情報のデジタル化が進む現代のビジネスシーンでは、オンラインストレージの有効活用が欠かせません。
オンラインストレージを活用することで、場所やデバイスに依存せずに資料を閲覧できます。またファイル共有や同時編集など、生産性改善に役立つ機能が多数搭載されているため、多くの企業で導入が勧められています。
近年では、企業で使用されることを前提に、セキュリティ対策や使用容量が充実した法人向けオンラインストレージも増えてきました。
そこで「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位」のBOXILが、今おすすめの法人向けオンラインストレージ9選を厳選しました。さらに機能・料金をまとめた『比較表』も無料プレゼント。導入を検討している方は、ぜひご活用ください。
オンラインストレージとは
オンラインストレージとはクラウドでファイルを保存するサービス、ないし保存領域のことです。テキストや画像、Excel・PowerPointといったファイルを他人と共有したり、パソコンのバックアップとしても利用されたりと、さまざまな用途で用いられます。
また、オンラインストレージは、クラウドストレージやファイルストレージと呼ばれることもあります。同じ意味と捉えてもほとんど差し支えありません。
オンラインストレージのメリット
オンラインストレージを使うメリットには、次の6つがあります。
1. ファイルを一元管理できる
2. 自動化によるバックアップの省略化
3. ファイル共有の簡略化や共同編集による作業効率化
4. サーバー運営や管理が不要
5. 場所を問わずアクセスできる
6. 災害時のリスクヘッジになる
上記6つのメリットについてポイントを解説しています。
1. ファイルを一元管理できる
これまでファイル管理は、拠点や部署ごとに行うのが一般的でした。しかしオンラインストレージを導入すれば、拠点間でファイルの共有を一元管理できます。そのためメールやFAXでやり取りしていたファイルの送受信を簡略化できます。
2. 自動化によるバックアップの省略化
オンラインストレージの多くは、自動保存に対応しています。
WordやExcelなどを使用する際に、システムフリーズや保存忘れによって、作業が白紙に戻ってしまうことがあります。しかしオンラインストレージであれば、作業中も自動でバックアップしてくれるため、安心です。
3. ファイル共有の簡略化や共同編集による作業効率化
オンラインストレージに保存したファイルは簡単に共有できます。
たとえば、Dropboxのようなオンラインストレージサービスは、保存したファイルへのアクセスリンクをワンクリックで作成可能です。クライアントに共有することで、双方が同じファイルを編集できます。
4. サーバー運営や管理が不要
会社全体でファイルを共同管理するためには、ファイルの保存先であるサーバーが必要です。従来、会社単位でファイルを一元管理するためには、独自にサーバーを契約し会社に設置、運営しなければなりませんでした。
しかしオンラインストレージであれば、サービス会社が契約しているサーバーを利用できます。そのためサーバーの運営や管理が必要ありません。
5. 場所を問わずアクセスできる
オンラインストレージの多くは、マルチデバイスに対応しています。そのためオフィスのパソコンだけでなく、外出先からでもスマートフォンやタブレットなどを使ってファイルにアクセス可能です。
インターネット上にデータを保存するとはいえ、クラウド型のオンラインストレージには暗号化やアクセス制限などが施され、安全性が高いものも多くあります。そうしたサービスを比較して選ぶことで、セキュリティを重視したい場合でも安心して利用できるでしょう。
6. 災害時のリスクヘッジになる
災害時、紙媒体の資料は紛失してしまうリスクがあります。また契約しているサーバーが浸水などの被害を受けると、データが破損してしまう可能性もないとは限りません。
オンラインストレージのサービスによっては、ファイルのバックアップを複数の遠隔地で保存されています。そのため1つのサーバーが災害による被害を受けたとしても、データの復元が可能です。
\ 各サービスのメリット・特徴はこちら /
オンラインストレージの選び方
オンラインストレージを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
- オンラインストレージの導入目的を確認する
- オンラインストレージの機能を確認する
- オンラインストレージを導入する際の注意点を確認する
- オンラインストレージの料金・価格相場を確認する
オンラインストレージの導入目的を確認する
オンラインストレージの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。
