ボーナスの支給時期はいつ?民間企業と公務員の一般的な支給日とは
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そもそもボーナス (賞与)とは?
企業や人によって、「賞与」や「ボーナス」ということはがありますが、同じものを指しています。
ボーナス(賞与)とは、「定期又は臨時に、原則として労働者の勤務成績に応じて支給されるものであって、その支給額が予め確定されていないもの」と、厚生労働省が定義しています。
つまり通常の月度賃金のように、あらかじめ支給額が決まっておらず、会社の業績や社員の勤務成績等に応じて事後的に具体的な支給額が決まります。
本記事では、ボーナスの支給日のほか、ボーナス金額の決まり方や民間企業と公務員のボーナスの違いを紹介します。
ボーナスの支給額の決まり方とは
ボーナスの支給額は、その人の月給を基本にします。その数か月分が、1回のボーナスとなるのです。ボーナスが何か月分出るかは企業によって異なります。
近年は2か月ほどの企業が多いようですが、3か月や4か月分ももらえる企業もあるようです。そのくらい多くのボーナスを出せるのは、大企業で業績が常に良い企業でしょう。
つまり、ボーナスが2か月分の企業で、月給が25万円の人がいれば、50万円がボーナスとして手に入るということです。
それが年に2回ですと100万円が臨時収入として入ってくる計算になります。ですので、これはかなりの大金と言えます。
ボーナスをもらえない場合もあるの?
ボーナスは、絶対にもらえるものではありません。ボーナスは基本的には会社の業績が良い時に特別報酬として支払われるものだからです。また、試用期間ではもらえなかったり、正社員以外はもらえないということが大半です。そして年俸制の企業は、ボーナス分を含んでのお給料が設定されていますので、出ることはありません。
また、夏と冬のボーナスがあっても、2回とももらえるとも限りませんし、夏より冬の方がボーナスの支給額も落ちてしまうこともあります。夏よりも冬は祝い事が多いので高く設定されている傾向にあります。
【ボーナス支給日一覧表】民間企業・公務員の違いとは?
公務員と民間企業では、ボーナス支払日が変わります。一般的にいわれている支払日はこちらです。
夏のボーナス | 冬のボーナス | |
---|---|---|
公務員 | 6月30日 | 12月10日 |
民間企業 | 7月10日ごろ | 12月初旬 |
詳細は、以下の個別の説明をご覧ください。
【公務員】夏のボーナス支給日
6月30日に支払われる!
公務員のボーナスは、国家公務員は法律で、地方公務員は条例によってそれぞれ定められています。その額は期末手当と勤勉手当というものを合算した額になります。
夏の公務員のボーナスは、国家公務員が6月30日となっており、地方公務員やそのほかの公務員もそれに準じて6月30日に支給される場合が多いです。公務員は民間企業よりもボーナスの支給される日が早いのが特徴です。
【民間企業】夏のボーナス支給日
7月初旬が一般的!
民間企業の夏のボーナスは、7月10日ごろが多いようです。だいたい金曜日に設定されているようですが、あくまで参考であり、企業によっては8月に支給されるケースもあるようです。なぜこの時期かというと、企業側が十分に集金をしたいという理由があるからです。
勤務先のボーナス支給日については、就業規則や雇用契約書を参照しましょう。法律や条例で決まっている公務員に比べると、民間企業で働いている人は、ボーナスの時期が遅めになるのが一般的です。
【公務員】冬のボーナス支給日
12月10日に支給される!
公務員の冬のボーナスは、12月10日です。これも夏のボーナスと同じで、国家公務員は法律によって決められており、地方公務員もそれに準じて条例に則っています。法律などでしっかり支給日が制定されている公務員の方は、ボーナスの出る時期が把握しやすいです。
また、夏のボーナスは公務員が早めですが、冬のボーナスに関しては民間企業のボーナス支給日と大差ありません。
【民間企業】冬のボーナス支給日
12月初旬が一般的!
一般的に、民間企業のボーナスの支給日は12月初旬とされています。
夏のボーナスは公務員の方が弱冠早いのに比べて、冬のボーナスは同じく12月10日であったり、それよりも早い12月5日の場合もあります。
しかし、中にはクリスマス近くに支給される企業もあるようです。クリスマス商戦までには間に合うようになっていることが多いので、買おうと思っていた家電製品などを安くで購入できるでしょう。
民間企業と公務員のボーナスの意味と時期
ボーナスはどんな企業でも、もらえるものだと思っていた方もおられたかもしれません。ボーナスは、企業が利益を出したときに社員に報酬として与えられるものなのです。
そのため、ボーナスが減額されたり、全く支給されないこともありえます。
また、ボーナスの支給時期も民間企業は各企業で異なっているのに対して、公務員は法律や条例で決められているという違いもあります。
もし転職を考えている場合は、当然ですがボーナスをもらってから次の企業に転職した方が良いでしょう。
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