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2018-05-21

銀行業界必見のERP8選 | 導入メリットと選択のポイント・事例紹介

銀行業界に最適なERPとは?金融を取り巻く市場環境やユーザーニーズが激変するなか、業務効率化と経営状態の可視化で迅速な判断を可能にする、ERPの採用が増加中です。そのメリットや選択ポイントを解説し、おすすめシステムを紹介します。
データ分析ERP(基幹システム)
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ERP(Enterprise Resource Planning)とは

ERPとは、Enterprise Resource Planningの略称であり、財務会計、在庫管理、売上管理など、企業の基幹となるさまざまな業務システムをひとつに統合し、一元的な管理を行うことで業務効率化と生産性向上を実現するもので、日本語では統合基幹業務システムと呼ばれます。

従来、部門ごとに最適化されたシステムが、ひとつの企業内に複数点在するのが当然でした。しかし、この手法ではデータの整合性を確保し、連携するのは難しく、二重入力やミス、それの確認など大きな手間が発生していました。

これを解決するため、統合されたデータベースを複数のシステムが参照することでデータの整合性をとる、シングルインスタンスという概念からERPが誕生、現在では企業活動に不可欠なシステムとなっています。

ERPがどれほどの規模で導入されているかに関しては、市場規模を詳しく解説している以下の記事をご覧ください。

ERPシェア・市場規模 | 世界調査と国内最新動向・注目クラウドサービスも紹介 | ボクシルマガジン
クラウドERPが大きな注目を集め、企業の基幹システムとして不可欠なものとなりましたが、その市場規模やERPシェア・...

銀行業界がERPを導入するメリット

重要性が高まる一方のERP、もちろん銀行業界も例外ではありません。

それどころか、バブル経済崩壊以降も低迷を続ける景気、競争の激化、変化の激しい規制改革や顧客ニーズなど、厳しい環境にさらされている銀行業界にこそ、ERPが必要だともいえるでしょう。

その導入メリットはどのようなものか、解説していきます。

統合データベースによる一元管理

ERPは単一の統合データベースを持ち、複数のシステムで日々発生する業務データを一元的に保存・管理します。

たとえば、特定の顧客データをもとに見積書、領収書という異なる帳票を作成するケースでも、顧客データがERPのデータベースで管理されていれば、それぞれ顧客情報を入力する必要はありません。

同様に、顧客情報に変更が生じた場合、一度修正を行えば、それがすべてのシステムで反映されるようになります。

これによって、個別システムへの二重入力がなくなり、入力の負担削減となるのはもちろん、ミスの減少にもつながり、結果的に業務効率化が実現します。

経理財務の統合と確実な決算処理

銀行業界では、日々刻々と変化する預金・融資・為替・外為を管理し、日計元帳・総勘定元帳へ反映させ、リスク管理・原価計算・収益管理を正確に行わなければなりません。

もちろん、こうした基幹業務に、経費管理・動不動産管理も連動させる必要があります。

これらの複雑な基幹業務と経理財務をERPで統合することにより、単体・連結問わず、確実でコンプライアンスを遵守した決算処理が可能になるのです。

経営状態の可視化による迅速な意思決定

ERPでは、業務で生じるマスターデータをリアルタイムに記録・一元管理するだけではありません。それだけでは数字の羅列に過ぎないデータを、見たい、知りたい切り口で状況の変化を可視化してくれるのです。

たとえば、預金総額の増減だけでは顧客動向をつかめないかもしれませんが、預金者数で割った平均預金額の変動がわかれば、顧客ニーズが見えてきます。

こうした変化を、リアルタイムで把握して経営状態を可視化することで、わずかな変化でも迅速な意思決定が可能となるでしょう。

ERPを銀行業務に最適化させるテンプレート

ERPが業務に欠かせない存在となった現在、さまざまな企業規模向けに多種多様のシステムが存在し、そのサービス形態もオンプレミス・クラウド・2層ERPと、さまざまです。

それゆえ、銀行業界で使いやすい機能を、最初から網羅するサービスは多くないともいえます。

こうしたケースでは、ベンダーと協働してカスタマイズを行うという手法もありますが、銀行業界に最適化させるテンプレートを活用するのも有効です。対応システムが限定されがちなのが難点ですが、検討の価値はあるでしょう。

以下の記事では、銀行業界に限らず、より詳しくERPを解説しています。

ERPパッケージとは | 概要やメリットを解説、クラウド14サービス比較 | ボクシルマガジン
ERPパッケージとは、従来バラバラだった業務システムを統合し、一括管理するパッケージです。ERPパッケージのメリッ...