| 導入目的 | 詳細 |
|---|---|
| ファイルの共有と共同作業がしたい | チームメンバーやパートナーとファイルを簡単に共有し、共同作業が可能となります。リアルタイムの編集やコメント機能を活用して効率的なコラボレーションを実現します。 |
| データのバックアップと保護がしたい | オンラインストレージはデータの安全なバックアップ先として利用されます。ハードウェアの故障や災害によるデータ損失のリスクを軽減し、重要なデータを保護します。 |
| リモートアクセスをできるようにしたい | オンラインストレージに保存されたデータはインターネット経由でアクセスできるため、場所を問わずにデータにアクセスできます。リモートワーカーや移動中のアクセスに便利です。 |
| セキュリティ強化をしたい | オンラインストレージはデータのセキュリティを強化するための機能を提供します。データの暗号化、アクセス権限の管理、ログの監視など、セキュリティレベルの向上が期待できます。 |
オンラインストレージの機能を確認する
オンラインストレージでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるか記載しているため、必要な機能を洗い出しましょう。
【基本的な機能】
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| ファイルのアップロードとダウンロード | オンラインストレージでは、ユーザーがファイルをアップロードし、必要なときにダウンロードできます。これにより、データを安全に保存し、必要な場所やデバイスからアクセスできます。 |
| フォルダとファイルの整理 | フォルダやサブフォルダを作成してファイルを整理できます。ユーザーはフォルダ構造を作成し、ファイルを簡単にナビゲートできます。 |
| 共有と共同編集 | オンラインストレージでは、他のユーザーとファイルやフォルダを共有し、共同編集できます。リアルタイムの編集やコメント機能を活用して、複数の人々が同じファイルを効果的に編集できます。 |
| バージョン管理 | ファイルのバージョン管理機能が備わっているサービスもあります。ファイルの変更履歴や以前のバージョンにアクセスでき、誤った変更を元に戻すことも可能です。 |
| オフラインアクセス | 一部のサービスではオフラインアクセス機能を提供しています。ユーザーは事前にファイルを同期することで、インターネットに接続していない場所でもファイルにアクセスできます。 |
| バックアップと復元 | オンラインストレージは、データのバックアップと復元機能を提供することがあります。データの損失や破損のリスクに備えるため、定期的なバックアップと必要な時の復元が可能です。 |
| セキュリティとアクセス制御 | データのセキュリティを強化するための機能があります。データの暗号化、アクセス権限の管理、二要素認証などのセキュリティ対策が行われます。 |
オンラインストレージを導入する際の注意点を確認する
オンラインストレージを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。
| 確認事項 | 詳細 |
|---|---|
| データ容量と料金 | データ容量と料金のバランスをチェックします。 |
| セキュリティ対策 | 「データの保存や通信時の暗号化」、「利用者認証」、「ログ取得機能」など、セキュリティ対策が充実しているサービスを選びましょう。 |
| 利便性 | 既存で使っているサービスとの連携できるかを確認しましょう。 |
| 利用可能人数 | 導入にあたっては会社・部署・プロジェクトといった単位でデータを共有するため、利用可能人数、ファイルのシェア方法について確認しておきましょう。 |
| 信頼性 | 運営元の営業が停止してしまうと利用できなくなるため、経営基盤がしっかりしており、安心してデータを預けられるサービスの選定が必要です。 |
オンラインストレージの料金・価格相場を確認する
オンラインストレージの料金は、個人向けプランとビジネス向けプランによって異なります。
個人向けプラン
多くのオンラインストレージサービスでは、無料プランと有料プランが提供されています。無料プランでは一定の容量が提供される一方で、有料プランでは追加の容量や機能が提供されます。個人向け有料プランは月額数百円から数千円程度が一般的です。
ビジネス向けプラン
ビジネスやチーム向けのオンラインストレージサービスでは、より大容量のプランや追加のセキュリティ機能が提供されます。料金はユーザー数やストレージ容量に応じて設定されることが多く、月額数千円から数万円以上になる場合があります。
セキュリティ要件は事前にしっかりチェック!
