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2017-10-23

ビジネスアナリティクス(BA)とは?BIとの区別をつけて正しい理解を

最近注目され始めているビジネスアナリティクス(BA)についてメリットや特徴を解説します。一般に浸透しているビジネスインテリジェンス(BI)との違いについても詳しく解説しています。※初回公開:2016/12/14
データ分析BIツール
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これからはビジネスアナリティクスの時代?

ビジネスインテリジェンス(BI)は広く一般の間に浸透するようになりましたが、その一方で最近はビジネスアナリティクス(BA)も注目され始めています。

BIとの違いは一体どこにあるのでしょうか。ここでは違いを説明しながらメリットと特徴を紹介します。

ビジネスアナリティクスとビジネスインテリジェンスの違い

ビジネスアナリティクスの定義を語る前には、ビジネスインテリジェンスの定義を同時に理解しなければなりません。

会社に必要なデータを収集・蓄積したうえで分析し、レポートにまとめることをビジネスインテリジェンスと言います。

しかしただ情報の整理をしただけでは、問題を解決することはできませんよね。現状のデータをさらに細かく分析し、なぜ問題が起こったのか、さらに改善するためには何をすればいいのかを考えることがビジネスアナリティクスであると言われています。

「今」を分析するビジネスインテリジェンスに対し、「未来」に向けて分析をすることがビジネスアナリティクスということができるでしょう。

現状ビジネスアナリティクスはビジネスインテリジェンスに後れを取っている状態ですが、今後は両方の足並みをそろえて進めることが必要と考えられています。

ビジネスアナリティクスを成功させるために

まだまだロールモデルの少ないビジネスアナリティクスですが、成功の秘訣はどこにあるのでしょうか。それについてはデータ活用経営の第一人者と言われるアメリカの教授、トーマス・H・ダベンポート自身が言及しています。

トーマス・H・ダベンポート氏によるとビジネスアナリティクスの成功にはDELTAと呼ばれる5つの要素が不可欠であるとのこと。D=Data、E=Enterprise、L=Leader、T=Target、A=Analystの頭文字からそれぞれとっています。

良質なデータ(Data)を収集し、組織全体(Enterprise)の目でそれを分析しながら、優れたリーダー(Leader)は効果的にアピールできるターゲット(Target)を絞り込みます。これらの作業を行う上で優秀な分析者(Analyst)は欠かすことができません。DELTAはここからきています。

ひとことで言い表すのは簡単ですが、すべてを実行するのはなかなか難しいものです。トーマス・H・ダベンポートは「分析力を駆使する企業発展の五段階」や「分析力を武器とする企業」などの日本語訳された著書をいくつか出版しているので、詳しく勉強したい人はぜひ読んでみてください。

拡大するビジネスアナリティクス市場

ビジネスアナリティクスソリューションを提供している企業は年々増加傾向にあります。
日本では日立製作所や富士通のBAソリューションが有名ですが、OracleやIBM、Microsoftなど外資系企業のBAソリューションが日本で売り上げ上位を占めています。

ビジネスアナリティクスの市場規模は2012年から2015年にかけて右肩上がりで、2,018年には2,200億円を超えてくるのではないのかと予想されているのです。

市場が拡大する理由としてはBAやBIのセルフサービス化が進み、一般人でも容易に手に入れられるようになったことが挙げられます。

しかしその一方でまだまだビジネスアナリティクスについての知識が乏しい企業が多いことも事実です。特に中小企業ほどビジネスアナリティクスの導入が遅れています。知識のない人達も理解をし、更なるビジネスアナリティクスの拡大を急ぐことが必要とされています。

BAの市場規模に関連して、こちらの記事もご覧ください。

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ビジネスアナリティクスが使用される分野

企業でビジネスアナリティクスを使用する目的は、顧客の確保と営業利益の向上にありますが、ビジネスアナリティクスで分析できるのは顧客データや営業数字だけではありません。

たとえばある会社では顧客のクレームデータを分析しながら、今後来るであろうクレームを予測して、あらかじめ対策を考えています。またコンプライアンスに関わるデータを分析して、法対応のレポーティングを行うこともできるのです。

このようにビジネスアナリティクスでは数字だけではなく、人の感情さえも分析することができます。今後はますますビジネスアナリティクスの分野も広がっていくと予想されています。

ビジネスアナリティクスの今後の課題

現在ビジネスアナリティクスは導入している企業とそうでない企業でかなりの差があります。

また、ビジネスアナリティクスを取り入れている企業でも、部署や課によっては取り入れていないところもあり、結果的に分析結果にも偏りが出てしまうことがあります。

こうした不均衡を正すためにも、今後は部署ごとではなく会社全体でビジネスアナリティクスを取り入れることが課題であると言われています。

また、今後はAIの発展やIoTなどさらにネットワークが拡大されていくことが予想されるため、それに対応すべく更に高いデータ分析能力が求められます。膨大なデータ量のなかから本当に必要なものだけを選んで分析できる高いアナリストの育成が各企業で推進されています。

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ビジネスアナリティクスを上手に活用しよう

ビジネスアナリティクスは現在の企業にとっては欠かせないものであり、今後はますます注目されていく分野であると言えるでしょう。どのように取り入れていくのか、どんなメリットがあるのかを把握しながら検討するとよりよい分析をすることができそうですね。

また、以下の記事では比較的導入しやすいクラウド型のBIツールをご紹介しております。クラウド型のサービスは導入のコストや手間が小さいので、是非導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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また、BIツールの選定基準に大切な5つのポイントについても比較、紹介してますのでぜひ御覧ください!

BIはサービスによって、機能や価格もさまざまです。目的に沿ったサービスの比較で効率的なサービス活用が可能になります。以下チャートでは、厳選したサービスの特徴や価格を比較できます。

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