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2017-06-13

PBX(構内交換機)とは? |ビジネスホンとの違い|PBXの種類と選び方

今や多くの企業で当たり前のように使われているPBX。しかし、ビジネスフォンとの違いや正確な意味を今ひとつ理解できていない人も多いはず。今回はそんなPBXにまつわる全てを徹底的に解説します!
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企業における業務はコミュニケーションの上に全て成り立っているといっても過言ではありません。そのため、多くの従業員を抱える会社では、内線通話や取次・転送を行うビジネスフォンやPBXと呼ばれる構内交換機が備えられています。
そこで、普段何気なく使っているかもしれないビジネスフォンとPBXの違いは何かや、IP-PBXやクラウドPBXなど進化しつつあるPBXについてその役割や機能、選び方をご紹介します。

PBXとは?PBXの機能

PBXとは 会社内に設置される構内交換機(Private Branch eXchanger)、つまり電話交換機のことです。会社のホームページや会社の登録情報などに記載されている代表電話番号にかけると、ほとんどはまずこのPBXにつながります。さらにここから各内線電話番号に転送されたり、各内線電話機から外線をとって外に電話をかけることが、主な機能として挙げられます。音声信号をデジタル処理するデジタルPBXが主流ですが、最近はIP化して構内通信網(LAN)と統合するIP-PBX、更にクラウドを利用したクラウドPBXへと進化もしています。

ではPBXの役割、つまりPBXで出来ることにはどのようなものがあるのか解説していきます。

外線からの発信・着信の制御

PBXには、かかってきた外線を内線につなぐ機能と各電話機を外線につなぐ機能がありますが、それだけでなく以下のような発信・着信を制御する追加機能が装備されています。

・着信制御

かかってきた外線を、電話回線ごとではなく電話番号ごとに着信させるダイヤルイン機能があります。契約されている回線電話番号を親番号とし、これに同じ回線を共有する別の番号を子番号として追加するもので、特定の内線番号に外部から直接かけることが出来る機能です。直通電話として、一つの回線で複数の電話番号を設定できます。

・発信制御

外線への発信を制御する追加機能として、以下のようなものがあります。

LCR(Least Cost Routing)
ダイヤルされた電話番号を検知して、番号によって一番通話料が安いプロバイダーを自動的に選択する機能。

ACR(Automatic Carrier Routing)
あらかじめ決められたプロバイダーを、自動的に選択する機能。

内線同士の通話機能

内線同士で通話が出来る機能です。内線同士の通話では同じ回線が使われますから、通信料金はかかりません。大企業で複数の拠点がある場合は、各拠点の中枢であるPBX同士を企業の専用回線で接続して、あたかも内線のように拠点間を結んで通信網を構築することもできます。

代表番号着信機能

代表番号への着信を、あらかじめ登録したグループの電話機につなぐもので、優先順位を設定して優先順位が高いものから順に呼び出すものや、番号順に呼び出すものがあります。

転送機能

不在時や通話中の際に、他の電話機やモバイルに転送する機能で、以下のようなものがあります。

・不在転送。不在の時や忙しくて電話に出れない時に、指定の番号に転送する。
・話中転送。電話機が通話中の際に、設定された転送先に転送する。
・応答遅延転送。設定された呼び出し音の回数内に応答がない場合に、別の電話に転送する。
・着信選択転送。設定された条件に合う着信だけを転送する。
・圏外転送。スマートフォンを内線化して使用する場合、スマートフォンが使えない圏外にある場合は他の圏内の電話に転送する。

パーク保留機能

通話中にパーク保留ボタンを押すと、任意の電話機で外線が受けられるという機能です。例えばある社員が対応している通話を誰に転送すればよいかわからない場合、一旦その通話を特定の番号に保留した上で周りに対応可能な者がいるかを確認し、対応できる担当者がその保留電話を再開することのできる機能です。より噛み砕いて説明すると、通常は保留した人しかその保留電話の再開はできませんが、どの電話からでも保留が再開できるものです。

