“主観的な評価”から卒業する360度評価・多面評価システム|タイプ・費用・選び方ガイド

最終更新日 :

【比較表】360度評価・多面評価システム

よくあるお悩み

人事評価の運用で、こんなお悩みありませんか?

1

主観的な人事評価になっている
評価制度が整備されておらず、上司の一方的な評価で公平性・納得感に欠けている。

2

マネージャー層の育成ができていない
管理職のマネジメント力やコミュニケーションの課題が客観的に見えず、打ち手が立てられない。

3

評価の運用に時間がかかっている
評価者の選定、アンケートの配布・回収・集計、レポート作成が手作業で、人事の負担が大きい。

これらの悩みは、360度評価システムを導入すればまるごと解決できます。鍵となるのは、まず自社の導入目的を整理し、それに合うタイプを選ぶこと。そのうえで、匿名性や既存の人事システムとの連携を確認すれば、失敗のない選定ができます。

そこで本ページでは、自社に合うシステムの選び方から費用相場まで、比較・選定に必要な情報を整理してお届けします。

このページでわかること

  • 360度評価システムの2つのタイプと、自社に合うタイプの見極め方
  • 導入すると評価運用がどう変わるか(導入前後の比較)
  • 導入シェア・初期費用・実施料金の費用相場
  • 失敗しないための選び方6つのチェックポイント

冊子画像

導入後、何が変わるのか

360度評価システムは、評価者の管理・アンケートの配布・回収・自動集計・レポート出力・フィードバックまでをまとめて支援します。先ほどの悩みが、導入後どう変わるのかを整理しました。

導入前
導入後
上司の一方的な評価で主観に偏る 評価が上司目線だけになり、公平性・納得感に欠ける
複数視点で客観的・公平に評価できる 上司・同僚・部下など多面的な評価でバイアスを抑え、評価への納得感が高まる
管理職の課題が客観的に見えない マネジメント力やコミュニケーションの問題が表面化しない
マネジメント力を可視化し成長機会に 本人が気づいていない強み・改善点をフィードバックし、管理職の自己成長を促せる
配布・回収・集計が手作業で煩雑 評価者選定からアンケート配布・回収・集計・レポート作成まで人事が手作業で抱える
配布から集計・レポートまで自動化 Webアンケートで配布・回収を効率化し、回答状況の確認や結果の自動集計・レポート出力までシステムで完結
匿名性が不安で本音が集まらない/やって終わり 回答者が特定される不安で率直な意見が出ず、一度実施しただけで定着しない
匿名回答で率直な声を継続的に活用 匿名回答で本音のフィードバックを集め、1on1・経年比較と組み合わせて継続的な育成につなげられる

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360度評価システムの種類・タイプ別分類

あなたの会社はどちらのタイプ?まず「360度評価の運用効率化が目的か」「社員データの一元管理・組織最適化まで広げたいか」で合うタイプを確認してから、資料で具体的なシステムを絞り込むと効率的です。

運用をスムーズにしたい

360度評価専用型|煩雑になりがちな運用を効率化したい場合

評価者の選定・配布・回収・自動集計・レポートなど、360度評価の運用に特化したタイプ。人数が多く煩雑になりがちな評価をスムーズに実施でき、匿名回答や質問カスタマイズにも対応しやすい。

データを一元管理したい

人事評価システム一体型|組織の最適化まで広げたい場合

360度評価に加えて、コンピテンシー評価やMBO(目標管理)など複数の評価方法に対応。社員データを一元管理し、配置・育成などデータを活かした組織最適化まで広げたい企業に向く。

POINT

1on1の記録や進捗を管理したい場合は1on1管理・進捗管理機能のあるシステムを、組織の特徴や傾向を把握したい場合は適性検査機能のあるシステムを選ぶのがおすすめです。どちらのタイプが合うか迷う場合は、まず資料で各社の機能範囲を見比べてみましょう。

360度評価システムの選び方・比較ポイント6選

「有名だから」「安いから」だけで選ぶと、導入後に匿名性が不十分・既存システムと連携できないといった問題が起きがちです。以下6点を選定時のチェックリストとして活用してください。

1 導入目的を明確にする

管理職のマネジメント力強化なのか、評価の公平化なのか、人事データの一元管理なのか。目的が決まると、専用型と人事評価システム一体型のどちらが合うかが絞れます。

管理職育成 評価の公平化 データ一元管理
2 匿名性を確認する

回答が特定される不安があると率直な評価が集まりません。匿名で回答できるか、誰の回答か分からない仕組みになっているか、匿名性の高さを確認しましょう。

匿名回答 回答者の秘匿 権限設定
3 外部システム連携を確認する

すでに使っている人事システム・タレマネツールと連携できるかを確認。連携できないと社員データの二重管理が残り、効率化の効果が半減します。

人事システム連携 データ取込 追加費用の有無
4 セキュリティ体制を確認する

従業員や自社の人事情報を扱うため、通信の暗号化・アクセス権限設定・第三者認証(ISMS/ISO)の取得状況など、セキュリティ体制をしっかり確認しましょう。

暗号化 アクセス権限 ISMS認証
5 英語・多言語/アプリ対応を確認する

外国人従業員がいる場合やグローバル企業は対応言語を確認。使いやすさの観点から、スマホ・アプリから回答できるかも回答率を左右するポイントです。

多言語対応 スマホ・アプリ 回答のしやすさ
6 料金体系とサポート体制を比較する

月額固定か1回あたりの実施料金か、ユーザー数で費用がどう変わるかを確認。初めての導入なら、制度設計のアドバイスや運用が軌道に乗るまでのサポートの手厚さも重要です。

