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ETLとは?データを使って企業の生産性を劇的に向上!【図説付】

近年よく耳にすることも増えてきた「ETL」という言葉ですが、きちんとその意味を理解できていますか。本記事ではETLについて余すことなく解説しているので、もし少しでも不安に感じることがあるなら必読です。
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あなたはETLとは何かご存知ですか?

知っているようで意外と知らないETLについて、言葉の詳細な意味からその特徴、具体的な機能までを本当に基本的なところから解説したいと思います。特にIT用語が苦手だという人は、ぜひこの機会にETLについて理解しましょう!

具体的なETLツールの事例を知りたい方にはこちらの記事がおすすめです。

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ETLとは

ETLとは「データを再編集する」こと

ETLとは簡単にいえば、雑種多様な情報(Data source)をDWHにまとめる処理のことです。

※データがまとめられる倉庫のことを特に「[データウェアハウス(DWH)](https://boxil.jp/mag/a1657/)」と言います。

具体的には、販売管理システム顧客管理システムといった情報システム(Data source)から各種データを取り出し、それらを加工しやすい状態にして「情報の倉庫(DWH)」にまとめて置いておくためのプロセスを指す言葉なのです。

抽出(Extract)変換(Transform)書き出し(Load) の3要素

ETLのプロセスを順番に並べると「抽出(Extract)」「変換(Transform)」「書き出し(Load)」となります。これらの頭文字をとって「ETL」と呼ばれています。

ETLというプロセスを経ることによって、本来ならばそれぞれ別個のシステムにバラバラに格納されていた情報が分析・加工しやすい状態になってまとめられます。これによって業務システムが大幅に改善されるようになるというわけです。それではETLのそれぞれの要素についてみてみましょう。

Extract・Transform・Load

Extract(抽出)

まずはDWHにとって外部情報にあたる企業の販売・生産・顧客管理などのそれぞれの基幹情報システムに蓄積された情報を抽出(Extract)します。

それぞれの情報が別個のサーバにある場合はそこから情報を取り出すことになりますが、多くの場合、担当者は「どういった目的で情報を抽出するのか」を念頭に置きながら情報の抽出を行います。

それによって後の工程を効率的に行うことができるからです。

ある程度ETLのノウハウが確立されている企業では、この「抽出」の時点で最終的にどういう目的で使われることになるのかがある程度パターン化されています。

また、それに見合った情報を重点的に抽出するなどの工夫がされていますし、ファイル形式も厳密に規定されていたりします。

Transform(変換)

次に抽出したデータを加工してデータベースに取り込めるようにします。データをDWHに格納しやすいように一定の規則のもとで形式の「変換(Transform)」を行うわけです。

先ほどの「抽出」プロセスで既にDWHに見合った形式になっている場合は、この過程そのものを飛ばしてしまうこともあります。

ただし別会社にあるデータを加工してまとめるようなケースだと、先方が最終的にどういった形式でDWHに取り込まれるのかが分からないずに、思わぬ時間的なコストがかかってしまうこともあります。

そのため、各種データの抽出時点で最終的にどのように統合されるのかを担当者同士で情報の共有をすることが必要となります。

Load(書き出し)

そして最後に統合データベースであるDWHにそれらの情報を「書き出す(Load)」ことになります。DWH側からすればデータを「取込む(インポート)」ことになりますが、多くのDWHでは独自のインポート命令をもっているので一度に大量のデータを取込むことが可能となっています。

逆にDWH側の取込み機能ではなく、これまでのプロセス(データの抽出、変換、書き出しまで)を効率的に行うための「ETLツール」を導入してLoadさせることもあります。むしろ最近はこちらが主流といえるでしょう。

知っておきたいETLの特徴・機能

ではもう少し具体的に、ETLの特徴や機能について見ていきましょう。近年は先に挙げた「ETLツール」の登場によって、より短期間でETLのプロセスを実現できるようになりました。

それによって誰でも短期間のうちに高いパフォーマンスのETLシステムを組めるようになったために、これまで説明してきたような情報の収集・変換・書き出しの各プロセスにおいて担当者が抱えてきた問題が徐々になくなりつつあると言えます。

それに伴って、そういったETLツールのもつ機能がETLという概念そのものの特徴とみなされるようになってきており、今ではETLといえばこの「ETLツール」を指して呼ばれることが標準的になってきたのです。

機能・特徴について

ETLツールではこれまで説明してきた「抽出」「変換」「書き込み」処理がGUIとして使えるようになっており、ある程度データベースに関する知識があれば簡単にデータの連携を実現することができます。具体的には以下のような機能が特徴として挙げられます。