ビジネスフォンとの違い

ビジネスフォンとは

ビジネスフォンとは、ひとつの電話番号で複数の回線が使える業務用電話システムで、家庭用電話を進化させたものとなります。家庭用電話にはないビジネスフォンの機能には、外部からの通話を保留して他の電話に転送する機能、内部の電話機同士で通話が出来る内線通話機能、同時に代表電話番号にかかってきた複数の着信を、複数の電話機で受信できる機能の3つがあります。
また内線への転送機能の他、不在時の自動転送機能や通話録音機能もあり、従業員が少ない会社では便利なものとなります。

ビジネスフォンとPBXの共通点

ビジネスフォンとPBXは以下の機能が共通ものとして挙げられます。

• 一つの回線を複数の内線電話機で共有して、外線からの着信や外線への発信に使う。
• 内線電話機同士で、通話や転送を行う。

ビジネスフォンとPBXの違い

PBXでは出来るがビジネスフォンでは出来ないことには、以下のものがあります。

• スマートフォンを内線化して使用すること。外出先で着信を受けるには、ビジネスフォンだと転送料金がかかります。
• 別の場所にある拠点間同士を、内線でつなぐこと。
• 着信相手先の情報を表示するCTI機能。
• パソコンとの接続。

またビジネスフォンとPBXは、以下の点でも違いがあります。

接続可能な電話機数

ビジネスフォンでは数百台程度接続できるものもありますが、通常は50台程度までとなります。PBXでは数千台以上接続でき、複数の拠点をひとつのPBXで対応することも可能です。

事務所の形態
ビジネスフォンは、拠点が一ヶ所で階をまたがないワンフロアでないと使えませんが、PBXは同じビルでも複数フロアにまたがる会社や、支店や工場など複数の拠点がある場合でも使えます。

求められる機能
ビジネスフォンでは、外線の自動転送や短縮番号登録、内線名の登録など、外部との通話の多い利用者に使いやすい基本機能が充実していますが、コールセンターや宿泊室数が多いホテルなどではそこまでの高度な機能は必要ありません。
またビジネスフォンは、留守録や外出先への転送など取引先や外部からの電話対応機能への対応が中心となる一方、PBXは複数の拠点で内線網を構築して通話コストを下げたり、パソコンと連携させるなどの、社内の業務効率アップを目的とする場合に利用されます。

安全性
ビジネスフォンはCPUが二重化していないため、システムがダウンすると使えなくなってしまいます。PBXは、高トラフィックにも対応できる性能の高い二重CPUが装備されているため、ひとつのCPUがダウンしても別のCPUで継続して使えます。

価格
ビジネスフォンではだいたいの場合は高くても数百万円ほどですが、PBXは規模により数百万から数千万円の費用がかかります。ビジネスフォンでも主装置(ME)の設置が必要ですが、PBXよりは初期設定費用は安くなります。

PBXの種類

現在多くの企業で使われているPBXですが、従来のPBXの他にIP-PBXやクラウドPBXの普及が進んでいます。ここではIP-PBXとクラウドPBXのそれぞれの機能と特徴を、ご紹介します。

IP-PBX

Internet Protocol PBXのことで、従来のPBXのように同じ構内に設置します。LANのプロトコルであるIPに対応し、既存のLAN上で音声通信が出来るようにされたPBXです。つまり内線接続を物理的に配線するのではなく、各端末(電話機やパソコン)にIPアドレスを割り当てることで、LANケーブルによって内線のネットワークが構築されます。専用の機器がハードウェアとして提供されるものと、汎用のサーバーにソフトをインストールしてシステム化するものとあります。

IP-PBXには、以下のメリットがあります。

• 内線使用者の席替えがあっても、LANケーブルを配置換えするだけで内線番号の変更は不要。
• 内線電話機能がコンピュータネットワークの一つの機能として使え、パソコンと連携したシステムが構築できる。
• 拠点ごとに設置していたPBXが、インターネットを利用することで不要となる。
• 拠点間が内線化されるため、拠点間の通話料金が削減される。
• パソコンで簡単に管理できる。
• アプリケーションをインストールすれば、スマートフォンを内線化することも出来る。

