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2018年のSaaSを大予測、クラウド業界に起こる4つの「衝撃トレンド」

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2017年、SaaS業界にはさまざまな出来事が起こりました。今回は1年の締めくくりとして、ボクシルがクラウドサービス企業を対象に行った2017年の10大キーワード調査を分析。2018年に注目されるSaaS業界の重要トレンド、さらに普及するクラウドサービスについて解説します。

2017年のSaaS業界、話題の10大キーワードを読み解く

クラウドサービス比較検討プラットフォーム「ボクシル」を運営するスマートキャンプでは、SaaS・クラウドサービス提供企業に「SaaS業界2017年のキーワード」に関する独自アンケートを2017年12月に実施。調査結果を発表しました。

1位から10位までのランキングは次のとおりです。

順位 キーワード
1位 働き方改革元年
2位 セールス・マーケの連携強化
3位 インサイドセールス
4位 API連携
5位 海外大型SaaS本格上陸
6位 テレビCM進出
7位 上場相次ぐ
8位 サイボウズLive難民
9位 RPA
10位 セキュリティ

調査の結果、第1位に選ばれたのは「働き方改革元年」でした。政府主導で推進する「残業規制」の動向、「テレワーク」「副業」の浸透状況とそれに伴う新制度の導入・改訂などといったさまざまな動きがあり、SaaS・クラウドサービス業界内でも注目を集めた結果となりました。

本記事では、上位にランクインした1位から5位までのキーワードについて解説していきます。

第1位:働き方改革元年

2017年1月1日、安倍総理が働き方改革について触れ、政府主導の長時間労働の削減に関する是正やテレワークデイなどがスタート。業務効率化につながるSaaSやクラウドサービス導入を検討する企業が増加しました。この動きに追従するように、SaaS・クラウドサービス企業もさまざまなサービスの機能改善や連携強化、関連サービス買収などの取り組みを活発化させました。

第2位:セールス・マーケの連携強化

業務効率化を目的としたSaaS・クラウドサービスが同分野で多数リリースされる「SaaS戦国時代」に。従来の営業主体の新規開拓にくわえてマーケティング主体でターゲットにあったマーケティング施策を行う「セールス・マーケの連携強化」によって、効率的に営業活動を行う企業が増加しました。

第3位:インサイドセールス

営業プロセスの複雑化により、見込み顧客との初回接触から顧客獲得までのリードタイムが大きく変化。これにより、顧客の商品検討から購入までの意欲にあわせて、興味にあったフォロー体制が必要になっています。こうした対応を、営業が直接訪問(フィールドセールス)する前段階で効率的・効果的にアプローチするために、インサイドセールス部隊を新設した企業が増加しました。

第4位:API連携

一つのSaaS・クラウドサービスだけですべての機能を作るのは現実的ではありません。2017年は、既存の特化領域を持った他社サービスと連携できる機能を開発し、利便性をあげ、利用顧客の拡大を目指すSaaS・クラウドサービスが増加しました。

第5位:海外大型SaaS本格上陸

国内SaaSベンチャーが次々と出現し、大手のオンプレミス・パッケージ提供企業も続々とSaaS領域に参入しています。こうした中で、ビジネスチャットツールの「Slack」、プロジェクト管理ツール「Trello」、人事管理システム「Workday」など、海外で大きなシェアを持つSaaS・クラウドサービス企業が日本への本格参入を発表しました。

2018年のSaaS業界に何が起こる?注目すべきトレンド

ボクシルマガジン編集部では、2017年の10大キーワードの調査結果や、2017年にボクシルでダウンロードされたカテゴリを分析し、2018年のSaaS業界において注目すべきいくつかのトレンドを予測しました。

予測1. 金融はじめ大手企業の事例が登場、成功事例次第ではRPAが普及

2017年の10大キーワードで8位に挙がったRPA(Robotic Process Automation)は、ホワイトカラーの単純作業、定型業務を自動化するテクノロジーです。調査会社のITRによれば、日本におけるRPA市場規模は2018年には44億円、2021年には80億円以上と急成長が予測。実際、ボクシルマガジンでも2017年11月ころから急速に資料請求数が伸びてきました。

国内での動きとしては、2016年7月にRPA普及支援を目的とした一般社団法人RPA協会が発足。2017年にはメガバンク3行をはじめとする金融機関が人員削減・生産性向上を目的としてRPA導入を発表するなど普及の兆しがみられ、成功事例が生まれてくれば、2018年は他業界でもRPAが普及することになるでしょう。

予測2. セールス×マーケ連携の重要性が再認識、SFA/CRM活用が進む

2017年の10大キーワードで第3位に挙がったのが「セールス・マーケの連携強化」ですが、2018年も引き続きSFACRMの普及は進むでしょう。営業支援ツールを提供するマツリカによれば、「自社の営業支援ツールを提案する際、マーケティングツールとの連携に関連する要望が多かった」といい、セールス部門とマーケティング部門が密に連携することの重要性が再認識されています。

予測3. Slackの国内本格参入で競争激化、ビジネスチャット市場に注目

2017年11月に日本語版ローンチを発表したのが、ビジネス向けチャットツール「Slack」です。
日本語化される以前から日本のユーザーが多かったSlackですが、同年9月に日本法人を設立し、国内市場へと本格参入しました。

ビジネスチャット市場は、国内では国産ビジネスチャットツール「チャットワーク」が存在感を示してきましたが、2018年は日本VSグローバルという構図で、ビジネスチャットツール市場の競争激化が予想されます。

予測4. 無料グループウェア「サイボウズLive」終了、移行の需要高まる

2017年10月、サイボウズが提供する無料グループウェア「サイボウズLive」が、2019年4月15日をもってサービスを終了すると発表。同サービスのユーザーは200万人以上と市場に与えるインパクトは大きく、このニュースに衝撃を受けたビジネスパーソンが多かったのではないでしょうか。

2018年は、サイボウズLiveの代替サービスを検討するユーザーが増えるため、移行先候補になるグループウェア、ビジネスチャット、社内SNSなどを提供するベンダー同士で「サイボウズLive難民」を奪い合う動きもみられるでしょう。

ボクシルは2018年もSaaS業界を盛り上げていきます

この記事では、2017年のSaaS業界における注目キーワードと、2018年に注目すべき4つのトレンド予測を解説しました。

ボクシルおよびボクシルマガジンでは、2018年も引き続きSaaS業界の動きを捉え、クラウドサービス事業者さま、ユーザーの皆さまにとって価値ある情報を提供してまいります。2018年の春ごろには、SaaS業界を俯瞰した最新の調査レポートを発行いたします。今後ともよろしくお願いいたします。

2017-2018年におけるSaaS業界の概況については、次の記事をご覧ください。

ボクシルとは

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