銀行業界でのERP導入事例

それでは、銀行業界ではERPを導入して、どのように活用しているのか、導入によってどのような課題が解決されたのか、いくつかの事例を紹介してみましょう。

みずほ銀行

企業名:みずほ銀行事業内容:銀行業

課題:経常費などの支払い情報を複数のシステムで管理

みずほ銀行では、水道光熱費、交通費、賃借料などの経常費や動不動産、投資に関する予算、支払情報を複数の業務プロセス、システムで管理していた。
経営環境の変化が早く大きい現代では、タイムリーな財務施策を迅速で的確に行う必要性があり、各拠点も含めた一元管理の実現が課題であった。

効果:グループ内の情報共有、業務の正確性と効率化を実現

ERP導入により、固定資産管理業務の効率化、支払、経費管理業務の正確性向上、予算管理業務の精緻化を実現し、グループ内の情報共有も実現、決算・財務報告プロセスでのさらなるコンプライアンス強化が達成できた。

B社

企業名:B社事業内容:金融業

課題:経費予算の詳細な消化状況が把握できていない

金融系業務を行うB社では、物品の購入や各種経費支出、動不動産管理などの業務は、個別システムやExcelで運用しており、予算の詳細な消化状況が把握できない、各種経費は本部側で発注管理をしていないため、業者からの請求書にもとづいて支払いをしている、という課題を解消する必要があった。

効果:経費支出に関連するコンプライアンス強化と効率化を実現

ERP導入により、事務手順が標準化され、業務プロセスの遵守、検収・支払進捗状況の管理など、コンプライアンスをささえる基盤を構築、全社合計や部店単位の詳細な予算管理が可能となり、本部と営業店のバックオフィス業務が効率化され、コスト削減も実現した。

銀行業界におすすめのERP8選

すでに解説したように、基幹システムとしてのERPは、さまざまな企業規模に応じてさまざまなシステム、サービスが存在しています。以下からは、銀行業界におすすめできるERPを厳選して紹介していきます。

また、本記事で紹介しているERPのさらなる詳細や、紹介しきれなかったサービスについて詳しくご覧になりたい方は以下からどうぞ。

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iDempiere(アイデンピエレ)

  • ERPとして必要な機能は標準で実装
  • スモールスタートによる無理・無駄のない導入
  • グローバルスタンダードなシステム

iDempiereは、購買管理、在庫管理、販売管理、生産管理、会計管理、顧客管理など、一連の業務機能がすでに実装されながらも、低コスト導入・低コスト運用を実現する、オープンソースのERPパッケージです。
搭載されている機能から、必要なものだけを選択して使うことができるため、まずは在庫管理だけしっかりしたい、というようなスモールスタートも可能です。
また、多言語、多通貨対応が標準で実現されているため、海外拠点を持つ企業でも、安価に導入できます。

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Reforma PSA(レフォルマ ピーエスエー)

  • プロジェクト収支を可視化
  • クリエイティブ業特化の業務管理ノウハウ
  • 電子稟議・ワークフローで無駄な間接業務を削減

Reforma PSAは、販売管理、購買管理、勤怠・工数管理、経費管理という4つの管理機能を統合することで、案件・プロジェクト別の収支を可視化するクラウド型ERPです。
これによって売上・利益予測にもとづく経営判断が可能となり、タイムリーな経営管理を実現すると同時に、請求や支払管理も連動していることで二重入力や管理の煩雑化、請求漏れなどの業務も削減します。
Reforma PSAは、クラウドERP「ZAC Enterprise」をスタートアップに最適化したシステムであり、用途に合わせ、リーズナブルなプランも用意されています。

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クラウドERP freee


  • 会計・人事労務のバックオフィスを一元管理
  • 現場から管理業務まで、全社で効率化を実現
  • リアルタイムに経営可視化でスピーディーな意思決定

freeeは、経理業務・経営の分析・請求/発注書管理・内部統制などのバックオフィス業務を一元管理することによって、業務効率化と生産性向上を実現するクラウドERPです。
モバイルデバイスでのアクセスが可能なクラウドの柔軟性を活かし、従業員ごとの権限を細かく設定することによって、どこからでも申請や承認を可能とし、煩雑な経理業務の合理化と報告作業を簡略化、ウィークリーで提供される多彩なレポートにより経営状態の把握が可能になるほか、ダッシュボードでリアルタイムに確認することも可能です。

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クラウドERP ZAC

  • プロジェクトベースでの収支・工数管理
  • 経営予測・経営モニタリング
  • 市販の財務会計システムと連携

ZACは、販売管理、購買管理、在庫管理、勤怠管理、工数管理、工程管理、経費管理の7つの機能を統合することで、案件・プロジェクト別の収支管理を中心に可視化や予測を進めることを可能とするクラウドERPです。管理会計レポートや売上・利益予測など、経営判断を容易にする豊富なレポートをリアルタイムに行うことによって、タイムリーな経営を実現します。
また、請求や支払管理も連動しているため、二重入力や管理の煩雑化、請求漏れなどの業務を削減し、効率化と生産性の向上も実現します。

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CAM MACS(キャムマックス)


  • ライトな価格と充実サポート
  • 自社開発が実現する高い拡張性
  • ノウハウを集結した価値ある機能

CAM MACSは、最低限の機能によるコスト管理を目的にしたCAM MACS Lite、生産管理・原価管理機能を追加して販売力強化をはかれるCAM MACS Middle、大規模企業の要望に柔軟なカスタマイズで応えるCAM MACS Premiumなど、スタートアップ、成長期、発展期という企業ニーズに応えたクラウド型ERPを提供しています。
中でもCAM MACS Liteは月額25000円からというリーズナブルな価格を実現しており、事業承継を視野に入れた中小企業にも導入しやすい設定となっているほか、将来的に自社専用のクラウドERPを実現できる柔軟さを併せ持っています。

