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「ストレスチェック」とは | 労働環境改善に役立つ!?

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過労死は日本独自の問題!?現在、労働環境の是正が日本国内では大きく主張されつつあります。日本は先進国の諸外国と比べ平均労働時間も長いうえに実力が賃金に反映されにくく、労働環境が劣悪であるとされています。海外では「過労死(Karoushi)」という日

過労死は日本独自の問題!?

現在、労働環境の是正が日本国内では大きく主張されつつあります。
日本は先進国の諸外国と比べ平均労働時間も長いうえに実力が賃金に反映されにくく、労働環境が劣悪であるとされています。

海外では「過労死(Karoushi)」という日本語がそのままで意味が通じてしまうほど「日本独自の文化(課題)」であり、それを払拭しようと政府は躍起になっています。

今回はそういった労働背景の中、労働環境改善に役立つかもしれない「ストレスチェック」についてご紹介します!


今回はストレスチェックの概要について解説しますが、下の記事ではより詳細に解説しています。実施にあたっての細かいことなどを調べたい方はこちらの記事の方が参考になるでしょう。

「ストレスチェック」義務化

近年では社員の働きやすい環境作りを目指し、さまざまな制度が導入されていっています。
2015年度の12月より開始された「ストレスチェック」もその一つです。

ストレスチェックとは、企業が従業員に選択方式のストレス問診表(質問表)を交付し、ストレス状況の社内調査を行うという制度です。

このチェックシートを基に社内のストレス状況・労働環境を分析し、業務状況および労働環境の把握と必要に応じた改善を企業に促す、というのが概要です。

ストレスチェックの実施は「労働安全衛生法」で制定されており、
従業員数50人を超える事業所は1年に1回、労働環境およびストレスに関するアンケート実施を行う義務があり、このストレスチェック(アンケート)を実施しなかった企業には罰則が課せられます
(もっとも、2016年11月現在、この規定に違反した場合に関する罰則規定が制定されていないため現実には注意勧告止まりの可能性があります)。
ただしこれは「労働安全衛生法」による観点だけから見た場合で、万が一「ストレスチェック」を実施せず、その後「うつ病」などのメンタルヘルス不調が発生した場合は「労働契約法」における「安全配慮義務違反」に問われることになります。
過去の裁判判例などを紐解くと、安全配慮義務違反を行い従業員の心身に損傷を与えた場合、多額の賠償金支払が判決で言い渡される事例なども発生しています。
そのため今後、キッチリと運営を行っている法人では実施の可能性も高く、
よりよい労働環境作りに役立つのでは、と注目されています。

おすすめのストレスチェックサービス3選

ストレスチェックを実施の際にサポートしてくれるおすすめのサービスをご紹介します。サービスの導入を検討の方はぜひ参考にご覧ください。

STRESCOPE - 株式会社こどもみらい

STRESCOPE - 株式会社こどもみらい 画像出典:STRESCOPE公式サイト

  • ストレスの原因をつきとめられる集団分析
  • 高ストレス面談までワンストップで提供
  • 社員の生活習慣を含めた詳細分析も可能

STRESCOPE(ストレスコープ)は、社員のストレスチェックに加えて、エビデンスに基いた解決策を提案するヘルスケア・サービスです。職務から人間関係までさまざまなストレスを分析・数値化し、原因究明とストレス軽減に効果的なサポートを行います。システム導入から医師による高ストレス面談まで、ワンストップで提供。仕事の要因のみのと、仕事の要因以外も含めむ2種類の分析ができ、ストレス要因をより細かく調査できるオプションもあります。

資料請求後にサービス提供会社、弊社よりご案内を差し上げる場合があります。
利用規約とご案内の連絡に同意の上
STRESCOPEの資料を無料DL

M-Check+(エムチェック・プラス)

  • Webと紙の両方による回答が対応
  • 多くの観点から分析可能
  • チェック項目を自由にカスタマイズ可能

M-Check+(エムチェック・プラス)は、厚生労働省のマニュアルに則して作られたストレスチェックサービスです。PC・スマホ・タブレットなどのWeb回答に加え、紙でのアンケートも可能になっています。Webと紙の併用することも可能で、回答者が合わせた選択ができます。部署別や経年別などの多様な観点から比較することができ、詳しい分析が行えるのも特徴です。

セコムあんしんストレスチェックサービス

  • クラウド対応で実施までのリードタイムを短縮
  • セコムのデータセンターで結果を保管
  • 高ストレス者への対応をサポート

セコムあんしんストレスチェックサービスは、オンラインで従業員のストレスチェックを実施し、メンタルヘルス不調の早期発見につながるサービスです。実績のある、セコムの安否確認サービスや勤怠管理サービスと同じプラットフォームを使用しています。ストレスチェック結果の返却・ダウンロードは、機密性保持のため別途申し込みとなっています。

実施義務のある企業と対象は??

