WEBCAS e-mail導入事例：株式会社北國銀行 様　プロモーションから重要連絡まで、顧客向けのあらゆるメールをWEBCASで配信。取引通知やワンタイムパスワード送付にはAPIを活用　 [PR]

「手厚いサポートや高い到達環境に魅力を感じ、WEBCASを選びました。現在は部門を横断して月間200万通近いメールをWEBCASで配信しています。クラウドサービスでありながら柔軟なカスタマイズができる点にも満足しています。」

デジタル部 デジタルグループ　グループ長
小泉様
デジタル部 デジタルグループ
青木様
システム部 開発グループ　マネージャー
北様
システム部 開発グループ　マネージャー
西村様

WEBCAS e-mail公式サイトでサービス詳細を見る

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石川県金沢市に本店を置く北國銀行様は、WEBCASのメール配信システムやAPIを活用し、顧客向けのプロモーションや振込予約の完了通知、ワンタイムパスワードなどさまざまなメールを配信されています。ご担当者様に、WEBCASの活用内容や導入経緯、選定理由などをお聞きしました。

北國銀行について

― はじめに、北國銀行様についてご紹介いただけますか。

株式会社CCIグループの一員である北國銀行は、石川県金沢市に本店を置く地方銀行として、石川・富山・福井の北陸三県を中心に事業を展開しています。
当社は金融DXを積極的に推進しており、2021年には国内で初めて銀行業務の基幹となる勘定系システムのオールクラウド化を実現しました。グループ内にはシステム開発を手掛ける会社があり、お客様のニーズに合わせたサービスを内製開発でスピーディーに提供できる点が強みです。

お客様への情報発信のほか、取引通知やワンタイムパスワードの送付などに活用

― WEBCASをどのように活用されていますか。

当社ではメール配信システム「WEBCAS e-mail」およびAPIのサービスを複数利用し、お客様向けにさまざまなメールを配信しています。

製品・サービス名	主な活用目的	運用方法
WEBCAS e-mail ASP型シンプルプラン	お客様への情報発信 プロモーション、ブランディング、アンケート依頼、事務連絡など	配信リストをその都度CSVでインポートする手動配信
WEBCAS e-mail SaaS型	法人向けインターネットバンキングの取引通知、未承認のリマインドなど	APIによる一斉配信（自動配信）
WEBCAS realtime mail	法人向けインターネットバンキングの手続き完了通知、デビットカードアプリのワンタイムパスワード送付など	APIによるトリガー配信（自動配信）

主な運用方法と活用目的について、以下それぞれ説明します。

●お客様への情報発信（手動配信）

当社に口座があるお客様のうち、メールアドレスを登録いただくサービスを利用している方に向けてWEBCASでさまざまな情報発信をおこなっています。たとえば個人向けのインターネットバンキング「北國クラウドバンキング」や、デビットカードサービス「北國Visaデビットカード」などの利用者様が対象となります。
現在これらのお客様に対し、限定キャンペーンやサービスの利用メリット、お金の豆知識コラムなど、当社の商品やサービスを知っていただくためのコンテンツをお届けしています。また、お客様の声をサービスに反映するため、アンケートへの回答依頼も定期的に配信しています。

WEBCAS e-mailで配信しているメールの一部

そのほか、利用規約の変更案内やシステムメンテナンスのお知らせ、ETC料金の引き落とし案内、住宅ローンの審査結果など、重要な連絡もWEBCASで配信しています。

これらのメールは内容によって管轄部署が異なるため、各部署の担当者がそれぞれWEBCASの管理画面にアクセスし、配信リストのインポートからメール作成、配信設定、そして分析結果の確認までをおこなっています。複数のメール配信が被らないよう、全体の配信スケジュールは主幹部門であるデジタル部が管理していますが、現在およそ30名の担当者がWEBCASを活用しており、月間の配信通数は70万近くにのぼります。

