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2017-01-11

自分の「好き」と「得意」を活かして、キャリアの柱を作る。複業研究家・西村創一朗の2017年展望(前編)

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働き方改革元年!二兎を追って二兎を得る新しい働き方の提案とは

2017年、政府の動き、世の中の電通事件など様々な社会背景の中、新しい働き方に注目が集まっています。そこで今回は元リクルートキャリアで、「二兎を追って二兎を得られる世の中を創る」をモットーに2015年6月株式会社HARESを設立した、西村創一朗氏にインタビュー。

「従業員満足」と「利益」、「仕事」と「家庭」、「本業」と「スキルアップ」など様々な二兎を追いながら二兎を得る提案を世の中に行っている、西村氏にこれからの日本に提案する新しい働き方とは何かについて話を聞きました。

人物紹介

ゲスト:西村創一朗

株式会社HARES 代表取締役社長 / 複業研究家
2011年に新卒でリクルートキャリア(当時リクルートエージェント)に入社し、以後3年間はインターネット業界専任のリクルーティングアドバイザーとして中小企業・スタートアップから東証一部上場クラスの大手企業の中途採用を支援。
2014年から新規事業立ち上げに従事したのち、2015年8月より人事・採用担当に。リファラル採用、採用ブランディング、採用マーケティングがミッション。
2016年12月末に同社を退職し、独立。専門領域は人事・採用/マーケティング/ビジネスプロデュース。
「二兎を追って二兎を得られる世の中を創る」が人生のモットー

インタビュアー:古橋 智史

スマートキャンプ株式会社 代表取締役
BtoBビジネスマッチングプラットフォーム「ボクシル」の開発・運営。
立教大学卒業後、新卒でみずほ銀行入社。その後、株式会社SpeeeにてSEO新規開拓営業。ネットマイルにてスマホ事業立ち上げを経験。
2014年6月に「日本のホワイトカラー労働生産性を飛躍させる」をミッションにスマートキャンプ株式会社設立。

二兎を追って二兎を得ることのできる世の中を作りたい。

古橋:
今日はよろしくお願いします!早速ですが、リクルートキャリアを退職されて今はどのような活動をしていますか?

西村:
今は、「複業研究家」として、日本に『複業』という新しい働き方を広める活動を行っています。今の日本は、働きすぎて命を失ってしまったり、働きがいを感じている人が世界一少なかったり、この課題を解決したいと思っていて。
採用・就職・転職のみならず、働き方改革全般に関わる仕事にチャレンジしたいと思い、独立を決めました。
例えば「本業×複業」や、「仕事×子育て」とか。

具体的には、20代バリバリ活躍していても、お子さんが生まれるとなかなか両立ができなくなって、家族を諦めるか、仕事を諦めるか諦めるかの二者択一を迫られる女性が多いのが今の日本の現状です。これを変えたいなと思っています。

古橋:
これって、仕事とプライベートの二兎なのか、仕事においての二兎なのかどっちですか?

西村:
どっちもですね。
必ずしも二兎を追いなさいという話をしている訳ではなくて、選択肢として、追うことのできる状態を作りたくて。本業100%でやっていく価値観も全く悪くないし、夫婦の合意を取れているという元で、旦那さんは仕事にフルコミットしているというのも幸せな形だと思っているんですけど、でもそれ以外の選択肢がない状態で、そうなってしまっていることが多いと思っていて、変えたいんですよね。

古橋:
確かに僕達の親世代って、父親は終身雇用で1社を勤め上げて、母親は家庭に入ってそのまま定年を向かえて人達が多いですよね。今まで仕事しかしてきてないからこそ、そこから新しい挑戦を始めるのって大変、みたいな。

西村:
僕らよりも上の世代の方々が、若い世代に対して古い時代の価値観を無理矢理押し付けるのって、最新のアプリケーションを、Windows95とか、古いOSでインストールしようとしているようなものなんですよね。そんなことしたらたちまちフリーズしてしまいます。みたいなものなんですよね。なので、世の中を、会社を、個人を最新のOSにアップデートしていくっていくことをしたいんですよね。

ビジネスにおいても二兎を追って二兎を得られる世界を

リファラル採用で、利益と従業員の幸福を

西村:
例えば、ビジネスの場合、

・利益を追求すること
・従業員の幸福

この二兎を追って、二兎を得るということをBtoBで実現したいと思っています。
具体的には、まず「リファラル採用」を促進をしていきたいと思っています。
求人広告や、人材紹介では、実現できなかったハッピーな雇用の流動化をリファラル採用であれば実現できると思っています。
なぜなら、リファラル採用経由で入社した人は、離職率がとても低く、入社後活躍、つまりオンボーディングが2倍から3倍くらいになるんです。

古橋:
確かに、うちもリファラル採用で1名入社して貰ったのですが、活躍してますね!

