Dropboxの使い方 | ダウンロードから活用法・フォルダの共有・プラン容量

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Dropboxの使い方【登録〜ダウンロード】
Dropbox(ドロップボックス)の新規アカウント登録方法からダウンロードなどの事前準備を解説します。
- Dropboxで新規アカウントを作成してログイン
- Dropboxのプランを選択
- Dropboxのダウンロード
- インストーラーを起動してDropboxをインストール
1. Dropboxのアカウント作成・ログイン
ドロップボックスのアカウントを持っていない方は、Dropbox公式サイトから登録しましょう。Dropboxの個人向けプランは無料で使えるため安心です。登録する名前は本名でなくても問題はありません。
登録後に確認メールが届く際や一部機能の利用時に必要になるため、メールアドレスは正しく記載しましょう。
2. Dropboxのプランを選択
アカウント新規登録後に、Dropboxのプランを選ぶ画面が出るため、下部の「またはDropbox Basicプラン(2GB)を継続」を選択しましょう。ビジネス利用をお考えの方はDropbox Businessをチェックしてみてください。
アカウント登録後のプラン選択画面(2020年7月末時点)
3. Dropboxのダウンロード
プランを選択すると、画像のような画面が出てインストールを促されます。Dropboxはブラウザからも利用可能であり、後からでもアプリはダウンロード可能なため、ブラウザ版でも問題ない方はこちらからログインしてください。
デスクトップアプリを利用したい方は「Dropbox をダウンロード」をクリック(2020年7月末時点)
デスクトップにダウンロードしておくと、パソコン上のアイコンからログインなしのワンクリックでブラウザ版を起動できるため、ブラウザ版を利用することが多い方も入れておいて損はないでしょう。
オレンジ枠内の地球アイコンからログインなしでアクセス可能
パソコンからだけでなく、スマートフォンやタブレットから複数の端末でもアクセスできるため、Dropboxのアプリをダウンロードしておくとより便利です。ダウンロード後は同じアカウントでログインしましょう。
iPhone・iPadの方向け | Androidの方向け |
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4. Dropboxを起動する
ダウンロードされたDropboxのインストーラーを起動して、実行しましょう。メールアドレスとパスワードのアカウント情報入力が求められるため、指示通りに入力してください。
インストール完了画面が出たのちに、ファイルの同期方法を選択する画面が出るため、Basicプランであれば「ファイルを [ローカル] に設定する」を選択すれば問題ありません。
ファイルの同期方法を選択 Macの選択画面
アカウントを作成した直後であれば、「はじめに」というPDFファイルが保存されています。すでにアカウントを活用している場合は、現状ドロップボックスにアップロードしているフォルダが表示されているはずです。
Dropboxの使い方【機能・詳細設定】
Dropboxのアカウント設定とダウンロードが完了したら、実際にファイルやデータを保存できるようになります。ファイルやデータは、デスクトップから保存、共有したいデータをドラッグ&ドロップするだけで簡単に保存可能です。
ファイルのアップロードから共有のやり方、2段階認証を含む設定などの使い方を解説します。
画像や書類をDropboxにアップロードする
パソコン上にあるファイルをDropboxに保存したい場合、フォルダや、画像をクリックしたまま、ドラックし、Dropboxがあるフォルダ上で離します。
すると自動的にアップロードされ、左下に緑のチェックマークが表示されます。
フォルダだけでなく、画像や、書類も同様にアップロード可能です。WebでDropboxにログインしてみても、フォルダがアップロードされたことが確認できます。ブラウザ版でログインしている場合も、ドラッグ&ドロップのみでアップロード可能です。
ファイルの共有の方法
Dropboxは相手がアカウントを持っていなくても簡単に共有可能です。相手がDropboxユーザーでない場合、相手がDropboxユーザーである場合の各共有方法を解説します。
相手がDropboxユーザーでない場合
手順1:共有したいフォルダを右クリックしてリンクを取得
ファイル共有 Macの画面
手順2:リンクを相手に送信して開いてもらう
コピーしたリンクを開いた画面
ダウンロードやアカウント登録の必要はなく、ブラウザ上で詳細を閲覧可能なことはDropboxの大きなメリットです。ファイルのダウンロードも可能なため、必要に応じて利用しましょう。
相手がDropboxユーザーである場合
Dropboxユーザーと共有する場合、共有したいフォルダを右クリックし、「共有」を押します。
ファイル共有設定の画面が出るため、共有したいメンバーのメールアドレスを入力し、ステータスを選択します。「編集可能」とすれば、共有相手も編集が可能になり、「閲覧可能」とすれば、共有相手は編集はできず、閲覧のみが可能です。
共有されたフォルダはこのように目印がついています。そのため、共有したくないプライベートな書類はこのファイルに誤って保存しないようにしましょう。
リンクの閲覧の取り消し・共有の取り消し
