか考えさせられるのは結構しんどいことだと思います。僕もそうでした。

だからこそ、何かしらのキャリアの仮説を立てる。そしてそれを実際に経験してみて、検証する。そうやって思考と行動を繰り返して、自分のキャリアに対する仮説をブラッシュアップしていくしかないと思っています。

「やりたいこと」を見つけるための仮説検証は大変なように感じるかと思いますが、楽しいです。それは仮説検証を通じて自分の幸福とは何か考え直すことができるから。いつの間にかに自分の人生に夢中になれるはずです。キャリアの仮説検証を通じてやりたいことを明確にして、仕事に対して前向きになれる学生が世の中に増えることを祈っています!

ー思いが溢れていますね!ありがとうございました!

スマートキャンプでは2020年卒新卒採用をしています!

インターンや説明会なども開催中です。オフィスに遊びにきてくださいね!

ベンチャー企業で事業づくりを体験!Winter 1day Internshipはじめます!#Mission #Ownership | .▲.tent
スマートキャンプでは、事業企画を経験する1dayインターンをはじめます!「短時間で事業立案のポイントが学べる」「役...
人気の記事