リモートワークとは?在宅勤務のメリットや実例をご紹介

リモートワークのメリットと可能性
リモートワークとは、在宅勤務のことです。どこかの会社に所属しながら、その会社のオフィスではなく自宅で業務を行う働き方を指します。リモートワークのメリットは、時間と気持ちの余裕ができることです。では、どのようにして余裕ができるのかを見てみましょう。
1.通勤しなくてすむ
時間を節約でき、体力を消耗せずにすみます。
2.一日の業務スケジュールを柔軟に組める
自宅で業務を行うと、会社の定時に縛られることなく柔軟に業務スケジュールを組むことができます。子どもを保育園に送迎したり、急病の家族を病院に連れて行くといった家庭生活との両立が容易になります。
3.育児や介護、夫(妻)の転勤にも対応できる
可愛い盛りの育児を、妻だけに任せておくのはもったいないと気づいた「イクメン」たちが、リモートワークをしながら積極的な育児参加を始めています。また、平均寿命が伸びて両親の介護期間が以前よりも長くなったため、求められているのが家族全員での介護体制です。政府の方針としても、医療費の削減のため、段階的に入院を減らし在宅介護にシフトする方向に進もうとしています。そして、夫婦の共働き世帯が専業主婦世帯よりも多くなった2016年現在、夫婦のどちらかが転勤になっても、どちらも仕事を辞めることなくキャリアを積んでいけます。
4.災害時など緊急時にも業務の連続性を保てる
阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震等の災害時には、被災地域の生活を立て直すための司令塔となるべき行政機関もまた、被災してしまいます。リモートワークなら災害時でも無事だった建物にパソコンだけ持っていけばクラウド上のデータを使って業務を連続させることができます。その際に行政機関の職員自身の自宅が被災していたとしても、地震でものが散乱している自宅を片付けながら在宅で仕事ができれば、家族も安心です。
「リクルートホールディングス」と「IBM」のリモートワーク
それでは、実際にリモートワークを行っている会社の例を挙げてみます。
実例1「リクルートホールディングス」のリモートワーク
リクルートホールディングスは、2016年の1月から本格的にリモートワークを導入しました。リクルートの例が画期的なのは、リモートワークの対象者が、リモートワークにニーズがある一部の社員だけでなく全社員であることです。
リモートワークの課題の一つに、コミュニケーションを取りやすい社内勤務組だけで仕事の話が進んでしまい、在宅勤務組が後ろに取り残されてしまうということがあります。けれども、リクルートの場合は、リモートワークの導入と併せて導入したフリーアドレス制が思わぬ効果を発揮し、この課題を乗り越えつつあります。
フリーアドレス制というのは、社内に固定席を作らず、どこで仕事してもよいという制度です。この方法では、社内勤務組の間でも相手の顔が見えないので、チャットでやりとりすることになり、在宅勤務者との垣根が無くなるのです。
実例2「IBM」のリモートワーク
IBMは、当初リモートワークを週2日までとしていましたが、2009年に制度改革をして、現在は週4日以上のリモートワークを認めています。IBMのリモートワークが成功しているポイントは、「公平: 皆が利用できる」「慣れ: 日常的に使う」「制度: 運用、評価」※1です。世界中のIBMの社員が、「同じ制度の基で同じツールを使い、同じ評価項目で働いて」※2います。
チャットツールは、在籍確認ができるものを導入。チャットだけではカバーできない場合には、Web会議ができるツールや複数人でディスカッションができる社内SNSなどもあります。このように、リモートワークを円滑に進めるためのさまざまな環境が、全てのIBM社員に提供されているのです。
※1、※2「セミナーレポ:「働き方」の選択肢をつくる – リモートワークの今とこれから」より引用
リモートワークの可能性や実例をご紹介しました。本格的に導入している企業をお手本に多くの会社にリモートワークが広がり、いつでもどこでも誰でも働きやすい社会になることを期待しましょう。
以下の記事では低コストで導入できるクラウド型の社内SNSを比較、紹介してますのでぜひ御覧ください!
リモートワーク探しにおすすめなサービスTOP3
リモートワークを探せるサイトには大手のクラウドワークスや、フリーランス向けのレバテックフリーランスなどが人気です。
1位:クラウドワークス
■ポイント1:会員登録数100万人超
クラウドワークスは、会員登録数100万人超のクラウドソーシングの代表的なサイトです。自分のスキルや経験に応じて仕事を探せるので、無理なく在宅ワークを始められます。
■ポイント2:仕事の種類は246種類
仕事の種類が246種類と豊富にあり、資格やスキル不要の仕事もあるため、自分にあった仕事を選んで働けます。
■ポイント3:「事前仮払い」の安心報酬システムあり
契約が成立時点で、クライアント側はクラウドワークスに報酬を支払うことが決められているため、仕事を完了させたのに報酬が支払われないといった心配がありません。
2位:ココナラ
■ポイント1:簡単なお願いを500円で発注・受注
ココナラは、知識・スキルを売り買いできるオンラインマーケットです。500円から利用でき、ちょっとしたタスクを依頼・販売が可能です。
■ポイント2:匿名で受注・発注
実名を出さずに受注および発注ができます。副業をバレたくない方は実名を出さずに受注すれば安心して利用できます。
■ポイント3:サイトを介してのやり取りで安心・安全
受注者・発注者の間にはココナラが仲介します。決済や売上はココナラが保証してくれるので未払いのトラブルでもめる心配がありません。
3位:ママワークス
■ポイント1:動画でわかりやすく在宅ワークを解説
ママワークスは、初めての在宅ワーカーの人でも安心して仕事をスタートできるように、わかりやすく在宅ワークについて解説している動画があります。
■ポイント2:初心者在宅ワーカーでも安心
在宅ワークを行う際に必要になる、確定申告の方法を解説していたり、未経験OKの求人が豊富だったりと初心者の在宅ワーカーの方でも安心して利用ができます。
■ポイント3:キャリアカウンセラーに相談ができる
自分の適性や希望がはっきりしない場合にはキャリアカウンセラーに相談が可能です。不安な方は、結果を踏まえて求人に応募するのがよいでしょう。
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