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2017-01-19

【2017年働き方改革】時間ポートフォリオを最適化して、パフォーマンスを最大化するために必要な事とは(後編)

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2017年働き方が大きく変わる 働き方元年に知っておくべきこととは

ボクシルマガジンでは、2017年働き方改革元年として様々な企画を行っていきます!その第一弾として、元リクルートキャリアで、現在 株式会社HARES 代表取締役社長 / 複業研究家の西村創一朗氏と対談を行いました。

政府、企業、メディア、で働き方改革という言葉がよく聞かれるようになりました。
働き方改革とは何か、個人そして、社会が働き方を変えるために何が必要なのか。
今回の対談では、「働き方を変えるためにやるべきこと」や、考え方、海外での事例までお話しをお伺いしました。

<インタビュー前編>
自分の「好き」と「得意」を活かして、キャリアの柱を作る。複業研究家・西村創一朗の2017年展望(前編)

人物紹介

ゲスト:西村創一朗

株式会社HARES 代表取締役社長 / 複業研究家
2011年に新卒でリクルートキャリア(当時リクルートエージェント)に入社し、以後3年間はインターネット業界専任のリクルーティングアドバイザーとして中小企業・スタートアップから東証一部上場クラスの大手企業の中途採用を支援。
2014年から新規事業立ち上げに従事したのち、2015年8月より人事・採用担当に。リファラル採用、採用ブランディング、採用マーケティングがミッション。
2016年12月末に同社を退職し、独立。専門領域は人事・採用/マーケティング/ビジネスプロデュース。
「二兎を追って二兎を得られる世の中を創る」が人生のモットー

インタビュアー:古橋 智史

スマートキャンプ株式会社 代表取締役
BtoBビジネスマッチングプラットフォーム「ボクシル」の開発・運営。
立教大学卒業後、新卒でみずほ銀行入社。その後、株式会社SpeeeにてSEO新規開拓営業。ネットマイルにてスマホ事業立ち上げを経験。
2014年6月に「日本のホワイトカラー労働生産性を飛躍させる」をミッションにスマートキャンプ株式会社設立。

働き方改革元年。これからの働き方、生産性を上げる方法とは

可処分時間をいかに増やすかが生産性、働き方を変えるカギになる

古橋:
生産性とか働き方って結局可処分時間をどう増やせるかって話だと思うんですよね。
一方で、会社の人たちの時間を作るために外注で買い叩くのは僕違うと思っていて、自分たちの業務をアウトソース化して、安価にするみたいな。
今やってる業務を同じ所得のままで、ツールなどで効率化して、半分に出来ることの方が圧倒的に価値のあることじゃないですか。
弊社でいうと1月から試験的に週に1回リモートワークや、時短勤務を開始して自社で実践することから始めようと思っています。

西村:
いいですね!!

古橋:
「生産性を上げる」というミッションを持って推進しても、結局自社で実行して実際に働き方を変えていかないとと矛盾発生してきてしまうと思うので 笑
ただ時間を何でもかんでも短くすればいいというわけではなくて、自分たちが出せる最大限の価値を出しながら、自分の時間を取り戻すことができるというのが一番の理想ですよね。
ある意味そこって、営利企業にとっては決断としては難しかったりするんですが、でもやらないと絶対分からないのでやっていかないといけないと思っています。

成果は、スキル×エネルギー量。エネルギー量をいかに最大化するか

古橋:
西村さんは生産はどのようにすれば上がると思いますか??

西村:
今までは働けば働くほど成果が最大化するっていう誤解があったと思うんですけど、実際はそうではなくて、限界効用逓減の法則というものがあって、一定の時間越えるとむしろ成果が下がっていくという法則があるんですよ。
ビールに例えると、最初の一杯は美味しいけど、満腹になってきたらもう飲みたくなくなるみたいな。

古橋:
確かに。

西村:
むしろスキルとエネルギー量を横軸で考えてた時にここの面積が成果だと思っていて、考えるべきはどうやってエネルギー量を最大化させるのかっていう話で。遅寝、残業繰り返すとどうやったってエネルギー量って下がるじゃないです。

古橋:
そうですよね。

西村:
毎日7時に帰ると決めて逆に限られた時間でサッカーでいうと90分戦って勝つみたいな。
ロスタイムで仕事をしないって決めてると、短い時間だけど長い時間働いていた時よりも全然成果が上がるって結構よくあるんですよね。
僕の場合、特に朝5時に起きて朝活をする生活を始めてから、常に高エネルギー状態を作れているので今すごく効率よく働けています。
その代わり、19時くらいになるとシャットダウンしてしまうんですけど。

エネルギーの最大化をしようとすると、時間の使い方がすごく大切なんでよね。
これを僕は「時間ポートフォリオの最適化」って言ってるんですけど、起きてる時間ほぼ全てが仕事してる人は、お金でいうと銀行だけにほぼ100%預けてますっていう状態で、銀行がうまく運用できないと投資したお金が全然増えていかない状態と同じになってしまうんですよね。

この時間の使い方を仕事だけでなく、インプットの時間を増やすとか、社外に出て行って自分自身をオープンイノベーションする、本業ではできないことにチャレンジして複業とかをやっていくとか、時間ポートフォリオを組み直すことがエネルギーを最大化する上ですごく重要で、そういった観点をもっと一般的にしていきたいなと思ってるんですよね。

「時間ポートフォリオ」の変え方と、これからの働き方とは?

