クリプト便は、機密情報を安全にやり取りできるファイル転送・共有サービスです。認証と通信・保管の暗号化を組み合わせ、社外の取引先とも容量の大きなファイルを受け渡せる環境を整えます。
個人情報や取引データを日常的に外部とやり取りする金融や保険、医療といった分野の情報システム部門・セキュリティ管理部門、そして委託先とのファイル授受が多い事業部門の担当者を想定しています。サーバは国内の自社データセンターに設置され、第三者による認証を取得した運用体制のもとで提供されるため、監査部門や取引先への説明資料をそろえやすくします。メールの添付運用から切り替える場面でも、Webメールに近い画面構成のため教育にかかる手間を抑えた展開をサポートします。
承認や送信先の限定といった統制の機能は用途ごとに組み合わせられるため、部署によって求められる管理水準が異なる組織でも、ひとつの基盤に運用をまとめられます。長く金融分野の要件に向き合ってきた設計思想が、機能の細かさに表れた構成。
※出典:クリプト便公式HP(2026年09月27日閲覧)
日々のファイル授受をメールに近い感覚で扱える操作画面を備え、宛先の指定と本文の入力、ファイルの添付という手順だけで送信が完了します。送信の方式は二つ用意されており、事前登録のない相手ともやり取りできるオープン送信と、登録済みユーザー同士に限定するクローズド送信を、情報の機微度に応じて選び分けられます。
一通あたりに複数のファイルをまとめて添付でき、容量の大きな設計データや動画素材も分割せずに送れるため、外部ストレージや記録媒体の郵送を併用していた運用を一本化しやすくします。送信前に上長が内容を確かめる事前承認、送信後に記録を確認する事後承認も設定でき、部門ごとの統制レベルに合わせた運用ができます。
受け渡しの履歴はシステム上に残るため、誰がいつ何を送受信したのかを後から追跡でき、監査対応や社内調査にかかる負担を抑えることにつながります。やり取りの手順を大きく変えないまま統制を効かせるという考え方が根底にあり、利用部門への説明や社内への定着にかかる工数を抑えた導入をサポートします。
※出典:クリプト便公式HP(2026年09月27日閲覧)
複数人が同じ場所にファイルを置いて取り出す、共有フォルダのような使い方にも対応し、プロジェクト単位や取引先単位で置き場を分けた運用ができます。
権限は社内向けと社外向けで細かく分けられ、すべてのファイルを取得・登録・更新・削除できる権限から、自分がアップロードしたファイルだけを操作できる権限、取得のみに絞った権限まで割り当てられます。社外のユーザー同士はお互いを認識しない設計のため、同じ置き場を複数の取引先と併用しても、関係先の存在が外部に伝わることはありません。
アップロード時に権限を持つ担当者が内容を確かめる承認の仕組みも用意され、公開前のチェックを挟んだ運用が可能です。最終アクセス日や登録日を起点に、指定した日数でごみ箱へ自動的に移す設定もでき、放置されたファイルが残り続ける状態を防ぎます。
削除の前には通知メールが送られ、必要なファイルの取り違えを避ける運用をサポートします。取引先ごとに担当者が入れ替わる現場でも、権限の付け替えだけで受け渡しを続けられます。
※出典:クリプト便公式HP(2026年09月27日閲覧)
運用の実態に合わせて機能を足せる点も特徴で、メール連携のオプションでは、送信者が普段どおりメールにファイルを添付するだけで、添付分が自動的に切り離され、安全な経路で相手に届きます。
パスワード付きZIPに頼った運用から離れたい組織が、現場の操作手順を変えないまま移行できる設計です。システム間の連携を自動で回したい場合は、APIを利用する専用のコマンドツールを使い、請求書や名簿の一斉配信、外部からのファイル回収を人手を介さずに処理できます。
取得漏れや宛先の取り違えといった人為的なミスが起きにくい仕組みで、定型業務の自動化につながります。アクセス制御の面では、IDとパスワードに端末へ導入した証明書を組み合わせる二要素の認証や、業務端末以外からの接続を遮る制限を、利用者の単位で有効にできます。証明書の発行や失効の手続きは提供元が担うため、管理者の作業を増やさずに統制を強めることが可能になります。
標準の機能に段階的に追加できる構成のため、必要な統制の水準が取引の内容によって変わる場合にも利用しやすいです。
※出典:クリプト便公式HP(2026年09月27日閲覧)