弁護士業務自動化SaaS「LEALA」リリース 現役弁護士が開発、経営状態可視化も

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弁護士業界はIT化が遅れており、非本質的な業務に時間を割かれがちだ。LEALAは、書面の自動作成や計算自動化などを通じて、弁護士事務所の業務を自動化する。また弁護士ごとの業務量や事務所の予実を管理できる可視化機能も搭載。小規模事務所でも導入しやすいクラウド型で提供する。
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現役弁護士らが設立したレアラは、弁護士向けSaaS「LEALA」を2019年10月2日にリリースした。法律事務所において「定型業務の自動化」と「経営状態の可視化」を実現するリーガルテックサービスだ。

定型業務自動化に関しては、書面作成支援、慰謝料など損害計算の自動化を通じて、デジタルシフトを進めると同時に業務効率化を図る。期限前通知などタスク管理の機能も持つ。さらに各弁護士ごとの業務量や業務進捗状況の把握、売上や経費のリアルタイム表示といった機能も実装。経営状態を可視化し事務所の経営もサポートする。

クラウド上で展開するSaaS型をとっており、裁判所など出先からでも閲覧、編集できる。スマートフォンからも操作可能。また自動で機能拡充していくため、ユーザー側の追加開発が不要となるメリットもある。

LEALAを提供するレアラは、2019年3月、Salesforce出身のCEO林氏と現役弁護士の大橋氏が設立。クラウド会計ソフトなどを手がけるfreee出身の大西氏も加わりLEALAを開発した。大橋氏は開発の背景として、弁護士業界の課題を次のように話す。

時間単価が数万円の弁護士が未だに切手貼りやFAXをしているケースが珍しくないことを考えれば、まずは、弁護士自身がITツールを上手く使いこなし、大幅に業務効率化を図っていく必要があることは明白だと思われます。現在、企業法務系の弁護士のためのリーガルテックツールは増えてきておりますが、それに対して、一般民事系の弁護士のためのそれはほとんどありませんでした。
(プレスリリースより一部抜粋)

弁護士業界は紙文化が根強くIT活用に課題が多い。さらに業務の品質を確保するには「情報・知識・経験に基づく判断が必要不可欠」というが、本質的でない業務に手をとられるうえ、情報やナレッジの共有も進んでいないため、より非効率を招いている面がある。

LEALAリリースにあたり、弁護士法人 一新総合法律事務所 理事長の和田氏は、「これからの弁護士業務は『組織化』の時代です。どういう組織であれ、情報の即時共有と分析、判断は欠かせません。Salesforce Platformを基盤としたアプリ『LEALA』は、これをかなえる時代を切り拓くリーガルテックになるでしょう」と期待を寄せる。

LEALAの主な特徴およびメリットは次のとおり。料金は利用人数により変動する。

<定型業務の自動化>
1)書面:就任通知や訴状、自賠責保険支払請求書等の各種書面を作成支援  
2)計算:逸失利益や慰謝料などの損害計算を自動化
3)期限:タスクの期限設定自動化

<経営状態の可視化>
1)業務量:弁護士や事務局の業務量や相談件数を把握
2)経営状況:前年度と比較した売上や経費をリアルタイム表示
3)投資対効果:マーケティング施策に対する効果を分析

<業務品質の向上>
1)所外ノウハウ:先進事務所の業務プロセス導入
2)所内ノウハウ:ナレッジの蓄積と簡易的な検索
3)対応漏れ防止:期限管理やリマインドの自動化

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