【2025年最新】おすすめマニュアル作成ツール10選|料金・口コミをまとめた比較表つき

マニュアル作成にExcelを活用しようと考える方も多いでしょう。しかし、Excelは項目が増えると管理工数がかかり非効率になりがちです。
マニュアルを作成する機会が多い場合は、専用のマニュアル作成ツールの使用がおすすめです。作成から管理まで完結できるクラウドサービスのほか、動画マニュアルに対応したサービスも注目されています。
「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位」のボクシルが、おすすめマニュアル作成ツール10選を厳選しました。さらに、機能・料金をまとめた『比較表』もご用意。導入を検討している方は、『比較表』を使って自社に合うツールを探してみてください。
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マニュアル作成ツールとは
マニュアル作成ツールは、テンプレートや編集補助などの機能でマニュアル作成をサポートしてくれるツールです。
専用のツールならば、説明文や画像を挿入するだけで見やすいマニュアルができあがります。なかには動画マニュアルを簡単に制作できるツールもあります。
マニュアル作成ツールのメリット
これまで、マニュアル作成にはWordやPowerPointなどを利用し、デザインを含め一から作成する必要がありました。しかし、マニュアル作成ツールを導入することで、次のようなメリットが得られるでしょう。
- 標準搭載のテンプレートを用いて誰でもわかりやすいマニュアルが作成できる
- デザインが不要となり、マニュアル作成業務にかかる工数を削減できる
- 複数人で編集できるため、ファイルの受け渡しが不要になる
- 更新作業が容易になり、最新の状態を維持しやすい
- マニュアルの閲覧データを分析し、マニュアルの運用効果を可視化できる
また近年では、AIを用いたマニュアル作成ツールが多く登場しています。ツールによっては、音声データの自動文字起こしやテキストの自動生成、自動翻訳、作業画面の自動録画・キャプチャなどが可能です。
マニュアル作成ツールのタイプ
マニュアル作成ツールは、特徴に応じて次の3つのタイプに分類できます。
タイプ | 特徴 | サービス例 |
---|---|---|
手順書タイプ | ・業務手順書や操作手順書の作成に向いているタイプ ・標準テンプレートにより、PC操作やマニュアル作成が不慣れな方も使いやすい ・PCの操作画面の自動キャプチャや説明文の自動生成ができるサービスも |
ココミテ Teachme Biz shouin+ |
動画作成タイプ | ・動画マニュアルを作成できるタイプ ・カメラ要らずでスマートフォンでの撮影に対応していることも多い ・翻訳機能を搭載するサービスなら外国人従業員にも業務を伝えやすい |
tebiki VideoStep Video BRAIN |
ナレッジマネジメント併用タイプ | ・マニュアルの体系的な管理がしやすいタイプ ・マニュアルテンプレートを搭載していたり、同時編集が可能だったりする ・検索性の高さや社内外での共有のしやすさが特徴 |
ナレカン Helpfeel Back Office NotePM |
マニュアル作成ツールの選び方
マニュアル作成ツールを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
- マニュアル作成ツールの導入目的を確認する
- マニュアル作成ツールの機能を確認する
- マニュアル作成ツールを導入する際の注意点を確認する
- マニュアル作成ツールの料金・価格相場を確認する
マニュアル作成ツールの導入目的を確認する
マニュアル作成ツールの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。
導入目的 | 詳細 |
---|---|
必要な手順書を作成して、業務効率を高めたい | テンプレートやレイアウトにそって簡単に作成できるタイプがおすすめ |
新人育成や従業員向けのマニュアルを充実させて、属人化しない体制をつくりたい | 動画マニュアルの作成に強みを持つタイプがおすすめ |
システムやPC操作の細かな手順をマニュアル化して、社内問い合わせを減らしたい | PC操作をするだけで自動的に説明文を作成できるタイプがおすすめ |
ノウハウやナレッジを蓄積し、業務スキルの平準化を目指したい | 手軽にナレッジを共有できるタイプがおすすめ |
マニュアル作成ツールの機能を確認する
マニュアル作成ツールでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるか記載しているため、必要な機能を洗い出しましょう。
【基本的な機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
字幕作成 | 動画や音声をもとに字幕を自動で生成する機能 |
翻訳 | システムにあわせた翻訳ができる機能 |
操作画面録画 | パソコンやスマートフォンの操作画面を、システム側で撮影できる機能 |
操作画面キャプチャ | パソコンやスマートフォンの操作画面を、システム側で画面キャプチャできる機能 |
同時編集 | 複数人が同時に同じマニュアルを編集できる機能 |
テンプレート | マニュアルを作成する際のテンプレート機能 |
検索 | 作成されたマニュアルを検索できる機能 |
リンク生成 | 必要な情報のリンクを生成できる機能 |
【特定の課題・用途・業界に特化した機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
習熟度テスト | テスト形式の文書を作成し採点できる機能 |
映像編集 | 動画を編集できる機能 |
マニュアルと同時に研修や習熟度の確認を実施したい場合には習熟度テスト機能があるものを、動画でのマニュアル共有をメインに行いたい場合には映像編集機能があるツールがおすすめです。
マニュアル作成ツールを導入する際の注意点を確認する
マニュアル作成ツールを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。
確認事項 | 詳細 |
---|---|
操作性 | 従業員が使いやすいツールであるかどうかが大切です。デモやトライアル期間を利用して操作性を確認しておきましょう。 |
テンプレートの種類 | 作成したいマニュアルに合うテンプレートが用意されているかどうかを確認しておきましょう。 |
ファイル形式 | 出力・アップロードが可能なファイル形式を事前に確認しておきましょう。 |
マニュアル作成ツールの料金・価格相場を確認する
マニュアル作成ツールの料金は、月額固定費用タイプか月額従量課金タイプかで異なります。必要な機能と要件が搭載されているサービスの料金を確認しましょう。
月額固定費用タイプは、月額4,800円〜110,000円程度とツールによって大きく異なります。また、初期費用はかからない場合もありますが、必要となるものもあるため事前に確認しておきましょう。
一方、月額従量課金タイプの場合は、プランや機能によって料金が異なります。気になるシステムは公式サイトから見積もり依頼や相談の問い合わせをしましょう。
マニュアル作成ツールの比較表
ボクシルでは、主要ツールの料金、口コミ、UIなどをまとめた『比較表』をご用意。これまで紹介した選び方を参考に、『比較表』を使って自社に合うツールを絞り込んでみましょう。
マニュアル作成ツールで効果的な人材教育を
マニュアル作成ツールを活用すれば、だれが作成しても高品質のわかりやすいマニュアルが作成できるようになります。作成担当者の業務効率化はもちろん、効果的な従業員教育を行うためにもおすすめのツールです。
ツール選定で失敗しないためには、各サービスの情報収集を念入りに行い、料金や機能を比較することが重要です。まずは、これまで紹介した選び方を参考に、『比較表』を使って自社に合うマニュアル作成ツールを絞り込んでみましょう。
各ツールの導入実績や特徴、よくある質問がまとまった資料は下記ボタンから無料でダウンロードできます。導入前の下調べにぜひお役立てください。