効率の良いメルマガ配信を可能にするメール配信システム。
配信先の一元管理、配信ミスの防止、開封率向上など、さまざまな目的で導入が進んでいます。
「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位」のボクシルが、おすすめメール配信システム11選を厳選しました。さらに、機能・料金をまとめた『比較表』もプレゼント ! メール配信システムが気になる方は、『比較表』を使って自社に合うサービスを探してみましょう。
メール配信システムとは
メール配信システムとは、メール配信を効率化してくれるシステムです。主な機能として、メールの一斉送信があります。配信するメールをあらかじめ作成することで、指定した日時に顧客のもとにメールを送信できます。
メール配信システムは、商品の紹介や新着情報のお知らせ、顧客との関係構築といった企業と顧客間のコミュニケーションツールとして利用されています。
メール配信システムのメリット
メール配信システムを利用するメリットは、次のことが挙げられます。
- 専用のメルマガ登録フォームが作成できる
- 読者の管理が簡単
- 複数の相手に一斉送信可能
- メールの配信に時間がかからない
- HTMLメールを簡単に作成できる
- 読者ごとに合わせたメール配信が可能
- 適切な効果測定が行える
メール配信システムには、メール配信前、メール配信時、メール配信後のそれぞれにメリットがあります。
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メール配信システムのタイプ
メール配信システムは、それぞれ強みがあります。導入目的に合ったメール配信システムを選びましょう。
- タイプA:短時間で大量にメールを配信したい
- タイプB:見込み客の発掘を行いたい
- タイプC:できるだけ安価に利用したい
- タイプD:メルマガの運用改善をしたい
短時間で大量にメールを配信したい
新規顧客獲得やPRなど、大量にメールを配信したい場合は、大量配信に強みを持つタイプのメール配信システムがおすすめです。
毎時間100万から1,000万通ものメールを処理できるシステムもあります。加えてIPアドレスによる分散配信や、DKIM設定(メールがなりすましでないことを証明する認証技術)などにも注目しておくとよいでしょう。
見込み客の発掘を行いたい
見込み客の発掘を行いたい場合は、運用に優れたメール配信システムがおすすめです。
開封率やクリック率の測定機能、デザインテンプレートやヒートマップなどの機能があるかをチェックしておくとよいでしょう。
できるだけ安価に利用したい
機能面よりも価格重視の場合は、必要十分な機能があるシステムを選んだうえで、コストパフォーマンスに優れたメール配信システムを選びましょう。英語に抵抗がなければ、海外製のメール配信システムは、コストパフォーマンスに優れたものも多く、おすすめです。
メルマガの運用改善をしたい
メルマガの反応率を高めたい場合には、セグメント配信や差し込み配信、ステップメール配信などが可能なサービスを選びましょう。また、開封率やクリック率の測定、コンバージョン率など、詳細な効果測定までを行える機能があると便利です。
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メール配信システムの選び方
導入目的をもとにメール配信システムのタイプを選んだら、下記の選定ポイントを考慮してさらにサービスを絞っていきましょう。
- 必要な機能を搭載しているか
- 予算にあった料金価格か
- サポート体制は十分か
セキュリティ要件は事前にしっかりチェック!
メール配信システムに求められるセキュリティ要件と機能
メール配信システムは、顧客のメールアドレスという重要な個人情報を大量に扱うだけでなく、企業のコミュニケーション基盤として機密性の高いメッセージを送信する役割を担います。システム選定時には機能や使いやすさだけでなく、セキュリティ面を十分に検討することが不可欠です。情報漏洩やなりすまし送信などのリスクから組織を守りましょう。
基本的なセキュリティ機能は以下です。これらの要件は最低限満たすシステムを選ぶのがおすすめです。
| セキュリティ機能 | 概要 |
|---|---|
| 強固な認証機能 | 単純なパスワード認証だけでなく、多要素認証(MFA)に対応しているか。特に複数の部署やチームがシステムを利用する場合、不正アクセス防止は最重要です。SMS認証、メール認証、認証アプリなど、どのような認証方法に対応しているかも確認ポイントです。 |
| 顧客データの暗号化 | メールアドレスや属性情報などの顧客データが、保存時に適切に暗号化されているか。特に重要なのはデータベースレベルでの暗号化と、バックアップデータの暗号化です。 |
| メール認証技術への対応 | なりすましメール防止のための送信ドメイン認証技術(SPF、DKIM、DMARC)に対応しているか。これらの技術は、自社のドメインを悪用した詐欺メールを防止するために不可欠です。 |
| TLS暗号化送信 | メール送信時のTLS(Transport Layer Security)暗号化に対応しているか。TLS対応により、メール配信システムから受信者のメールサーバーまでの通信が暗号化され、中間者攻撃などのリスクを低減できます。 |
業界別セキュリティ要件
業界によっても求められるセキュリティ要件は異なります。自社が属する業界の規制やガイドラインに適合したシステムを選ぶことが重要です。
小売・EC業界

顧客の購買履歴や嗜好情報を大量に扱うため、マーケティング活用と個人情報保護のバランスが重要です。
- ECサイトとの安全なデータ連携機能
- 購買履歴データの匿名化処理オプション
- パーソナライズ情報の保護と分離管理
- アプリ通知とメールの統合セキュリティ
金融・保険業界

金融機関では、顧客の口座情報や取引明細などの機密性の高い情報を扱うため、特に厳格なセキュリティ対策が求められます。
- 個人情報と金融情報の特別な保護機能(追加暗号化など)
- 金融庁のセキュリティガイドラインへの対応
- DMARC強制適用とレポーティング機能
- フィッシング詐欺防止のための送信元検証強化
医療・ヘルスケア業界

患者情報は最も機密性の高い個人情報の一つとして、特別な保護措置が必要です。
- 医療情報のマスキング機能と参照制限
- 医療情報ガイドラインに準拠した保護対策
- 診療情報や処方情報などの特別な送信前確認
- 誤送信防止のための宛先チェック強化
これらの情報から、自社に必要なセキュリティ要件を洗い出してみてください。
各システムのセキュリティ要件は資料で詳しく確認できます。
資料をダウンロードした方には、セキュリティ情報だけでなく料金・機能も一覧で分かる比較表をプレゼントします。
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導入前に念入りな情報収集を!
メール配信システムの基本知識から、導入メリット、そして選び方まで一挙に紹介しました。
システム導入で失敗しないためには、各サービスの情報収集を念入りに行い、料金や機能、特徴を比較することが重要です。まずは、これまで紹介した選び方を参考に、『比較表』を使って自社に合うサービスを絞り込んでみましょう。
各サービスの導入実績や特徴、よくある質問がまとまった資料は下記ボタンから無料でダウンロードできます。導入前の下調べにぜひお役立てください。
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