2020年6月、ボクシルで資料ダウンロード数が最も増加したカテゴリは?【BOXILマンスリーレポート】
ボクシルでは、前々月と前月における資料請求数をもとに、SaaS市場動向を把握できるBOXILマンスリーレポートを発行しています。
そして、資料請求数が最も増加したサービスを、「BOXIL マンスリーピックアップ」として掲載します。
・2020年6月に資料ダウンロード数が最も増加したカテゴリは「レコメンドエンジン」
・6月に資料請求数が急増したのはクラウドPBXの「3CX」
・在宅勤務の環境からWebマーケティング施策の強化へ移行か
2020年6月に資料請求数が増加したカテゴリTOP10
2020年5月と比較して、資料請求数が増加したカテゴリとその増加率は次のとおり。
- 1位 レコメンドエンジン 前月比1,000%増
- 2位 監視カメラ 前月比400%増
- 3位 スマホアプリ制作ツール 前月比383%増
- 4位 データベース 前月比360%増
- 5位 アドネットワーク広告 前月比350%増
- 6位 カスタマーサクセス 前月比268%増
- 7位 ソーシャルメディア広告 前月比250%増
- 8位 EFOツール 前月比200%増
- 9位 モバイルデバイス管理(MDM) 前月比195%増
- 10位 IT資産管理ツール 前月比170%増
2020年6月に資料請求数が減少したカテゴリTOP10
2020年5月と比較して、資料請求数が減少したカテゴリとその減少率は次のとおり。
- 1位 ID管理システム 前月比75%減
- 2位 記事作成代行 前月比69.2%減
- 3位 テキストマイニングツール 前月比66.7%減
- 4位 WAF 前月比64%減
- 5位 ABM 前月比60%減
- 6位 Web面接システム 前月比58.6%減
- 7位 給与前払いサービス・システム 前月比58.3%減
- 8位 福利厚生サービス・代行 前月比55.2%減
- 9位 動画配信システム 前月比54.5%減
- 10位 決済代行(BtoB) 前月比54.3%減
資料請求数から読み取れる市場動向
リモートワークにともなって、よりいっそう重視されはじめたモバイルデバイス管理、IT資産管理ツールといったカテゴリーの資料請求数が増加しています。
また、緊急事態宣言の解除やリモートワーク環境の整備が進んだためか、Web面接システムや動画配信システムなどの資料請求数は減少傾向にあります。その一方で、レコメンドエンジンやカスタマーサクセス、ソーシャルメディア広告などのマーケティング施策に活用できるサービスの検討が増えているようです。
2020年6月、最も資料請求数が伸びた注目のサービス
2020年6月、最も資料請求数が伸びたサービスはクラウドPBXの3CXでした。
5月と比べてその増加率は500%と資料ダウンロード数が急増しており、多くの地点と内線で接続できたり、代表番号にかかってきた電話を特定の電話機に転送したりできるクラウドPBXの需要が高まっているようです。
このことから、リモートワークの電話環境に課題を抱えている企業はまだ多いと考えられます。
調査概要
- 期間:2020年5月1日〜31日と2020年6月1日〜30日
- 対象:自然検索経由でボクシル上から資料ダウンロードされたすべてのカテゴリ
次回のBOXILマンスリーレポートの公開は8月2週目を予定しています。
BOXIL マンスリーレポート5月の結果はこちら
※調査結果の引用・転載について
データを引用・転載する場合は、出典を「ボクシルマガジン調べ」と記載してください。編集または加工して利用した場合は、その旨も明記してください。