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【スマートキャンプ×メディア】私が大事にする「みんなが幸せになるコンテンツを作り続ける」という思い #Ownership

※この記事は2019年09月09日に公開されたものをnoteに再掲しています。

こんにちは!スマートキャンプの手塚です。

本日はMedia Div.の岸本さんに、スマートキャンプ入社の経緯からコンテンツに込める思いまで話を伺いました!

Media Div. 岸本 美里
大学院在学中にWebメディア運営ベンチャーへ入社、3媒体のライターとして従事。ニュース執筆からインタビュー取材までワンストップでの記事制作を経験し、Web向けの雑誌媒体へ編集者として転職。 2018年5月スマートキャンプへ入社。豊富な制作、ディレクション経験を強みに、ボクシルマガジン、およびBeyondの編集、ライティングを担当している。

みんなが幸せになれるコンテンツをつくりたい

ーーまずは担当されている業務を教えてください。

スマートキャンプが運営する2メディア「ボクシルマガジン」「Beyond(ビヨンド)」の、ディレクションや記事執筆を担当しています。作成する記事のネタや構成を決めたり、ライターさんへ依頼したり、自分でニュースを書いたり、記事制作のあらゆる仕事を行うのが普段の主な業務です。

ーー過去のご経歴も聞かせていただけますか?

スマートキャンプに入社するまでに2社経験しています。

1社目はコンシューマー向けのWebメディアを運営している会社で、職種としてはライターをやっていました。そこで書く技術はかなり学ばせてもらったんですが、編集にキャリアを振りたいなと思って転職したんですよね。

2社目はWeb上で雑誌を作っている会社で、編集者として転職しました。
1社目では自分一人でコツコツ記事を書くということをやっていたので、2社目で初めてデザイナーさんやライターさんなど外部の人のお力を借りて一つのコンテンツを作るということを経験しました。

雑誌だったのでみんなで一つの誌面を作りあげる楽しさはあったんですが、たとえば企画単位での反響や結果などが見づらくて…1本ずつ細かく数字を見て次のアクションに生かせるWeb記事の方がおもしろいとあらためて思い、転職を決めました。

ーーそんな中、スマートキャンプにはなぜ入社されたんですか?

もともと転職先の条件として「ビジネス領域のWebメディアであること」と「読み手のゴールを重視している会社」というのを軸に転職活動していました。

一つ目の条件は、今までずっとコンシューマー向けの媒体だったので、ビジネス領域に挑戦してみたかったというのが理由ですね。

二つ目の「読み手のゴールを重視している会社」に関しては、BOXILでいうと資料をダウンロードしてもらうとか、次の記事を読むといったアクションにあたるのですが、読んで終わりではなく、「読んだうえでどういったアクションへつながるか」をきちんと求める媒体で仕事をしたいという思いがありました。読み手の行動を大切にしながらみんなが幸せになるコンテンツを作りたいって思ってたんですよね。

Webコンテンツも含め情報が氾濫するなかで、ただ消費されるだけの情報も増えています。そんななかで読者に「届いた」ことを多方面からの数字で残せるのが、Webメディアのメリットだと思っています。なので、読者はもちろん、ライターさんやカメラマンさん、依頼してくださる企業さんも、みんながいかにメリットを享受できるかきちんと考えているメディアにいきたいと思っていました。

この話をたまたま古橋さんの知人の方にお話したところ、スマートキャンプを紹介いただいたんです。
他にも何社か内定をいただきましたが、「テクノロジーで社会の非効率を無くす」というミッションにピンと来たので、スマートキャンプへの入社を決めました。リモートワーク制度など働きやすい環境を整えてくださっているのも魅力。
あとはみなさんもよく言っていますが、スマートキャンプはいい人が多くて一緒に働きたいと思いました。

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偶然飛び込んだメディア業界はコンテンツづくりが好きな自分にピッタリだった

ーー岸本さんは最初からメディアの世界にいきたいと思っていたのでしょうか?

実は全くそんなことはなかったんです。(笑)同じMedia Div.の竹内くんと近い入り方をしていたんですよね。

大学院生時代にたまたま受けた会社に内定をもらい、大学院1年の3月から正社員として修士論文を書きながら働いていました。元々読者だった媒体で、偶然募集を見かけて受けてみたら内定をいただけた、というような流れです。

なので、メディア業界に行きたかったわけではありませんでした。

▶Media Div. 竹内 玲さんの入社エピソードはこちら

ーー元々記事を読むこと自体が好きだったんですか?

好きでしたね。そして多分、私は広い意味でコンテンツを作ることが好きなんだなと思っていて。

高校時代は放送部でテレビドキュメントを作っていたんですよ。大学に入ってからは演劇部に入って舞台制作を行っていしました。大学での研究も小学校の国語の教科書を対象にしていたですけど、それも一つのモノをつくるということなので…という延長線でWebメディアの業界に入ってきたという感じですね。

ーー実際にメディア業界に入ってみてどうでしたか?