西村:
やっぱりそうですよね。
これは社員だけではなくて、アルバイトでも、インターンでもリファラルのほうが全て良いです。

・コストメリットがとても高い(採用費を抑えることが出来る)
・質の高い人材が採用できる


など基本的にメリットしかないので、どこの会社でもリファラルはやりたいと考えているんです。
でも問題はどうやってリファラルという文化を企業に浸透させていくか。
そこでリファラル採用を軌道に乗せる仕組み化を支援するということを行っていきたいと思っています。
リファラル採用って社員のエンゲージメントが高くないと促進されないんですよね。
つまり、中で働いている人たちがいい会社だよねと思えていないと、紹介ってそもそも発生しないんです。そこで、従業員エンゲージメントを可視化して、エンゲージメントが下がっている人の要因と、少ないながらもやりがいを持っている人との差を分析し、人事運用、人事オペレーションに生かしていくエンゲージメントを向上させる仕組みを作っていくんです。

すると、採用にプラスになるだけではなくて、従業員の満足度が上がり、顧客の満足度も上がる。そして最終的に、売上・利益まで上げることができるんですよ。
これを3か月位の期間でサポートを行うことによって、企業にリファラルを定着させていくことができると考えています。

オンラインサロンを通して、新しい「複業」という働き方を浸透させる

古橋:
他にはどんなことをされているんですか?

西村:
もう一方で、BtoCの活動を行っています。
今年、複業解禁のような動きは出てきたと思うんですけど、可処分時間が少ないとそもそも複業をすることはできないと思うんですよね。なので、自由な時間を作ることがまず、第一歩だと思うんです。そこで、働き方改革を推進するための、活動も行っています。
22時に帰りましょうというキャップをはめるやり方も大事なんですけど、それだけでは生産性は上がらないです。BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)を進めるために、このツールが最適!などの提案が大切だと思っています。この部分はぜひボクシルと連携したいですね!

古橋:
それ、いいですね!是非やりましょう!

西村:
複業のマーケットにおいても、文系ビジネスパーソンの複業に絞ってやっていこうと思っています。どうやったら、複業ができるのか。何ができるのかをメディアを通して紹介していきたい。
でも一方的に伝えるだけではダメで、双方型で学ぶ必要があると思っているので、オンラインサロンを始めました。
複業支援と言ってはいますが、実際は、キャリア支援なんですよね。

複業を「副」ではなく、「複」にして言うのには意味があって、サブの「副」になってしまうと、どうしても稼ぐことが目的になってしまうんですよね。
昔からある、スマホで簡単アンケートだったり、情報商材だったり、ネットワークビジネス・MLM(連鎖販売取引)だったり、インターネットで副業について調べてもそういったものばかりが出てくる。副業で人生を滅ぼしていく人も見てきたので、無くしたいんですよね。

古橋:
確かに、世の中の「副業」に対するそういうイメージって強いですよね。

西村:
私が推進したい複業は、自分の「好き」と「得意」を活かして、キャリアの柱を創っていく活動なんです。
今まで、企業依存してブランドを作ってきた人が多かった中、より個人のブランド、強みを活かしていく活動ができるように個人のスキルセットの棚卸しをして、それぞれの人に会った、複業のやり方を提案しています。

古橋:
カウンセリングって、1対1で行うんですか?

西村:
初回は1対1で行って、その後1対n、n対nといった形で進めてますね。
月曜の朝には、渋谷でゲストを呼んで勉強会をしています。
また、全ての活動はPDCAサイクルをいかに回すかが大事だと思っているので、毎週、自分が行った複業の活動を振り返るといった場を作っています。

古橋:
皆さん、能動的にやっているんですね。ちなみに地方会員もいるんですか?

西村:
いますよ!名古屋や大阪の方もいるので、地方の方も勉強会に参加できるように、Skype等で繋いで行っています。

古橋:
地方で文系ビジネスパーソンの場合、どういう形で複業を行ってるんですか?