【抽出機能】
多くのETLツールは収集元となるデータベースからそれぞれの管理システムに応じたデータの収集が可能であり、企業で標準的に使用されているCSVやXMLなどのデータ形式での抽出が可能です。

【複雑な処理に対応】
データベースの管理・操作にあたっては、本来SQLなどの言語を使用してデータの加工を行うわけですが、そういった言語をよく理解していなくても、ある程度視覚的に複雑な処理を行うことができます。

【ネットワーク対応】
近年は企業のデータベースもクラウド環境におかれるケースが増えましたが、多くのETLツールはクラウド下でのソフトウェア同士の機能共有が可能であり、そのための様々なプロトコルにも対応可能となっています。

【データ連携機能も充実】
多くの企業では経営分析のために各種データを連携させるためのソフトウェアを導入しているケースが多いですが、そういった連携ソフトに接続してETLプロセスに組み込むことができるETLツールがほとんどです。

【データの加工が簡単にできる】
外部システムから抽出したデータ同士の結合や集約、予め条件付けをしておいたデータのみを加工するといったことが簡単にできます。マウス操作で直感的にデータのマッピングができる仕様のものが多いです。

【高速処理が可能】
元来高速動作を追及し続けてきたETLツールのなかでも、近年はデータ変換の処理速度に特化して開発されたものもあり、これまで以上に高速のデータ変換が可能になり、大量データの集計やソートが可能になりました。

ETLツールの導入を検討される方は、こちらの記事をご覧ください!

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ETLと類似概念との違い

このようにETLという概念の登場によって、特に企業経営の分野ではこれまで社内の基幹システムに蓄積されてきた様々な経営データを加工し、適切な経営判断のために活用することが当たり前となってきているのです。

しかし同時にETLと同じような意味合いをもつ用語も登場してきました。

特にシステムの連携という文脈において似たようなキーワードが存在しますから、適宜使い分ける必要があるでしょう。ここではETLとよく混同されがちなEAIとDWHについて説明します。

ETLとEAI

EAI(Enterprise Application Integration)とは、特に企業内における異なったシステム同士を統合させることを言います。簡単に説明すると、バラバラに存在しているシステム同士を相互に連携させてシステム全体としての生産性を劇的に向上させることを目指した技術です。

各所に分散しているデータを集約して最終的にDWHへと投入する役割をもつETLに対して、EAIはシステム同士を連携させること自体が目的になっているのです。

どちらもビジネス全体の生産性を上げるために実施されるものですが、行われる目的や何に重点が置かれているかはそれぞれ異なります。

どんな目的で行われるか重点
ETLDWHに統合された情報を利用して最適な経営判断を行う集約された「データ」
EAIビジネスにおける様々なプロセスの最適化と円滑な情報伝達などを実現することによって企業のパフォーマンスを向上させるデータ同士の「連携」

ETLとDWH

すでに述べたように、ETLというプロセスを通じて洗練された情報が取込まれる「倉庫」がDWHです。この膨大な量の情報倉庫から必要となる情報を呼び出し、それを現実の経営判断に反映させるわけです。

DWHはその目的別にデータが整然と並べられており、様々な分析に活用することを前提としています。

今やあらゆる企業にITシステムが定着し、そこに蓄積されたデータをマーケティング戦略や日々の営業活動に活用するのは当たり前になっていますが、その土台を担っているのがDWHに取り込まれた膨大な情報ソースだといえます。

取り扱わなければならない情報が飛躍的に増加している現代において、本当に必要な情報を迅速に集めるために、多くの企業でDWHが積極的に活用されるようになってきているのです。

ETLの概念をきちんと理解して生産性を向上させよう

「ETLとは何か?」「どういった特徴があるのか?」といったことについて、なるべく簡単に説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?

様々な場所に別々に存在していた経営データを抽出し、利用しやすいように加工したうえでDWHのような情報の倉庫に取り込むプロセスをETLといい、近年ではそれを効率的に行うための「ETLツール」が登場してきました。

それによって今まで以上に分散した情報の抽出や変換が容易になっただけでなく、高速で大量の情報を処理することができるようになったのです。

あなたがもし経営者でそれぞれの基幹データが統合されないまま乱立している状態ならば、ぜひETLの導入を検討してみましょう。ビジネスの生産性が驚くほど向上するはずです。情報を制するものこそがビジネスを制するのです!

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