「データ構造化ソリューション『DX-laei』」(ディーエックス レイ)(以下、DX-laei)は、AIエージェントやRAG(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成)の業務活用において課題となる「回答精度の低さ」や
「利用者にプロンプト知識が求められる」といった運用上の問題に対し、日本語に特化した自然言語処理技術でアプローチします。
DX-laeiは、ドキュメントの構造化処理に加え、ユーザーの質問意図を意味的に再構成し、最適な検索クエリへ変換する機能を備えています。これにより、
生成AIの精度を左右する“質問の入力精度”と“検索対象の整備”の両面から、RAGやAIエージェントの回答品質を向上させます。
ドキュメント・質問文の両方を構造化。RAGの検索精度を向上させるAPIサービス
近年、生成AIの業務活用が進む中、RAGの導入が進む一方で広がっています。
しかし、業務現場では「必要な情報にたどり着けない」「プロンプトの知識が必要」といった運用上の課題が顕在化しており、生成AIの精度と実用性を左右する“前処理の整備”が、今後の鍵を握る要素として注目されています。
DX-laeiは、日本語に特化した自然言語処理技術を活用し、非構造データに対する「文書構造化」「検索クエリ生成」「アノテーション」の3つの機能をAPIとして提供。既存の業務環境に組み込みやすく、柔軟な導入が可能です。
ILUは、日本語とAIの融合によって業務効率化と知識活用を推進する「日本語DX」の実現に取り組んでおり、DX-laeiはその中核を担うソリューションです。
ILUは、徳島大学・青江研究室を前身とし、40年(※)にわたって日本語の自然言語処理技術の研究・実用化を行ってきました。1,300万語(※)の語彙と663億(※)の表現パターンを収録した大規模言語データベースを保有し、生成AI以前から、多様な日本語処理ソリューションの開発・提供を継続しています。
※出典:株式会社言語理解研究所公式HP(2025年6月2日閲覧)