【今の仕事が向いてない】辞めたいと感じたら後悔する前にするべきこと

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記事の情報は2022-06-10時点のものです。

本記事では、「今の仕事に向いていない」と悩む要因を説明しています。また、仕事に向いていないと感じたときの対処法についても解説しています。
【今の仕事が向いてない】辞めたいと感じたら後悔する前にするべきこと

今の仕事に向いていないのではないか、と悩んではいませんか。仕事の向き不向きは、会社で働き続けることにおいて重要なポイントです。

仕事の向き不向きを見極めるためのポイントについて説明するので、今の仕事に向いているのかどうかを判断する際の参考にしてください。また、仕事に向いていないと思った場合に、どんな「対処法」があるのかについても解説します。

仕事を辞めたいと思ったら理由を分析しよう

今の仕事を辞めたいと思ったら、辞めたい理由を洗い出してみましょう。転職サイトである「エン転職」では、次のようなアンケートの結果が出ています。

退職を考え始めるきっかけランキング

「Q1 退職を考え始めたきっかけを教えてください。」に対する回答 「Q1 退職を考え始めたきっかけを教えてください。」に対する回答

※出典:エン・ジャパン「第43回 テーマ:「退職理由」について」(2022年5月16日閲覧)

このように、多くの人がさまざまな理由で仕事を辞めたいと考えています。他の人の仕事を辞めたい理由を参考に、自分の辞めたい理由を分析してみましょう。辞めたい理由を分析するメリットは、次のとおりです。

  • 今後の転職活動に役立つ
  • 職場での問題を明確にできる
  • 辞めずに済む方法が見つかる可能性がある

辞めたい理由を分析することで、次の転職先で同じ悩みの繰り返しを防げます。

仕事の向き不向きを見極めるためのポイント2つ

今の仕事があなたに向いているかどうかわからないときは、会社や職場環境が合わないのかもしれません。次のような問題がないか、確認してみましょう。

  • 労働条件は悪くないか
  • 社風に合っているか

満足できる労働条件か

楽しい仕事だとしても十分な給与をもらえなければ、生活は苦しくなりかねません。

毎日残業があるのに残業代が出ない、いくら結果を残しても給与が上がらないといった場合は、今の仕事に向いていない可能性があります。また、希望する「労働時間」であることも大事な労働条件の1つです。

自分に合った社風か

職場の雰囲気や社風にあなたが合っているどうかも大切なことです。職場は毎日過ごす場なので、苦手な雰囲気の中で過ごすのは居心地が悪いでしょう。

社風になじめないなら、今の職場に向いていないと言えます。会社の社員や社長と合わなかったり苦手な相手だったりすると、仕事を続けられないと感じる方もいます。

仕事に向いていないと思ったときの対処法

仕事に向いていないと感じている方、仕事を辞めたいと考えている方は、次のことを試してみてください。

1.異動を希望する

今の部署と合わない、仕事内容が向いていないと感じたら、人事部に異動を希望するのも1つの手段です。しかし、異動要請をしたからといって、すぐに異動できるとは限りません。

また、早めに異動の申し出をしましょう。異動要請をする際は、「今の仕事に向いていないから」と正直にいう必要はありません。「新しい技術を身に着けたい」といったポジティブな理由で希望を出すのがおすすめです。

2.信頼できる人に相談する

家族や友人など、信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。大切なのは、「信頼できる」相手に相談することです。同僚や上司によっては、他の人に話してしまって、あなたが職場に居づらくなる可能性があります。

また、相談するときは、「客観的に見て、今の仕事が向いていると思うか?」を聞いてみましょう。もしかしたら、あなたが仕事に向いていないと思っていても、客観的に見たら向いていると思われている可能性があります。

3.どうしても今の仕事が向いていないなら転職する

どうしても今の仕事に向いていないのなら、無理せず転職をしましょう。向いていない仕事を続けるより、あなたに向いている仕事を探しましょう。

ただし、衝動的に会社を辞めるのはおすすめできません。転職先が決まるまでは仕事を続けて、転職に必要なスキルを身につけましょう。また、転職を意図せず繰り返すのはできるだけ避けましょう。転職回数が多くなるほど、次の転職での採用担当者の目が厳しくなる可能性があるからです。

向いている仕事を探すために転職エージェントをおすすめする理由

今の仕事が向いていないと感じているのであれば、就職や転職活動した際の「自己分析」が足りなかった可能性があります。転職のプロであるキャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントの意見を聞くために、「転職エージェント」の利用がおすすめです。

転職エージェントとは?