月額/実施料金 ユーザー数で試算 導入支援

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360度評価システムのシェア No.1はタレントパレット

360度評価・多面評価システムの導入に携わった1,621人を対象にBOXILが独自アンケート※1を実施し、導入したサービスを尋ねました。シェアが最も多かったのはタレントパレットで15.70%。その後にCBASE 360°が14.10%、カオナビが13.30%、360(さんろくまる)が13.00%、クアルトリクスが6.80%と続きます。これら5社で全体の62.90%を占めていました。

BOXILの調査による導入した360度評価・多面評価システムTOP5

※1 調査概要:インターネット調査にて360度評価・多面評価システムの導入に携わった全国20〜60代の1,621人へ実施。本調査の期間は2025年5月14日〜18日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある

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360度評価システムの費用相場

360度評価システムは、月額の固定費用がかかるタイプと、1回あたりの実施料金がかかるタイプがあります。ユーザー数によってプランや費用が異なります。費用相場は次のとおりです。

内訳費用相場
初期費用100,000円〜600,000円程度
実施料金5,000円〜220,000円程度

360度評価に加えて人事評価機能を豊富に揃えるサービスは、料金が問い合わせ制の場合が多いです。各社の正確な料金プランは資料に詳しく掲載されているため、気になるサービスをまとめて取り寄せて比較しましょう。

初期費用・月額以外のオプション費用に注意

なお、360度評価システムの導入を検討する際、初期費用・月額利用料だけで予算を組むと、後から想定外の出費に驚くことがあります。実際の運用を始めてから「こんな費用が必要だったのか」と困惑しないよう、見落としがちな追加コストについても事前に理解しておきましょう。

よくあるオプション機能の具体例は次のとおりです。

オプション機能の例内容
他システムとの連携人事・勤怠・給与システムなどとのAPI/データ連携
サポートの上位プラン専任サポートや導入支援など、より手厚いサポート体制
多言語対応英語など外国語での評価アンケート・画面表示
SSO対応シングルサインオンによるログイン
IP制限アクセス元IPアドレスの制限によるセキュリティ強化
退職者管理退職者データの保持・管理
テスト環境本番運用前に動作を確認できる検証用環境

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よくある質問

資料請求前に多く寄せられる質問をまとめました。導入のハードルや不安を解消してから、自社に合うシステムを絞り込んでください。

評価は匿名で回答できますか?
多くのシステムが匿名回答機能を備えています。誰の回答か分からない仕組みにすることで、「上司から逆恨みされないか」といった不安をなくし、率直なフィードバックを集めやすくなります。匿名性の高さはサービスによって差があるため、選定時に確認しましょう。
「360度評価専用型」と「人事評価システム一体型」のどちらを選べばよいですか?
人数が多く煩雑になりがちな360度評価の運用効率化が目的なら専用型が、コンピテンシー評価やMBOも含めて社員データの一元管理・組織最適化まで広げたいなら人事評価システム一体型が向いています。まずは導入目的を整理してから絞り込むのがおすすめです。
いま使っている人事システムと連携できますか?
多くのシステムが既存の人事システム・タレントマネジメントツールと連携できますが、対応範囲や追加費用はサービスによって異なります。連携できないと社員データの二重管理が残るため、選定時に「自社で使っているシステム名」で連携可否を確認すると確実です。
費用相場はどのくらいですか?
初期費用が100,000〜600,000円程度、実施料金が5,000〜220,000円程度が目安です。月額固定制と1回あたりの実施料金制があり、ユーザー数によって変動します。人事評価機能が豊富なサービスは問い合わせ制が多いため、資料でまとめて比較するのがおすすめです。
英語など多言語に対応していますか?
外国人従業員がいる企業やグローバル企業向けに、英語・多言語に対応したシステムもあります。対応言語はサービスによって異なるため、必要な言語に対応しているかを事前に確認しましょう。スマホ・アプリからの回答に対応していると回答率も高まります。
導入しても、うまく定着するか不安です。
360度評価は一度実施しただけでは効果を体感しづらいため、定期的な実施が重要です。回答後のフィードバックや1on1ミーティングとあわせて運用すると、対象者の成長サポートにつながります。導入支援やフィードバック研修などのサポートが手厚いサービスを選ぶと、初めての導入でも安心して運用を始められます。

まとめ|導入前に念入りな情報収集を

360度評価システムは、複数視点による客観的・公平な評価と、配布・集計・レポートの運用効率化を両立できるツールです。とくに、管理職のマネジメント力を可視化して育成につなげたい企業や、評価への納得感を高めたい企業にとって、有力な選択肢といえるでしょう。

一方で、各社の公式サイトを一つひとつ回ってスペックを調べるのは大変な労力がかかります。そこで、BOXIL編集部が公平な視点でまとめた「比較表&公式資料セット」をご用意しました。ぜひご活用ください。

ダウンロードしておくと、こんなメリットがあります

  • 一目で違いがわかる
    料金、匿名性、人事システム連携、対応言語などを横並びで比較できます。
  • 社内提案・稟議の根拠になる
    「なぜこのシステムが良いのか」を説明する際、客観的なデータとして説得力を補強します。
  • 選定漏れを防げる
    見落としがちなセキュリティ認証や、1on1・適性検査などの特化機能もしっかり網羅しています。

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360度評価・多面評価システム選び方ガイド

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