
Azure Web Apps
Azure Web Appsの料金・機能・導入事例
BOXIL編集部が調査・作成
Azure Web Appsとは
日本マイクロソフトが提供するAzure Web Appsは、PHPやPython、Javaなどの言語でWebアプリケーションやAPIを簡単に構築、デプロイ、管理できるPaaSです。Microsoft Azureには、「Azure App Service」と呼ばれるPaaSがあり、Web Apps/API Apps/モバイルバックエンドなどを同一基盤上で利用できます。そのなかでも、WebサイトやWebアプリケーションをホスティングするためのサービスが、「Azure Web Apps」と呼ばれています。
Azure Web Appsを利用すれば、クラウド上でWebアプリケーションを迅速に構築・デプロイできるのが特徴です。インフラやOSの管理を気にせず、アプリの開発に集中できるのは大きなメリットです。他にも、GitHubやDevOpsなどのツールと連携して、継続的なデプロイやテストを自動化したり、Dockerコンテナを利用して、任意のアプリを動かしたりできます。
これらの機能は、WebアプリやAPIの開発と運用を簡単にしたい企業や、クラウドのメリットを享受したい企業におすすめです。
また、需要に応じた自動スケーリングや負荷分散、自動修正などで、アプリのパフォーマンスと可用性を向上させるだけでなく、アプリのダウンや遅延などの問題を発見し、原因や対処方法を簡単に調べられます。
Azure Web Appsのおすすめポイント
ポイント1
インフラ管理不要で開発に集中できる
Azure Web Appsの大きな特徴は、インフラ管理から解放されるフルマネージドサービスである点です。サーバーやOSの設定、パッチ適用といった運用管理はMicrosoft Azure側で自動処理されるため、システム管理の負担を大幅に軽減できます。サーバー障害時の復旧作業や深夜の増設対応などもMicrosoft Azure側である程度対応してくれるため、これも担当者の負担軽減につながります。
こうした仕組みにより、自社でサーバーを維持する場合に比べて運用コストが削減され、IT部門のリソース効率化にも直結します。また、開発者はハードウェアや環境構築を気にせずコーディングに専念できるため、プロダクト開発の生産性向上にも寄与します。
ポイント2
多言語対応と柔軟な実行環境
Azure Web Appsは、幅広いプログラミング言語やフレームワークに対応している点も魅力です。JavaやPython、PHPなど、多様な環境でWebアプリケーションを実行でき、コンテナ化したWebアプリケーションのデプロイにも対応しています。
WindowsおよびLinuxの両OS上でWebアプリケーションを稼働できる柔軟性を備えており、既存システムの移行やマルチプラットフォーム展開にも対応可能です。Linuxサーバー上で運用していたWebシステムであっても、多くは大きな改修をせずMicrosoft Azure上に移行できるため、クラウド移行のハードルを下げられます。
このような高い対応力により、慣れ親しんだ技術スタックをそのまま活用できる点が強みです。
ポイント3
充実したセキュリティ機能が標準搭載
Azure Web Appsは、高可用性とセキュリティ面でも充実した機能が提供されています。Microsoft Azureの分散インフラによりサービスが冗長化され、予期せぬ障害時でも、多くは自動フェイルオーバーによってWebアプリケーションの継続稼働が保証されます。高い稼働率を保証するSLAも用意されており、基幹業務システムに耐え得るレベルの信頼性を備えているのも強みです。
さらに、認証・認可を簡単に実装できるEasy Authや自動パッチ適用など、高度なセキュリティ機能が標準搭載されており、コンプライアンス要件にも対応できます。
Azure AD(現:Microsoft Entra ID)やOAuth/OIDCプロバイダーと連携したシングルサインオンをコードを書かずに実現できるため、Webアプリケーションごとに個別の認証システムを開発する必要がありません。
※BOXIL編集部調査情報
Azure Web Appsの料金/プラン
無料プラン:あり
無料トライアル:あり
- 0円
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
ー
- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
Free(F1)
ー
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
ー
- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
- ・月額9.49ドル
Shared(D1)
ー
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
ー
- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
- ・月額54.75ドル
Basic(B1)
ー
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
ー
- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
- ・月額109.50ドル
Basic(B2)
ー
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
ー
- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
- ・月額219ドル
Basic(B3)
ー
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
ー
- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
- ・月額122.275ドル
Premium v3(P0v3)
ー
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
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- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
- ・月額244.55ドル
Premium v3(P1v3)
ー
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
ー
- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
- ・月額270.10ドル
Premium v3(P1mv3)
ー
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
ー
- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
- ・月額489.10ドル
Premium v3(P2v3)
ー
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
ー
- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
- ・月額540.20ドル
Premium v3(P2mv3)
ー
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
ー
- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
- ・月額978.20ドル
Premium v3(P3v3)
ー
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
ー
- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
- ・月額1,080.40ドル
Premium v3(P3mv3)
ー
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
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- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
- ・月額2,160.80ドル
Premium v3(P4mv3)
ー
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
ー
- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
- ・月額4,321.60ドル
Premium v3(P5mv3)
ー
- 月額/ユーザー
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- 初期費用
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- 利用人数
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- 最低利用期間
ー
- ・月額102.930ドル
Premium v4(P0v4)
ー
- 月額/ユーザー
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- 初期費用
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- 利用人数
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- 最低利用期間
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- ・月額205.860ドル
Premium v4(P1v4)
※BOXIL編集部調査情報
Azure Web Appsの機能/仕様
| 導入形態 | クラウド | 対応言語 | 英語 / 中国語 / オランダ語 / フランス語 / ドイツ語 / チェコ語 / イタリア語 / 日本語 / 韓国語 / ポルトガル語 / スペイン語 / スウェーデン語 / ロシア語 / ほか多数の言語 |
|---|---|---|---|
| OS | Windows / Linux | スマートフォンのブラウザ対応 | — |
| iOSアプリ | — | Androidアプリ | — |
| API連携 |
|---|
| SOC | — | ISO | — |
|---|---|---|---|
| プライバシーマーク | — | そのほかセキュリティ認証・内部統制 | — |
| メール | チャット | ||
|---|---|---|---|
| 電話 |
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