目次を閉じる
- Windows10とMac OS X端末間での共有ファイル設定方法
- Windows10側の設定方法
- 手順1 端末共有の設定方法
- 手順2 共有ファイルの設定方法
- Mac OS X側の設定方法
- 手順1 端末共有の設定方法
- 手順2 ワークグループ名の設定方法
- ファイル共有ができない、うまくいかない場合の対処法
- 「アクセスが拒否されました」と表示される場合
- 「〜にアクセスできません」と表示される場合
- ファイルが開けない場合
- WindowsとMacのファイル共有をDropboxで行う方法
- WindowsとMacのファイル共有をGoogleドライブで行う方法
- Windows10端末とMac OS X端末間での設定方法をおさらい
- 今さら聞けないWindows10の使い方徹底解説【完全ガイド】
- Windows10にアップデート!手順と情報まとめ
- Windows10の便利機能使い方一覧
- 知っておきたい便利設定まとめ
Windows10とMac OS X端末間での共有ファイル設定方法
パソコンを複数台利用している場合、設定しておくと便利なのが共有ファイル設定。
異なる端末間で共有ファイルにアクセスできるよう設定しておけば、ビジネスでもプライベートでも何かと捗ります。
そこでパソコンの利便性をより高めたい人のために、本体の設定だけで可能なWindows10端末とMac OS X端末間での共有ファイルの設定方法を解説します。
番外編として、クラウドストレージを利用した共有方法も紹介するので、場面に応じて使い分けましょう。
Windows10側の設定方法
Windows側では、次の手順で共有ファイル設定を行ってください。Windows 10を例に解説していきます。
手順1 端末共有の設定方法
1.「Windowsキー+Rキー」で「ファイル名を指定して実行」を立ち上げる
2.名前欄に「control」と入力し、「コントロールパネル」を立ち上げる
3.「ネットワークとインターネット」をクリック
4.「ネットワークと共有センター」クリック
5.画面左部にある「共有の詳細設定の変更」をクリック
6.共有の詳細設定の変更が立ち上がったら、「ネットワーク探索」と「ファイルとプリンターの共有」を有効にする
続いて共有ファイル設定を行います。
手順2 共有ファイルの設定方法
1.「Windowsキー+Eキー」で「ファイルエクスプローラー」を起動
2.共有ファイルに設定したいファイル上で右クリック
3.「アクセスを許可する」→「特定のユーザー」の順にクリック
4.ファイルの共有画面が開くので、「追加」の右部にある▼マークをクリックし、「Everyone」を選択して「追加」をクリック
※特定のユーザーに設定する場合はユーザーを指定
共有ファイルの設定完了!続いてMac側の設定です。
Mac OS X側の設定方法
Mac OS Xでは次の手順で設定を行いましょう!「Macの設定のやり方がわからない!」という方はこちらの記事もあわせてご覧ください。
手順1 端末共有の設定方法
1.「システム環境設定」をクリック
2.「共有」を選択
3.「ファイル共有」にチェックを入れ、「オプション」をクリック
4.「SMB(Windows)を使用してファイルやフォルダを共有」、下部にあるアクセスしたいカウントにチェック
5.「完了」をクリック
続いてワークグループ名の設定を行います。
手順2 ワークグループ名の設定方法
1.「システム環境設定」をクリック
2.「ネットワーク」をクリック
3.画面右下の「詳細」をクリック
4.上部タブから「WINS」を選択
5.「ワークグループ」欄に「WORKGROUP」と入力
6.Windows10の「スタートメニュー」から「コンピュータ」と開き、下部にあるワークグループ名を確認
以上でWinodws10とMac OS Xの共有ファイル設定がすべて完了です!
また、設定を確認する際のスタートメニューが表示されない場合は、こちらの記事のる手順で解消してみてください。
ファイル共有ができない、うまくいかない場合の対処法
最後に、ファイル共有がうまくできない場合の対処法について、代表的なものを記載しておきます。
「アクセスが拒否されました」と表示される場合
「アクセスが拒否されました」と表示される場合、ユーザー名が日本語名のケースや、フォルダに当該ユーザーが追加されていないケースが考えられます。
特にMacのユーザー名が日本語の場合は、アカウント名を確認するとともに、次の手順で共有設定の有無を確認してください。
- 「システム環境設定」にある「共有」を開く
- 「SMBを使用してファイルやフォルダを共有」にチェックが付いていない場合はチェックを入れる
- ユーザー名の左にある「入」にチェックが入っているか確認する。
(※入っていない場合はチェックを入れる) - チェックを入れた場合はパスワードを求められるので入力する
これで「アクセスが拒否されました」というエラーを回避できるはずです。
「〜にアクセスできません」と表示される場合
「〜にアクセスできません」というエラー表示が出る場合は、共有がオフになっている可能性があります。次の手順で共有の状態を確認しましょう。
- 「システム環境設定」の「共有」を開く
- 「オプション」をクリックする
- 「SMBを使用してファイルやフォルダを共有」とユーザー名の左側にチェックが入っているか確認
※入っていない場合はチェックを入れる
これで問題が解決しない場合はWindowsを再起動してみましょう。
ファイルが開けない場合
Mac側にWindowsのファイルをコピーした場合、ファイルに赤丸のアイコンが表示されて開けないケースがあります。その場合は次の手順で問題の解決を図ってください。