基本的に、ストレスチェックは従業員数が50人を超える企業に関しては導入義務、50を超えない場合は法人判断による「努力目標」となっております。
ただしこの「従業員数」というのは正社員だけでなく、一定要件を満たしているアルバイト・パートや派遣社員も含みます。

法定では「期間の定めのない契約」を締結しており、それにより「使用される者」となっています。
こういった書き方をすると難解かつ複雑に聞こえるのですが、この範囲基準というのは「健康診断の実施」と同じ条件となっています。

健康診断の対象者=ストレスチェック対象者、という感覚で問題ありません。

ストレスチェックにおいて「法人は年1回、適切な手順を踏んで全体のストレスチェックを行う必要性」が発生しますが、特定労働者(個人)を指定してストレスチェックを行う事はできません。
また、社内全体にて実施されるストレスチェックについても個人側は回答義務はありませんので、医師等を通して自身の心身状態およびストレス状況を分析されるのは不愉快だ!という方は回答と拒否することができます。
あくまで労働者のメンタルケアを可視化することにより労働環境を改善することが目的ですので、従業員に義務は課さない、というものです。

調査内容に関してですが、ストレスチェック実施においては「仕事のストレス要因」、「心身のストレス反応」及び「周囲のサポート」の3領域を最低限含むことを要件としており、社員が望まなければストレスチェックにおける回答項目は会社には告知されません。
健康診断と同じように、法人があくまで診断する「場」および「機会」をセッティングし、労働者の問診を行うという形です。

そのため法人の立場から見るとストレスチェック運営には注意が必要ですが、労働者側からは特に導入に対してデメリットは発生しません。

気になる「データの取り扱い」、回答によるデメリットは?

おそらく従業員の方の中には「職場にストレスを感じているけど、
データの取り扱いによっては社内に不利な立場になったりするのでは?」
という不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。

これは重要なポイントですね!

結論から申し上げると「大丈夫」です!

まず第一に、今回のストレスチェック導入において法人は「ストレス調査」
を行う場を整えることが義務化されただけであって、実際のチェックおよび医療・カウンセリングは全て、健康診断と同じように医師等を通しておこなわれます。
またそのチェックデータおよび結果は会社が内容を知る場合、事前に回答者に承認を経ていなければなりません。
そのため「回答結果の如何によって労働環境が不利な方向に変わるリスク」というのは限りなく抑えられています。

また法人はストレスチェックの結果をそれぞれ部署・業務内容分類ごとなどの区分に別けて集計を行い、職場環境改善およびそれから発生しているストレス要因改善を行うという努力義務が発生しています。
当然この分析も原則としてこの分析は匿名で運用しなければならず、実名を明かしてのストレスチェック結果収集はやはり従業員の承認が必要となります。

この後、問題が発生している社員は個別段階、つまりストレスチェックの結果如何によっては医師より「労働環境の状況を改善・ヒアリングするため企業側との面接設定」を薦められます。
この面接を行ったことによる労働者への不利益な取り扱いは法律で禁止されています。
またストレスチェック結果は厚生労働省の労働局に告知をされるため、面談を行う事により不利な人事等が発生したと感じた場合は労働局に訴えを起こすことができます。

ストレスチェックの概要まとめ

  • 年1回以上のストレスチェック導入は従業員数50人以上の事業所は義務。従業員数は健康診断適応の要件と同じ。
  • また従業員数の基準は正社員だけではなく、一定要件を満たしたアルバイトやパート、派遣社員なども含まれます。
  • ストレスチェックの実地は法人ではなく医師等が行い、結果は労働者の同意がない限り法人には公開されない。またデータは労働局にも送付されます。
  • 第三機関に業務を委託することにより、データおよび労働環境・ストレス状況を客観的かつ公平に判断します。
  • ストレスチェックの結果を受けて法人への面接等の申請を行い、それが理由として従業員へ不利益な扱いを行う事は法令で禁止されている。
  • データを労働局に提供するため、データによりストレス問題が発生している時系列および社内事例などが明確化されるため、これを理由とした不利益から従業員を守っています。

以上です。

いずれにせよ、従業員の方にとってはメリットしかない話ですので「最低1年に1回アンケートが実施されて、その測定結果および診断結果を基にして労働環境改善や個人ケアが行われる」という解釈で問題ありません。また実施義務があるにもかかわらず実施されない場合、その後ストレス等による労働環境変化によって体調を崩した場合は従業員側の訴えが有利となりますので、実施されなければそれはそれで従業員に有利です。

これを期に、労働環境が少しでも良くなる企業が増えるといいですね!

(※注意 今回参照した規定および法令は2016年度11月時点でのものを活用させていただいております。法務・実務でのご利用は当記事だけではなく労働局へも事前にご相談することをお勧めいたします)

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