【比較表付き】おすすめ経費精算システム15選|費用相場・シェア率・選び方

申請者・承認者・経理担当者の全員の作業が楽になる経費精算システム。
近年はどのシステムも多様化しており、「機能や料金を比較するだけでも大変」「どのシステムを選べば良いかわからない」といった方も多いのではないでしょうか?
そこで「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位」のボクシルが、おすすめ経費精算システム15選を厳選しました。さらに、各サービスの料金・機能をまとめた『比較表』もプレゼント ! 経費精算システムが気になる方は、『比較表』で自社に合うシステムを探してみてください。
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経費精算システムのしくみ
これまではExcelや紙の申請書を使っておこなうのが主流だった経費精算。
経費精算システムを使えば、支払い項目/金額の入力、申請、承認、精算処理などの一連のフローを全てシステム上で完結できます。
ICカードやコーポレートカードと連携することで使った金額や項目をシステムが自動で取得でき、さらに会計システムとの連携も可能です。このような連携機能を活用すれば業務がよりスムーズになります。
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経費精算システムのタイプ
経費精算システムを選ぶときは、導入の目的にあわせて該当する経費精算システムを候補に入れるとよいでしょう。なかでも、導入者数の多い楽楽精算と、各会計ソフトとの連携が強いマネーフォワード クラウド経費とfreee支出管理 経費精算Plusがおすすめです。
※記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です。使用上の問題等ある場合は https://smartcamp.co.jp/contact までご連絡ください。
経費精算システムの費用相場
BOXIL SaaSに寄せられた利用アカウント数が31〜100人の口コミを集計※した結果、初期費用は半数が0円で、ほかには1万円、10万円、50万円の回答がいくつか見られました。また年額費用の平均は62万円で、1か月あたりおよそ5万円です。
※調査概要:BOXIL SaaSに掲載している経費精算システムカテゴリの口コミのうち、利用アカウント数にて「31件〜50件」「51件〜100件」と回答したものを集計。件数は初期費用が26件、年額費用が27件。集計期間は2022年12月5日〜2024年12月4日。
予算が少ない場合は機能不足やオプションに注意
費用相場より安い経費精算システムは、機能の不足する可能性があるため要件を満たしているか慎重に比較すべきです。具体的にはスマートフォンアプリやOCR機能がない、申請および承認のワークフローが上位プランのみ、電子帳簿保存法およびインボイス制度への対応がオプション料金であるといったケースが考えられます。導入検討時には要件をすべて洗い出したうえで、費用対効果を試算しましょう。
具体的に、低予算でも導入しやすいサービスにはinvox経費精算や経費の獅子などがあります。
サービス名 | 初期費用(税抜) | 月額費用(税抜) |
---|---|---|
invox経費精算 | 0円〜 | 1,980円+1アクティブユーザーあたり300円〜 |
経費の獅子 | 0円〜 | 300円〜/ユーザー |
楽楽精算 | 10万円〜 | 3万円〜 |
マネーフォワード クラウド経費 | 0円〜 | 2,980円〜 |
freee支出管理 | 0円〜 | 1万円〜 |
経費精算システムのシェア
スマートキャンプ株式会社のアンケート※によると、シェアの最も多かった経費精算システムは「楽楽精算」で18.98%、僅差で「マネーフォワード クラウド経費」が17.36%、「freee支出管理」が16.85%でした。続く「ジョブカン経費精算」「Concur Expense」と合わせた5サービスにておよそ75%のシェアを占めています。
シェアの大きいサービスは、機能やサポートの充実しているケースが多いうえ、今後も継続して利用できる可能性が高いです。決済者としては導入および運用に失敗しにくい点を評価できるため、稟議を通しやすいでしょう。
※調査概要:インターネット調査にて経費精算システムの導入に携わった全国20〜60代の男女985人へ実施。スクリーニング期間は2024年11月18日〜19日、本調査の期間は2024年11月22日〜29日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある
経費精算システムの選び方
経費精算システムの比較ポイント
- 【前提】電子帳簿保存法やインボイス制度への対応はほとんどできる
- 【前提】交通費精算の定期区間控除や乗換案内アプリ連携はほぼ搭載
- 出張時のチケット手配やホテル予約は搭載しているサービスが少ない
- 会計ソフト連携はCSVはほとんど可能。API連携は一部に限られる
- OCR読み取りやスマホ対応は◯のサービスが多いが、精度や使いやすさはまちまち
詳しく比較したい方向けに、各システムの紹介資料と自分専用にカスタマイズできる比較表を用意しました。情報の整理にぜひご活用ください。
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アンケートで見る!ユーザーが重視しているポイント
スマートキャンプ株式会社が経費精算システムの導入に携わった方へ重視していた選定ポイントを尋ねた※ところ、最多は「料金・導入/運用コスト」322人、次いで「導入実績」268人、「業界シェア」264人、「操作性の良さ」242人、「口コミ・評判」193人でした。
※調査概要:インターネット調査にて全国の20〜60代の男女985人へ実施。スクリーニング期間は2024年11月18日〜19日、本調査の期間は2024年11月22日〜29日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある。また、選択肢は複数選択可とした
また、会計ソフトと経費精算システムを接続させる際には、同じ提供会社のシリーズで揃える、ないしAPI連携できるサービスを選ぶとデータ反映に都度工数がかからず便利です。
経費精算をもっとラクに
経費精算は、申請する側も承認する側もかなり細かく面倒な作業を強いられます。
その分人的ミスも起こりがちです。電車やバスの運賃計算を間違えたり、領収書を無くしてしまったり、申請用紙を印刷ミスしたり、申請を忘れたり…。ミスが起これば経理担当者の手間も増えてしまいます。
そんな経費精算の煩わしさをぐんと軽減するのが経費精算システムです。システムを導入して経費精算をもっとラクにしちゃいましょう。
また、サービス選定で失敗しないためには、各サービスの情報収集を念入りに行い、料金や機能、特徴を比較することが重要です。まずは、これまで紹介した選び方を参考に、『比較表』を使って自社に合うシステムを絞り込んでみましょう。