Domoは、社内に散在するデータを集約し可視化できるクラウド型BIプラットフォームです。データの接続から保存・加工、ダッシュボードでの可視化、そして共有までをひとつの基盤に統合し、経営層からマネージャー、現場担当者まで役職や部門を問わず全社でデータを活用する運用を想定して設計されています。
プログラミングやSQLの専門知識がないビジネスユーザーでも扱えるノーコード・ローコード志向のため、情報システム部門への依頼を待たずに担当者自身が必要な指標を確認できる環境を整えます。売上や在庫、マーケティングなど部門ごとに分断されがちな数値を横断的につなぎ、リアルタイムに近い状態で全社の状況を把握する体制づくりをサポートします。
表計算ソフトへ手作業で数字を集める運用から脱し、同じ画面を見ながら判断する土台を築けます。データドリブンな意思決定を全社に根づかせたい成長企業や、複数のシステムに情報が点在する組織に向いた基盤です。
1,000種以上のコネクターで多様なデータを集約(※)
Domoは幅広いクラウドサービスやオンプレミスのデータベース、Excelファイルなど多様なデータソースへの接続に対応しています。あらかじめ用意された多数のコネクターを選ぶ形で外部サービスとつなげられるため、個別に連携プログラムを開発しなくてもデータを取り込めます。
オンプレミス環境のデータについても専用ツールを介して安全に取り込む仕組みを備えており、社内外に分散した情報を一つの基盤へ集約できます。取り込んだデータは標準搭載のデータウェアハウスに保存され、量の多いデータでも高速に処理する構成です。部門ごとに別々のツールで管理されてきた数値を同じ場所へ束ねることで、集計のたびに複数のファイルを手作業でつなぎ合わせる負担を軽くし、全社が共通の指標を見る土台づくりをサポートします。
どのデータが最新なのかがあいまいになりがちな状況を整理し、判断のもとになる情報源を一本化できる点が、複数システムを併用する組織にとっての利点です。情報を一元化したい組織の運用をスムーズにします。
※出典:Domo公式HP(2026年7月12日閲覧)
Domoは取り込んだデータの加工から可視化までをGUI中心の操作で進められる設計です。データのクレンジングや変換、加工は「Magic ETL」と呼ばれるGUIベースのツールで組み立てられ、SQLの記述に不慣れな担当者でも処理の流れを画面上で視覚的に構成できます。
可視化では多彩なチャート形式が用意されており、目的に合わせてグラフやダッシュボードを直感的な操作で作成できます。作成したダッシュボードはパソコンだけでなくモバイル端末でも同じように閲覧でき、外出先や移動中でも最新の数値を確認できます。専門部門に依頼せず現場の担当者が自らデータを整えて図表に落とし込めるため、見たい切り口での分析を素早く形にする運用につながります。
分析のたびに情報システム部門へ依頼して待つ流れを見直せるので、思いついた仮説をその場で検証しながら業務を進める働き方に近づけます。プログラミング経験を前提にしない設計が、社内でデータを扱える人を増やし活用の裾野を広げることをサポートします。
Domoは可視化したデータを見るだけで終わらせず、気づきを行動へ移すための共有機能を備えています。あらかじめ条件を設定しておくとアラートで変化を知らせるため、確認したい数値の動きをいち早く把握でき、対応が必要な場面を見逃しにくい体制を整えます。
ダッシュボード上のデータに対してチャットで意見を交わせる機能もあり、数値を見ながらそのまま関係者と議論を進められます。注釈を残す機能を使えば、なぜその変化が起きたのかという背景情報をデータに紐づけて共有でき、担当者が入れ替わっても判断の文脈を引き継げます。
数値の共有を口頭や別のメールでやり取りする手間を減らし、同じ画面を見ながら会話する運用に切り替えることで、部門をまたいだ連携をスムーズにします。指標の確認と対話が同じ場所で完結するため、報告のための資料づくりに費やしていた時間を本来の分析へ振り向けやすくします。データを起点に組織全体で素早く判断し動く体制づくりをサポートします。