どうすれば「時間ポートフォリオ」を変えていけるのか

古橋:
そう言ってもまだまだ仕事だけになってしまってる人っているじゃないですか。そういう人が時間のポートフォリオをどんどんピザ型に最適化していく必要があるわけだと思うんですけど、どうやったら、ピザ型にシフトしていけるとようになると思いますか?

西村:
すごくシンプルで、ブロックですね。
物理的にブロックすること。

例えば、僕の場合1年目の頃月金で23時とかまで仕事したりしてたんですけど、これを変えようと思った時に、19時に帰ろうと思うと、19時で全ての仕事を終わらせるところまでできて初めて帰れるのが普通の発想だと思うんですね。
仕事全て終わらせていないと、早く帰るのいいけど終わってないのに帰るの?って上司にも言われると思うんですよ。
だから仕事を終わらせるために結局、19時では帰れずに、結局仕事をする時間が長くなってしまうんですよね。これでは、時間の使い方は変わらないです。

これをどうやって、変えていくかというと、まずは週に1回からでもどんなことがあっても19時帰るみたいな日を作るんです。例え仕事が終わってなくても。
これがブロックです。

終わっていない仕事があって、上司に怒られるのは、営業で例えると、目標があって目標未達で怒られるのと同じです。
つまり、今の自分がまだ時間の使い方、仕事の進め方が、未熟で時間内に目標達成をできないスキルしか持っていないということ。

なので、仕事が終わっていないことについて、上司から怒られることを甘んじて受け入れて、明日はどうしたら目標の19時までに終わらせるべき仕事を全て終わらせることができるかを考えて行動すると、徐々に時間の使い方を変えていけると思います。

古橋:
強制的に自分をトレーニングしていくってことですね!

西村:
そうです!

古橋:
確かにそれが一番いいかもしれないですね。お話聞いていていいなって思ったのが怒られる覚悟って、もちろん怒られることが目的ではないですけど、その覚悟があるからこそブロックできるというか。

ただ自分時間を増やそうっていって早く帰るのはある意味簡単ですけど、パフォーマンスを最大化しながら、自分の時間を作っていこうと思うと、実際に怒られる恥というのを甘んじて受けて、改善しながら時間当たりのパフォーマンスをいかにあげられるかを考えるってすごく大切ですね。

西村:
もちろん、怒られることが辛くなってしまう方もいるのかもしれないですけど、「時間ポートフォリオの最適化」をするための行動を一人一人がやっていると組織が変わると思うんですよね。

今の20代の次の世代はどのような働き方に変わるか

古橋:
今ちょうど役員とか部長とかいる方たちって所謂、団塊の世代だったりバリバリ長時間働くことが当たり前のだった世代じゃないですか。
僕ら30歳位の世代ってそのバリバリ働く人たちの下で死ぬほど働いてて、この働き方を変えたいと思っている世代だと思うんです。

次の僕らの子供世代とかって、働き方はある程度改革されて、最初から死ぬほど働かない世代になると思うですけど、これってどう作用すると思いますか?

長かったものを効率化するんじゃなくて、最初から短い場合ってある種、サボるじゃないですけど週休3日で1日6時間が当たり前になるみたいな。

西村:
それってすごく難しいなと思っていて、でも間違いないのは、僕らの親世代どころじゃない昔ですけど洗濯とか手でやってたわけじゃないですか。でも今はもちろん洗濯機で洗濯するわけで。
この20 年ってAIなど技術でイノベーションがいくつも起きると思うんですね。

だから物理的に今よりそんなに働かなくても経済を維持することができる世の中になって外部環境も変化していくと思うんですよ。

古橋:
確かに昔は休み週に1日で、それが今は週2日が一般的になって、それでも経済成長してますもんね!