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NetSuite

  • 総合ソフトウェアパッケージ
  • 海外展開への柔軟な対応
  • オールインワンソリューション

ORACLE傘下となったNetSuiteは、1997年よりクラウドERPを提供するという歴史に裏付けられた、真の意味での統合環境を実現するビジネス・アプリケーションスイートです。
NetSuiteを導入することにより、財務会計・在庫管理・顧客管理はもとより、eコマース機能を統合可能となり、すべての企業活動をひとつのデータベース、ひとつのアプリケーションで管理・運営することを実現します。
19言語、190以上の通貨基準に対応し、現地の商慣習や税制も考慮したオペレーションを可能とするNetSuite OneWorldで、グローバル展開も柔軟に行えるほか、既存のERPシステムとシームレスな連携を行うことも可能です。

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GRANDIT

  • 日本初コンソーシアム方式Web-ERP
  • 統合オールインワン環境と優れた拡張性
  • ニーズに合わせて選択可能な導入形態

GRANDITは、複数企業がコンソーシアム方式で集まり、日本企業の使い勝手を考慮して開発されたWeb-ERPです。
製造・販売・調達在庫はもちろん、経理・資産・経費、債権・債務、人事・給与にいたるまでのオールインワンシステムを実現し、あらゆる規模のあらゆる業種に対応する柔軟性、拡張性も備えています。
SaaS型のみならず、企業ニーズに合わせてIaaS、PaaS、オンプレミスでの環境構築も可能、スマートデバイス対応で時間と場所を問わず、あらゆるデータにアクセス可能です。

SAP Business One

  • 中堅・中小企業向けクラウドERP
  • 業態に柔軟に対応するモジュール構造
  • 強固なSAP HANAプラットフォーム使用

SAP Business Oneは、ERPシェア世界No.1を誇るSAPが提供する中堅・中小企業向けのクラウドERPです。
SaaS型で構築された、SAP HANA環境にカスタマイズ機能を構築可能なため、オンプレミスSAPとほぼ同じ機能を実装できるという柔軟性を持ち、周辺サービスとの親和性の高さから注目を集めています。
グローバル展開や多数拠点での設置・導入を、2層ERPで行うのに最適であり、M&Aを含む市場環境の変化に柔軟に対応可能です。

成功へ導くERP選択のポイント

銀行業界に限らず、すでに企業経営になくてはならないものとなったERP。

しかし、ERPを理解せずにやみくもに導入しても、使いこなすことができず、失敗に終わってしまう可能性もあります。

以下からは、ERP導入を成功させるため、気を付けておくべきポイントを簡単に解説します。

明確な目的と適用範囲

ERPに限ったことではありませんが、システムの導入はそれ自体が目的になってはなりません。

自社の問題点、課題を明らかにし、それを解決するにはどうしたらよいのか、という目的を明確にするのが第一です。

課題を解決する最善の手段がERP導入だ、ということが判断できれば、次は企業内のどの範囲までそれを適用するのかを考慮する必要があるでしょう。

これで「だれ」が「なんのために」使うのかが明確になり、あとは「どのようなシステム」であればいいのか、を決定するだけになります。

運用コストも視野に入れる

上述したように、ERPには大きく「オンプレミス」「クラウド」それのハイブリッドである「2層」が存在します。

オンプレミスは初期費用も高額でメンテナンスも必要ですが、月額料金はかかりません。

クラウドは初期費用は安価でメンテナンスも必要ありませんが、月額料金が使用人数によることが多いため、大規模の企業だと利用年数によっては、オンプレミスよりトータルコストが高くなることもあります。

目先のコストだけでなく、どの程度の期間、何人で利用するのかを含め、運用コストも視野に入れた判断が必要です。

デメリットを理解する

パッケージで提供されるERPは、あらゆる業種で使えるように設計されていますが、基本的に特殊な用途は想定していません。そのため、カスタマイズが難しいというデメリットがあり、SaaS型でより顕著です。

オンプレミスの場合、ある程度カスタマイズの幅が持たされていますが、その分コストが高額になります。

また、クラウドERPではインターネットに接続できなければ、業務がストップしてしまうため、インフラの強化や二重化を検討する必要もあるでしょう。

このようなデメリットは、それを理解したうえで対策が立てられるものであり、ネガティブに捉えるだけでなく、理解して万一に備えられるようにすることが重要です。

ERPで激変する市場へ対応

銀行業界を取り巻く環境はますます厳しくなっており、近年ではその傾向がより強まっているようにも感じられます。

このような状況を生き抜き、競争に勝ち残っていくためには、激変する市場の動きをいち早く察知し、迅速で最善の判断を行っていく必要があるでしょう。

これの実現には、定型業務を省力化してコア業務に集中したうえで、あらゆる業務データから経営状況を可視化するERPの存在が重要なのです。

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