microCMSとは
(BOXIL編集部/責任編集)
microCMSは、APIベースの国産ヘッドレスCMSです。サーバー構築やCMS開発が不要で、サインアップ後にすぐに利用を開始できます。
少ない開発工数で、現有のWebサイトやモバイルアプリの任意の部分のみCMS化できるのも特徴です。そのため、段階的な導入にも柔軟に対応できます。
また、データ入稿用の管理画面が自動生成されるため、専門知識がなくても簡単に情報を発信可能です。直感的に操作できる管理画面には、予約公開や編集履歴、プレビューなど、実務を支える機能が豊富に備わっています。コンテンツはAPI経由で配信されるため、Reactをはじめとする最新フレームワークとの連携にも対応しており、静的サイト構成による高速・安全な環境を実現できます。
こうした仕組みにより、開発・運用コストを大きく削減し、現場担当者とIT部門両方の負担を軽減しながらWebサイト運用の生産性を大幅に向上できるのがメリットです。
microCMSのおすすめポイント
ポイント1
直感的な管理画面でノーコード運用
microCMSは、日本の商習慣に合わせた使いやすい管理画面を備えており、専門知識がなくても直感的に操作できるのが特徴です。ヘッドレスCMS特有の複雑な設定項目は権限設定により非表示化できるため、非エンジニアでも迷わず操作できます。
予約公開で指定日時に自動公開でき、編集履歴で過去の変更も一覧・復元可能です。公開前にはプレビュー機能で実際の画面を確認でき、誤更新を防止します。
また、自由に権限ロールを設定できるため、外部パートナーへの入稿権限付与や承認フローの構築も可能で、運用体制をニーズに合わせて整えられます。これらの機能を活用すれば、現場担当者自らがスピーディーにコンテンツを運用できるでしょう。
ポイント2
柔軟なデータ設計と高速配信
microCMSでは、コンテンツのデータ項目は自由に組み合わせられ、オウンドメディアやECサイト、ランディングページなど、あらゆる分野の要件に対応できるのが特徴です。コンテンツ作成後でも項目の追加や変更を自由に行えるので、機能拡張や修正時にも追加開発をせずに済みます。
microCMSは、API経由でデータを操作する構造を採用しています。そのため、既存システムとの連携や、複数のWebサイト・モバイルアプリへのコンテンツ配信も容易に実現できるでしょう。
さらに、画像の自動リサイズや条件指定による柔軟な検索など、多彩な機能で開発者の高度な要望にも応えられます。「Jamstack」と呼ばれる最新の静的サイト技術とも親和性が高く、高速かつセキュアなWebサイト運用を実現できるのも利点です。
ポイント3
インフラ管理不要で開発効率化
microCMSはクラウドサービスとして提供されているため、コンテンツ管理用のサーバーの構築やCMSの自作が不要なのも特徴です。サインアップ後、すぐに利用開始でき、バージョンアップデートやセキュリティ対策もサービス側で実行されるため、運用管理に手間がかかりません。プラグインの更新やセキュリティパッチ適用の手間もかからずに済みます。
セキュリティ面では、多要素認証やIP制限、監査ログなどの機能を備え、ISO 27001認証も取得するなど、安全性も万全です。
Enterpriseプランでは専任担当者によるプレミアムサポートも利用可能で、大規模なWebサイトでも安心して運用できます。
※BOXIL編集部調査情報
microCMSの料金/プラン
無料プラン:あり
無料トライアル:あり
- 0円/月
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
ー
- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
- ・個人の小規模なプロジェクト向け
Hobby
- 4,900円/月
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
ー
- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
- ・チームの小規模なプロジェクト向け
Team
- 75,000円/月
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
ー
- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
- ・標準的なプロジェクト向け
Business
ー
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
ー
- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
- ・大規模や重要度の高いプロジェクト向け ・詳細は要問い合わせ
Enterprise
※BOXIL編集部調査情報
microCMSの機能/仕様
| 導入形態 | クラウド | 対応言語 | 日本語 / 英語 |
|---|---|---|---|
| OS | Windows / Mac / Linux | スマートフォンのブラウザ対応 | |
| iOSアプリ | Androidアプリ |
| API連携 |
|---|
| SOC | — | ISO | ISO/IEC 27001 |
|---|---|---|---|
| プライバシーマーク | — | そのほかセキュリティ認証・内部統制 | — |
| メール | チャット | ||
|---|---|---|---|
| 電話 | — |
| ドラッグ&ドロップエディター | — | HTML・CSS編集機能 | — |
|---|---|---|---|
| EC用機能 | — | ブログ | |
| 独自ドメイン取得 | — | レスポンシブ対応(多デバイス対応) | — |
| アクセス解析 | — |
※BOXIL編集部調査情報
microCMSの連携サービス
microCMSの導入効果
工数90%削減、300店舗が自力でコンテンツ更新(※)
遠州鉄道株式会社では、WebサイトごとにCMSやインフラ環境が統一されておらず、スクラッチ開発に多大な工数を要していました。そこで、グループ内の約20サイトをmicroCMSで統一管理したところ、Webサイトリニューアル時の開発工数を従来比10分の1程度削減することに成功しています(※)。 その結果、Webサイト運用の効率化が進み、約300店舗が自らコンテンツを更新できる体制を構築し、ニュース記事から店頭デジタルサイネージへの自動連携を実現できたのもポイントです。また、残る約30サイトも順次microCMSへ移行予定で、統一基盤の構築へと積極的に取り組んでいます。 ※出典:microCMS公式HP 導入事例インタビュー(2025年9月19日閲覧)
※サービス提供会社掲載情報
microCMSの導入企業(順不同)
- 株式会社SCRAP
- 株式会社KINTO
- 株式会社ヤマハミュージックジャパン
- 株式会社中日新聞社
- Glossom株式会社
- ディップ株式会社
- Webクリエイターボックス株式会社
- 株式会社カインズ
- 株式会社IVRy
- 株式会社コロプラ
- 株式会社ミルボン
- フラー株式会社
- 遠州鉄道株式会社
※BOXIL編集部調査情報
microCMSの画面/UI
サービスイメージ
※サービス提供会社掲載情報
microCMSの口コミ・評判
口コミサマリー
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