西村:
そうなんですよね。
だからBI(ベーシックインカム)的な議論もありますけど、そもそも働かなくても経済成長する世の中に変わっていくというのが前提ではあるですが。

ビジネスマンは良くも悪くも、二極化するんじゃないかなと思っています。
エリートというか新しい世の中を作っていきたいとい人たちと、目の前の仕事を着実にこなすような人たち。
というのもただ目の前のことをこなしていくだけでは、クリエイティブを産めないというのはもうわかりきっていることなので。

スポーツに例えると、昔のスポ根じゃないですけど、とにかく死ぬまでやるんだみたいな根性論じゃなくて最近のアスリートとかって、テクノロジーを使って、休む時間と、トレーニングする時間をコントロールするようになってきてると思うんですけど。

古橋:
確かに、昔のひたすら食事の量を増やして、走り込んでみたいなのって完全になくなりましたよね。

西村:
それがビジネスにおいても当たり前になっていくと思うんですよね。
働くときは働く、インターバルを取るときはしっかり休む、他の活動をするみたいな。

法律というルールを変えることが、働き方の構造改革の一番の近道?

海外では法律というルールが改正されて、働き方が変わっている

古橋:
確かに日本ってビジネスにおいてそういう考え方って遅れてると思うんですが、海外とか見るとどうなんですか?

西村:
海外だと例えば、EUだとインターバルという考え方がしっかりしていて、インターバル規制という法律が物理的にあるんですよね。
勤務と次の勤務の間に、EUの場合、11時間休まないといけないというインターバルが義務化されています。

実は日本も国がインターバル規制進めましょうという指針みたいなものは出しているんですけど、義務化しているわけではないし、罰則規定があるわけではないので、定着していなくて。

古橋:
なるほど。法律で決まっている規制なんですね。つまり、破ってしまうと法を犯すことになるってことですよね。

西村:
そうです。

あとアメリカだと労働時間を週何十時間と決めて、超過労働分の賃金を高くする法律を定めることで規制しています。
超過労働分が、日本だと通常賃金の1.2~1.5倍なんですが、アメリカだと1.5~1.75倍なんですよ。

だから経営層もそんな長い時間働くな、残業するとコストだからという発想になっていくんですね。
やっぱり、長時間働くと、生産性が下がるのにその分コストが上がるって経営者として合理的に残業させなくなるので。

古橋:
確かに、そこまでコストが上がるのであれば、合理的な判断をすると、マネージメント層も残業させないという判断になりますね。

西村:
日本はまだそういうところが徹底できてないなと思うんですよね。

古橋:
なるほど。だからこそ西村さんは新しい働き方を提案してるんですね。

西村:
そうです。法律が変わらないと、社会全体は大きく変わらないので。

古橋:
法律が変われば強制的に変わりますもんね。

でも法律を変えること一番最短ルートではあるものの、法律を改正するまでって、20年、30年ってかかってしまいますもんね。4年1回くらい解散があって、その選挙の度に、選挙で好印象を与えるためのツールになってしまう気がするんよね。
ただ、結局実行されないみたいな。
本当は構造から変えることの方が早いんですけどね。

西村:
そうなんですよね。でも法律を変えることは、ロビイングじゃないですけど地道にやっていくことが大事だと思っています。
法律ってゲームでいうルールですからね。

野球も9回というゲームのルールがあるから面白いわけで、勝敗着くまで永遠にってなると面白くないじゃないですか?
サッカーも同じで、90分っていう時間が決まっていて、プラス、アディショナルタイムがあって。でもロスタイムが無限です。ってなったら、90分で全力を出さないで、ロスタイムまである程度、体力温存しちゃうじゃないですか。

そうすると全体的に間延びしてしまって、観てる側も、全然面白くないし、プレイヤーの、パフォーマンスも微妙になるんですけど、90分って決まっていて、ロスタイムも最大何分って決まっていると、観ていてメリハリもできるので、エンターテイメントとしても、試合としても面白くなるんですよね。

なので、決められた時間の中で、最大限のパフォーマンスを出して、働くという働き方が当たり前になっていく必要があると思うんですよね。
僕は、複業を推進するという側面から、エネルギーを最大化できる社会を作っていきたいと思っています。

古橋:
間違いないですね。
ぜひ一緒に、エネルギーを最大化して、最大限のパフォーマンスをするビジネスマンが増える社会を作っていきましょう!
今回はありがとうございました!

限られた時間の中で最大限のパフォーマンスを残す働き方を当たり前に

ロスタイムで働かない働き方。
今までは、ロスタイムが永遠にあるからこそ日中のパフォーマンスを最大に発揮しないで温存するという方が、まだ日本には多くいるのが現状です。
これを限られた時間の中で、如何に成果を残すかという、考え方にシフトすることで、働く時間は短くなったのにパフォーマンスが上げることができるビジネスマンをこれから増やしていく必要があると思います。法律が変わるまでにはまだ時間がかかるかもしれないですが、まずは自分ができることから始めていくことが大切です。
ぜひ今日から、物理的にブロックして19時に帰ってみる。という試みをしてみてはいかがでしょうか?

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