Article square balloon green

企業ブログとは | コンテンツマーケティングとしての可能性・成功へのポイントを解説

オウンドメディアの一部である企業ブログは、コンテンツマーケティングの要として大きな注目を集めています。顧客の必要とする情報をコンテンツで企業と結びつける、その可能性や失敗する要因、成功へのポイントを解説していきます。
リードジェネレーション
Large

企業ブログとは

企業ブログとは企業の体験やニュースを記録するWebサイトであり、一般的にはコーポレートサイトとは別の「より柔軟性に富んだコンテンツ」を発信していくためのツールです。

近年、オウンドメディアを中心とした「プル型マーケティング」が大きな注目を集めており、その重要なプラットフォームとして「企業ブログ」を活用する機運が高まっているといえるでしょう。

本記事では成功のポイントについて解説していきます。

  • 月間700万PVのビジネスメディアで広くリーチ
  • 10,000件/月を超えるリード件数
  • 「法人向け」に特化した紹介メディア

オウンドメディアとインバウンドマーケティングの関係

プル型マーケティングという手法は「インバウンドマーケティング」と呼ばれています。

不特定多数のユーザーへ向けた、一方的な情報発信を行う「アウトバウンドマーケティング」と異なり、ユーザーに有用な情報を発信することによって、能動的に情報を取得してもらい、最終的な顧客獲得を実現するものです。

具体的には、SEOを意識した情報発信をオウンドメディアで行い、企業自身やユーザーによる情報拡散をアーンドメディアで実行、広告掲載などを行うペイドメディアで補完するというものです。

獲得したユーザーを自社のファンとして取り込み、リード獲得・ナーチャリングから顧客ロイヤリティ化まで、さまざまな仕掛けを実行する総合的なマーケティング施策です。

この中核をなすといえるのが、オウンドメディアを中心にユーザーにとって有用な質の高いコンテンツを発信していくコンテンツマーケティングだということができるでしょう。

企業ブログとオウンドメディアの関係

企業ブログは、「柔軟性に富んだコンテンツ」を発信してくのに適したプラットフォームであるため、コンテンツマーケティングを実行していくうえでのオウンドメディアの役割が期待されているのです。

一般的には「企業ブログ=オウンドメディア」と認識されがちですが、必ずしもイコールではなく、オウンドメディアの一部として企業ブログが存在しています。

以下の記事では、オウンドメディアについてより詳しく解説しています。

今さら聞けないオウンドメディアとは | メリット・事例・運用のポイント - マーケティング用語 | ボクシルマガジン
今さら聞けないオウンドメディアとは?デジタルマーケティングの重要性が増すなか、企業にとってのオウンドメディアの存在...

企業ブログがもたらす可能性

柔軟なWebサイトプラットフォームであるブログには、さまざまな活用方法があるため企業に大きな利益をもたらす可能性があります。

ある企業では、社内研修などで得た知見をわかりやすくブログにまとめていたところ、復習の機会として多くの従業員に活用されるようになったそうです。

しかし、企業が公式にブログを開設・運営するとなれば、なんらかの効果や売上の貢献などが求められることが多くなるでしょう。

コンテンツマーケティングへの活用

企業ブログが企業に貢献する方法の筆頭に挙げられるのが、コンテンツマーケティングのプラットフォームとしての活用です。

自社製品やサービスを便利に使うためのTipsなど、コーポレートサイトへの掲載ではなかなか効果が出ないようなコンテンツでも、ブログであれば簡単に公開でき、それによって多くのユーザーの関心と共感を集めることも可能でしょう。

その柔軟性から、写真や図解、オーディオやビデオなどを使った、ユーザーに最適な表現方法も追求できます。

以下の記事では、コンテンツマーケティングについてより詳しく解説しています。コンテンツマーケティングの方法も詳しく知りたい方はこちらからご覧ください。

コンテンツマーケティングとは - 事例から学ぶ「成功」する秘訣 | おすすめツール18選 | ボクシルマガジン
コンテンツマーケティングとは、顧客エンゲージメントを高めて優良顧客へと定着させるマーケティング手法です。その基本か...

