SaaS比較サイト「ボクシル」が実現したい世界とは | BOXIL SaaS AWARD 2019 特集 Vol.1

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SaaS比較サイト「ボクシル」を運営するスマートキャンプ株式会社では、日本企業の生産性向上を実現するSaaSを表彰し、さらなるSaaSの普及を目的として「BOXIL SaaS AWARD 2019」を開催。スマートキャンプ代表取締役CEOの古橋に「ボクシル」が生まれた背景やSaaSの面白さについてインタビューしました。
SaaS業界レポート by ボクシル
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スマートキャンプ株式会社 代表取締役 CEO
古橋 智史
2011年立教大学卒業後みずほ銀行に入行。株式会社SpeeeでのSEOサービスの新規開拓営業、株式会社ネットマイルでの事業立ち上げを経て、2014年6月にスマートキャンプ株式会社を設立。Forbes JAPAN「編集部が選ぶ日本のスタートアップ有望株50選」にも選出。スマートキャンプ運営のSaaS比較プラットフォーム「ボクシル」は2018年11月末時点で600万PV・300万UU超。個人ではテクノロジーを題材とした映画企画も手がけ、2018年2月に行われた“CAMPFIRE映画祭”に出場し、グランプリを獲得。

SaaSを広めるために「ボクシル」をスタート

私たちスマートキャンプが運営するSaaS比較サイト「ボクシル」は、おかげさまで運営開始から4年弱が経ち、国内でも最大級のSaaS比較サイトになりました。2019年1月には月間1,000万PVを超えるなど、ボクシルの成長とともにSaaS市場の盛り上がりも肌で感じています。

私たちはビジョンとして“Small Company, Big Business.”=会社の規模に関わらず事業のインパクトを最大化するという世界観を掲げていて、働く人の無駄や非効率を無くしていくことをミッションとしており、そのミッションを実現するツールとしてSaaSがあります。

SaaSははじめベンチャー企業を中心に使われていましたが、ベンチャー企業に限らず大企業、中小企業、個人事業主、そしてあらゆる業界で使われるようになればとても便利だと思い、SaaSという存在を広く知ってもらうためのサービスとして「ボクシル」をスタートしました。

しかし、日本全体でみるとまだまだSaaSは普及しきっていない状況で、スマートキャンプでは大きな課題として捉えています。「ボクシル」に来訪していただいた方にはSaaSの存在を知ってもらえましたが、来訪いただけていない方も多くいますので、リアルなイベントを開くことでより多くの人にSaaSを知ってもらいたいと思い「BOXIL SaaS AWARD 2019」を開催しました。

最近では日本経済新聞でも「SaaS元年」として大きく取り上げられるなど、SaaSという言葉が10年前に比べてたくさん使われるようになってきています。この流れを「BOXIL SaaS AWARD 2019」を通じて後押ししたいと思っています。

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SaaSは進化し続けるから面白い

SaaSはサブスクリプションモデルで月額課金しているからこその面白さがあると思っています。一つは機能アップデートの頻度です。従来のインストール型のパッケージソフトだとアップデートが少なく、アップデートするとしても再インストールしなければなりませんが、SaaSの場合はWebサービスとして提供されていますので日々機能アップデートがありどんどん進化していきます。

たとえば、会計機能しかなかったところに経費精算やワークフロー、勤怠管理、労務管理などの機能が追加され、気づいたらすべて使っていましたということがあります。このような地続きでの進化はユーザー体験としてとても面白いと思います。

もう一つはAPIによるSaaS間の連携です。こちらもパッケージですと連携するためにはユーザー側での開発が必要になりますが、SaaSの場合SaaSベンダー側でどんどん連携していきますので、ユーザーにとってもどんどん便利になっていきます。SaaSベンダーの中にはそもそもマーケティング戦略としてAPIを通じて提供していくという会社も増えてきていて、API連携はSaaS業界においてとても重要で面白いテーマだと感じます。

スマートキャンプ株式会社 代表取締役 CEO 古橋 智史

SaaSは当たり前のものとして「固定費化」する

いま世の中に普及しているSaaSの特徴として、売上増加につながるもの、企業活動において外せないものの2つがあると感じています。売上増加につながるという観点では、たとえば1万円の費用をかけると10万円の売上になるということがわかれば、次は翌年に10万円投資して100万円の売上を目指すといったように予算が青天井になっていきます。そのため、営業やマーケティング領域のSaaSが非常に伸びており、統計調査でも利用が進んでいると報告されています。

企業活動において外せないという観点では、たとえば勤怠管理システムは上場準備において無くてはならないものですし、顧客管理システムや採用管理システムもデータ管理や分析をするために欠かせないツールです。このようにSaaSはもはや企業活動において必須の存在になりつつあって、変動費というよりも当たり前に固定費として発生するものです。オフィスがあり、机があり、そしてSaaSがあるというような感覚です。

そういう意味では、組織のエンゲージメント管理系SaaSの動きはとても興味深いです。エンゲージメント管理系SaaSによって測れるようになった組織のエンゲージメントスコアは、最近ではIR資料に「○ランクのスコアを獲得しました」と記載されるようになり、優れた企業の指標として株価にも影響するのではないかと考えています。

生産性向上のために必要不可欠な「SOCS」を基準に表彰

「BOXIL SaaS AWARD 2019」では、スマートキャンプのバリュー・行動指針である「SOCS」を基準として賞を設けています。SOCSとはSmart Thinking, Ownership, Collaboration, Speedの頭文字を取ったもので、これを満たさないとビジョン、ミッションには辿り着けないというものです。

Smart Thinkingの観点ではテクノロジー活用によって今までにない賢い企業活動の実現を支援しているSaaS、Ownershipの観点ではBtoBサービスはUI/UXのデザインがあまり優れていないことが多いのでつい使いたくなるようなUI/UXによってユーザーの積極性を引き出せるSaaS、Collaborationの観点ではSaaSだからこその機能、たとえばオンラインでのデータ共有や共同編集によってユーザーのコラボレーションを促進するSaaS、そしてSpeedの観点では企業の業務効率の改善に大きく貢献しているSaaSを表彰したいと考えています。

また、「BOXIL SaaS AWARD 2019」では地方企業賞も用意しています。SaaS企業にとって地方に営業拠点を置くのは大きな投資になりますし、出張ベースで営業や導入サポートを続けるのもとても難しいため、地方ではまだまだSaaSの導入が進んでいません。そのような中で地方企業の生産性向上を実現しているSaaSを表彰することはとても意義のあることだと思っています。

今後は地方企業へのSaaSの普及を進められるよう、スマートキャンプでは北海道に営業・導入サポートの代行拠点を開設しました。地方拠点を持つのが難しいSaaS企業の支援を通じて、地方企業へのSaaS導入を進めていきたいと思っています。

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