【比較表付き】おすすめAI-OCR7選｜費用相場・シェア率・選び方

膨大な文書をスピーディーにデータ化するAI-OCR

近年はどのツールも多様化しており、「機能や料金を比較するだけでも大変」「どのツールを選べば良いかわからない」といった方も多いのではないでしょうか?

そこで「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位」のボクシルが、おすすめAI-OCR7選を厳選しました。さらに、各ツールの料金・機能をまとめた『比較表』もプレゼント！AI-OCRが気になる方は、『比較表』で自社に合うツールを探してみてください。

AI-OCRのしくみ

これまでのデータ入力作業は、紙の文書や手書きの帳票を人の目で確認し、手作業で入力する必要がありました。この方法では時間がかかりミスも多発します。

AI-OCRを使えば、スキャンした文書をAIが自動で解析し、高精度で文字を認識。さらに、認識した情報を必要なデータとして抽出し、データベースやシステムに自動で取り込むことができます。

これにより、作業時間の大幅な短縮と入力ミスの削減が可能になり、業務効率が大幅に向上します。

おすすめAI-OCR7選の資料はこちら ⇒ 無料ダウンロード

AI-OCRのタイプ

AI-OCRを選ぶときは、導入の目的にあわせて候補を絞るとよいでしょう。
導入者数が多いスマートOCR、SmartRead、DX Suiteは、まず最初の候補としておすすめです。

※記載されている会社名および商品・製品・サービス名（ロゴマーク等を含む）は、各社の商標または各権利者の登録商標です。使用上の問題等ある場合は https://smartcamp.co.jp/contact までご連絡ください。

AI-OCRの費用相場

※調査概要：インターネット調査にてAI-OCRの導入に携わった全国20〜60代の男女1,140人へ実施。スクリーニング期間は2025年1月14日〜15日、本調査の期間は2025年3月10日〜14日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある

調査の結果、初期費用は約3分の1（33%）が0円で、初期投資なしでAI-OCRを導入する場合が多いようです。

また年額費用の平均は49万円で1か月あたりおよそ4万円ですが、全体の約半数が年額費用5万円以下で利用しており、ランニングコストを抑えています。

予算が少ない場合は機能不足やオプションに注意

費用相場より安いAI-OCRは、機能の不足する可能性があるため要件を満たしているか慎重に比較すべきです。

具体的には、手書き文字や崩し字の認識精度が低い、対応可能な文書フォーマットが限られる、複数ページ文書の一括処理ができない、テンプレート作成機能が制限される、または自動レイアウト分析機能が不十分といったケースが考えられます。
また、高度なデータ抽出や分類機能、他システムとのAPI連携が別料金になる場合もあります。
導入検討時には要件をすべて洗い出したうえで、費用対効果を試算しましょう。

具体的に、低予算でも導入しやすいサービスにはLINE WORKS OCR、invoiceAgentなどがあります。

AI-OCRのシェア

スマートキャンプ株式会社のアンケート^※によると、シェアの最も多かったAI-OCRは「スマートOCR」で21.32%、次いで「SmartRead」が18.07%、次いで「DX Suite」が16.84%でした。続く「LINE WORKS OCR」「invoiceAgent」と合わせた5ツールにて77.2%のシェアを占めています。

シェアの大きいツールは、機能やサポートの充実しているケースが多いうえ、今後も継続して利用できる可能性が高いです。決済者としては導入および運用に失敗しにくい点を評価できるため、稟議を通しやすいでしょう。

※調査概要：インターネット調査にてAI-OCRの導入に携わった全国20〜60代の男女1,140人へ実施。スクリーニング期間は2025年1月14日〜15日、本調査の期間は2025年3月10日〜14日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある

AI-OCRの選び方

AI-OCRの比較ポイント

• 【前提】手書き文字と活字の両方を認識できる
• 【前提】スキャンした画像からテキストデータを抽出できる
• 特殊な用語を扱う業界では、AIの学習機能により使用するほど精度が向上するかどうか
• 請求書、レシート、契約書など、業務で頻繁に扱う文書形式に対応しているか

詳しく比較したい方向けに、ツールの紹介資料と自分専用にカスタマイズできる比較表を用意しました。情報の整理にぜひご活用ください。

⇒ 【比較表つき】AI-OCRの資料をダウンロード（無料）

アンケートで見る！ユーザーが重視しているポイント

スマートキャンプ株式会社がAI-OCRの導入に携わった方へ重視していた選定ポイントを尋ねた^※ところ、最多は「料金・導入/運用コスト」716人、次いで「業界シェア」332人、「導入実績」273人、「口コミ・評判」241人、「操作性の良さ」232人でした。

※調査概要：インターネット調査にてAI-OCRの導入に携わった全国20〜60代の男女1,140人へ実施。スクリーニング期間は2025年1月14日〜15日、本調査の期間は2025年3月10日〜14日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある

AI-OCR選びで最も重視されているのは「料金・導入/運用コスト」で、なるべく低コストで導入したいニーズが高いようです。

料金だけでなく、業界でのシェアや導入実績、他のユーザーの評判も参考になります。これらの情報を総合的に見て、自社に合ったツールを探してみましょう。

データ入力作業の効率をアップ

紙の書類や手書き文書の処理は、多くの企業にとって大きな負担となっています。例えば、請求書の処理は1枚あたり数分かかることもあり、月に数千枚を扱う企業では膨大な時間と労力を要します。また、手書き文字の判読ミスや入力ミス、書類の紛失リスクなども発生する可能性があります。

そんな負担やミスを軽減させられるのがAI-OCR。ツールを導入して、データ入力作業をもっとラクにしちゃいましょう。

ツール選定で失敗しないためには、各ツールの情報収集を念入りに行い、料金や機能、特徴を比較することが重要です。まずは、これまで紹介した選び方を参考に、『比較表』を使って自社に合うツールを絞り込んでみましょう。