●インターネットバンキングの取引通知、未承認のリマインドなど（APIによる一斉配信）

法人向けのインターネットバンキング「北國デジタルバンキング」において、給与振り込みや口座振替の手続きなど「予約された取引の通知」をWEBCAS e-mailのAPIで自動配信しています。また、本サービスにおいては利用者が振込や振替などの手続きをした場合に管理者の「承認」が必要となりますが、この承認がされずに止まっている取引があった際に「承認はお済みですか？」などのリマインドメールも配信しています。

これらのメールは、前日の所定の時間までに当社のシステム側で該当する配信リストが作成され、WEBCASがAPIリクエストを受け付けて自動配信する仕組みになっています。現在、毎日3万6千通ほどのメールが配信されています。

>> WEBCAS e-mailのAPI（大量一斉配信）

●インターネットバンキングの手続き完了通知、デビットカードアプリのワンタイムパスワード送付など（APIによるトリガー配信）

こちらはお客様のアクションに応じて1通ごとに自動配信しているトリガー型のメールで、「北國デジタルバンキング」においてお客様が振込の「手続き」や「差し戻し」、「取り消し」などをおこなった際や、メールアドレスなど登録情報を変更した際にAPIを介して配信しています。
また、デビットカードアプリ「北國デビットアプリ」のワンタイムパスワードの送付にも活用しています。これらのメールはトリガー型配信に特化したWEBCAS realtime mailというメール配信APIサービスを使用し、毎日約2万通配信しています。

>> WEBCAS realtime mail（トリガー型のメール配信APIサービス）

メール配信システムをWEBCASに切り替えた理由 ～サポート、到達率の高さが決め手に～

― WEBCASを導入した経緯についてお聞かせください。

最初にWEBCASを導入したのは2020年のことで、デジタル部が主幹となって運用している手動配信のほうが先でした。当時は別のメール配信システムを使ってお客様向けの情報発信をおこなっていましたが、システムの使い勝手があまり良くなく、特定の担当者しか操作できないという問題がありました。そこで、誰もが扱いやすいメール配信システムに移行しようと考え、WEBCAS e-mailを採用することになりました。

システム選定時には操作性や機能、価格、セキュリティなどを軸に複数製品を比較しましたが、WEBCASが総合的に優れていたことに加え、導入時のサポートが手厚いことが決め手になりました。

― WEBCASのメール配信APIは、その後に導入されたのでしょうか。

はい。その後しばらくして法人向けのインターネットバンキング「北國デジタルバンキング」をリリースするプロジェクトが始動し、本サービスのメール配信機能においてもWEBCASを導入しました。

― API連携先として、なぜWEBCASを選ばれたのでしょうか。

サポートが手厚く、長期にわたって安心して利用できると判断したためです。
実は、当社では以前より個人向けのインターネットバンキング「北國クラウドバンキング」というサービスを提供しており、こちらでは別の大手メール配信APIを使用していました。しかし、従来のメール配信サービスではメールが届かないときのサポートが十分でなかったり、予告なしに機能改修がおこなわれてメールが届かなくなったりするなど、お客様にご迷惑をおかけするケースがありました。そこで新たにリリースする「北國デジタルバンキング」においては、きめ細かなサポート体制のあるメール配信サービスを使いたいと考えていました。

そのような中、デジタル部がお客様向けの情報発信にWEBCASを利用していてサポートに大変満足しているという話を聞き、「北國デジタルバンキング」のリリースを担うシステム部でも利用を検討することになりました。担当営業の方に相談を重ねて不明点を解消していきましたが、担当の方のレスポンスが速く、こちらからの質問や要望に対していつも丁寧に対応してくれました。この会社なら安心して任せられると感じ、APIの連携先としてもWEBCASを採用することにしました。

また、技術的な面ではIPレピュテーションを高めるための対応、いわゆるIPのウォームアップが最小限で済むという点が大変良いと思いました。通常、今までメール配信に使われていなかったIPアドレスから大量にメールを一斉送信すると、ISP（インターネットサービスプロバイダ）やキャリア各社から受信制限をされメールの遅延や不達が発生してしまうため、事前にIPレピュテーションのスコアを高めるための作業が必要になります。従来のメール配信サービスではこの作業を念入りにおこなわないとメールが届きづらかったのですが、WEBCASはメールが届きやすい配信環境が維持されており、この作業に多くの労力をかけなくても良いことがわかりました。

