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BOXIL SaaS AWARD 2021 中小企業賞 - Salesforce Sales Cloud導入事例

最終更新日:(記事の情報は現在から1121日前のものです)
「BOXIL SaaS AWARD」とは、毎年3月4日をSaaSの日(サースの日)として開催しているSaaSマーケティングプラットフォーム「BOXIL」主催のSaaSの表彰イベントです。「BOXIL SaaS AWARD 2021」で中小企業賞を受賞したSalesforce Sales Cloudの活用事例を紹介します。

受賞サービス

サービス名:Salesforce Sales Cloud
受賞企業:株式会社セールスフォース・ドットコム
Sales Cloudは世界で10万社以上に選ばれており、国内外でトップシェアを誇るNo.1 CRM/SFAソリューションです。営業活動に必要なあらゆる機能を提供し、誰でも簡単に操作可能なレポーティング機能によって営業活動の見える化・改善を実現します。

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サービス導入企業

  • 企業名:株式会社福徳不動産
  • 業種:不動産/建設/設備
  • 従業員規模:101〜200人
  • 所在地:長崎県
  • 設立後年数:21年

導入前の課題

顧客一人ひとりのニーズを吸い上げ、従来以上に顧客に寄り添ったサービス提供を実現したかった

社歴50 年以上の不動産管理会社がひしめくこの業界において、「社歴が浅い」という逆境を乗り越えるため、テクノロジーを利用して部門の垣根を取り払い、すべてのお客様に対して従来以上に寄り添ったサービス提供を実現したいと考えていた。

一方で、提供するサービスごとに個別のシステムが20以上存在し、システム同士が連携されていないという課題があった。

システム全体を一元的に管理できなければ、社員間・部門間での情報共有は難しい。その結果、たとえば顧客が賃貸マンションを退去して新たに戸建てを購入するとき、その顧客を担当してこなかった売買営業部が情報を把握するのに時間と手間を要し、販売機会を逃してしまう。そうした損失は、気づかないだけで相当発生していたはずだという。

紙・Excel主体の業務を効率化し、生産性の高い筋肉質な営業組織を作る必要があった

業種柄、賃貸借契約書をはじめ紙が必要とされる場面が未だに多く、業務の非効率性に悩まされていた。また、会社が大きくなるほどシステム入れ替えの労力は大きくなるため、将来必要になるのであれば早いほうがいいと感じていた

導入による効果

機会損失を極限まで減らし、実質8か月の営業期間で売上前年比106%という目標を達成

Sales Cloudを使って部署間で情報を共有し、お客様や案件をスムーズに引き渡せるようになったことで、各部署が販売機会を逃さず、お客様に最適なサービスを提案できるようになった。

新型コロナウイルス感染症の影響でまったく営業できない期間が1.5か月あったにもかかわらず、売上106%という今期掲げていた目標は達成できる見通しだという。

全社的な業務効率化で生産性が10%向上 資料作成時間を年間1,350時間、営業スタッフの入力作業を年間約900時間カット

賃貸営業部では、顧客の来店時に氏名・住所・要望等を手書きしてもらっていた「ウェルカムカード」をiPadで入力、Sales Cloudにデータが自動的に蓄積されるようにし、顧客の状況を部門横断的に把握できるようにした。それによって営業スタッフによる再入力作業が不要になり、年間約900 時間を削減。その分、接客に時間を使う、早めに退社するなど、働き方にも大きな変化があったという。

月2回の営業会議の資料も、以前は Excelで作成していたが、ダッシュボードを見れば済むので不要に。また従来、数字の確認に終始していた会議での報告は簡潔になり、浮いた時間を市場の分析や戦略の立案といった有益な議論に費やせるようになった。

リモートで業務を回せる有事にも強い組織を実現

Salesforceがあればリモートで最低限の業務は回せる、という心強さがあり、新型コロナ禍という有事に直面しても、社員が動揺せずに済んだ。改めて経営基盤の強化にはCRMの力が不可欠だと確信したという。

効果をもたらした機能

  • レポート/ダッシュボード
  • 他システムとの連携(会計ソフトをはじめ、社内のさまざまなシステムと容易に連携できる)
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