大学生のときに雑誌編集やテレビ局のアルバイトをしていたので制作現場は見ていたんですけど、「Webってこんなに一人で完結するんだ」というのが1社目のスタンス的にも驚きでした。

新聞などではデスクと呼ばれる人がネタを指示して修正して掲載という流れが一般的ですが、私が経験してきた媒体ではネタ選定やアポ取りから自分一人なんですよね。

取材や写真撮影に一人で行って、記事を書くのはもちろん自分だし、写真を整えてCMSに入れるのも自分。最後に誤字脱字程度は見てもらいますけど、内容を正して方向性を変えるみたいなのはあまりない世界でした。

とにかく一人でいろいろできるようにならなければならず、全然嫌いではなかったんですけど「そうなんだ!」みたいな(笑)。

私の場合は会社規模も小さかったので研修もほぼなく、自分でどうにか食らいついてモノにしていきました。良い経験でした。

ーーなかでも「編集」がやりたいことだったのでしょうか?

そうですね。1社目から2社目にかけてがWebメディアの大きな変遷期で。スマートフォンが爆発的に普及してからとくに、情報収集がしやすくなったのと同時にいろんな事件も起きました。

そんな中「じゃあ読者がついて見に来てくれる媒体ってなんだろう?」って思ったら、雑誌のように世界観をつくりあげる編集という役割が必要なんじゃないかと考え始めたんです。

ーースマートキャンプでやりたいことは実現できてますか?

近づいている感覚はあります。入社から1年3か月程たったころですが、スマートキャンプってとにかく進んでいく会社なので、入社当初と比べるとMedia Div.の人数も組織体勢も業務の内容もかなり変わりました。

当時はとにかくやらなきゃいけないことをさばくので精一杯でした。他のDiv.や事業と切り離して考えたときに、メディアとしてどうしていくかを考えるのも難しかったですね。

今のMedia Div.は組織体勢の面でもメディアの面でも「本来私のやりたいことってなんだっけ?」というところに向かって進めている感覚はあります。

ーーどのように進めているか具体的に聞かせてもらえますか?

いまは、営業やマーケ、エンジニアも含め、「お客さまにとって本当に必要な記事は何か」というのを横断的に議論できるようになってきています。
「もっと精度の高いキーワードはないだろうか」とか、「このカテゴリーって本当にいるんだっけ」とか、「一番使いやすいUIって何だろう」とか。

しっかりと戦略を立てて動けるようになったというのは大きいですね。

ーー岸本さんが実現したいキャリア像はありますか?

実は、私1社目の入社経緯がさっきお話したような流れだったので、自分のキャリアプランについて考えたのはスマートキャンプに転職するときが初めてだったんですよね。

転職活動時にさまざまな企業でお話を聞いて、いろいろ考えた結果「良いコンテンツを作り続けられる人」でいたいという思いにたどり着きました。

それをキャリアに置き換えたとき、何がなんでも編集長になりたいとかそういう思いは強くなくて。自分の立場がプレイヤーかマネジメント側かも、それぞれの組織の形に合うように自分ががんばるだけかなと。

ただ、どういう立場であっても、誰に対してもこれは良いコンテンツですと言えるものを作り続けていたいんです。

せっかくいいプロダクト、サービスを作っている人たちがたくさんいるのに、メディアのせいで変に歪んで伝わってほしくなくて。いいコンテンツとしてみんなが納得していけるものをつくっていきたいです。

私は人が好きなので、みんなで楽しく生きれたらいいじゃないっていうのが根底にあります。

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ーースマートキャンプではメディア編集者を募集していますが、環境の良さと厳しさを教えてください。

そうですね。まず環境の良さですが、自分のやりたいことをきちんと聞いてくれる環境だと思います。門前払いされることはまずないですね。
経験年数は関係なく、根拠を持って「これをやりたい」と自信を持って言える人にぜひきてほしです。

逆にけっして編集やライターの教育体制が整っているわけではないので、「教えてもらえる」いう受け身の気持ちだと厳しいと思います。自分で食らいついていくOwnershipがある方だといいですよね。

▶スマートキャンプのVALUES「SOCS」とは

ーー最後にこれを読んでいる方へメッセージをお願いします!

仕事は嫌々やるものではなく、楽しいものだと思っています。そして楽しく仕事をするためには、周りの環境も多少ありますけど、自分の心持ちが一番大事です。

何でも楽しもうとする人はスマートキャンプで得られるものも多いと思うので、Media Div.に限らずぜひきていただきたいです。一緒に楽しい仕事をしましょう!

ーー岸本さん、ありがとうございました!

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