転職エージェントは、就職希望者の転職をサポートするサービスです。企業の情報の収集、求人への応募、面接の準備など、さまざまな面で転職活動のサポートが受けられます。

転職エージェントを利用すると、経験豊富なキャリアアドバイザーが相談に乗るため、どんな仕事が向いているかを知る助けになります。もちろん、転職エージェントを利用したからといって、必ず転職をする必要はありません。

転職するべきか迷っていることを含めて、今後どうすべきかプロの目線から話を聞きましょう。また、転職エージェントの多くが企業側から紹介料を得ているので、転職希望者は「無料」でサービスを利用できるメリットがあります。

転職エージェントは複数登録して利用するのが鉄則

転職エージェントを利用する場合は、1社だけでなく、複数登録して使うのがおすすめです。

転職エージェントを併用するメリット

  • 比較してあなたに合ったエージェントを見つけられる
  • 非公開求人を多くチェックできる
  • 複数の観点からさまざまなアドバイスをもらえる
  • 求人案件を幅広くチェックできる
  • 得意分野や専門分野によって使い分けられる

転職エージェントによって抱えている求人が違うため、1社だけの登録だと出会えない求人があります。また、転職エージェントによってサービスの対象や得意とする業種が異なります

よく調べてあなたに合った転職エージェントを見つけましょう。複数のキャリアアドバイザーやコンサルタントからアドバイスをもらうことにより、自身でも気づかなかった適職がみつかるかもしれません。

今の仕事に向いていない方におすすめの転職エージェント

今の仕事に向いていないと思っている人におすすめの転職エージェントは次のとおりです。

  • リクルートエージェント
  • type転職
  • マイナビエージェント

リクルートエージェントは万人におすすめ

リクルートエージェントの特徴

  • 求人数、非公開求人数が多い
  • 業界、職種、地域に幅広く対応
  • 独自のサービスが利用できる
  • サポートが手厚い
運営会社 求人数 カウンセリング会場
(拠点一覧)
株式会社リクルート 公開求人:約150,000件
非公開求人:約200,000件※1
東京本社、西東京支社、宇都宮支社、さいたま支社、千葉支社、横浜支社、京都支社、大阪支社、神戸支社、名古屋支社、静岡支社、北海道支社、東北支社、中四国支社岡山オフィス、中四国支社広島オフィス、福岡支社

※1 出典:「リクルートエージェント 公式ホームページ」2022年1月時点

「リクルートエージェント」は、転職エージェントの中でも求人数の多さで人気なサービスです。求人が多く、転職の選択肢が広いので、必ず登録してほしい転職エージェントの1つです。

地方に住んでいる、特殊な仕事を希望している、といった理由で転職先が見つからない場合でも、リクルートエージェントなら仕事が見つかることもあります。リクルートエージェントが気になる方は公式サイトを確認しましょう。

type転職は首都圏での転職に特化したサービス

type転職の特徴

  • 好待遇な非公開求人が多い
  • 各分野に精通したキャリアアドバイザー
  • 未経験者向けの求人が多い
運営会社 求人数 カウンセリング会場
(拠点一覧)
株式会社キャリアデザインセンター 公開求人:約7,800件※2 type転職エージェントオフィス(赤坂ロングビーチビル)

※2 出典:「type転職 公式ホームページ」2022年1月時点

「type転職」は、首都圏での転職支援に特化したサービスです。「東京都」「神奈川県」「埼玉県」「千葉県」の4箇所の求人のみ取り扱っています。首都圏で転職を考えているなら、ぜひ登録しておきたい転職エージェントです。

type転職は、条件のよい「非公開求人」を多数保有しているため、登録しておけば思わぬ好条件の会社を見つけられる可能性があります。

マイナビエージェントは専任アドバイザーの支援が魅力

マイナビエージェントの特徴

  • 各業界特化に通じた「専任アドバイザー」
  • 企業担当アドバイザーもバックアップ
  • 転職サポートが無期限
運営会社 求人数 カウンセリング会場
(拠点一覧)
株式会社マイナビ 公開求人:多数
非公開求人:アリ
京橋オフィス、新宿オフィス(ミライナタワー)、神奈川支社、北海道支社、宮城支社、名古屋支社、京都支社、大阪支社、兵庫支社、福岡支社

「マイナビエージェント」は、それぞれの業界の事情に精通した「専任アドバイザー」が無期限でサポートしてくれるのが特徴です。他のエージェントだとサポート期限が3か月の場合が多いため、じっくり転職活動を進めたい人にマイナビエージェントはおすすめです。

企業の営業を担当するアドバイザーもバックアップするので、実際の職場での雰囲気を聞け、転職希望者と採用先のミスマッチを防ぎます。マイナビエージェントが気になる方は、公式サイトをチェックしましょう。

今の仕事が向いていないなら転職を検討しよう

仕事に向いていないと感じているなら、原因が何なのかを明確にすることが重要です。「労働条件」に不満があるのか、「社風」が合っていないのかをはっきりさせて問題の解決方法を見つけましょう。

対処法には、部署の異動や外部への相談などがあります。どうしても今の仕事が向いていないと感じるなら、「転職」するのもひとつの手です。転職をするなら転職エージェントを利用して、自分に向いていると思える仕事を探しましょう。