無料BIツール比較 | 初めての導入なら試したい5選

BIツール導入について
最近何かと話題となっているビッグデータの活用やBI(ビジネスインリジェンス)ツールの導入ですが、皆さんは比較・検討にどのくらい時間を掛けていますか。
「そろそろうちの会社も、BIツールの導入を検討した方がいいかな?」とは考えてみるものの、BIツールは結構なコストが掛かるイメージですし、中途半端な導入を進めては現場に馴染まず悲惨な結果になるのではとの懸念もあるでしょう。
しかし、無料から始められるツールがあれば、実際に体感してみることで、導入・検討に不用意に時間を掛けなくてするまずです。
そこで今回は、そうした導入難易度が高いBIツールの中でも、無料版から始められる無料BIツールを厳選いたしました。まずは無料で使いこなしてみることで、しっかりと自社にフィットしたツールを選ぶことができるでしょう。
おすすめのBIツール3選
ボクシル編集部おすすめのBIツール3選です。
MotionBoard Cloud (モーションボードクラウド) | MicroStrategy 10 | Actionista!(アクショニスタ) |
---|---|---|
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CRMやSFAとの連携 予算管理や営業のダッシュボードも |
BIの基本機能を網羅 モバイル端末に対応 |
初めて触る人でもわかりやすい画面 プログラミングなしでも分析可能 |
資料請求後にサービス提供会社、弊社よりご案内を差し上げる場合があります。 利用規約とご案内の連絡に同意の上 |
目次
そもそもBIとは?
そもそもBIとは、ERPシステムやCRMなど、企業内で業務システムに蓄積されていく情報を分析・加工することで、将来の意思決定に有効的に活用していくという考え方です。
たとえば、ツール導入の際にも、いち選定担当者として経営者、マネージャー、現場社員それぞれの立場から見た使い勝手の良いツールを選ぶのはとても難しいところでしょう。
BIツール導入で試したい無料BIツール3選
MicroStrategy 10
- セルフサービスBI機能を無料で提供
- 基本的なBI機能をこれ1つで
- たった数クリックでデータに簡単にアクセス
MicroStrategy 10は、単一製品でBIの機能を全て網羅しており、パフォーマンス・ガバナンス・セキュリティなどといった導入障壁もなく利用することができますMicroStrategy Desktop(Windows64bit版・Mac版)のセルフサービスBIは無料で利用可能です。
ドラッグ&ドロップの簡単操作、かつ数クリックで欲しいデータを分析、アクセスできます。
Pentaho
Pentahoは、有料版を導入している企業も多いでしょうが、無料版もリリースされています。ETLやアナリティクス、レポート機能など有料版に比べると機能は制限されますが、それでも多機能であることには間違いありません。特にELTは、高いビジュアル性で「見やすい、わかりやすい」と評判であるとともに、操作・再現性の高さも一つの魅力です。
Pentahoはオープンソース・コミュニティの中から生まれたソフトで高額なライセンス料もかからないため、初めてBIを利用する場合はメリットが大きいでしょう。
Qlick Sense
Qlick Senseは、無料BIツールで有名なQlick Viewを提供しているQlick Tech社が開発した無料BIツールです。Qlick Senseデスクトップの特徴はとにかく簡単かつ直感的な操作が可能なことです。デスクトップだけでなく、スマホ端末からの利用も意識されたマルチデバイスのUIになっています。
Qlick Senseは直感的な操作を意識したことからより短時間で目的の情報へアクセスすることができます。また、スマホやタブレット版ならクリック&タップするだけでデータが瞬時に絞り込まれ、グラフの表示範囲を選択したりスクロールして見れるので、外出先でも欲しいデータを必要なだけ閲覧することができます。
Qlick Senseデスクトップでは、Qlick Viewで制限されていた別端末で作成のファイルを開けないという問題が解除されていますので、無料BIツールの中でもかなり活用できるのでオススメでしょう。(※対応OSはWindowsの64bit版のみ)
Microsoft Power BI
Microsoft社が提供する無料BIツールのMicrosoft Power BIは、「Excel」で利用できる点が強みです。以前は有料だった同ツールですが、2015年4月より無料となったことで導入をためらっていた企業にはオススメでしょう。
そもそもBIツールとは、アナリストが素早くデータを作成するためのものではなく、現場の社員が生データを常に蓄積する為のものなので当然使いやすいUIが望まれます。現在、国内では、ほとんどの企業がMicrosoft Officeを使用していることから、ExcelでBIツールを利用できるMicrosoft Power BIはその課題をクリアしている言えます。
編集部が特におすすめしたいBIツール
注目のBIツール、サービス資料まとめ

BIツールの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。新しい企業価値の創造、企業の現状分析、今後の経営施策の構築などさまざまな目的で導入されるBIツールの比較にお役立てください。サービス比較はこちら
MotionBoard Cloud
Motion Board Cloudは一味違った機能を持っています。CRM(顧客管理システム)やSFA(ネットワークを活用した営業効率化システム)を埋め込めば、現在地周辺の取引先や見込み顧客一目を把握できるという営業マンにはうれしい機能が搭載されています。
BizSpread(ビズスプレッド)
