仮想通貨マイニングの方法・仕組みとは | 個人参加するなら知るべきマイナーの基本

仮想通貨のマイニングとは、仮想通貨の取引履歴を記録するためにコンピュータの処理能力を提供して、その報酬として新規発行される仮想通貨を得ることです。仮想通貨を得る手段として注目されているマイニングに、個人で参加する方法を解説します。(※初回公開日:2018年2月13

仮想通貨マイニングの方法・仕組みとは | 個人参加するなら知るべきマイナーの基本

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仮想通貨マイニングとは

マイニングとは「鉱山から貴金属を採掘する」という意味の「mining」が由来の言葉で、パソコンの処理能力を提供することによって新たに発行される仮想通貨を得ることです。

仮想通貨は、取引履歴の記録とチェックを世界中のパソコンなどが行うことによって、整合性が保たれています。そのための処理能力を提供してくれたユーザにマイニング報酬として新規発行される仮想通貨が支払われるのです。

つまり、報酬を受け取るためにマイニングを行っているユーザによって仮想通貨が成り立っているということです。

そして、マイニングに参加しているユーザのことをマイナーと呼びます。マイナーになるための特別な資格は不要で、インターネットにつながるデバイスさえ持っていれば個人でもマイニングへの参加が可能です。

総発行量と半減期の仕組み

マイニングは、新たに発行される仮想通貨を受け取るための唯一の手段でもあります。マイニングによって得られる報酬は一定期間ごとに減少するようになっており、そのタイミングのことを半減期と呼びます。

また、多くの仮想通貨にはあらかじめ総発行量が定められています。
たとえば、ビットコインは総発行量が2,100万BTCで、半減期である約4年ごとに報酬が半減します。

この総発行量と半減期が定められていることによって、仮想通貨の流通量が抑えられてインフレが起きないようになっています。

マイニングで行われる処理とリターンの仕組み

仮想通貨は、膨大な取引履歴がマイナーによって記録されており、一定期間の取引履歴のかたまりをブロックと呼びます。そして、仮想通貨が発行されてから現在までのブロックが鎖(チェーン)のようにつながって記録されています。

この一連の取引記録のつながりを成立させている技術がブロックチェーンです。そしてマイニングによって新たに行われた取引履歴がブロックチェーンの最後尾につながれるのです。

ブロックを記録するためには、膨大な処理が必要な問題を解かないといけません。簡単にいえば「1から1兆までのいずれかの数字が正解」という問題のように、方程式などが一切通用せず、正解にあたるまで処理を繰り返すしかない問題です。

ブロックチェーンへの記録は早い者勝ちになっており、この問題を解いて最初にブロックを記録したマイナーだけがリターンとして報酬を得られます。

マイニングに欠かせない「PoW」とは

PoW(プルーフ・オブ・ワーク)はブロックチェーンとマイニングを成立させるうえで欠かせないルールで、日本語に訳すと「仕事量による証明」という意味です。

簡単にいえば、パソコンなどの処理能力を使ってたくさん計算処理をすることによってしか、ブロックチェーンへの追記ができないということです。逆にいえば、「この人は有名だから」という権威や、「この人はこれまで正しい計算を何度もしたから」という実績などは意味がないということです。

PoWによって成り立つ仮想通貨取引

このPoWという仕組みは、仮想通貨の不正取引防止に貢献しています。ブロックチェーンには最初に問題を解いた人のブロックが記録されるので、世界中のマイナーよりも早く問題を解いてブロックを記録すれば嘘の取引履歴を書き込めるということです。

たとえば「Aさんの口座から100BTCを自分の口座に送る」という履歴をブロックチェーンに記録して承認してしまえば、お金を奪い取れるということです。

しかし、ブロックを記録するための計算処理は非常に膨大なので、世界中のマイナーよりも早く問題を解くのは非常に困難です。仮に超高性能なマシンを有しているとしても、特定のブロックをかならず自分が記録できるとは限りません。

仮想通貨ではなく日本円のやりとりなどであれば、自分の権威を使って相手を信用させたり暴力で脅したりしてお金をだましとるという手法が成立します。しかし仮想通貨の取引ではPoWによってしか取引履歴が記録されないので、不正取引を行うのは実質的に不可能なのです。

difficultyの調整が必須?