WOW WORLD注：
近年メール配信システムは、他の利用者と環境を共有するクラウドサービスが主流です。それらのサービスを使用する際、たとえば迷惑メールを大量一斉配信するような悪質な運用をしている会社が1社でも含まれていた場合、そのサービスから配信されるすべてのメール（同一IPから配信されるメール）は「問題あるIPから配信された」と認識され、配信遅延や迷惑メールフォルダ行きになってしまう可能性が高くなります。当社ではWEBCASの提供前に審査を徹底しており、迷惑メールを大量配信する等の悪質な運用をする企業様にはサービスの提供はおこないません。また、IPレピュテーションを高めるため専任技術担当者がメールの到達率を常時監視し調整をおこなうことで、高いメール到達環境を維持しています。

使いやすさやカスタマイズ性を高く評価

― WEBCAS導入後の効果や運用メリットはいかがですか。運用別にお聞かせください。

●お客様への情報発信（手動配信）における導入効果／メリット

UIがわかりやすく、各部署の担当者が手軽にメールを配信できるようになりました。ITツールに慣れていない担当者でも1、2回引継ぎをすれば使いこなせていますし、デザイナーが作ったバナー等を挿入して簡単にHTMLメールを作成できるので、お客様にわかりやすく情報発信できるようになったと思います。 また、以前のシステムでは配信完了までにかなりの時間がかかっていましたが、WEBCASなら大量配信でもあっという間に終わるのでストレスなく運用できています。

●インターネットバンキングやデビットカードアプリでの通知（API活用）における導入効果／メリット

取引通知やワンタイムパスワードなど、APIを介した自動配信メールを毎日安定して配信できています。これらの通知は当社がお客様に送るメールの中でも「必ず届けなくてはならないメール」なので、問題なく稼働しており助かっています。

また、柔軟なカスタマイズができるのもWEBCASの良さだと実感しています。最近では、WEBCAS realtime mailでのトリガー配信において「配信停止リスト」を搭載するカスタマイズをお願いしました。お客様のアクションに応じた自動配信メールで配信停止の仕組みをつくるのはあまり一般的ではないかもしれませんが、メールアドレスの登録間違いやお客様側のメールサーバーの障害などでメールの不達が続くとIPレピュテーションが下がってしまう恐れもあるので、当社としては対応したく相談させていただきました。このような細かな要望にも迅速に応えていただけるのでありがたいです。

今後の展望

― それでは最後に、今後の展望をお聞かせください。

今後は、個人向けのインターネットバンキングのメール機能についても順次WEBCASに切り替えていきたいと考えています。そのほか、現在開発中のオンラインサービスのメール配信機能としてもWEBCASを採用予定です。
また、WEBCASシリーズにはメールだけでなくSMS配信ができるシステムもあるということなので、今後は督促通知などの配信にも活用できたらと考えています。引き続きサポートをよろしくお願いします。

― 承知いたしました。本日は貴重なお話をありがとうございました。

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お客様にメールで手軽に情報発信をしたい! わかりやすい画面でメールの作成や分析をおこないたい!	メール配信システム WEBCAS e-mail 毎時1,000万通以上の高速配信ができる、パッケージ市場シェアNo.1のメール配信システム
抽出した配信リストに対してAPI経由でメールを一斉配信したい!	メール配信API(一斉配信) WEBCAS e-mail API 貴社システムに高速メール配信機能を付加できる連携機能
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ユーザ企業様プロフィール

項目	詳細
商号	株式会社北國銀行
代表者	代表取締役社長 米谷 治彦
所在地	石川県金沢市広岡2丁目12番6号
設立	昭和18年12月18日
資本金	26,673百万円
URL	https://www.hokkokubank.co.jp/
事業内容	銀行業務（預金・為替・融資・金融商品の販売等）

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引用元：WEBCAS e-mail「プロモーションから重要連絡まで、顧客向けのあらゆるメールをWEBCASで配信。取引通知やワンタイムパスワード送付にはAPIを活用」