- 当該ファイル・フォルダを右クリックして「情報を見る」を選ぶ
- 「共有とアクセス権」を選んで右下にある鍵アイコンをクリック
- Macのパスワードを入力する
- 「アクセス不可」を選択して「読み/書き」あるいは「読み出しのみ」を選ぶ
これで当該ファイル・フォルダが開けるようになるはずです。
WindowsとMacのファイル共有をDropboxで行う方法
Dropboxをはじめとするオンラインストレージを使ってWindows-Mac間でファイルを共有する方法もあります。遠隔地にあるPCやモバイルデバイスとの共有もできて便利です。
方法は簡単で、まずはDropboxをインストールしてアカウントを作成します。WindowsあるいはMacのどちらでも構いません。まずはインストーラーをダウンロードして実行しましょう。
ログイン画面が開くのでアカウントを登録します。(※アカウント新規登録する場合)
アカウントを作成してDropboxアプリをインストールしたら、デスクトップアプリのDropboxフォルダに共有したいファイルを保存します。
別のPCからメールアドレスとパスワードを入力し、先ほど作成したアカウントでログインすれば、共有したファイルを確認できるようになります。
要はWindowsであれMacであれ、同じアカウントでアクセスすれば簡単にファイルを共有できるようになるということです。
なお、Dropboxの使い方については、次の記事で詳しく説明しています。ぜひ参考にしてください。
WindowsとMacのファイル共有をGoogleドライブで行う方法
Googleドライブを使ってWindowsとMac間でファイル共有を行う方法もあります。GoogleドライブはGoogleのオンラインストレージサービスで、大容量のファイルを他者と簡単に共有できるサービスです。
ChromeなどからGoogleドライブにアクセスして共有したいファイルをアップロードするだけでOKです。
WindowsとMacで、どちらも自分のGoogleアカウントであれば「マイドライブ」を参照するとアップロードしたファイルが確認できます。他の人に共有するのであれば、アップロードしたファイルの共有設定をする必要があるので注意しましょう。
詳しくは次の記事で解説しています。参考にしてください。
Windows10端末とMac OS X端末間での設定方法をおさらい
Windows 10端末とMac OS X端末での共有ファイル設定、異なるOSであることから「難しい」「不可能なのでは?」と思いがちですが、実際は簡単に共有ファイル設定が行えます。
Windoows側の手順は
- Windowsキー+Rキーで「ファイル名を指定して実行」を起動
- 「control」と入力し、「コントロールパネル」を起動
- 「ネットワークとインターネット」をクリック 4.「ネットワークと共有センター」クリック
- 画面左部にある「共有の詳細設定の変更」をクリック
- 「ネットワーク探索」と「ファイルとプリンターの共有」を有効に
その後ファイル共有の設定を行うために
- 「Windowsキー+Eキー」で「ファイルエクスプローラー」を起動
- 共有ファイルに設定したいファイル上で右クリック
- 「アクセスを許可する」→「特定のユーザー」の順にクリック
- 「追加」の右部にある▼マークをクリックし、「Everyone」を選択して「追加」をクリック
Mac側の手順は
1.「システム環境設定」をクリック
2.「共有」を選択
3.「ファイル共有」にチェックを入れ、「オプション」をクリック
4.「SMB(Windows)を使用してファイルやフォルダを共有」、下部にあるアクセスしたいカウントにチェック
5.「完了」をクリック
その後、ワークグループ設定のために
- 「システム環境設定」をクリック
- 「ネットワーク」をクリック
- 画面右下の「詳細」をクリック
- 上部タブから「WINS」を選択
- 「ワークグループ」欄に「WORKGROUP」と入力
- Windows10の「スタートメニュー」から「コンピュータ」と開き、下部にあるワークグループ名を確認
これでファイル共有ができるはずです。
もしこれらの手順が面倒と感じるのであれば、同じアカウントでログインすれば簡単に閲覧できるDropboxやGoogleドライブも利用してください。
今さら聞けないWindows10の使い方徹底解説【完全ガイド】
Windows10にアップデート!手順と情報まとめ
Windows10の便利機能使い方一覧
- 付箋(Sticky Notes)の起動方法と使い方
- Windows10のスクリーンショットのSnipping toolの使い方と機能
- Windows10便利で隠れた新機能
- Windows10の実は便利な機能5選!
知っておきたい便利設定まとめ
- Windows10バッテリー長持ち設定
- Windows10スタートメニューのタイルの色のカスタマイズ・変更方法まとめ
- ロック画面のカスタマイズ・非表示の方法
- マウスの操作設定変更方法
- タスクバーカスタマイズ方法
- 使いにくいデフォルト設定を変えると快適に おすすめ設定3選
- Windows10搭載タブレットに絶対に入れるべき無料アプリ
- Windows10を仮想マシン上で起動させる方法
- Windows10ショートカットキー追加設定方法
- Windows10のGodMode発動方法
- Windows10で空き領域を15GB作る・増加させる方法
- Windows10「ファイル名を指定して実行」を起動する方法
- Windows10とMac OS Xの共有ファイル設定方法
- サインインの設定変更方法
- ローカルアカウントからMicrosoftアカウントへの切り替え方法