採用業務を効率化できる採用管理システム(ATS)の市場は、拡大を見せています。
「Excelでの管理をやめたい」「属人化しがちなので“見える化”したい」「複数の求人媒体やエージェントとのやり取りが煩雑なので、一元管理したい」といった理由から、採用管理システム導入を検討する企業は増加傾向に。
そこで「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位」のボクシルが、おすすめ採用管理システム(ATS)12選を厳選しました。さらに、各サービスの機能・料金をまとめた『比較表』もご用意。導入を検討している方は、『比較表』を使って自社に合うサービスを探してみてください。
採用管理システムとは
採用管理システムとは、ATSとも呼ばれる募集から採用までのプロセスを一元管理できるサービスのことです。ATSとは「Applicant Tracking System」または「Applicant Tracking Software」のことで、応募者が採用のどの段階にいて、どのような評価を受けているか追跡するシステムを意味します。
採用管理システム(ATS)は、求人の作成、応募者の情報管理、面接の評価や進捗といった選考状況の管理を一つのシステムで行え、採用業務の効率化に役立ちます。

採用管理システムのメリット
採用管理システム導入のメリットを一言でまとめると、採用プロセス全体の効率化と質の向上を実現できることです。具体的には次のようなメリットがあります。
- 採用活動の効率化・自動化
- 採用情報・応募者情報の見える化と共有
- 採用コスト改善
- 選考状況の一元管理
- 内定者の管理と内定者フォローの効率化
- 候補者とのコミュニケーション円滑化
- データ分析による採用戦略の改善
- 公平な選考プロセスの実現
これらのメリットにより、採用活動を戦略的に展開し、優秀な人材を効率的に確保できるようになります。採用担当者の負担が軽減され、より質の高い採用活動に注力できるようになるでしょう。
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採用管理システムのタイプ
採用管理システムには、主に次の5つにタイプに分類できます。自社のニーズに合わせて最適なタイプを選びましょう。
| タイプ | おすすめのサービス |
|---|---|
| 雇用形態を問わず管理できる採用管理システム 新卒や中途採用、パートアルバイトなど幅広く採用している企業におすすめ |
・sonar ATS ・HERP Hire ・HITO-Link リクルーティング |
| 新卒採用向けの採用管理システム 新卒採用に力を入れている企業におすすめ |
・HRMOS採用 新卒エディション ・miryo⁺ ・エアリーフレッシャーズクラウド |
| 中途採用向けの採用管理システム 新卒一括採用をしておらず、企業規模が大きくない中途採用に力を入れている企業におすすめ |
・リクナビHRTech採用管理 ・HRMOS採用 ・RPM |
| 派遣・パート・アルバイト用の採用管理システム 派遣・パート・アルバイトなど、正社員以外の雇用形態の採用管理をしたい企業向け |
・面接コボット ・採用見える化クラウド ・Entry Pocket(エンポケ) |
| タレントマネジメントシステム一体型採用管理システム 採用前から採用後まで一貫して人材データを管理し、適切な人材配置と人材育成につなげたい企業向け |
・Synergy! ・monday.com ・UPWARD |
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採用管理システムの選び方
採用管理システムを選ぶ際は、次のポイントに気をつけて自社に合ったサービスを選ぶようにしましょう。
- 新卒、中途、アルバイト・パート採用のどれがメインか
- 連携している求人媒体は何か
- 料金体系
- どの採用業務を効率化したいか
- 導入にあたってのサポート体制
- セキュリティは安全か
新卒、中途、アルバイト・パート採用のどれがメインか
自社の採用が、新卒、中途、アルバイト・パート採用のどれがメインかによって、それぞれに適した採用管理システムを選ぶようにしましょう。新卒採用と中途採用では、求める人材や母集団が異なるため、採用業務やアプローチも変わってきます。
たとえば新卒採用では、大量の学生と接する必要があるので、応募者管理や選考管理に優れたもの、学生が普段から利用しているLINEでチャット連絡ができるものが良いでしょう。
中途採用では、複数の求人媒体や人材紹介会社を利用すること多いため、求人管理やエージェント管理に優れたもの、リファラル採用に強みがあるサービスが良いでしょう。
アルバイト・パート採用がメインの場合は、24時間エントリー可能なもの、Web面接や動画面接機能があると便利でしょう。
連携している求人媒体は何か
採用管理システムでは、それぞれの連携している求人媒体からの応募者情報を自動で取り込めます。採用管理システムによって連携している求人媒体は異なるため、自社が利用する求人媒体が連携しているか、既存のタレントマネジメントシステムと連携できるか確認しましょう。
料金体系
採用管理システムの料金体系は、応募人数でステップアップするもの、無制限のもの、サービスや機能によるものなどさまざまです。まずは、システムの推奨採用規模が自社と合っているかを確認し、必須機能がオプションとして別料金にならないかを確かめておきましょう。
どの採用業務を効率化したいか
採用管理システムはさらに細分化すると、求人管理、応募者管理、選考管理の3種類に分類できます。
求人管理:各媒体に掲載している求人情報を一括で管理するシステム
応募者管理:応募者と個別に連絡を取り合うためのシステム
選考管理:面接の日程調整や選考情報を社内に共有するためのシステム
システムによってどの機能が強い、弱いがあり、企業の採用上の課題によっても導入すべきシステムは異なります。自社の採用課題を分析したうえで、どの機能に強いシステムを導入すれば良いのかを考えてみてください。
導入にあたってのサポート体制
導入にあたってのサポート体制も考慮しなければなりません。採用管理システムの中には、ほとんどマニュアルを必要とせず、直感的に使用できるシステムが多いものの、システム同士の連携や採用ページの作成など一部使いこなすのが困難な機能が含まれている場合もあります。
使用していく中で何かしらトラブルが発生した場合は、どのようなサポートが受けられるのかについてもチェックしてください。
セキュリティは安全か
採用管理システムは個人情報を保管することもあるのでセキュリティ対策機能も確認するべきです。とくにクラウド型採用管理システムの場合は他社がサーバーを管理しているので、社内でデータをすべて管理しているオンプレミス型と比較すると一定のリスクがあります。
IDやパスワードの管理方法、管理者による権限制限、ログ監査機能、暗号通信機能など、どのような機能でセキュリティを担保しているのか確認してください。
採用管理システムの比較表
ボクシルでは、主要サービスの料金、口コミ、UIなどをまとめた『比較表』をご用意。これまで紹介した選び方を参考に、『比較表』を使って自社に合うサービスを絞り込んでみましょう。
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導入前に念入りな情報収集を

サービス選定で失敗しないためには、各サービスの情報収集を念入りに行い、料金や機能、特徴を比較することが重要です。まずは、これまで紹介した選び方を参考に、『比較表』を使って自社に合うサービスを絞り込んでみましょう。
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