自社の認知向上・ブランド強化

業界では確固たる地位を築き上げ、知らないものはいない企業にもかかわらず、一般にはまったく認知されていない、というのはよくあることです。

こうした企業が一般的な認知度を向上させ、ブランド強化をはかるにも企業ブログは最適であり、思いもよらぬ業種からのアプローチに恵まれることさえ考えられます。

もちろん、これから自社の地位を築いていこうとする企業にとっても有効です。しかし、長い時間がかかるブランド醸成同様、ブログの成長にも長い時間が必要になることは心にとどめておくべきです。

Webメディア化・マネタイズによる自立した運営

コンテンツマーケティングが功を奏し、成長したブログがひとつWebメディアとして成立してしまう可能性もあります。

こうしたケースでは、自社のインバウンドマーケティングに大きな貢献をするだけでなく、影響力のあるWebメディアとして広告収入を得るなど、マネタイズによって自立した運営も視野に入ってきます。

以下の記事では、Webメディアについてより詳しく解説しています。

Webメディアとは | 種類・編集業務・評価基準・代表的メディア一覧 | ボクシルマガジン
記事やニュースを配信するサイトやブログをWebメディアと定義すれば、その種類は何通りにも分類可能でしょう。その数は...

企業ブログが失敗する5つの理由

さまざまな可能性を秘め、成功を遂げている企業ブログがある反面、多くの企業がブログの運営に失敗しているという事実もあります。

その要因には、どのようなものが考えられるのでしょうか。以下で5つの理由を紹介します。

企業文化の問題

高い自由度と柔軟性を持つため、ブログの運用に向いていない企業も存在するといえます。

多くの場合、企業ブログにはユーザーや顧客との接点となり「信頼感を高めていくコミュニケーションツール」としての側面があり、ときには他社製品やサービスを紹介することさえあります。

こうした方法論は、企業によっては「あり得ないこと」になりがちであり、柔軟な考え方のできない企業文化を持つ場合、相容れない存在となってしまう可能性が大きくなるでしょう。

目的と役割が不明確

企業ブログを運営する「目的」と、それが果たす「役割」を明確にしていない場合、存在意義が問われるようになってしまうでしょう。最終的にはブログ閉鎖という結果になる可能性が大きくなります。

企業ブログは効果測定が非常に難しいといわざるを得ず、大前提となる目的や役割が明確になっていない場合、効果を測るための基準さえ決定できないという状況に陥ってしまいがちです。

ブログ運営の効果が判断できなければ、それこそ「なんのためにブログを運営するのか」がわからず、リソースを投入する意味さえ失ってしまいます。

制作体制の未整備

企業ブログを成長させ、PVやUU(ユニークユーザー)を増やしていくためには、ユーザーにとって有用な質の高いコンテンツを配信し続けていく必要があり、頻繁な更新を半年〜1年以上続けていかなければなりません。

これを企業ブログ担当者ひとりで行うのは事実上不可能であり、コンテンツを作成する複数のライター、クオリティコントロールを行う編集者の存在が不可欠です。

こうした制作体制が整備できないケースでは、せっかくのビジターをつなぎ止めておくことができず、結果的に、いつまでたってもPVが向上しない企業ブログとなってしまいます。

ユニークユーザー (UU) とは | PVとの違い・計算方法 - 広告用語解説 | ボクシルマガジン
WEBマーケティングやSEOで必須の広告用語「UU(ユニークユーザー)」について、その概要からカウント方法、その他...

不明瞭なターゲット

企業ブログの目的や役割にも関連しますが「だれに向けたブログなのか」という点が不明瞭のままコンテンツを作り続けても効果が薄く、焦点のぼやけた、立ち位置が不明瞭なブログになってしまいます。

企業が製品やサービスを開発する際、ターゲットとなるユーザー像を明確にしますが、企業ブログでもそれは同様です。これができていない製品やサービスがユーザーに受入れらないのを考えれば、ターゲットの不明瞭な企業ブログが失敗するのは当然のことです。

企業ブログの広告化

企業ブログを立ち上げたものの、どんなコンテンツを公開していいものか悩んだ末、結局、自社製品やサービスの広告と化してしまったブログも存在します。

上述したように、企業ブログには「ユーザーや顧客との接点となり、信頼感を高めていくコミュニケーションツール」という側面があり、広告を出すのであればブログよりも、もっと効果的な媒体があるのです。

運営コストが低い分、広告コストもかからないかもしれませんが、こうしたブログはユーザーに何のメリットも与えず、PVも向上しないことから、広告効果はゼロだともいえるでしょう。

企業ブログ成功への8つのポイント

企業ブログには成功への多くの可能性がある反面、失敗してしまう要素もあることを解説してきました。

これらを踏まえ、企業にとって「成功だといえるブログ運営」を実現するためのポイントを紹介していきましょう。

企業ブログ成功の判断基準を決める

柔軟性や自由度の高さゆえに、そもそもなにを持って成功とするのか、判断が難しいという側面を企業ブログは持っています。

重要なのは「なんのために企業ブログを運営するのか」という目的を明確にし、達成するための基準であるKPIを設定することです。

たとえば、独立したWebメディアを目指すのであれば、なによりもPV(ページビュー)が重要になるかもしれませんし、コンバージョンが目的であるならば、CTA(Click to Action:行動喚起)を追い求めるべきかもしれません。

KPIの意味とは | 目標達成するポイントやSMART・設定方法を解説 | ボクシルマガジン
マーケティングにおいて目標を達成するために欠かせない数値が「KPI(重要業績評価指数)」です。今回は、ビジネスの目...