BizSpreadは集計・分析をWebで利用できるBIツールです。定型の集計作業は一度作ればその後はデータを入力するだけで集計ができ、難しい計算であっても時間をかけずに表示できるので、短時間で作業することができます。レポート作成ではドラッグ&ドロップでデータを選ぶだけで、自動で最適なグラフを提案してくれます。また、わかりやすいマニュアルやサンプルを提供しているので、すぐに使い方を理解できるところも魅力です。
Zoho Analytics
- 専門知識不要の簡単操作
- 無料から使えるセルフサービスBIツール
- 有料プランも低コスト+無料スマホアプリ
Zoho Analytics(ゾーホー・アナリティクス)は世界的に人気のビジネスアプリケーション企業「Zoho」が提供するBIツールです。わかりやすいレポート作成と簡単な操作性が特徴。Goodle AnalyticsやCRM、会計レポートなどのデータを組み合わせた複合レポートを簡単に作成でき、クラウドサービスのためデータはリアルタイムに更新されます。
無料プランでは2ユーザーまでで、1万行のデータレコードの制限はありますが、無制限にレポート・ダッシュボードを作成できます。なお、無料プランの登録はクレジットカードなどの情報など不要で簡単に行え、期間の制限なく永久無料で利用できます。
Yellowfin(イエローフィン)
Yellowfinは迅速かつ確かな意思決定を支援するための、ビジネスデータの共有やディスカッション機能、パーソナライズ可能なダッシュボードやリアルタイムな情報へのアクセスがすばらしいです。ほかにも多くの機能はあるのですが、何よりもこれらの機能が安定して使える信頼感があります!
【特別公開】各種クラウドBIツールのサービス詳細資料
各種クラウドBIのサービスを
「導入にまだ迷っている」
「もっと詳しく機能や価格を見たい」
「面倒だから資料をまとめて見たい」
というあなたも必見。サービスを実際に導入する際に役立つこと間違いなしの詳細資料をこちらから無料ダウンロード可能です。
サービスの公式HPで「資料は問い合わせないといけないから複数探すのが面倒」という経験ありませんか?
ボクシルでは、企業から提供された以下のようなサービス詳細資料を完全無料でDLすることができます。ぜひご覧ください。
BIツール(ビジネスインテリジェンスツール)の選び方
BIツールを導入する前提として下記のような課題が挙げられるのではないでしょうか。
- KPIをどのようにみればいいのか不明
- 問題の論点がつかめない
- 意思決定が遅い
- そもそも、データを活用していない
- 欲しい情報が手に入らない
下記のクラウドBIツールの選び方ガイドでは、ツールを選ぶ際のポイントやクラウドBIツールを導入するメリットやデメリットなどといった情報を掲載していますので、ぜひご覧ください。
【無料BIツールピックアップ】初めてのBIツール導入で試したい無料BIツール3選のまとめ
無料だからといってなかなかあなどれないのが、今回ご紹介したBIツール。
初めて導入する場合は、有料BIツールだと色々と不安要素もあるので、まずは無料BIツールを導入してみましょう。
クラウドBIツールの機能・価格比較表
こちらでは、ご紹介した各クラウドBIツールの機能と料金の比較表を掲載しています。レポート機能・OLAP機能は備わっているかなどといったポイントがひと目で分かるようになっています。ぜひご活用下さい。
また、ボクシルではクラウドBIツールのサービス資料を一括でダウンロードすることも出来ます!気になられた方は以下のリンクよりどうぞ!
クラウドBIツールの機能比較表
どのサービスも肝になる機能はおさえている印象です。実際の使用感なども非常に重要なポイントになるので、UIも判断基準の一つにしていいかもしれませんね。
分析機能 | レポート機能 | プレゼンテーション機能 | インポート・エクスポート機能 | OLAP機能 | |
---|---|---|---|---|---|
Pentaho | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Qlick Sense | ○ | ○ | ☓ | ○ | ○ |
Microsoft Power BI | ○ | ○ | ☓ | ○ | ○ |
Motion Board Cloud | ○ | ○ | ‐ | ○ | ○ |
BizSpread | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Yellowfin | ○ | ○ | ☓ | ○ | ○ |
クラウドBIツールの価格比較表
上3つは基本的に無料でも利用できますが、本格的にBIツールの導入を進めるのであれば有料のプランにするのがよさそうです。この表を参考にして予算にあったものをきちんと選んでくださいね!
初期費用 | 利用料 | 月額/ユーザー | 無料お試し期間あり | 無料プランあり | |
---|---|---|---|---|---|
Pentaho | お問い合わせにて | - | - | ○ | ○ |
Qlick Sense | 0円 | 120000円/月 | 0円 | ☓ | ○ |
Microsoft Power BI | 0円 | 120000円/月 | 0円 | ☓ | ○ |
Motion Board Cloud | ‐ | ‐ | 30000円/ユーザー | ○ | ☓ |
BizSpread | - | 60,000円/月 | - | - | - |
Yellowfin | ‐ | ‐ | 3000$/5ユーザー | ○ | ☓ |
BIはサービスによって、機能や価格もさまざまです。目的に沿ったサービスの比較で効率的なサービス活用が可能になります。
ボクシルとは
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