【2024年最新】タレントマネジメントシステム12選|機能・料金をまとめた比較表をプレゼント
現在の日本企業は、労働人口の減少・転職市場の活性化・働き方の多様化などの背景により、優秀な人材を新しく登用することは容易ではなく、社内の人的資源の有効活用が重要です。
そのため、個々人の能力(タレント)を可視化し一元管理できるタレントマネジメントシステムが注目を集め、多くの企業で導入が進んでいます。
うちにもタレントマネジメントシステムを導入したいけど、「どのシステムを選ぶべきかわからない」という方も多いのではないのでしょうか?
そこで「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位」のボクシルが、おすすめタレントマネジメントシステム12選を厳選しました。さらに、各サービスの機能・料金をまとめた『比較表』もプレゼント ! タレントマネジメントが気になる方は、『比較表』を使って自社に合うサービスを探してみましょう。
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タレントマネジメントシステムとは
タレントマネジメントとは、従業員のスキルや経験を透明化し、適切な人材開発と人材配置に役立てる管理方法を指します。タレントマネジメントの概念はもともと欧米を中心に拡大していましたが、2000年代後半から日本企業でも取り入れられるようになりました。
タレントマネジメントシステムでは、社員のスキルや経験値をデータ化して管理するのが特徴です。社員の能力(タレント)を明確に可視化することで適切な人材配置を可能にし、社員一人ひとりのモチベーションやパフォーマンスの向上に貢献します。
タレントマネジメントシステムの機能
タレントマネジメントシステムには、タレントマネジメントを効率的に実践できるさまざまな機能が搭載されています。
上記の機能以外にもサービスによってさまざまな機能があります。まずは自社で使用したい機能を明確にし、気になるサービスに必要な機能が備わっているか確認しましょう。
タレントマネジメントシステムのメリット
タレントマネジメントシステムを導入することで得られるメリットを紹介します。
従業員の能力やスキルを可視化できる
従業員のタレント情報と一口にいっても、行動特性・職歴・経験・知識・資格など多岐にわたります。
人材データを従業員自身がアップデートすることで、企業は最新の人材資源・人的資本のバリューを把握し、経営戦略に活用できるようになります。
人材管理に関するコストを削減できる
タレントマネジメントを採用や人事評価、人材育成、配置転換に活用することで効果的かつ効率的な人材管理が可能になり、コスト削減を実現します。
新規事業や欠員が発生した部署の人員を埋める場合、適切な人材発掘を紙ベースやExcelで行うと時間がかかり、新たに人材を採用しようにもコストがかかります。このようなコストを解消できるのは、大きなメリットです。
戦略的な人材育成・人材活用ができる
タレントマネジメントシステムでは、従業員一人ひとりのスキル・能力・実績が把握できるため、育成計画機能を使って効果的に人材育成ができます。最適な人材配置や人材発掘が可能になり、幹部候補の選出や育成といった戦略的な人材活用につなげられます。
離職防止につながる
タレントマネジメントシステムによる、客観的な人事評価、自立的な能力開発や目標設定は、従業員のモチベーションアップが期待できます。このため、従業員の仕事や組織に対するエンゲージメントも高まり、離職防止につながるでしょう。
タレントマネジメントシステムの選び方
タレントマネジメントシステムを選ぶ際は、次のポイントを比較して検討すると良いでしょう。
初期費用や利用料金はいくらかかるか
タレントマネジメントシステムは、プランや利用人数によって料金が変化するサービスが多く、詳しい料金は問い合わせしないとわからないケースが多いです。
そのため、気になるサービスを見つけた際は、問い合わせフォームから料金の見積もりを出すことをおすすめします。
また「カオナビ」や「HRBrain」など、サービスによっては1〜2週間の無料トライアルを行っている場合もあるので、タレントマネジメントシステムを比較する際は料金だけでなく、無料トライアルの有無も確認しておくと良いでしょう。
利用したい機能が備わっているか
タレントマネジメントシステムには、主に次のような機能があります。一部、人事評価システムの機能も備わっているものもあるため、どの機能を重視するかを決めておきましょう。
機能 | 詳細 |
---|---|
人材データベース機能 | プロフィール検索 スキル管理 データ分析・レポートなど |
評価機能 | 評価・ワークフロー機能 テンプレート機能 対応の評価項目 (OKR・MBO・360度評価など) コンピテンシー管理 目標管理機能 |
その他の機能 | 採用管理機能 離職防止機能 後継者管理機能 適性検査 eラーニング・研修管理機能など |
上記の機能以外にもサービスによってさまざまな機能があります。まずは自社で使用したい機能を明確にし、気になるサービスに必要な機能が備わっているか確認しましょう。
利用しているシステムと連携できるか
タレントマネジメントシステムの導入を検討する際は、自社で利用しているシステムと連携できるのか確認しておきましょう。連携できれば、データを有効活用しやすくなります。
たとえば、「カオナビ」ならSlackやSmartHRと連携可能、「HRMOSタレントマネジメント」ならHRMOSシリーズと連携可能です。
また、API連携に対応しているサービスもあります。タレントマネジメントシステムを比較する際は、API連携でどのような連携ができるのかも確認しておきましょう。
電話やチャットでのサポートに対応しているか
システムを利用するうえで、十分なサポートを受けられるかも重要な比較ポイントです。電話・メール・チャットに対応しているか、サポートページを設けているかなど、サポート体制を確認しましょう。
また、タレントマネジメントの運用には人事に関する知識が必要となるので、専門家のコンサルティングのもと導入することをおすすめします。
そのため、タレントマネジメントシステムを導入する際は、サービスの導入実績やサポートにかかる費用も確認しておくと良いでしょう。
タレントマネジメントで人材の有効活用を
「適材適所」を実現するために採用企業が増えている、タレントマネジメントシステム。人材不足が企業経営にも影響を与えるなか、一人ひとりの個性を生かし既存人材を有効に活用・育成するためには欠かせないシステムです。
しかし、タレントマネジメントシステムを導入したものの、機能が不足して想定した成果を得られない、逆にオーバースペックで余計なコストがかかってしまうなどの失敗例もあります。
サービス選定で失敗しないためには、各サービスの情報収集を念入りに行い、料金や機能、特徴を比較することが重要です。まずは、これまで紹介した選び方を参考に、『比較表』を使って自社に合うサービスを絞り込んでみましょう。
各サービスの導入実績や特徴、よくある質問がまとまった資料は下記ボタンから無料でダウンロードできます。導入前の下調べにぜひお役立てください。