デスクトップの画面では「共有済み」をクリックするか、ブラウザ版でログインして「共有済み」タブをクリックしましょう。すると、現在のリンクをシェアしている状況や、共有状況を確認できます。
リンクを消して、閲覧を不可能にしたい場合は、ファイル横の「・・・」をクリックし、「リンクを削除」をクリックしましょう。
削除したファイルやフォルダを復元する方法
Dropboxには、削除したファイルやフォルダを復元できる便利な機能があります。Web上で、Dropboxにログインして、左の「削除したファイル」のカテゴリーを選択してください。無料プランだと、30日前までのファイルを復元できます。
容量を増やす方法
このように、Dropboxの容量を増やす方法は5種類あります。無料ユーザーは2GBと元の容量が少ないので、容量を増やすことは必須でしょう。
- アカウントをアップグレード
- Dropbox Businessを利用する
- 友達にDropboxを紹介する:招待1人あたり500MB
- Dropboxを使い始める:フォルダに保存したりファイルを共有したりする
- Dropboxについて感想を送る:簡単なレビューを送信する
有料プランを利用する以外だと、まだ使っていない人を招待する方法が最も容量を増やせます。
パソコンと同期するファイル、フォルダを選択する
WEB上のDropboxに容量の大きいファイルがある場合、あまり、パソコンには同期/保存したくありませんよね。そのような場合、同期するファイルを選択して同期しない選択も可能です。
手順1. メニューバーからDropboxのアイコンをクリック
手順2. アカウントアイコンの横の「v」から基本設定を選択
手順3. 「同期」のタブを選択し、「同期を選択」をクリック
手順4. 同期したくないファイルのチェックを外し、アップデートをクリック
2段階認証を有効にする方法
オンラインストレージを使うのをためらう理由の一つとして、セキュリティ面の心配が挙げられると思います。Dropboxでは、その問題をカバーするために、「2段階認証」というシステムを取り入れています。
2段階認証を有効にすると、自身のパスワードの他に、6桁のセキュリティコードやセキュリティキーの入力が必要になります。
手順1. Web上でDropboxにログイン
手順2. 自身のユーザーアイコンをクリックし、「設定」を選択
手順3. アカウント設定画面の「セキュリティ」タブにアクセス
手順4. 2段階認証をオンにしてパスワードを入力
手順5. セキュリティコートの受信方法を選択
モバイルアプリを使用すると、別途アプリのダウンロードが必要になります。スマートフォンの番号を入力する場合、電話番号が「09012345678」ならば、最初の「0」を省略して、「9012345678」と入力してください。
入力後、携帯へセキュリティコードが送信されるので、それを入力しましょう。
予備の携帯番号を設定可能なため、あれば入力してください。なければ、「次へ」を押して問題ありません。
最後に、携帯を紛失したときに使用するバックアップコードが表示されます。大切なものなので、書き留めて安全は場所に保管しましょう。
これで、2段階認証の設定は完了しました。
設定後にログインするとパスワードを入力したあとに、携帯に送られたランダムな数字のセキュリティコードの入力が求められます。
また、「このコンピューターを信頼する」とクリックすれば、今後そのパソコンでのセキュリティコードを入力は省かれます。止むを得ず公共のパソコンでDropboxにログインする必要になっても、セキュリティコードを入力する必要があるので安心です。
2段階認証を無効にする方法
設定している携帯を紛失してしまった場合や、何らかの事情で2段階認証を無効にしたい場合もあるかと思います。2段階認証を無効化する方法を解説します。
手順1. Web上でDropboxにログイン
手順2. IDとパスワードを入力後、「自分のスマートフォンを紛失しました」をクリック
手順3. 2段階認証を有効したときに提示された、緊急バックアップコードを入力
手順4. ログイン後、アカウント設定画面の「セキュリティ」タブにアクセス
手順5. 2段階認証をオフににするためにパスワード入力
Dropboxへのスクリーンショットの保存を有効・無効にする方法
Dropboxでは、パソコンで撮影したのスクリーンショットをDropbox上に保存する機能があります。こちらの機能も有効/無効を切り替えられるので覚えておきましょう。
手順1. メニューバーからDropboxのアイコンをクリック
手順2. アカウントアイコンの横の「v」から基本設定を選択
手順3. 「バックアップ」のタブを選択し、「Dropboxでスクリーンショットを共有」をオン/オフに
パソコン内のファイルやフォルダを自動でバックアップする機能もこちらから変更できます。
Dropboxを利用するメリット
Dropbox(ドロップボックス)を利用するメリットは次のとおりです。それぞれのメリットについて説明します。
- 簡単にファイル共有ができる
- 削除したファイルの復元ができる
- 複数の端末からデータの閲覧、編集ができる
- セキュリティ面の強化や容量の確認になる
簡単にファイル共有ができる
Dropboxは大容量のファイルでも、リンク1つで写真(画像)や動画、音楽、音声、テキストなどのデータを簡単に共有できます。
Dropboxでデータを共有する方法
- Dropboxの管理画面から共有したい画面を選択して右側にある「共有」ボタンをクリック
- 画面下にあるリンクをコピーする
- コピーしたリンクを本文にペーストして右下にある「「共有」ボタンをクリック
