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GOOG-411とは - Googleが米国限定で提供していたビッグデータ収集事例

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近年ますます注目され、もはやビジネスのみならず個人にまで活用の範囲が広がったビックデータ。 そして今回紹介するビッグデータ事例は2010年11月までGoogle社が提供していた、音声案内サービスであるGOOG-411を利用した事例です。

こちらのサービスは米国のみで提供されたサービスのため、知らない人も多いと思うので、簡単に概要を説明します。

GOOG-411とは

日本の104と酷似したサービスであり、米国ナンバーの「1-800-GOOG-411(1-800-4664-411)」目的の場所の住所や連絡先を案内してくれるというサービスです。
一言で言ってしまえば、米国の電話番号案内サービスです。

104との相違点は案内が男性の声による自動案内であり、なおかつ無料で提供されていたということです。
米国外からも同サービスナンバーにかけることは可能でしたが、案内は米国国内のみとなっていました。

GOOG-411の目的

しかしこのサービス、Google本来のビジネスモデルである「検索&広告」につなげるのは非常に難しく、一見失敗したのでは?と思うでしょう。
しかし実際Googleはこのサービスの提供により本来の目標を達成しいています。

Googelは同サービスの提供により、不特定多数の音声データを入手することに成功しました。
これは音声データの蓄積及び解析を行うことで、スマホやタブレットの音声認識機能のアルゴリズムを改善するためとGoogle本人がコメントしています。

Googleはビッグデータを作り出した

つまりGoogleはGOOG411のプロジェクトにより音声データというビッグデータを蓄積することに成功したのです。

灯台もと暗しとはよく言ったもので、自社へ自然に蓄積された情報をビッグデータとするのではなく、ビッグデータを自ら作り出すことが可能なのです。

ビッグデータをスマホに活用

GoogleはGOOG-411で得たビッグデータをもとにして音声認識で操作するUIを開発しました。
通常音声データを集めるためにはアルバイトなどを雇い、ひたすらテキストを読み上げさせデータを収集させますが、無料の音声案内サービスの活用により非常に効率的に不特定多数の人間から音声データを取得することに成功しました。

このようにビッグデータとは業務の中で日々積み上げられていくデータだけではなく、自ら作り出すビッグデータでサービスの向上を図ることができるのです。

まとめ

ビッグデータの活用方法に課題を置いている企業は多いでしょうが、ビッグデータを作り出すことを意識している企業は少ないのではないでしょうか。

今後さらに注目されるであろうビッグデータですが、これからのビッグデータは活用よりも収集方法に注目が集まるかもしれません。

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