オンラインストレージに求められるセキュリティ要件と機能
オンラインストレージは、企業の重要文書、機密プロジェクト資料、顧客情報、知的財産など、あらゆる重要データを保存・共有するプラットフォームです。データ漏洩が発生すれば、情報漏洩による直接的な損害だけでなく、顧客信頼の喪失、規制違反による罰則、さらには競争優位性の低下につながる可能性があります。
オンラインストレージに求められる基本的なセキュリティ機能は以下です。これらの要件は最低限満たすサービスを選ぶのがおすすめです。
| セキュリティ機能 | 概要 |
|---|---|
| アクセス管理と権限制御 | 多要素認証(MFA)対応と、フォルダ・ファイル単位での詳細な権限設定が可能か確認しましょう。特に「閲覧のみ」「編集可能」「ダウンロード禁止」など、文書の重要度に応じて柔軟にアクセス制限できることが重要です。また、外部共有リンクの有効期限設定や閲覧回数制限なども確認すべきポイントです。 |
| データの暗号化 | 保存時と転送時の両方でデータが暗号化されているか確認しましょう。特に重要なのは、AES-256などの強固な暗号化アルゴリズムの採用と、暗号化キーの安全な管理です。理想的には、ゼロナレッジ暗号化(プロバイダーも内容を閲覧できない仕組み)に対応しているかも確認しましょう。 |
| 監査ログと活動追跡 | 誰がいつどのファイルにアクセスし、どのような操作(閲覧、編集、ダウンロード、共有など)を行ったかを記録する詳細なログ機能があるか確認しましょう。特に機密文書の場合、不審なアクセスパターンを自動検知し、管理者にアラートを送信する機能も重要です。 |
| データ流出防止機能 | 情報漏洩を防止するための機能が実装されているか確認しましょう。具体的には、ウォーターマーク機能、画面キャプチャ防止、印刷制限、ダウンロード制限などが該当します。また、意図しないファイル共有を防ぐための警告機能や、機密情報の自動検出・保護機能があるかも重要なポイントです。 |
業界別セキュリティ要件
業界によっても求められるセキュリティ要件は異なります。自社が属する業界の規制やガイドラインに適合したシステムを選ぶことが重要です。
IT・インターネット業界

IT業界では、ソースコード、システム設計書、インフラ構成情報など、技術的資産の保護と開発効率の両立が求められます。
- 開発環境・ソースコード管理との安全な連携
- APIやWebhookを利用した安全なシステム連携
- DevOpsツールチェーンとの統合時のセキュリティ
- クラウド認証情報・アクセスキーの安全な保管機能
製造業界

製造業では、製品設計図、製造工程データ、研究開発資料など、企業の競争力の源泉となる知的財産の保護が最優先です。
- CADデータや設計図面の厳格なバージョン管理と権限制御
- サプライヤーや協力会社との安全なファイル共有機能
- 大容量図面データの暗号化と効率的な転送セキュリティ
- 知的財産保護のためのウォーターマーク・閲覧制限機能
小売・流通業界

小売・流通業では、商品情報、マーケティング計画、販売戦略など、ビジネス競争力に直結する情報の保護が重要です。
- 商品画像・販促資料の安全な共有と版権保護
- 価格戦略・プロモーション計画の厳格なアクセス制限
- マーケティング資料やデザインデータの外部共有管理
- サプライヤー・小売店舗との安全なファイル交換機能
これらの情報から、自社に必要なセキュリティ要件を洗い出してみてください。
各サービスのセキュリティ要件は資料で詳しく確認できます。
資料をダウンロードした方には、セキュリティ情報だけでなく料金・機能も一覧で分かる比較表をプレゼントします。
\ 各サービスの情報が一覧で分かる『比較表』付き /
オンラインストレージを導入して生産性を高めよう
オンラインストレージはファイルを保存できるだけでなく、共同編集による業務効率化や災害時のリスクヘッジにも役立ちます。
また、ファイルの一元管理や場所を問わずアクセスできるといったメリットがあり、管理の手間を削減したい方や外出先からデータにアクセスしたい方にもおすすめです。
サービス選定で失敗しないためには、各サービスの情報収集を念入りに行い料金や機能を比較することが重要です。まずは、これまで紹介した選び方を参考に、『比較表』を使って自社に合うサービスを絞り込んでみましょう。
各サービスの導入実績や特徴、よくある質問がまとまった資料は下記ボタンから無料でダウンロードできます。導入前の下調べにぜひお役立てください。
\ 社内提案や稟議に使える『比較表』付き ! /