また従来のPBXにはない機能として、以下のものがあります。

• 通話内容をパソコンで記録。
• 留守番電話をメールに添付して送信する機能。
• 電話帳から発信するClick to Call機能。
• IP電話の標準プロトコルであるSIPの採用で、パソコンやスマートフォンを内線端末として利用できる。パソコンを利用した場合は、着信時画面上に発信者の情報がポップアップで表示される機能もある。
• スマートフォンを内線化して使う場合、スマートフォンからの発信番号として会社の代表番号を表示する機能。
• ビデオ通話機能。
• 通話内容の録音や、通話時間、通話相手電話番号情報などを記録してバックアップする機能。
• パソコンからか紙を使わないでFAXを送受信できるペーパレスFAX機能。

クラウドPBX

構内にPBX機器を設置するのではなく、クラウド上で電話交換機能サービスを利用するもので、IT-PBXを更に一歩進めたものとなります。
機能は基本的にIT-PBXと同じとなりますが、以下のメリットがあります。

• 設置の初期費用や、電力コストを含む運用コストの削減。
• 運用に関わる業務の削減。
• 企業の規模が拡大しても、新たな設置が不要ですぐに拡張対応。
• 多彩な機能の中から必要な機能のみ選べる。
• モバイル端末との連携が可能。
• 事務所が移転しても設置工事費が不要。
• 在宅勤務社員も利用できる。
• 海外も含めた拠点間の通話が無料となる。

クラウド型の具体的なサービスを知りたいという方は下記の記事よりどうぞ!

クラウド型PBXサービスを一挙紹介!クラウド型とIP型の違いも解説 | ボクシルマガジン
スマートフォンが普及し、チャットやSNSを誰もが使う時代になっても変わらないのが電話によるコミュニケーション。今回...

自社に最適なPBXの選び方

PBXを導入または買い換える際に、IP-PBXにするかクラウドPBXにするかの選択ポイントは、以下になります。
尚、拠点が一ヶ所で従業員数や使用する回線数が少なかったり、拠点間の内線機能やビデオ通話機能、スマートフォンの内線化よりも、取引先など外との通話を内線につなぐ機能の充実を重視する場合は、ビジネスフォンでも十分といえるでしょう。

コスト

初期費用や運用コスト、メンテナンスコストを低く抑えたい場合、また海外拠点も含めた拠点間の通話コストを抑えたい場合は、クラウドPBXの方がよいでしょう。但しクラウドPBXはレンタル料金制が殆どであるため、例えば100人以上の規模の会社の場合は、オンプレミス型のIP-PBXをリースまたは購入した方が、安くなる場合もあります。

設置

事業や企業規模が短期的に拡大する見込みがある場合は、設置工事もなくすぐに拡張できるクラウドPBXの方がスピーディに事業を継続することができます。

機能

自由に機能を選択したい場合や、スマートフォンやタブレット端末を簡単に内線化したい場合は、クラウドPBXの方が良いでしょう。

セキュリティ

通話のセキュリティを重視する場合は、インターネットに接続しないで社内網で保護された環境で通信するIP-PBXの方がよいでしょう。またクラウドPBXでは、110番や119番などの一部の特殊電話番号にはかけられませんし、オフィスが停電になると電話も使えなくなってしまいますから、災害対策を重視する場合やインターネットの通信環境が悪い場合もIP-PBXを選択するほうが良いでしょう。

PBXを上手に活用しよう!

最近ビジネスにおいてもメールやチャットツールなどの利用が増えていますが、通話による意思疎通のスピード感に勝るものは未だなく、今後も重要な位置を占めることは変わりないでしょう。一つの回線を複数で共有してつなぐビジネスフォンから、複数の拠点も接続して内線化するIP-PBX、更にスマートフォンも簡単に内線化できるクラウドPBXと、ワークスタイルの変化にともなって音声通話のシステムも進化しています。自社の規模やニーズ、予算、環境に合わせて、適切なものを選びましょう。

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