西村:
大きくわけて2つあります。
1つ目は、専門性を生かした質の高いライティングや、スポットコンサル、などは地方でも行うことが出来ますよね。
スポットコンサルの場合、信頼関係を作るうえで、初回だけは対面で話すことを希望される場合もありますけど、2回目以降はSkypeなどで完結出来るので。

古橋:
地方と、東京でのキャリアアセットの違いはありますか?

西村:
あまり変わらないですよ!ただ大手企業の場合、地方配属の方がなんでも自分たちでやらないといけないことが多いので、幅広く経験している人が多くて、スキルの汎用性が高いです。

古橋:
確かに、銀行にいるときも、東京の支店だと2、3年目でないと担当企業を持てなかったんですが、地方だと人がいなすぎで、1年目で、担当企業もってる同期とかもいましたね。
そう考えると、人が少ない地方のほうが最初のスキルアセットは貯めやすいのかもしれないですね。
でも、情報があまりなくて、転職や複業の情報が入ってこないのでそこを支援するということですね

文系ビジネスパーソンの複業が当たり前になる世の中を

西村:
伝える学ぶだけではなくて、文系ビジネスパーソンの複業できる仕事の絶対数が足りていないと思っているので、仕事を作るという活動もしています。
各職能ごとに、部活をつくって活動を進めていきたいと考えています。例えば、「ライター部」「人事部」といったように。各部活に対して、私が案件を作ってきて紹介をするみたいな形で支援していくことで、複業をできる仕事を増やしていく予定です。
今後は、コネクターという、人と人をつなぐBtoBのリファラルみたいなこともやっていきたいと思っています。

古橋:
先程話に上がっていた内容ですね。今コネクターって何人くらいいらっしゃるんですか?

西村:
まだベータ版のような形なので、10人くらいですね。20代後半から30代前半が多くて、営業や人事など、職を持っている方が多いですね。
中には、上場ベンチャーで、事業部長を行っていて、起業準備している方とかもいらっしゃいます。
でも、そういった方も、フリーランスでやっていくわけではなくて、一つ自分の職をもった上で、コネクターに興味を持ってくれる人が多いです。

古橋:
コネクターを増やしていく構想ってありますか?

西村:
コネクターは1,000人くらいまではあるかもしれないですがやたらに増やすつもりはないですね。登録したら誰でもできるかたちではなくて、審査制にするつもりです。

古橋:
なるほどですね。ただ人数を増やすかたちで進めると正常にワークしなくなりますよね。だからこそ、スキルの棚卸しからやられている西村さんは強いですよね。

やりたいことをお金にする、リクルートで学んだマネージメントとは

西村:
僕の強みは、キャリアカウンセラーみたいなところよりもどちらかというと、ビジネス的なところが強いです。自分でもビジネスモデルコレクターと勝手に言ってるんですが、やりたいことをどうお金にしていくかを考えるのが得意なので、ただ共感するのではなくて、それをマネタイズしてく為の実利のあるロジカルなメンタリングが得意です。

古橋:
棚卸しのスキルってどこで身に着けたんですか?

西村:
リクルートで学んだ部分が7割ですね!
リクルート流のマネジメントは管理じゃなくて、ちゃんと成長支援になってるんです。
例えば、
「will can must」
というリクルートにおける独自の目標管理制度があるんです。
1番大切なのは、「will」
“2,3年後を踏まえて半年後にあなたが実現したいこと”

2番目が「can」
“Willを実現するために伸ばしたい強み、改善したい弱み"とそのための「能力開発計画」”

そして最後に「must」
“それを実現するために成し遂げる定量的なミッション”

これを通じて、マネージメントの仕方や、モチベーションの上げ方を学べたことが大きいですね。

もう一回、新卒に戻れるとしてもリクルートに入ると思います。大手とベンチャーのいいとこ取り感があるので人間として成長する為には他にない企業だと思います。

古橋:
そのスキルをベースに、サロンを通じて、可処分時間を有効に使えるような方が多く輩出されることは、これからの日本にとってプラスになりますね。

<インタビューは後編に続く>

リファラル採用、複業の実現で日本に新しい風を

リファラル採用や、複業によって今まで得ることのできなかった二兎を追うことができる社会。
今日本に必要なものは何か。そのヒントを今回のインタビューで得ることが出来たと感じました。一個人としての生き方が問われる時代に、自分のキャリアを確立できるのか。
インタビュー後編では、これからの新しい働き方と、日本の今後の予測についてお伝えしたいと思います。

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