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マネーフォワード クラウド勤怠 導入事例 アカウント切替不要で勤怠管理が楽に! バックオフィス業務を連携して効率化

最終更新日:
従業員数101〜200人の医療系企業に勤めTさんは、勤怠管理システム「マネーフォワード クラウド勤怠」を導入しました。どのようにサービスを選んだのか、実際に使ってみてどう感じたのか、お話をうかがいました。

マネーフォワード クラウド勤怠 - 株式会社マネーフォワード

マネーフォワード クラウド勤怠
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導入事例 Tさん ・男性 30代後半
・医療系
・従業員数 101〜200人
・人事総務
・係長・主任クラス

フレックス導入が壁に。旧システムの「UIの悪さ」と「カスタマイズ性」が課題だった

―――マネーフォワード クラウド勤怠を導入する前の課題を教えてください。

以前はサイボウズ Officeを使って勤怠管理をしていました。私が入社した時から使っていたので、詳しい導入経緯は知りません。値段が安かったからだと聞いています。

勤怠管理におけるサイボウズ Officeへの不満が大きかったわけではないですが、強いて言うならカスタマイズ性が悪かったです。

―――具体的に、どのような点が課題だったのでしょうか?

一番大きかったのは、フレックス制度の導入にあたり、サイボウズ Officeでは柔軟な勤務体系の設定が難しく、うまく対応ができなかったことです。あとは海外の勤務者のような、日本とは異なる勤務体系の設定も柔軟にできる必要がありました。

管理者視点では、各自の勤怠記録を確認するUIが見づらくてやりづらかったのもあります。 毎回管理者メニューに入らないといけなくて、私個人のアカウントから管理業務に入れなかったんです。一回ログアウトして、労務担当者のアカウントに入り直してというステップが絶対発生していたのが手間でした。

また、経費精算や各種申請にもサイボウズ Officeを使っていて、そちらの方がむしろ使いづらかったので、バックオフィス業務全体を整えるために一括で新しいシステムを導入した、という形です。

会計・経費との「連動性」が最終的な決め手に。コストは他社より若干高かった

―――システムの選定はどのように進めましたか?

他にメンバーはいなくて、私一人でやりました。いろんなサービスを調べてプレゼンをして、最後は理事長が決裁しました。 比較したのはfreee勤怠管理Pluskintone、それと今導入しているマネーフォワード クラウド勤怠の3社だったはずです。

―――選定にあたり、何を重視しましたか?

やはり一番はコスト、そしてカスタマイズ性でした。コストは、正直安ければ安いほどいいという形です。 カスタマイズ性については、先ほどお話ししたフレックスや、多様な勤務体系を設定できることが重要でした。

―――コストについて、マネーフォワード クラウド勤怠の印象はいかがでしたか?

正直、他より若干高かったと思います。初期費用は30万ぐらいだったと記憶しています。

―――それでもマネーフォワードクラウド勤怠を選んだ決め手は何だったのでしょうか?

費用に見合っていると思いました。 実は、以前から経費精算などの会計業務はマネーフォワードを利用していました。 だから、勤怠管理とも連携できるのは非常にメリットが大きいとなったのが一番の決め手でした。

―――導入にあたり、妥協した点はありましたか?

そんなに妥協したことはなかったですが……しいて言うなら、フレックス時の残業の申請が、一般の定時勤務者と同じ仕組みになってしまうっていうところですかね。

アカウント切替が不要に! 申請もシームレス。バックオフィス連携で業務はさらに効率化

―――導入後、管理者の業務はどのように変わりましたか?

まず、UIが見やすくなりました。マネーフォワードクラウド勤怠は簡単に各人の勤怠記録が見れるので、確認やチェックがとても楽になりました。 先ほどお話ししたサイボウズの時のアカウントの切り替えが、一切いらなくなったんです。 マネーフォワードクラウド勤怠では個人単位でも管理者の設定ができるので、ログアウトをわざわざしないで済む。これは大きかったです。

―――従業員側の使い勝手はいかがですか?

日々の申請もやりやすくなったとは思っています。 例えば、残業や休日出勤の申請をするときに、サイボウズは打刻の画面から行けず、申請画面に切り替えないといけません。 ですが、マネーフォワードクラウド勤怠は打刻の画面からそのまま申請に行けるので、シームレスで便利です。

―――決め手となった「連動性」の効果はいかがですか?

一つのアカウントで担当者がすべて見られるので、非常に楽かなと思います。 勤怠とは少しズレますが、マネーフォワード クラウド経費の方で出張の申請などもしているので、そちらで出張を確認したまま手当の処理を……といったことができる。一部勤怠に関係するところもありますし、メリットは大きいです。

―――工数削減やコスト削減にはつながりましたか?

管理者側は、さっき言ったような細かいチェックの工数は減ったと感じはします。ただ、具体的な数字は出していないです。

―――社内への展開や教育はどのように行いましたか?

まずは全体へのオンラインでの説明会を開催しました。新規の入職者に対しては、必ず入職時のオリエンテーションで使い方のレクチャーをしています。 また、そのレクチャーを録画した動画を公開して、いつでも見られるようにはしています。

―――動画マニュアルの効果はいかがでしたか?

いや、特に好評とかはないです(笑)。 はっきり言っちゃいますけど、大体みんな見てくれないので、毎回質問に答えてます。だから、ちゃんと見てもらえるように作るっていうところは改善点かもしれないですね……。

―――どういった質問が多かったのでしょうか?

とにかく「使い方」です。特に「社内ルールとして決めているもの」に関する質問が多かったです。 社内ルール自体は変わっていないんですけど、そのルールに対してシステムを使ってどう申請するのか、という「つなぎ合わせ」の部分が、やっぱり最初慣れるまでに時間がかかったようです。

―――最後に、マネーフォワードクラウド勤怠を10段階で評価すると何点でしょうか?

7点です。減点ポイントとしては、一部柔軟性に欠けるところがある点です。例えばフレックスの人の残業の申請方法が定時の人と一緒で、カスタマイズが加えられなかったり。あとは、勤怠のパターンに関しても自動で各日に反映してくれる内容としてくれない内容があるので、そのあたりは少し使い勝手悪いなと思います。

―――これから導入を検討する方へアドバイスをお願いします。

コストや機能性というポイントは非常に重要だと思います。ただ、やっぱり会計とか経費精算とか、そういう繋がりが持てるものを選ぶと、便利だなとは思います。 部分部分で見ると使いづらく感じる部分はどうしてもあるので、「単体の使いやすさ」と「システム全体の連動性」、どちらを取るか。そこが非常に重要かなとい思います。

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