仮想通貨マイニングをするにあたって計算処理が必要な問題の難しさを「difficulty」と呼びます。仮想通貨のブロックチェーンは、一つのブロックが追加される時間があらかじめ定められており、「difficulty」はブロックチェーンへのブロック追加を一定時間に保つための仕組みです。

「difficulty」が高すぎると取引の承認が遅くなり送金速度が遅くなってしまいます。
一方で「difficulty」が低すぎると、次々と取引の承認が行われるのでマイニングによる通貨発行量が増えてインフレを引き起こしてしまうリスクがありますし、不正取引が承認されるリスクも高まります。

マイニングのための計算問題は、処理能力が高いマシンほど、あるいは、マイナーが増えれば増えるほど、早く解ける確率があがります。

そうなるとブロックチェーンへの記録が早まってしまうので、「difficulty」を変更して採掘難易度を調整し、ブロックチェーンへの記録が一定になるように調整されているのです。

そのため、マイナーが増えたり高性能なマシンが導入されたりして全体の処理能力が上がるほど発掘難易度が高まり、報酬をもらうのが困難になります。

仮想通貨マイニングに参加する方法は

マイニングはだれでも参加できるものですが、そのための機材やソフトを揃えて設定をしないといけません。マイニングに必要な機材はパソコンなどのマシン、ウォレット(仮想通貨を保管するための財布)、マイニングソフトです。

ウォレットとマイニングソフトは、インターネットでダウンロードすれば入手できますが、通貨ごとにその種類が異なります。

ウォレットの種類やそれぞれの特徴について詳しく知りたい方はこちら。

【2018年最新】仮想通貨ウォレット5種類のメリット・デメリット徹底比較 | それぞれの特徴は? | ボクシルマガジン
仮想通貨の市場はいまや一時の盛り上がりも落ち着いているようですが、そういったときこそ管理の手が緩むこともあるのでは...

また、マイニングを開始するための設定はマイニングの手法や利用するマイニングソフトによって異なりますが、バッチファイルの作成やコマンド入力が必要です。

プログラミングに慣れている方なら簡単ですが、これらの知識がない方は用意されているマニュアルやインターネットの情報を参考に設定しましょう。

ソロマイニングとプールマイニング

ソロマイニングとは、個人が自分のパソコンなどを使ってマイニングをすることです。一方プールマイニングは、複数人で力を合わせてマイニングすることです。

現在ではマイニング報酬を目当てに多くのユーザがマイニングに参加しており、個人が所有するマシンだけでは処理能力が弱いので報酬を得るのが困難になっています。

たとえば、2017年8月に一般的なノートパソコンでビットコインのソロマイニングを行ったマイナーによると、1日で0.00002BTC(当時のレートで約2.4円)の報酬しかえられなかったというデータがあります。

これを1か月続ければ2.4円×30日=72円の報酬を得られるということですが、マイニングをするために1か月で約107円の電気代が発生しているため、72円-107円=35円の赤字になってしまうのです。

報酬額はマシンのスペックや、対象となる仮想通貨のマイニングに参加しているマイナー数などによって変わりますが、ソロマイニングで大きな報酬を得るのは非常に困難だということです。

そして現在では複数人で力を合わせて行うプールマイニングが主流になっています。なお、プールマイニングでは貢献度に応じて報酬が分配されます。つまりより多くの処理能力を提供している参加者ほど、分配される報酬が多いということです。

クラウドマイニングがおすすめ?

ソロマイニングもプールマイニングも、処理能力が高いマシンで参加しないと少額の報酬しか得られません。また、多くの方がマイニングに参加するための機材準備や設定の段階でつまずいてしまっているのではないでしょうか。

そのような方でも簡単にマイニングに参加できるのがクラウドマイニングです。クラウドマイニングとは、マイニングを行っている団体や企業に投資することで、出資を受けた企業は、そのお金を使って機材増強を行いマイニングの競争力を高めます。

いわば株式投資のようなもので、出資した金額に応じてマイニング報酬が配当されるという仕組みになっています。

このように、クラウドマイニングは面倒くさい機材設定などが不要で、だれでも簡単にマイニングに参加できるというメリットがあります。

ただし、クラウドマイニングを謳って資金を集めてそのお金を持ち逃げするような詐欺被害に遭ってしまうリスクもあります。

また、十分な成果を得る前に投資先が倒産してしまい、投資の回収ができないリスクもあります。特に海外のクラウドマイニングを受け付けているチームは、その実態を個人が見極めるのが困難であるというデメリットもあるので注意が必要です。

結局、個人でマイニングに参加するなら

仮想通貨のマイニングにはだれでも参加できますが、世界中のマイナーが処理能力を高めるために激しい競争をしているので、ソロマイニングで十分な報酬を得るのは困難になっています。

高性能な機材の準備や設定ができる方はプールマイニングに参加するという選択肢もありますが、気軽にマイニングに参加するならクラウドマイニングがオススメです。

ただし、クラウドマイニングは投資先を見極めないと詐欺被害に遭ってしまう可能性もあります。そのようなリスクを避けたいのであれば、国内の大手企業が行うクラウドマイニングに参加しましょう。

国内の代表的な企業では、GMOインターネットグループDMM.comが、クラウドマイニングへの参入を表明していました。

両社は日本を代表する大企業であり、仮想通貨取引所などの仮想通貨事業に積極的で倒産や詐欺のリスクが非常に低いといえるでしょう。

GMOインターネットグループは、8月からクラウドマイニングサービスの開始を発表し、事前受付がスタートしました。

また、GMOインターネットグループは、マイニングマシン「GMO miner B2」の販売も合わせて発表し、注目度が高まっています。


DMMの仮想通貨事業参入に関するニュースはこちら。

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