Oracle JD Edwards EnterpriseOneの料金・機能・導入事例
Oracle JD Edwards EnterpriseOne(JDE)とは、オラクルが提供する中堅企業に適したERPです。会計や人材管理、製造管理をはじめ多くの機能を搭載しています。代表的な機能は次のとおりです。
・財務会計
・管理会計
・資産管理
・人材管理
・プロジェクト管理
・発注管理
・製造管理
・レポート機能
また、不動産業界やアパレル業界、製造業界などに対応した機能も持ち合わせており、特有の商慣習にも対応できます。
Oracle JD Edwards EnterpriseOneの価格は公開されていません。導入を検討している場合は、日本オラクルへ問い合わせて確認しましょう。
オラクルにはOracle E-Business Suite(EBS)やOracle Fusion Cloud ERP、NetsuiteなどのERPが存在。これらとの違いはわかりづらい部分もあるため以下にて解説します。
【Oracle E-Business Suite(EBS)との違い】
Oracle E-Business Suiteとの主な違いは、導入すべき従業員の規模です。Oracle E-Business Suiteは大企業で、Oracle JD Edwards EnterpriseOneは中堅企業で使われる傾向にあります。
【Oracle Fusion Cloud ERPとの違い】
Oracle Fusion Cloud ERPとの違いは、クラウドかオンプレミスかです。Oracle JD Edwards EnterpriseOneは主にオンプレミスにて提供されるのに対し、Oracle Fusion Cloud ERPはクラウドにて提供されます。クラウドは、四半期に1回自動でアップデートがなされるため、ツールの更新性を担保したり最新技術を利用したりできる点がメリットです。近年は、クラウドへの乗り換えも検討されているため、Oracle JD Edwards EnterpriseOneとあわせて比較するとよいでしょう。
【Netsuiteとの違い】
Netsuiteとの主な違いは、導入すべき企業の規模と導入形態です。Netsuiteは中小企業がクラウドにてシンプルに運用しやすいよう設計されているのに対し、Oracle JD Edwards EnterpriseOneは中堅企業がオンプレミスにてカスタマイズして運用するのを想定されています。