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1to1プラットフォームへ。BOXILメディアマネタイズの展望 #スマートキャンプ #インタビュー

※この記事は2019年10月02日に公開されたものをnoteに再掲しています。

こんにちは!スマートキャンプの手塚です。
本日はBOXIL Adsを担当するMedia Div.の中野さんにインタビューしました!

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Media Div. 中野 真良
Webメディアでの編集や広告制作ディレクターを経て、2018年11月にスマートキャンプに入社。弊社が運営するボクシルマガジンを活用したメディア広告事業「BOXIL Ads(ボクシルアド)」の立ち上げに従事。広告マネタイズのスキーム確立や企画ディレクションなどの業務を行っている。

コンテンツでのメディアマネタイズからデータ活用へ

ーーまずは今までのご経歴を教えてください。

今まで3社勤めてきたのですが、メディア編集や広告制作ディレクターを担当してきました。編集としては記事コンテンツを作ってメディアで情報発信していくということ、広告ディレクターとしてメディアを通じて企業および、企業が提供する商材やサービスのPRを行っていました。

前職では、ナショナルクライアントと呼ばれる大手の家電・電機メーカーや自動車メーカーとのタイアップ広告制作を担当していました。約4年間ほど務めましたが、私が入社した時点ですでにマネタイズの座組はきちんと整っていたので、業務内容としては企業や案件ごとの最適な企画を提案して推進することです。

それに加えて新メニュー立ち上げなども行っていました。たとえば、オフラインと連動したタイアップ広告です。内容としては、企業の新製品をいち早く体感したいというユーザーを集めてイベントを開催。それを記事広告として掲載するとともに、参加ユーザーには製品を使用してレビューを投稿してもらうというものです。

ユーザー側には製品をいち早く使える、企業側には製品リリース直後に(前職が運営するサイト内に)ユーザーレビューが集まっている状態となるため、発売直後の販売にブーストをかけられるというメリットがありました。

オフラインイベントという点では、2019年9月12日に開催したSCTXに少し似ているかもしれませんね。規模は比べ物にならないほど小規模でしたが。

▶SCTXに関するCOO阿部の記事はこちら

ーーSCTX、あらためて本当にお疲れさまでした。中野さんはSCTX運営の中心でしたが、前職のご経験があって担当することになったのでしょうか?

ありがとうございます。私は完全に阿部さんのサポートをしていただけです(笑)

私がBOXIL Adsを担当しており、BOXIL Adsのメニューの中にも前職でやっていたようなオフライン連動型のタイアップ広告を作ったので、運営の一員となったという流れです。また、SaaS比較サイトであるボクシルのSaaSマーケットにおけるポジショニングという意味で、この施策は重要だと思ってました。

結果的に多くのスポンサーに集まってもらい、来場者も800人を超えたので成功でした。

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ーー今担当されている業務内容についても聞かせてください。

スマートキャンプが運営するボクシルマガジンBeyondの広告マネタイズを担当しています。2018年12月にBOXIL Adsを立ち上げ、スキーム確立や制作ディレクションを行っています。実際には、個別案件のプランを立てるなど、営業や配信、記事制作も行っているので、このプロジェクト周り全般携わっている形です。

「BOXIL Ads」は、サイト内にバナーを配信する純広告、ユーザーデータを活用したターゲティング広告などさまざまなメニューを展開していますが、中でも力を入れているのが記事コンテンツを通じて企業様のPRやブランディング、商材・サービス訴求を行う記事広告です。ボクシルに来訪するユーザーの興味・関心と、企業のメッセージが重なり合う部分を、ボクシルが第三者の視点でコンテンツとして情報発信し、双方をコミュニケーションさせるのが大きな役割です。

また、メディアにおいて常に上質なコンテンツを配信し続けることが、ユーザー、クライアント双方の信頼につながると思うので、メディアにおけるコンテンツ企画なども管理しています。

ーーBOXIL Adsの今後の展開はどのようになっていくのでしょうか?

将来的なことを見据えて、ビジネスにおけるデータの活用に着手し始めています。

スマートキャンプが運営するメディアは月間1200万PV、600万UUの流入がありますが、まだそのデータを生かしきれていません。そのため、外部のDMPとの連携を進めています。

具体的な活用方法は検討中ですが、コンバージョンデータなどからボクシルの読者を深く理解し、企業にマッチしたターゲットを整理できていれば、広告主が狙いたいターゲットをメディアから提案するなどのコンサルテーションが可能になります。

現実的には、メディア内ユーザー分析およびボクシルの広告収益向上、また新規顧客獲得(ボクシルのデータに興味を持った企業への提案)などの活用になると思いますが、将来的には、サイト内における企業とユーザーの1to1マッチングに近いことができればいいです。

ーーその展望を踏まえたうえで、中野さんはどんな方に入社してもらいたいですか?

まだ立ち上がったばかりのプロジェクトで、私がどんどん改善して進めているため、やや属人化していて、ナレッジ共有や社内フローなどは整備できていません。

立ち上げから約半年で感じている課題感をシェアしながら一緒に取り組んでいける方、そして社内のタスクを一緒に整備していける人だといいですね。

新しい事業の立ち上げをできることは楽しさでもありますが、厳しさもあります。業務内容が多岐にわたるので業務量はもちろん多いですし、マルチタスクを求められます。自分が得意ではない仕事も実行する必要があるので、それも責任を持って遂行していける方に入社していただきたいです。

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BOXIL Adsはスマートキャンプで自分の価値を発揮できる場所

ーー中野さんはなぜスマートキャンプに入社したのでしょうか?

私が入社する前からメディアにおけるアドネットワークの収益化は林さんが行ってくれていましたが、企業とのタイアップでのマネタイズは整備されていなかったので、ポジションがハマりそうだと感じたからです。

▶取締役 林の記事はこちら

トラフィック(PV数)を増しながらマネタイズ(収益化)していく、そして集まったデータを活用するというのはメディアとしての適切なグロース手段だと思うので、このままこの事業を伸ばしていきたいです。

本当は、私自身、メディアが好きでコンテンツを作ることが好きです。ただ、スマートキャンプでは、SEOの知見を持って記事を書ける人もいれば、インタビューや事例を適切に書ける人もいるので、現状私しかできないことをやったほうが会社に貢献できるかなと。なので、スマートキャンプで自分が一番価値を発揮できるのは、今担当している広告マネタイズだと思っています。

▶ボクシルマガジン・Beyondのディレクターを務める岸本の記事はこちら

あとは、スマートキャンプのミッションに共感しています。BOXILが事業展開しているSaaS業界は、まさに「テクノロジーで社会の非効率を無くす」というミッションを体現しています。さきほどもお話したデータ活用も、このミッションが判断指針になっていると思います。

ーー今後のキャリアビジョンについても聞かせてください。

スマートキャンプではBOXIL Adsを成長させながら整備していくということを実現したいです。今はBOXILのリードビジネスが売上のメインになっているので、それに近づくぐらいこのビジネスを成長させていきたいです。

ーー最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。

ベンチャーはとにかく行動力と実行力が求められます。そしてスマートキャンプは人に価値観を押しつけないので、働きやすい環境だと思います。あと、若いスタッフを中心に素直でいい人が集まっています。

ときには業務時間が長くなることもあるので大変なこともありますが、カオスを楽しめる人と一緒に働きたいです。

ーー中野さん、ありがとうございました!


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