ターゲットを絞る

繰り返しになりますが、企業ブログのなんのために運営するのか、どのような役割を持たせるのかを明確にしたうえでだれのために書くのかを絞っていく必要があります。

たとえば、自社製品のコンバージョンが目的であるなら、競合他社を含めた「製品の使い方に悩んでいるユーザー」を想定し、その悩みを取り除いていくコンテンツを用意しましょう。

質の高い記事の継続投稿

ターゲットに向けたコンテンツを公開し、ユーザーの共感が得られたとしても、その場限りの一過性のものとなってしまう可能性は否定できません。

継続的なユーザーの共感を得ていくためには、こうした質の高い記事を継続して投稿し続けていく必要があり、それによってより多くのユーザーからの支持を得られるようになるのです。

読みやすさを念頭においた記事構成

どんなに有用なコンテンツが用意されていても、ユーザーが途中で読みたくなくなるようでは意味がありません。

これを避けるためには「適切な余白を設けるための改行」や「太字化で要点を明確にする」「テーマごとに区分する」など、読みやすさを念頭においた記事構成が重要であり、視覚的な要素を含んだ、ブログ全体のデザインにも気を配る必要があるでしょう。

レスポンシブデザイン

ネットワークが進化し、スマートデバイスが爆発的に普及した現在、多くの人々がスマートフォンで情報を入手するようになっています。

つまり、スマートフォンで企業ブログを視聴するケースが非常に多くなっているということであり、PCだけでなく、スマートフォンの小さな画面にも最適化された表現が必要なのです。

レスポンシブデザインはもはや基本であるともいえますが、記事構成を行う際にもスマートフォンで視聴されるということに気を配り、文章が妙な部分で改行されていないか、などを確認していくことも重要になってくるでしょう。

SEOを意識した対策

ユーザーにとって有用で質の高いコンテンツを用意しても、それをユーザーに見つけてもらえなければ意味がありません。

ターゲットが情報入手を考えた際、検索に使いそうなキーワードを元にコンテンツ作成を行うなど、できる限り多くのターゲットにリーチできるよう、SEOを意識した対策を施しておくことが重要になります。

ブログ内にある関連記事をお互いにリンクする、外部リンクを貼るなども有効な手段です。

以下の記事では、SEOについてより詳しく解説しています。

SEO対策(検索エンジン最適化)とは | デジタルマーケティングの基礎知識 | ボクシルマガジン
自社Webコンテンツを検索結果上位に表示させるため、検索エンジン最適化を行うのがSEOです。マーケティングにおける...

SNSシェアボタン

ユーザーの目に触れたコンテンツをより効果的に拡散するため、SNSなどのアーンドメディアを活用しない手はありません。

コンテンツ内には主要なSNSシェアボタンを設置し、積極的にシェアを促していくことが重要であり、ボタンの大きさや配置にも気を配っていく必要があるでしょう。

CTAにつなげる仕掛け

企業ブログ運営の目的がコンバージョンであるなら、CTAにつなげていく仕組みは必須です。

そのためには、具体的なボタンなどのほかに、ランディングページやフォーム、肝心の資料やホワイトペーパーを準備する必要があります。

特に、企業ブログの効果を定量的に判断したい場合には有効な手段であり、ブログ継続運用の大きなモチベーションともなりえます。

複数展開する海外企業ブログ

企業ブログには、マーケティング機能の一部としての重要な役割がありますが、その方法論はさまざまです。

一般的なインバウンドマーケティングにおいては、コンテンツの提供を行うブログはひとつに集約されることが多いのですが、それを複数展開している海外企業も存在します。

Cisco Blog


世界最大のコンピューターネットワーク機器開発会社であるCiscoでは、社内の従業員自ら、それぞれの担当部署に関連したトピックを複数のブログで展開しています。
トップページはまとめられている一方で、Technologies、Industries、For the Tech Expertなどが独立して運営されており、さらに広範なカテゴリーに分類されています。

