AI-OCRによる高精度なデータ化と後加工を最小限にする設定

【導入前の課題】 弊社は、海外からの商品を輸入・卸・販売する事業を展開しています。 オーダー内容とインボイス、納品書との間に差異が生じることが多く、それを人の目でマーカーや定規を使って突き合わせる作業が発生していました。 この作業は非常に手間がかかるうえ、人的ミスを完全には防ぎきれず、結果として在庫数にずれが生じるリスクがありました。 在庫差異は、お客様からの注文に対して「実際は在庫がなかった」という重大なトラブルにつながるため、大きな課題となっていました。 【導入後の効果】 RECERQA Scanを導入したことで、受領したインボイスや納品書を高精度で自動的にデータ化・突合できるようになり、大幅な業務効率化とミスの削減を実現しました。 特に、紙面の傾きや汚れ、天地の逆転、小さく折りたたまれた状態などの書類であっても正確に読み取れる点が非常に頼もしく、安心して利用しています。 OCR処理後のデータをCSVで出力できるため、他業務にも柔軟に展開できています。現在では、パンフレットの誤脱確認、通関証明書や車検証、見積書など多様な書類にも活用しており、今後もさらに利用範囲を拡大する予定です。