上記の流れで簡単にDropboxのファイルやデータを共有できます。
削除したファイルの復元ができる
Dropboxは削除したファイルやデータの復元が可能です。
復元機能を使用する際は、左側にあるメニューから「削除したファイル」をクリックして、ファイルの左側にあるチェックボタンをクリック。右側に「復元」のボタンが表示されるのでクリックすると、削除したファイルやデータが復元できます。
複数の端末からデータの閲覧・編集ができる
パソコンやスマートフォン、タブレットなど、複数の端末からデータを閲覧、編集可能なので、ジネスでもプライベートでも利用する価値はおおいにあります。
セキュリティ面の強化・容量の確認ができる
Dropboxを利用することにより、今まで端末に保存していたデータをすべてクラウドストレージに保存可能です。端末が紛失した際個人情報や機密情報の漏えいを防げます。
さらに多くのデータをクラウドストレージに保存することにより端末内がスッキリし、本当に必要なデータだけを端末に残せます。さまざまなデータを保存して端末内がごちゃごちゃしていた方にはかなり大きなメリットとなります。
連携サービスが豊富で業務でも利用できる
Dropboxは、SlackやChatworkといったチャットツールやGmailなどとの連携が可能です。
20種類以上のサービスと連携できるため、普段利用しているツールとあわせて利用できる点は大きなメリットです。
Dropboxのデメリット
Dropbox(ドロップボックス)には無料版と有料版があり、無料版の場合は容量が2GBと少なめなのがネックになることが多いようです。無料版では招待をはじめストレージ容量を増やせる方法はいくつかありますが、他のストレージサービスと比較すると比較的少ないです。
しかし、個人向けのPlus/Professionalであれば2〜3TB、法人向けのDropbox Businessであれば必要に応じて容量を増やせるため、容量を気にする場合は有償プランをおすすめします。
Dropboxのプラン
Dropbox(ドロップボックス)はプランにより料金と容量が変化します。それぞれのプランについて説明します。
プラン | 料金(月額) | 容量 |
---|---|---|
無料プラン | 無料 | 2GB |
Plusプラン | 1,200円(※年間払いの場合1,000円) | 2TB |
Professionalプラン | 月2,400円(※年間払いの場合2,000円) | 3TB |
ビジネスプラン | 1人あたり1,250円〜 | 5TB〜 |
無料プラン
Dropboxの無料プランの保存容量は2GBまでですが、友人や知人をDropboxへ招待すると16GBまで拡張が可能です。自身の写真や動画を保存するだけなのであれば、機能面でも十分に利用できるでしょう。
Plusプラン
Plusプランは、Dropboxの有料プランの中で一番スタンダードなプランです。
容量が2TBまで増加するだけでなく、デスクトップの容量を利用することなくアクセスできる「Dropbox スマート シンク」が利用できたり、モバイルからオフラインでアクセスできる「モバイル オフライン フォルダ」機能が使えたりするメリットがあります。
Professionalプラン
Professionalプランは容量はPlusよりも容量が多く3TBまで利用できます。全文検索機能や共有リンクの管理機能をはじめとした機能がすべて利用可能になるのがメリットです。
文書を多く管理し、共有機能を多く利用する可能性がある方はこちらがおすすめです。
ビジネスプラン
Dropboxのビジネスプランは、2020年7月末時点で「Standard」「Advanced」「Enterprise」の3つの種類に分かれています。
ビジネスプランは最低5TB以上という大容量で、Advanced以上のプランは必要に応じて無料で容量を追加できるため、チーム内の情報共有に最適のプランです。
Professionalプランで利用可能な機能に加えて、管理者向けの機能やサポートといった企業で利用するために必要なサービスが付随します。
Dropboxとその他オンラインストレージとの比較
Dropboxはクラウド型オンラインストレージサービスであり、写真、動画、文書データなどのファイルをクラウド上に保存し、必要なときにいつでも引き出して利用可能です。
どんなデバイスからでもアクセス可能で、自動的に随時バックアップも取ってくれるため、業務効率化を進めるのに非常に有効なツールですが、他のストレージサービスと比較するとどうでしょうか。
Dropboxをその他ストレージサービスと比較している記事を紹介するので、あわせて確認してみてください。
法人向けオンラインストレージの主要なサービス比較【価格・機能】
Dropboxをはじめ人気の法人向けオンラインストレージサービスの概要や、利用者の口コミをまとめて紹介。各企業にとって最適な法人向けオンラインストレージサービスの比較・検討にお役立てください。
容量無制限のオンラインストレージ比較
Dropbox Businessをはじめ、容量無制限で利用できるオンランストレージを集めて比較しました。Box、G Suiteといったサービスの機能やプランを紹介します。
主要オンラインストレージの比較
Dropbox、OneDrive、Boxといったよく比較されるオンラインストレージサービスをピックアップ。これらの中から導入を検討している方は、口コミや評判といった判断基準も含め解説していきます。
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