General Electric


旅客機のエンジンから家庭用の電球まで、さまざまな製品を手がける最大規模のコングロマリットであるGeneral Electricも、複数のブログを公開しています。
Ciscoと異なるのは、視覚化されたインフォグラフィックやビデオのコンテンツで構成されていることであり、その存在の巨大さをわかりやすく表現するため、Moving、Curing、Powering、Buildingなどのテーマに沿って展開されています。

ブログサービスを活用した企業ブログ

コンテンツマーケティングでのブログ活用では、独自ドメインを取得したうえでホスティングなどを利用する手法が主流となっています。その柔軟性を活かすため、あえてブログサービスを利用している企業も存在します。

Yahoo!やamebaなどでは無料であるがゆえ、商用活用ができない、ブログの引越しが難しいなどの欠点があります。はてなブログに関しては、有料プランでの独自ドメイン取得が可能となっており、CSSによるデザインの自由度も確保されています。そのため、自由な情報発信の場として利用している企業も多いようです。

LIFULL Creators Blog


住宅検索システムで確固たる地位を築いているHOME’Sを展開する、LIFULLのエンジニア・デザイナーが運営しているのがLIFULL Creators Blogです。
業務を行うなかで、日々感じたことなどを不定期に更新しており、イベントや社内行事などの様子も公開されています。

paiza開発日誌


paiza開発日誌は、IT/Webエンジニア向けの総合求人・学習サービスを提供している、paizaの開発者が運営しているブログです。
数値計算ライブラリを学べるコンテンツ紹介、ブラック企業の見分け方など、業務内容にも則したブログ運営がされており、更新もかなり頻繁に行われているようです。

企業ブログのマーケティング活用には仕掛けが重要

コンテンツマーケティングやインバウンドマーケティングの重要な役割を果たす存在として注目を集める「企業ブログ」ですが、本文でも紹介した企業ブログ例のように、そういった役割から距離を置いた、柔軟な運用が可能であることも魅力です。

しかしそれだけに、企業ブログをマーケティングに活用していくためには、さまざまな課題をクリアしていく必要があり、定量的な判断を行うには、KPIの設定とそれを明確なものとしていく仕組みづくりが欠かせません。

参入へのハードルが低い分、運用には忍耐と努力が必要であり、本当に自社にとって必要なものなのかどうか、その効果を十分に見極めることが重要です。

月間3,000CV!ボクシル編集長監修『コンテンツSEO完全ガイド』

効率的にリードを獲得したい・サービスのPRをしたい・SEOで検索上位を取りたい、、、といったご要望はありませんでしょうか。オウンドメディアを使ったコンテンツマーティングで効率的に見込み顧客を獲得することが可能ですが、ノウハウがないと何から手をつけて良いかわからないですよね。

「コンテンツSEO完全ガイド」ではコンテンツマーティング、SEO集客に関するポイントや手順について解説しています。

資料請求後にサービス提供会社、弊社よりご案内を差し上げる場合があります。
利用規約とご案内の連絡に同意の上
コンテンツSEO完全ガイドの無料DLはこちら

ボクシルとは

ボクシルとは、「コスト削減」「売上向上」につながる法人向けクラウドサービスを中心に、さまざまなサービスを掲載する日本最大級の法人向けサービス口コミ・比較サイトです。

「何かサービスを導入したいけど、どんなサービスがあるのかわからない。」
「同じようなサービスがあり、どのサービスが優れているのかわからない。」

そんな悩みを解消するのがボクシルです。

マーケティングに問題を抱えている法人企業は、ボクシルを活用することで効率的に見込み顧客を獲得できます!また、リード獲得支援だけでなくタイアップ記事広告の作成などさまざまなニーズにお答えします。

ボクシルボクシルマガジンの2軸を利用することで、掲載企業はリードジェネレーションやリードナーチャリングにおける手間を一挙に解消し、低コスト高効率最小限のリスクでリード獲得ができるようになります。ぜひご登録ください。

Article whitepaper bgS3 0
リードジェネレーション
選び方ガイド
資料請求後に下記のサービス提供会社、弊社よりご案内を差し上げる場合があります。
スマートキャンプ株式会社
利用規約とご案内の連絡に同意の上
Article like finger
この記事が良かったら、いいね!をしてください!最新情報をお届けします!
御社のサービスを
ボクシルに掲載しませんか?
月間1000万PV
掲載社数3,000
商談発生60,000件以上
この記事とあわせて読まれている記事